sakasaさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ヘルドッグス(2022年製作の映画)

3.6

岡田さんのアクションの安心感たるや。
銃を奪い取るさりげないアクションひとつでも惚れ惚れする。
坂口健太郎くんのお芝居ってしっかり見たの初めてだったけど、爽やか系とは裏腹にこういう狂気じみた役似合うの
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

4.3

やっぱりコイツら大好き。
そして毎度泣かされる。

やっぱりジェームズ・ガン以外に考えられない。世界観×キャラクター×センスの掛け算が毎度素晴らしい。

vol.3はMCUで1番好きなキャラ、ロケット
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.5

密室群像劇が好きなので設定は大好物。
キャラも個性的だしブラピは何歳になっても渋くてカッコいい。
真田広之さんもさすがの貫禄。

そして舞台が日本ということで親近感もありつつ、"創作物の中のTHE日本
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見えない目撃者(2019年製作の映画)

3.7

実際に似たような事件をテレビやネットニュースで断片的に聞くだけでも痛々しいのに、創作物だとしてもこうやって全体を把握しながら事件を知るのは、もっと胸に刺さるものがある。

所々警察の出来無さと、一般人
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名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)(2023年製作の映画)

4.0

歴代映画作品の中でもわりと上位に入るぐらい好きだった!

言いたいことあり過ぎて上手く文章化できないけど、やっぱり黒の組織絡むとおもしろくなる。
ちょっと詰め込んだ感あったけど、それがドキドキハラハラ
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コンフィデンスマンJP 英雄編(2022年製作の映画)

3.6

毎回どんでん返しがある前提で進むストーリー。
古沢良太さんもハードルが上がって大変だろうに...という心配をよそに今回も二転三転しながらどんどん進んでいく。

なんとなーく途中からツチノコの予想ができ
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ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

2.8

最初のワクワク感だけ。
あれだけヒットしてたからちょっと楽しみにしてたのに最後まで楽しくなかった。

どちらかというとAdoと彼女の歌を起用することに注力を注いでいるように感じて肝心のONEPIECE
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クーリエ:最高機密の運び屋(2020年製作の映画)

3.8

キューバ危機に東西冷戦。改めて世界史の復習をするきっかけになった。

民間人でここまでリスク背負って命賭けられるのすごすぎる。そしてこれが実話ベースという良くも悪くも慄く事実。
日常に恐怖や不安が静か
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前科者(2022年製作の映画)

3.8

保護観察官は知っていたけど保護司という存在と職務内容を初めて知った。
それだけでも観る価値あった。

そして森田剛の演技はやはり痺れる。
それに対峙する弟役、若葉竜也。
布陣が素晴らしすぎた。
ほかも
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

3.7

とりあえず鈴木亮平が怖すぎたので優しい役をやってる鈴木亮平の作品を観よう。笑

前作は組織の抗争がメインでヤクザ内の相関図に警察も絡んでるっていうところがおもしろかったけど、今回はとにかく復讐、復讐!
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PLAN 75(2022年製作の映画)

3.8

"考えさせられる"というより"考えざるを得ない"という気持ち。

全体的に明度が低く、言葉数も少ないので説明的な感じはない。
だからこそ、時折り描写される日常の中のちょっとした衝撃が鈍痛のように脳裏に
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マスカレード・ナイト(2021年製作の映画)

3.3

前作を観てしまってるので特に目新しさもなく及第点といったところかな...

前作のほうが好きなキャストが多かったのと1作目という新鮮さもあってまだ楽しめたけど、やっぱり展開とか犯人とか読めちゃうところ
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孤狼の血(2018年製作の映画)

3.7

白石監督の作品は覚悟して観ないと精神的にくることが多いけど、こちらも初っ端から目を背けたくなるシーン。
昭和×広島のヤクザって文字の組み合わせからして怖い、、笑

ベテランから中堅まで名優揃い。演技の
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

4.0

ヤクザ映画はこれまで沢山あったと思うけど、この切り口の描き方は稀な気がする。

まず1999年/2005年/2019年で3章に分けたことで、時代の流れと話の流れを綺麗に最後まで運べる構成になっていてめ
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ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

3.8

こういったお仕事映画とか舞台裏のお話が大好物でして、案の定好きな作品の仲間入り。
少しドキュメンタリーを観ているかのような感覚。

アニメ制作の現場は過酷というのは知識として頭には入っていたけど、改め
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今日から俺は!! 劇場版(2020年製作の映画)

3.3

実写ドラマもアニメもちょっと見たことある程度。
最低限の相関図さえ頭に入っていれば気軽にサクッと見れてザ・福田組って感じのノリを味わえる。

最後の抗争で三橋と伊藤が良いとこ取りしてる割りには存在感が
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東京リベンジャーズ(2021年製作の映画)

3.6

なんかこの感じ、自分たちの世代が高校生の時にクローズの実写で盛り上がってた頃を思い出す。

旬の若手俳優が集結してるけど、ただ集めましたってわけじゃなく、ちゃんとみんな実力ある方たちだから演技のぶつか
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.5

オープニングかっこよすぎて鳥肌!
そこからずっと鳥肌シーン連発で息するタイミング見失うぐらい。
演出とかカット割りも音もリアリティあって試合の臨場感も含めて3次元の試合観てるんかってぐらい熱入ってしま
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ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

3.8

前作が良かったので楽しみにしてた2作目!

パンデミックをもろに反映した設定でリアルな感じもありつつ、セレブリティな孤島を舞台に豪華俳優陣たちが共演。
エドワード・ノートンどんなジャンルの役やらせても
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ディオールと私(2014年製作の映画)

4.0

ラフ・シモンズがDIORに就任して初めてのコレクションを追ったドキュメンタリー。
しかもラフにとっては初めてのクチュール。
久しぶりに観るドキュメンタリーとしてこれを選んでよかったし、一応ファッション
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スクール・フォー・グッド・アンド・イービル(2022年製作の映画)

2.6

新作のニュースで面白そうな設定だなって思って観てみたけど拍子抜け...
たぶんティーン向けだろうから余計に合わなかったかな。

元々シャーリーズセロン様が目当てだったから、そこに関しては最高でした。
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ゴースト・ドッグ(1999年製作の映画)

3.8

サブタイトルが"THE WAY OF THE SAMRAI"なのが何かかっけえ...

刀やちょんまげなどサムライの見てくれではなく精神、いわゆる武士道を極めようとする男のお話。

日本人である私です
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ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

3.7

余計な事せずシンプルな続編!

リブート版の女性たちが主役なのもよかったけど、今回は子どもたちメインでグーニーズなどに近いものを感じた。

リアルタイムで観てた方たちには嬉しくなるポイントが多かったの
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エノーラ・ホームズの事件簿2(2022年製作の映画)

3.8

前作より格段に良い。

まずミステリー要素が濃くなっていてストーリーそのものがおもしろかった。
この辺りの時代のイギリスを描くとなるとやはり階級社会や女性の労働問題などが多くなりがち。最後の工場のシー
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ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

4.3

初っ端から涙腺との戦い。何度か波がきたけど最後で崩壊。
あの演出はズルい。おまけにあんなサプライズもあったし。

ブラックパンサーはMCUの中でも特に好きな世界観なので今回も大満足。
ワカンダの風景と
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

4.0

静かに強く燃える作品だった。

たぶんこの例え方は失礼だと思うけれど、わかりやすく言うと「君の名前で僕を呼んで」の女性ver.といったところだろうか。

最初は少し退屈に思えるけれど、2人の感情が少し
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花様年華(2000年製作の映画)

4.0

"どっちが誘ったにしろ、もう始まっている"
これ考えた人スゴい...的確かつ核心過ぎ。

不倫や浮気の定義は人によって異なると思うけど、気持ちの矢印が別の方に動いてしまったのなら、それはもう始まってし
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欲望の翼(1990年製作の映画)

3.6

芸術写真のような場面の切り取り方や色使い、ヨディのおしゃれな口説き文句に警察官の大人な優しさ、女性たちの汗ばむ肌。どれを取っても全部色っぽい。
なのに1人1人が人生の虚しさや嫉妬心を抱えて生きてる。
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パプリカ(2006年製作の映画)

3.8

まさに摩訶不思議という言葉がぴったり。

実写化するということで久しぶりに観たけどやっぱりすごい。
原作者の筒井先生はもちろん、映像化した今敏監督、世界観を増強する平沢進の楽曲。どれも絶妙なバランス。
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.0

ドゥニヴィルヌーヴ監督の世界観が本当にこの作品の世界観とマッチしてる。
洗練された"静"と内面に響く"動"の感じが堪らない。そしてその世界観を底上げをしてるのは間違いなくハンスジマーの音楽。

そして
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タリーと私の秘密の時間(2018年製作の映画)

3.6

シャーリーズセロンの役者魂が凄過ぎる。

私は育児をしたことがないから共感するには経験が足りないのだけど前半の描写はかなりリアルなのでは...
終盤が思ったより急展開でびっくりしたけどなるべく多くの人
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ビリーブ 未来への大逆転(2018年製作の映画)

3.9

彼女の聡明さとタフさは本当に尊敬する。ここまで根気強くやっていけたのは色んな理由があると思うけど、根底には彼女が何かとマイノリティ側に属しているっていうのもあるのかな。

そしてフェリシティのスタイリ
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EMMA エマ(2020年製作の映画)

3.6

オープニングからアニャも映像もファッションもかわいすぎて眼福。

EMMAのキャラクターは美人に寄りすぎてるとキツい印象になるし、童顔系の可愛さが強いと親近感が出過ぎる。アニャはちょうど中間でまさにハ
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女と男の観覧車(2017年製作の映画)

3.8

もうケイト・ウィンスレット様に釘付け。とくに後半の後半、特別激しいシーンでもないのに生々しくてドラマチックで、ただただ圧倒されてしまった。

舞台は50年代のコニーアイランド。
もうこれだけで好き。い
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メン・イン・ブラック:インターナショナル(2019年製作の映画)

3.2

大好きなMIB!
小さい頃何回も観て大人になってもやっぱり観て、どんな感じなんだろうと恐る恐る再生。

まあ良くはないけど悪いわけでもないというか...
MIBじゃなかったら、よくある「vs地球外生命
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.0

キャリー・マリガン主演でずっと気になってたけど期待以上の演技力と存在感。
美人だけど相手に距離を取らせない幼気な雰囲気とヴィジュアルとは裏腹に少し低いミステリアスな声質。このバランスの危うさが彼女にピ
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