桜子さんの映画レビュー・感想・評価

桜子

桜子

search/サーチ(2018年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

SNSの怖さを再確認した作品でした。
終始、PC画面だけで話が展開していくが退屈しない構成になっている。

娘は死んだことになり犯人も見つかって「えっ?こんな終わり方なの?」と拍子抜け。
モヤッとしな
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白鳥(2023年製作の映画)

3.0

かなりダークな短編。
なのにシュールな映像のせいで滑稽に見えてしまう。
エンドロールに実話だと書かれていて、作り話でもなくこんな非道なことを出来る子供がいることが更に怖い。

流浪の月(2022年製作の映画)

1.5

このレビューはネタバレを含みます

幼少時、ロリコン男に危うく連れ去られそうになった過去を持つ自分としては、余り共感できない映画だった。
ロリコンを美化しただけにしか思えなくて、終盤のケチャップのシーンには嫌悪感。

ただ松坂桃李演じる
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リプリー(1999年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

太陽がいっぱいのリメイクかなと思ったけど、調べてみたら原作に忠実なのはこちらと言う。
残念ながら原作は読んでいない。
なのでどうしても前作との比較になってしまうが、こちらの方がディッキーを殺害し、彼に
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“あれ”がいる廃墟(2017年製作の映画)

1.2

このレビューはネタバレを含みます

怖い物見たさで鑑賞。
中盤くらいまではドキドキしながら観ていたけど、途中から「あれ?思ってたのと違う?」
ラストで白けた。
殺人鬼は死刑になった囚人の幽霊ではなく、殺し目的で潜んでいる人間でもない。
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コンプライアンス 服従の心理(2012年製作の映画)

3.0

タイトルが気になって予備知識なしに観た。
気分、悪すぎ。
後で調べたが、この話の元となった事件があるらしい。
1992年から10年以上にわたりアメリカの30州で70件以上起きていた実話だ。
けど70件
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太陽がいっぱい(1960年製作の映画)

3.0

アラン・ドロンの魅力ありきの作品に思えた。
完全犯罪と言うが、素人の私から観ても杜撰な計画。
自分で切れ者とか言っていたが、こいつ、馬鹿じゃね?って何度も思ってしまった。

私は腐女子ではないけど、ト
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レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)

2.0

全台詞が歌。
小説は読んだのでストーリーは把握しているが、正直、めちゃくちゃしんどかった。

スケールも大きいし、豪華俳優陣が魅力的だったが、とにかく全部が歌なので、実際でも長い映画だが、その倍くらい
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M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.0

chatGPTなどのAIの進化を見ていると、ミーガンの暴走のようなことが、いつか現実に起きてしまうのではと言う怖さがあります。
罪悪感や相手の傷みを理解することが欠如しているため、その暴走ぶりがエグい
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7500(2019年製作の映画)

3.5

ほぼコックピットだけで展開していく。
BGMもない。
静かに始まり、静かに終わる。
それがリアルな感じ。

結構、緊迫感はあった・・・はずなのに何か物足りない。
実際のハイジャック対策ってあんなに緩い
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.5

舞台は多分、(て言うか確実に)日本。
(品川とか京都とかの駅名が出てくるので間違いなく日本)
だけど日本であって日本でない、かと言って中国でも韓国でもない、不思議な世界。
西洋人が作った日本が舞台の映
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ホーム・スイート・ホーム・アローン(2021年製作の映画)

1.5

シリーズ物あるあるだけどやっぱりマコーレ・カルキンの第1話目がいちばん面白かった。
回を追うごとに笑えなくなってきて、この回に至っては「一応、シリーズだしなぁ」って感じで鑑賞。

今回の子供はやり過ぎ
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赤ちゃんのおでかけ(1994年製作の映画)

3.0

懐かしい〜👶🏻🍼🎀
随分、前にテレビで見たけどすっかり忘れていました。
Disney+で見つけたので再鑑賞。
2度目のはずなのにほとんど覚えてなかった。
でも楽しかった。
久しぶりに家族で声を上げて笑
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恋におちて(1984年製作の映画)

3.5

この不倫・・・された側の夫、妻は逆に絶対に許せなくなるかも。
「その方がもっと悪いわ」と男の妻。
わかる。

私は不倫ものが大嫌い。
けどこの映画に関しては出会う順番が逆だったらよかったのにと思ってし
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少年H(2012年製作の映画)

4.0

戦争を乗り越えた一家族の物語。
目線が少年だから余計に戦争に突っ走った日本の愚かさが際立って見える。

赤紙が来て、何がめでたい?
未来のあるはずの若者が死にに行くことが何で万歳なんだ?
抑圧された一
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神様のくれた赤ん坊(1979年製作の映画)

2.5

古い古〜い映画。
桃井かおりさんや渡瀬さんが若い頃の映画。
売れない女優役の桃井かおりの没になったセリフが最後生きてきます。
正直、面白いともあまり言えないけれど、見終わった後は何だかホッコリ。

アオラレ(2020年製作の映画)

3.0

WOWOWで放送したものを録画での視聴。
タイトルだけで予備知識なしに鑑賞しました。(タイトルで察しは着いたけど)
大抵、序盤で興味を持つかどうかでそのまま観るか止めるかを決めるのですが…、この映画は
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浅草キッド(2021年製作の映画)

4.0

改めて思った。
たけしさんってカッコいいなぁ。
漢気溢れる芸人さん。

師匠のセリフがいい。
笑われるんじゃねえ。笑わせるんだ。

柳楽優弥さんの演技力が凄まじく、現代を演じているときには特殊メイクの
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JUNK HEAD(2017年製作の映画)

-

映像、キャラの声、BGMの全てが苦手で、ゲロが出てきた所でリタイア。
最後まで観ることができませんでした。
…というかかなり序盤でリタイアしてしまいました。

映像が凄い。
ストーリーに関してはそう言
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地獄の花園(2021年製作の映画)

4.0

菜々緒さんのファンなので観ました。
コメディなのは知ってたけど前情報は殆どなしでの鑑賞。

ザクッと言うと会社での女たちの派閥争い。
社外にも広がり権力争いに主人公が巻き込まれる話。
…と言うとネチネ
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事故物件 恐い間取り(2020年製作の映画)

1.5

ホラーが大の苦手の私ですが芸人さんが体験した実話をもとに作ったというので気になって観ました。

ストーリーそのものは怖そうなんだけど、映像が全然、怖くなかった。
幽霊に変にCGを使いすぎ。
CG感がハ
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フォーン・ブース(2002年製作の映画)

3.5

舞台はたったひとつ。
街中のとあるフォーンブース。
そして始めから終わりまで殆どが電話をしているシーン。
本当なら退屈しそうなこのシチュエーションなのにドキドキハラハラ、目が離せない映画でした。
犯人
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83歳のやさしいスパイ(2020年製作の映画)

4.0

ご老人が主人公のほのぼの話に弱い私。
この映画も好きな作品の一つになりました。

タイトルに惹かれて何気なしに観たのですが、思いがけずに感動してしまいました。
奥さんを亡くされた83歳のご老人が第二の
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いくえにも。(2022年製作の映画)

3.5

訳あり家族の中に引っ越して来たばかりの隣人がズケズケと入り込み‥。
女の十字架を見て長男が何故か掻き乱される。

一度見ただけではちょっと分かりにくかった。
2度見てやっと隠された伏線などに気づいて、
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タワーリング・インフェルノ(1974年製作の映画)

4.0

大昔の映画。
だけど今、観ても楽しめる。
キャストが素晴らしい。
超高層ビル。
設計者の意見を無視して安い配線に勝手に変更したのが祟っての火災。
今でも聞く話だけど、こう言うクズ責任者っていつの時代に
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マシニスト(2004年製作の映画)

4.0

始終陰鬱で不気味な映像。
異様に痩せた主人公。
実は苦手な映画。
苦手なのに最後まで目が離せなかった。

自分は軽い睡眠障害があるので気になったのかもしれません。
重症になるとこんなにも危険なのだな‥
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HERO(2002年製作の映画)

2.5

うーん‥。
予備知識なしに観て予想外の内容だったので、かなりがっかり。
歴史物だと思って観始めたのですが、歴史物と言うよりはスケールの大きく派手なファンタジー&アクション映画でした。
それらが好きな方
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空白(2021年製作の映画)

3.5

重くて観ているのがしんどかった。

この映画、色々現代の闇を書いている。
万引き。
万引きに神経質になるが故の店の行き過ぎた行動。

悪質に歪めた報道をするマスコミ。
押し付けがましい行き過ぎたボラン
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大奥(2010年製作の映画)

3.5

な、なんじゃこりゃ…?💦
男女逆転。
そう言えば先日、鑑賞した「軽い男じゃないのよ」と言うNetflixの映画を思い出したけど、こちらの方がずっと先だったのですね。

でも柴咲コウさん演じる吉宗がかっ
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さくら(2020年製作の映画)

2.5

随分前に小説で読んで感動した作品。
小説では優しさを感じた作品だったのに映画は重いし、しんどくて、しかも妹の行動にすごくムカついた。
小説でも美貴は読んでいて気分が悪くなったけれど、映画ではそれが倍増
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ブレイブ 群青戦記(2021年製作の映画)

2.9

現代人が戦国時代にタイムスリップ。
昔からよくある設定だけど、戦国時代に行ったのは全員高校生。
信長が出てきて、家康が出てきてとか、歴史が変わっちゃいけないとか、どうやって帰れるかなど、色々有り触れた
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予告犯(2015年製作の映画)

3.8

予告してテロ行為を行う彼らの気持ちはわかるけどやっぱりやっちゃダメだよって思う。
観ている間はずっと陰鬱な気分だったけれど、結末を観て更に複雑な思いに駆られた。
人の為にそこまで出来るのか…。
と言う
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駅馬車(1939年製作の映画)

2.5

伊坂幸太郎の小説「モダンタイムス」の中に出てきていたので気になって鑑賞。
小説の中で佳代子が言ってたアパッチ側の視点で見たら襲撃する理由がちゃんとあるって考えられる。
昔の作品だから仕方がないのだけれ
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はなちゃんのみそ汁(2015年製作の映画)

4.0

実話だそうです。
どんな思いで母親は小さな娘に厳しく料理を教えたのだろう。
自分で子供の成長を確認できない辛さを思うと自然と泣けてくる。
子供を甘やかしわがまま放題、好きにさせてあげたら子供は楽しいだ
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ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -(2019年製作の映画)

4.0

このシリーズ、ほんとに好きです。
自分がアニメに全く興味がなかったとは思えないくらいハマった。
決して明るくはないけれど情緒に溢れていて穏やかで、優しいアニメ。
私はアニメ独特の甲高い声で喋る女性キャ
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フォルトゥナの瞳(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

Amazon primeの予告編を観て面白そうだと思って鑑賞。
人の死が見える男。
死の間際の人間が透けて見える。
助けて運命を変えてしまうと自分の寿命が縮まってしまうのだ。

ラストの有村架純のネタ
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