面白かった!
人生論であり演技論の話。
じっくりと時間をかけて登場人物と舞台をセットすると、自然と物語が動き出す。
それゆえに3時間という長尺だけど、見終わった後その長さは感じない。
文句なしの傑作>>続きを読む
前編での遭難サバイバルから一転、後編ではよりSFとしての色が濃くなっていく。
なかでもAIの扱いは個性的で、この物語において重大な役割を果たす。
監督本人も言っているように、後半はだいぶ展開が駆け足>>続きを読む
「電脳コイル」の磯光雄監督15年ぶりの新作!
子供でも宇宙に行けるようになった時代、宇宙ステーションで起きた事故により遭難した少年少女のサバイバルを通して、AIと人類による未来への歩みが描かれる。
前>>続きを読む
しっかりと腰を据えて見るべき映画。
Netflixで配信されているからといって流し見しているとマジでわからなくなる。
男社会の権化であるフィルの抱えたとある矛盾に対して、ひ弱に見えるピーターの恐ろし>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
僕の心のHPはゼロです。恋愛映画?いいえ、違います。観る人の心を全力で抉りにくる鬼畜映画です。
現代社会における時間というものが引き裂く最高に思えた二人の関係。つらすぎる。つらすぎるのに素敵すぎる余韻>>続きを読む
色鮮やかなアニメーションで描かれる、コミュ障で俳句好きの男の子と、矯正中の出っ歯がコンプレックスの女の子の一夏のザ・ボーイミーツガール。
俳句好き男子のチェリーがその時々の気持ちを詠む俳句が映画全>>続きを読む
約半年後に地球に衝突する彗星を見つけてしまった二人の科学者たち。
政府に説明するも、世間に訴えるも、なかなか思うように信じてもらえず……。
なんというか、端的に言うと逆張りシン・ゴジラ。
放ってお>>続きを読む
映画自体が認知症を患ったような、不可解極まりない混乱した展開を見せる作品。
それはつまり認知症を患ったアンソニーの主観視点であり、認知症の感覚そのものを観客に味わわせてくれる。
シーンが進むごとに>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
夢を見ているのかと思った。
だって観たかったものが全部詰まっていて、あまりに自分にとって都合が良すぎるのでこれは幻覚なのではないかと思うほどだった。
トビー版とアンドリュー版とトムホ版スパイダーマン>>続きを読む
何も知らずに観るべし。
概要すら読んではいけない。
とにかく、たった12分、見て損はない。
わかった瞬間、くちポカーン。
面白いと言ったら語弊があるけれど、とても良い12分を過ごせた。
本作の予習に必要なのは『キングスマン』でも『キングスマン:ゴールデン・サークル』でもなく『世界史B』です!
キングスマン最新作というより第一次世界大戦下のスパイ映画として最高に面白かったので、第一次世>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
賛否両論らしいが僕は賛。
伝説的な映画の18年ぶりの続編としてあまりにトリッキーすぎるメタ設定で大混乱。
でもよくよく考えるとマトリックスとしての芯はブレてないし、「ああマトリックスってこういうテーマ>>続きを読む
IMAX版で鑑賞。
映画『ヴェノム』シリーズはヴェノムとエディの物語である。
何を当たり前のことを、と思うかもしれないが、それを強く感じたヴェノムシリーズ二作目。敵としてファン待望のカーネイジと>>続きを読む
大好評で終了したTVアニメシリーズ待望の劇場版。TVアニメシリーズラストから時は経ち、4年後が舞台。
散り散りになった馴染みのキャラ達が集結していくのが物語のキモとなっており、TVアニメシリーズであ>>続きを読む
ドウェイン・ジョンソン×ライアン・レイノルズ×ガル・ガドットの共演で描くケイパー映画。
そんなの面白く無いわけがない。
監督は『セントラル・インテリジェンス』や『スカイスクレイパー』でドウェイン・>>続きを読む
ゲームのモブキャラが意志を持ったら……?というライアン・レイノルズ節を活かした一風変わったアクションコメディかと思いきや、その実、現代に甦った『トゥルーマン・ショー』だった。
なんとも嬉しい誤算。>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
クロエ・ジャオらしさは、自然光の荒涼とした美しい野外シーンには見られるが、意外とその程度。正直その同じ土俵なら同じ公開時期の『DUNE/デューン 砂の惑星』に軍配が上がってしまう。
全体としてはマー>>続きを読む
芸術に命を捧げた結果、製作中止となった幻のDUNEの存在をホドロフスキー監督が語るドキュメンタリー。
製作はされなかったものの、その後の映画界に凄まじい影響を与えた企画だった。
製作中止のシ>>続きを読む
TVアニメ一期第2話『ビーター』までの話をアスナ視点で描く本作。
とは言え、プログレッシブは本編と微妙に話が違う世界線の話。ほとんど同じだが、細部が異なるのでそれはそういうものと思って見るのが吉。>>続きを読む
DUNE PART ONEってドドンと一番初めに出てくるんだけど、まぁつまり今作では完結しないわけで。
例えるならインフィニティウォーの面白さなのよもう。続編製作無事に決まったからいいけど、こんなん完>>続きを読む
リドリースコット御大の新たな代表作。
興行的には失敗に終わりそうだが、映画としての出来栄えは目を見張るものがある。
リドリー・スコット×中世ヨーロッパの歴史モノと来れば、かっこいいマッチョな男の活>>続きを読む
シリーズ初のブロンドヘアのボンドとしてダニエル・クレイグが起用された経緯から、発表時の大バッシング。
それを受けての「カジノ・ロワイヤル」の撮影から、公開後の大成功と世間の盛大な手のひら返し。
そこか>>続きを読む
「カジノ・ロワイヤル」から15年続いたダニエル・クレイグ版ジェームズ・ボンド最終作。
クレイグ版ボンドで育ってきた自分にとってはそれだけで充分感慨深いものがあるが、本作「ノー・タイム・トゥ・ダイ」の>>続きを読む
な…なにこれ……。
MCUトップレベルで面白いんですけど…!!
終始「お…思ってたんと違うッ…!!」(いい意味で)となっていた。
アクションではMCUトップだと思ってたウィンター・ソルジャーを悠>>続きを読む
原作読んでるので話は知ってたけど、アニメになるとこれまたキツくて最高だった。
ボンドルド卿好き……。
戦争ごっこが好きなバカな男たちと、それでもそれを好きな女性。
成長に繋がる冒険もなく、大それた使命もない。
なぜならもう成長しきった大人で、そんなものは必要ないから。でもドラマはある。
ただ好きな>>続きを読む
スパイ映画としては面白いけど、MCU映画としては中の下くらいの感じ。
アクションシーンは少ないながらもタスクマスターとの戦闘は面白かった。
ただそのアクションもタスクマスターの能力がアレなのと、スパ>>続きを読む
ロシアの事をめちゃくちゃな国として描いてるあたりがなんともトム・クランシーみを感じる。
時代が時代だからしょうがない。
でもそれ以上に黒幕の動機が前世代的で現代視点で見ると古臭い内容の映画ではある。>>続きを読む
『世界侵略:ロサンゼルス決戦』好きの自分にとっては大好物な作品だった。
気持ち悪いエイリアンと、タクティカル(素人)な戦闘、タイムトラベルものだったり、アルマゲドン風だったり、遊星からの物体Xだった>>続きを読む
バカだなぁ!!!(歓喜)
監督がゴジラとコングを喧嘩させる事しか考えてない事により、極限まで人間ドラマを削ぎ落とし、ストーリーも一応作品世界の中の理屈は常に通ってるんだけど肝心のモンスターユニバース>>続きを読む
魅力の80%はその世界観。
近未来SF、いわゆるサイバーパンク風世界のビジュアルを決定付けた作品。
ハードボイルドな演出と、ギラついた美術や音楽。
そんなビジュアルとは裏腹に、描かれるテーマは極めて>>続きを読む
ド派手な銃撃戦が見れるマイケル・ベイ印のアクション映画。
実話を基にした話らしいが、もちろん史実は何も知らないので、「この大使を守り抜く系かな?」と思ったら、わりとあっさり大使がいなくなってて、どん>>続きを読む
『映画大好きポンポさん』今年度ベスト級どころかオールタイムベスト級映画に出会ってしまった。最高すぎてもう泣きっぱなし。
「これって自分のために作られた映画なのでは?」と思わされる作品は文句なしの名>>続きを読む