さいらーさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(2021年製作の映画)

4.7

面白い…!!

ガンダムは好きだけど原作未読勢からしても面白い作品に仕上がっていた。

なんと言ってもハサウェイとケネスとギギの関係性が面白い。

三部作の一作目とのことで、戦闘シーンは少なめだったが
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クルエラ(2021年製作の映画)

4.6

映画全シーンにビジュアルとファッションのこだわりが行き届き、それがバチバチに決まってるファッション映画。


女性が実力でのし上がっていくサクセスストーリーとしても面白いし、復讐劇としても面白い。
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名探偵コナン 緋色の弾丸(2021年製作の映画)

3.8

コナンは映画しか見てないライト層だが、近年のコナン作品の中では面白い方だと思う。
特にキャラに思い入れがないので、事件の構成や犯人の動機の良し悪しで判断しているため。キャラの活躍という意味では希薄だっ
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.5

さらば、全てのエヴァンゲリオン


そんなにエヴァンゲリオン好きってわけじゃないけどTVシリーズも旧劇も新劇も全部見てるという距離感だけど、それでもなんだか感慨深いものがあった。


おつかれ庵野。

ニュー・ミュータント(2020年製作の映画)

4.0

『クイーンズ・ギャンビット』のアニャ・テイラー=ジョイと、『ストレンジャー・シングス』のチャーリー・ヒートン、『ゲーム・オブ・スローンズ』のメイジー・ウィリアムズなど、新進気鋭の実力派俳優が揃った新た>>続きを読む

ザ・アウトロー(2018年製作の映画)

4.5

ジェラルド・バトラーのゴリゴリアクションかと思いきや、その実インサイドマン系のスリラー映画だった…。

ガンアクションには相当こだわっているが、シーンとしてはそこまで多くはない。ただラストのアクション
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ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

4.6

ジャズピアニストになるという夢が叶う一歩手前で、死と生の狭間、ソウルの世界を彷徨う事になったガードナー。
そこで出会った問題児、いつまで経っても人間社会で生まれるために必要な『輝き』を見つけられずにい
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素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)

4.8

アメリカでは毎年クリスマスに放送され、長年クリスマス映画不動のNo. 1とされる本作。

人生に絶望し、自殺をしようとしている男ジョージを救うため、人々は天に願った。その願いを聞き届けた天使クラレンス
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カセットテープ・ダイアリーズ(2019年製作の映画)

4.1

ブルース・スプリングスティーンの音楽に出会った事で自分のやりたい事を見つけ、才能を見つけ、パキスタン人差別のイギリスの中で恋をして、友情を育み、家族と向き合い、人生の一歩を踏み出していく物語。

『音
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ゴブリンスレイヤー GOBLIN'S CROWN(2020年製作の映画)

3.6

ゴブリンスレイヤー待望の劇場版という事で作画に期待したが、残念ながら期待には応えてくれなかった。
ならばストーリーは劇場版クオリティへとスケールアップしているのかと言うと、これもそうではない。こっちは
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スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

4.6

一流私立小学校の臨時教師になりすました売れないドン底ロックミュージシャンが、先生や親に抑圧されてすっかり頭の凝り固まった生徒達の「本当のやりたい!」を引き出して自由に目覚めさせていく物語。

第一に学
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ヘアスプレー(2007年製作の映画)

4.4

「差別解消は一歩ずつ…ドアは少しずつ開く」
こんな最高のセリフも飛び出す、差別解消と時代の変化をチビでおデブな主人公トレイシーの視点から描いた傑作ミュージカル映画。

陽気な音楽と陽気な主人公、そして
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エノーラ・ホームズの事件簿(2020年製作の映画)

4.2

シャーロック・ホームズの妹、エノーラ・ホームズの活躍を描くミステリー作品。
アメリカの作家ナンシー・スプランガー原作によるホームズのパスティーシュ作品の実写化である。

母が突如失踪し、その行方を追う
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15ミニッツ・ウォー(2019年製作の映画)

4.4

1976年当時フランスの植民地だったジブチで発生した武装組織によるバスジャック事件を描いたもので、フランスと植民地と国境の微妙な関係を物語の背後にうっすらと見せつつ、事件解決のため招集された5人のスナ>>続きを読む

リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

4.6

正義を信じて市民を救った英雄は、一夜にして犯人扱いされる事になった。
根拠のない誹謗中傷、メディアの監視、警察からの脅迫紛いな取り調べ。
なにもかもが「自分が犯人だと決めつけて進められていく」恐怖の中
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アンタッチャブル(1987年製作の映画)

4.4

ショーン・コネリー追悼。

禁酒法時代、アル・カポネを捕まえる為に命をかけて戦った4人の男達の物語。

面白いアクションと作品が纏うハードボイルドな空気、そして魅力的なキャラクターがこの作品を名作にし
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

4.2

自分はTVアニメも見たし原作も最終話まで読了。鬼滅の刃はすっかり好きな作品となったが、熱狂的とまではいかないドライなファンくらいの立場。

待ちに待った無限列車編。
初週に見てきました。

感想を一言
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BURN THE WITCH(2020年製作の映画)

4.2

読み切りでジャンプに載った話の後の話。
おそらくはつい最近まで連載してた部分の話。私は読み切りは読んだものの週刊連載の方は未読。
読み切りの話は知っている事が前提の話のようにも感じるが、知らなくても楽
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.1

??????

なにもわからない。
自分がなにもわかっていないという事だけはわかる。
多分理解度3%くらいなんだけど、それでも何故だか面白い。

しっかりと映画内でネタばらしもされているのだが、それで
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

こんなの見たら毎日が愛おしくなってしまう……!!


より良い結果を求めてタイムトラベルを駆使していた主人公が、あるきっかけから日常に隠れた素晴らしい瞬間に目を向けるために能力を使った瞬間、それまでの
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

自分以外の人間がビートルズを知らない世界に転生してしまった売れないミュージシャンという面白設定だが、うーん、イマイチ活かしきれていない。


主人公の抱える不安が「盗作がバレるorバレない」「盗作で金
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クリード 炎の宿敵(2018年製作の映画)

4.5

最後の試合、どちらにも勝ってほしい…!と思わされる脚本。

悪役ドラゴの再登場によって「敗けた側のその後」が描かれる。

アポロの息子vsドラゴの息子。
セコンドはロッキーvsドラゴ。

「チャンプを
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アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

4.8

後半もうアルマゲドン級の震え泣きが止まらなくて拭うためのタオルもなく半袖なので袖もなく首元がびちゃびちゃになったんだけど劇場でここまで崩れたのは初めてだよ。

高校野球の観客席を舞台にしたいわゆる低予
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劇場版 Fate/stay night Heaven's Feel Ⅲ.spring song(2020年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ついに完結するFate/stay night [Heaven's Feel]第三章!
2日連続で2回見てきました!

まず一言。面白い。
とにかくライダーさんが戦ってる姿に惚れ惚れ。2章ではエフェクト
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黒い司法 0%からの奇跡(2019年製作の映画)

4.7

1988年、アラバマ州で一人の白人少女が殺され、無実の黒人男性が死刑判決を受けた。
弁護士のブライアンはこの事件の無実を証明するために証言を集め始めるが、これはただ一人の無実を勝ち取るだけの戦いではな
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名探偵コナン 絶海の探偵(プライベート・アイ)(2013年製作の映画)

2.0

2時間の刑事ドラマみたいな話。と思ったら「相棒」とか「科捜研の女」とかやってる脚本家だった。

やってる事はこの当時の時事ネタ的な含みのあるスパイ探しなのだが、「あの国」とかなんとか言って誤魔化してる
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

4.5

「最後のジェダイ」で世界中から大バッシングを受けたライアン・ジョンソン監督最新作。豪華キャストで送る珠玉の探偵ミステリー。


時代は現代だが、今どき珍しいほどあからさまに殺人事件が起きそうな郊外の館
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ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

4.5

まさに、面白いのはこれから!


舞台は田舎の高校。頭が良い中国系の女の子エリーは、ちょっとアホな男の子ポールからラブレターの代筆を頼まれる。送り先は学校でも美人で憧れのマト的な女子アスター。
エリー
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タイラー・レイク -命の奪還-(2020年製作の映画)

4.2

誘拐された麻薬王の息子を、裏社会の傭兵であるクリス・ヘムズワースが救出するという、非常にシンプルなストーリー。

見どころはなんといっても壮絶な無双アクション。
こういうコンバット映画史上でも「こいつ
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名探偵コナン 沈黙の15分(クォーター)(2011年製作の映画)

3.4

犯人の動機に対する犯行の規模がバグりすぎてて、この脚本書いた人狂人なんじゃないかと疑うレベルの話。

名言扱いされているコナンの「言葉は〜」うんぬんかんぬんも思いの外唐突にやってくるので妙に説教臭い。
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トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

4.1

ウッディのアイデンティティーを問う、まさかの「トイストーリー3」続編。
あのトイストーリー3の続編をやるの?という気持ちがないわけではなかったけど、思いのほかちゃんと意味のある続編だった。

「子供に
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ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

4.6

25年間監禁されていた男。
親だと思っていた二人は、誘拐犯だった。
25年ぶりに出た外の世界に困惑しながらも善良な人間に育っていた彼は、決して諦めない心をテレビ番組「ブリグズビー・ベア」に学んでいた。
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名探偵コナン 14番目の標的(ターゲット)(1998年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

隠れた名作コナン映画。

ミステリー感たっぷりの連続殺人(未遂)事件で、飽きさせず、落ち着いた雰囲気のダークな作り。
名前の数字、トランプ、いろんなミステリー感をたっぷり散りばめておきながら全く犯人の
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名探偵コナン 11人目のストライカー(2012年製作の映画)

3.0

もうめちゃくちゃで笑える。
恒例となった爆発シーンが今作では一幕の終わりにあるので、中だるみは少ない方だけど、爆発シーン以降見どころが無い上に真犯人の動機がむちゃくちゃ適当すぎてだめ。

名探偵コナン 瞳の中の暗殺者(2000年製作の映画)

4.0

これは名作。
この頃作中最強だった蘭という戦力が記憶喪失により封印(むしろお荷物化)されているので、スリルあるシーンが楽しめる。