金正恩さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ハロウィン・キラー!(2023年製作の映画)

4.0

タイムトラベルSFホラーコメディー映画。

連続殺人鬼に殺された母を助けるために35年前にタイムトラベルして事件を未然に防ぐストーリー。

現代と80年代のギャップに笑うというコメディー要素メインなの
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search/#サーチ2(2023年製作の映画)

4.0

PC画面上だけで描かれるミステリー映画。続編だが前作との繋がりはほぼ無い。

監督は変更されたがギミックは踏襲されており正統進化と言える。
ただ、PC画面上だけという設定の驚きは初見でしか味わえないの
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キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

4.5

1920年代のオクラホマ州を舞台に先住民の石油受益権を巡った連続殺人事件を描いた映画。

倫理を無視した金の稼ぎ方を描く点で『ウルフ・オブ・ウォールストリート』に似ている。
金の流れを制御して自分の利
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.0

『ゴジラ』シリーズ70周年記念作品。

高雄の勇姿が見られたので基本的には満足です。

しかし、ゴジラに仮託しないと核兵器を語ることが許されない風潮は何なのか。
この作品が許されるなら『オッペンハイマ
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マーベルズ(2023年製作の映画)

4.0

『キャプテン・マーベル』の続編。MCU第33作品目。

MCUの中でもディズニーっぽい雰囲気。
共感重視のコミュニケーションとか唐突なミュージカルとか。
一般男性はターゲット外なんだなとは思う。

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ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

4.0

中身以外が話題になってるSF映画。

公開前に「ベイルート港爆発事故」の映像盗用で炎上していたのは記憶に新しい。
大作映画の割に制作費が安いのも特徴。制作費8000万ドルは高いのか安いのか分からんが、
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バード・ボックス バルセロナ(2023年製作の映画)

3.5

『バードボックス』のスピンオフ。

見たら死ぬ、という出オチ設定は健在。
それに加えて仲間に引き込もうとする『SIREN』みたいな蛇足が新しい要素。
正直いらんかったと思う。

オリジナルの公開時は「
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バビロン(2021年製作の映画)

4.0

ハリウッド黎明期を舞台にした映画。
若手女優、大物俳優、製作者志望の三者の視点から描かれる。

サイレントからトーキーに移行する際の栄枯盛衰が主軸のような気もするが、何をテーマにしたのかよく分からない
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

5.0

キアヌ・リーヴス主演、チャド・スタエルスキ監督のアクション映画『ジョン・ウィック』シリーズの第4作。

序盤は大阪、中盤はベルリン、終盤はパリを舞台とする三部構成。

序盤の大阪は勘違い謎JAPANの
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犯罪都市 THE ROUNDUP(2022年製作の映画)

4.0

マ・ドンソク主演のアクション映画『犯罪都市』シリーズ第2作目。

「ROUNDUP」ってExcel関数みたいな単語知らなかったので調べてみたら「一網打尽、一斉検挙」という意味のスラングらしい。

ベト
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犯罪都市(2017年製作の映画)

4.0

マ・ドンソク主演のアクション映画シリーズ第1作目。

『哀しき獣』を彷彿とさせる、朝鮮族マフィアの血みどろ抗争劇。
プロット自体はよくある韓国ノワールだが、コメディーよりの雰囲気でアクション重視のエン
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パラダイス 人生の値段(2023年製作の映画)

4.0

寿命が換金できる未来が舞台のドイツ産SF映画。

期待せずに観たら面白かった。
何が面白いかと言えば、ドイツ人が未来をどう考えているかという世界観。

一般人の車は全てEVなのに富裕層は平然とガソリン
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.5

社会派カンフーパロディー映画。
ウォークでヒップな感じなので賞レースに強いのは納得。

扱うテーマの重さに対して下ネタコメディーの軽さに耐えられなかった。
熟考することも出来ず、かといって笑うことも出
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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

3.5

『アバター』シリーズの2作目。

シリーズの主役たる種族ナヴィの顔がキモすぎて無理だった。
前作から更に発展した世界最先端CG技術でまるで実写のようだったが余計にキモかった。
全てのシーンで生理的に無
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クリード 過去の逆襲(2023年製作の映画)

3.5

『ロッキー』シリーズのスピンオフ『クリード』シリーズの第3作目。

観終わった後に結局何だったんだってなる芯の無さ。
クリードの引退は復帰するための引退みたいなもんだし、成功者として過去の過ちを振り返
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ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

3.5

先が見えてしまう映画。

タイトルとポスターで大体どんな話か分かる古典的なプロット。全てが予定調和。
予想を超える驚きは全く無い。

ただ、映像は非常に良かった。
ハイコントラストとモノクロの映像の使
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MEG ザ・モンスターズ2(2023年製作の映画)

4.0

大して期待していなかったが、予想を遥かに上回る出来栄えだった。
少なくとも前作より圧倒的に面白い。

アクションの後に間髪入れずに次のアクションが入るテンポの良さ。
手に汗握る展開の連続で最後まで飽き
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

4.5

「MCU」第32作目にして「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」第3作目。

ジェームズ・ガンの不謹慎ジョークは本作では大分抑え気味。
ファミリーでも全然観られる作品。

MCUの屋台骨を支えたシリー
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

4.0

女性向けラブロマンスを法廷サスペンスで挟んだような映画。
『風と共に去りぬ』と『十二人の怒れる男』をがっちゃんこした感じ。

ラストのネタばらしは心底不快になった。
登場人物の発言を振り返ると余計にモ
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.0

『ミッション:インポッシブル』シリーズの第7作目にして2部作の前編。

スーツ姿の全力疾走が世界一似合う男、トム・クルーズのアクションがメイン。
アクションありきでストーリーが組まれるのはご愛嬌だが、
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ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2(2011年製作の映画)

4.0

『ハリー・ポッター』シリーズ第8作目。
最終作の後編。

大学時代に先輩から全部ネタバレされて観なかった覚えがある。
何があっても許されないネタバレもあるんだなと思いました。

ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1(2010年製作の映画)

4.0

『ハリー・ポッター』シリーズ第7作目。
最終作の前編。

『ファンタスティック・ビースト』シリーズを先に観ちゃったので闇の魔法使いの皆さんに複雑な感情を抱いてしまった。
グリンデルバルド何回も顔変わり
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ハリー・ポッターと謎のプリンス(2008年製作の映画)

4.0

『ハリー・ポッター』シリーズ第6作目。

後半からついにシリーズのクライマックスが始まる山場。
やっぱりこのシリーズは時系列順にちゃんと観ないといけないなと思いました。

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(2007年製作の映画)

4.0

『ハリー・ポッター』シリーズ第5作目。

本作から『ファンタスティック・ビースト』シリーズも含めてデヴィッド・イェーツが監督を務めることになる。

監督が変わらないことでシリーズの一貫性が保たれている
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ハリー・ポッターと炎のゴブレット(2005年製作の映画)

4.0

『ハリー・ポッター』シリーズ第4作目。

本作の白眉はなんと言ってもロバート・パティンソンが出演すること。
木から飛び降りて登場するシーンは本人が考えたらしい。

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人(2004年製作の映画)

4.0

『ハリー・ポッター』シリーズ第3作目。
監督はアルフォンソ・キュアロン。

シリーズ最高傑作と名高い作品。
ダークな雰囲気とシリアスな展開はシリーズ随一。
監督が結構変わるシリーズなので作風の違いを楽
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ハリー・ポッターと秘密の部屋(2002年製作の映画)

4.0

『ハリー・ポッター』シリーズ第2作目。
監督は1作目からクリス・コロンバスが続投。

改めて観るとギルデロイ・ロックハートをケネス・ブラナーが演じていた事に初めて気づいた。
大人になってから分かること
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ハリー・ポッターと賢者の石(2001年製作の映画)

4.5

『ハリー・ポッター』シリーズ第1作目。

なんだかんだでシリーズで一番好きな作品。
日本語版の原作と英語版の原書の両方読んだくらい好き。

原点にして頂点。

インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国(2008年製作の映画)

4.0

『インディ・ジョーンズ』シリーズ第4作目。

冒頭のドゥーム・タウンのシーンが大好きで何度も繰り返し観ている。
世間的な評価は低いけど、名シーンや名設定が多くて印象に残る作品。

スピルバーグが監督し
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インディ・ジョーンズ/最後の聖戦(1989年製作の映画)

4.5

『インディ・ジョーンズ』シリーズ第3作目。

個人的にシリーズで一番好きな作品。
全てが面白いが、特に終盤の舞台となったペトラ遺跡が最高。
知る人ぞ知る秘境とされた遺跡をこの作品が世界レベルの知名度に
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インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説(1984年製作の映画)

4.0

『インディ・ジョーンズ』シリーズ第2作目。

暗い作風とトラウマ級の食事描写が異色。
大人になっても改めて観ても普通に怖い。

とはいえ終盤のトロッコシーンは数々の名作に影響を与えた名シーン。
ドンキ
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レイダース/失われたアーク《聖櫃》(1981年製作の映画)

4.5

『インディ・ジョーンズ』シリーズ第1作目。
アクションアドベンチャーというジャンルを確立した名作。

今となってはクリシェとなったギミックの数々がすごい。
例えば映画の悪役としてのナチスのステレオタイ
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劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス(2014年製作の映画)

4.0

PSYCHO-PASSの劇場版第1作目。
虚淵玄が関わってるのはこの作品まで。

市街戦における機甲戦力とゲリラの交戦が素晴らしい。
今となっては日常となってしまったが2014年制作と考えると先見の明
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タイラー・レイク 命の奪還2(2022年製作の映画)

4.0

クリヘム主演のアクション超大作。

映画史に残る名アクションシーンをマジでいらないストーリーで挟む構成。
特に25分ごろから始まる長回しアクションは圧巻。
アクションが良いだけにストーリーが本当に不要
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スイング・ステート(2020年製作の映画)

4.0

辺鄙な田舎町の町長選挙を舞台にした政治コメディー映画。

ラストのどんでん返しが予想外でまんまと騙された。
誰も問題だと思っていない事が問題。
まさにその通り。