チェコ映画史上最高傑作が公開55年を経て日本の劇場でみれると聞いて。
事前情報にたがわぬ難解さで、ストーリー、時間の流れ、登場人物の感情が頭にはいってこない..。映画というよりも、音付きの宗教画をみて>>続きを読む
青春もの、時代劇、SF、ラブコメと様々なジャンルのいいとこ取り。暑い日にぴったりな夏の映画。個性的なキャラクターの登場人物を、若い俳優さんたちが演じていて、映画にみずみずしい空気感を生み出している。>>続きを読む
ロードムービーというジャンルに外れはないのかもしれない。アメリカ東部の雄大な自然とカントリーミュージックが印象的。ダウン症をテーマの中心に添えながらも、とても清々しく、不思議と勇気を貰える映画。
デンマークの元料理人がスパイとなって10年間潜入し、北朝鮮の武器密造計画を暴いていくドキュメンタリー。
嘘だろ、と思えるくらい、着実に北朝鮮や国際的な武器ブローカーの犯罪に迫っていき、その決定的なシー>>続きを読む
キングスマンの前日譚。
WWⅠ開戦前後の史実をうまく活かしたストーリーは良かった。ポップでグロくてスタイリッシュなキングスマンらしさは薄く、演出的にはどっちつかずな印象。
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祝アカデミー賞受賞。評判通りの傑作。
緻密な脚本、幾重にも重ねられたメタファーが
ぐいぐい世界に引き込んでいき(それこそテキストに身を委ねることで)とても丁寧にカタルシスまで導いていく。
人と人とは>>続きを読む
情報漏えいを防ぐために地下室に各国の翻訳家を監禁して、翻訳させたという実話のシチュエーションを参考に作られたサスペンス。
ミスリードが多く、頭がごちゃごちゃしたけど、後半の展開はすっきり。
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アクションシーンの作画や挿入歌のアジカンなど、前作よりもパワーアップした演出はよかった。成約の中でA組メンバーをきちんと活躍させる脚本はさすが。ただその分、敵キャラの深堀りが浅く、魅力度が低め。ラスボ>>続きを読む
タリバンの政権掌握のニュースを受け、教養として鑑賞。女性の権利が著しく虐げられた社会で生き延びるために、少年に扮した11歳の少女の物語。
ロシアのドーピング問題に迫った凄まじいドキュメンタリー。東京五輪でロシアがROC(ロシアオリンピック委員会)と表記された背景がここまで闇深いとは。光が強ければ影もまた濃いとは、まさにこのこと。
ネルソン・マンデラが南アの大統領に就任後、ラグビーの力を活用し、民族融和へ導いた、奇跡のような実話。
「限界を超えた力をだすために、他人が成した偉業に触れる」
というマンデラのセリフが出てきて、な>>続きを読む
情報の暴力のような映画(笑)
映画館では、視覚的(もしくは聴覚的)な要素を楽しんで、帰宅後に複雑に入り組んだシナリオや設計を頭をフル回転させて読み解くことで、二度楽しめる。
結局のところ、理解できない>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
B級作品かと思いきや、SFではまれに見る佳作。低予算ながら見せ方の工夫で近未来の世界観をしっかり描けている。特にスタイリッシュなアクションシーンは癖になる動き(ちょっとグロいけど)中々思い切った終わり>>続きを読む
韓国のコメディ映画。めちゃくちゃ笑えた。
潜入捜査のために、チキン屋を開いたら大繁盛するという、設定がすでにおもしろい。
実話がベースになっているインドのスラム街からラップで成り上がる話。まさにインド版「8 Mile」。所々で挿入されるラップのシーンめちゃくちゃかっこいい。現実的な夢だけみていたら、いつまでもこの現実は変>>続きを読む
夏らしいアニメ。与えられた世界の謎については、ぼんやりしていて、うまく解釈できず。。ジュブナイル的な世界観をゆったり楽しむ映画。
アメリカの食品問題を扱ったドキュメンタリー。ものが作られるプロセスが見えないことは、恐ろしいことだという、当たり前のことに気づく。
バットマンシリーズのキャラクターを借りて描かれていたのは、現代社会の孤独と陰影。音楽、照明、カメラ、演技、シナリオ全てが最高。
原作ファンとしては、映像化されただけでも最高。出来も良かった。
視覚障がいを隠し、五つ星ホテルの採用試験を受ける主人公の挑戦を描く、実話を元にしたドイツの映画。
奇跡というよりも圧倒的な努力の話。みんなの優しさにグッとくる。
タイ発のカンニングムービー。この題材でよくここまで面白く仕立てたなと関心する。学生のカンニングというジミなテーマを、たとえるなら「ミッションインポッシブル」を見ているときと同じような、ハラハラドキドキ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
久しぶりの韓国映画はパルムドール受賞の話題作。
半地下の住居で暮らす一家が、富裕層の豪邸にパラサイト(寄生)するストーリー。経済的な格差がテーマ。
前半はシニカルな笑いが織り交ぜられたコメディ。後半は>>続きを読む