すずなさんの映画レビュー・感想・評価

すずな

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リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

3.5

サム・ロックウェル演じる無頼派弁護士がめちゃめちゃカッコいい!
勧善懲悪すぎないストーリーもリアル……だけど、主人公を応援できずカタルシスに欠けるという意見も分かります。

ハスラーズ(2019年製作の映画)

4.5

今年の隠れた傑作!
優れたフェミニズム映画でありながら、「メッセージありき」ではない。男性にもばっちりオススメです。

社会のはぐれものが集まり、衝突しながらも絆を深め、エリートたちから金を奪っていく
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かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~(2019年製作の映画)

2.0

悪い意味でバラエティ番組……。
原作は仕込みや伏線が巧く、シチュエーションで笑わせる/泣かせるタイプの作品なのですが、
本作は「一発ギャグを並べてみました」という感じで、原作どうこう以前に構成が破綻し
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HiGH&LOW THE WORST(2019年製作の映画)

4.5

High&Lowシリーズだけでなく、近年の日本アクション映画で最高傑作では!

冒頭の自転車キックから「こんな危ないのを日本でやっていいんだ!」と驚かされ、その後も大迫力な過激アクションの連続……。乱
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海獣の子供(2018年製作の映画)

3.5

独創的な表現の原作を、独創的な表現でアニメ化した怪作。
冒頭で街を駆ける琉花のシーンなど、あまりにも美しく繊細な描写に惹き込まれました。
また、声優としての芦田愛菜がすごく良いですね。そこらの女優が声
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名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

4.0

ポケモン愛が伝わる一作!
ポケモンと暮らす社会が非常に魅力的かつリアリティを持って描かれており、街の様子など見ているだけで楽しいです。

少しお話が行き当たりばったりには感じたかな〜。同じ世界観で別の
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劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影(ファントムルージュ)(2012年製作の映画)

1.5

原作を知らないクリエイターが「少年漫画の映画化?人気キャラを出して友情とかを適当に描いておけばいいでしょ?」と作った映画。

本来の息詰まるようなスリルやシビアさがすっかり失われており、平凡な友情と気
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L.A.コンフィデンシャル(1997年製作の映画)

5.0

大傑作!
スリリングな心理戦・情報戦と謎が謎を呼ぶ展開がたまらない。特に「ロロ・トマシ」を巡る駆け引きは最高すぎる。
何より主人公3人のバランスが最高。名優揃いでそれぞれキャラが立っており、慣れ合わず
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.0

ワンカット風映像とシーンごとの絵画的な美しさを両立した驚異的な作品。
かといって技術を見せびらかす玄人好みな映画なのかというと、決してそうではなく、主人公のひた向きな性格とゲーム風視点な映像が合わさり
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ジュディ 虹の彼方に(2019年製作の映画)

3.5

主演レネー・ゼルウィガーの演技は圧巻。
ジュディ・ガーランド晩年の精神不安や孤独を恐ろしいほどに描き出しています。アカデミー主演女優賞も納得。

ただ、演技が真に迫っているがゆえに、ちょっと観ていてし
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クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲(2001年製作の映画)

4.5

子供向けアニメの枠を超えた大傑作!

「昔は良かった」で済ませてしまう"オトナ"向けノスタルジー映画がいまだに作られているなか、「昔は良かった。でも未来を生きていくしかないし、未来だって良いものにでき
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ラストレター(2020年製作の映画)

4.0

予告編で損した感のある佳作。
前半のすれ違いドラマは、松たか子も福山雅治も可愛らしくてコメディとして普通に面白いです。
後半の「もう取り戻せない過去にどう向き合うか」という話も良くできている。鑑賞後の
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屍人荘の殺人(2019年製作の映画)

2.5

漫画チックなキャラ付け、変顔、オーバー演技が劇場映画としてはつらいかな……。突飛な世界観で突飛な人物がワーキャー言っているので、サスペンスとしての緊張感やリアリティがあまりに欠けています。
あと、神木
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ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

4.0

殺し屋社会の文化が面白い!説明しすぎない感じもクール。この設定でのスピンオフを色々観てみたいなあ。

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.0

前評判通りの面白さでした。
退屈に見えるシーンでも観客を拘束できるという、劇場映画の特性を活かした一作。サブスクの時代ですが、こういう作品は作られ続けて欲しいですね。

スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

4.5

とにかく面白い!
MCUにそこまで乗れなかった私ですが、本作は2019年ベスト級です。

ティーン恋愛ものとしても凄くキュート。敵の設定も良いですね〜。登場キャラ全員を応援したくなってしまう。
展開も
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

4.5

圧倒的な完成度と恐怖。
どのシーンも印象的ですが、やはり運転〜翌朝目覚めて……は映画史上に残ると思います。あそこまで観客の感情を揺さぶる場面はなかなか無い。
あとはある人が燃え上がるシーンの「ああ……
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.0

うーん微妙……。設定自体の面白さを活かせていない感じ。

話のメインが彼女との「私と仕事どっちが大事なの!?」なんですよね。
ウジウジして楽しくないし、女性描写として古いし、何よりこの設定でなくても出
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

5.0

ストーリーはさすがのPixarで巧いし、カラっとした死生観もラテンアメリカ的で面白い。
何よりRemember Meがあまりに名曲……。この話って観客がRemember Meを好きにならないと感動でき
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.0

ジョジョ少年のチャーミングさに一発でやられてしまった……。
上映中ずっと「がんばれ〜!」という気持ちで観ていました。

ラストシーンは選曲も相まって号泣必至。意外とハードな題材ではありますが、幅広い年
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.5

オープニングとラストが歴史に残る名曲・良映像なのは間違いないでしょう。

ただやっぱりお話がちょっと弱いですね……。大した起伏もないウジウジした恋愛ドラマをずっと見せられるので、中盤は本当に退屈です。
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天気の子(2019年製作の映画)

4.0

見かけより遥かに挑戦的な作品。
「自分は世界の主人公だ」という、大人になるにつれて冷めていくけど、いまだにどこかで捨てきれない人もいる気持ちを、全肯定してしまう、すごく変な話。

『君の名は。』の名声
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.5

見せ場ひとつひとつが「不気味で怖いのにユーモラス」で、頭に焼きついて離れない。
粗もありますが、とにかくシーンごとのインパクトが凄く、見る価値のある映画です。

おデブな友達キャラが癒やし……笑

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.0

ホアキン・フェニックス演じるジョーカーの存在感に圧倒される2時間。
どんな解釈も「ジョーカーの手のひらの上」になってしまう、作品の構造自体がジョーカー的なのも凄まじい。

ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.0

陽光×ホラーの組み合わせが大発明。トリップ感のある映像が斬新です。
自分の目がおかしいのか映像がおかしいのか……が分からなくなる微妙な効果が巧い。

『へレディタリー』ほどの緻密さは無いですが、人間の
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

5.0

文句なしの傑作。
普通の映画何本分ものアイデアが詰まっており、普通の映画何本分も笑って、怯えて、泣いて、考えさせられる。
経済格差へのメッセージは強くありますが、メッセージありきではなく、娯楽作品とし
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アス(2019年製作の映画)

3.5

「不気味さの中のユーモラスさ」がこの製作者の魅力だと思います。
今作も家の外に手を繋いで立っているシーンの「何だこれ!?」感は素晴らしいですね。

ただ、『ゲット・アウト』に比べると少しパワーダウンか
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ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

4.0

このメンバーの活躍をまた観たい!と思わせる作品でした。ハーレイクインの魅力はいわずもがなですが、超カッコいいのに絶妙にキマらないハントレスが好き。

単体作品として不満がないわけではない(選曲、一部シ
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エジソンズ・ゲーム(2019年製作の映画)

2.5

制作がドタバタしたそうですが、それにしたってトホホな一作……。

まず脚本がダメダメ。
天才同士の対決!というと面白そうですが、誠実で技術有利なウェスティングハウスvs卑怯で技術不利なエジソン、とい
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.0

キャスト、衣装、舞台……といった画面に映る要素の一つ一つが非常に魅力的で、いつまでも浸っていたい。
全体として非常に完成度が高く、丁寧な作品です。

特にシアーシャ・ローナン演じるジョーの「透明感に秘
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