yuukiteさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

オリーブの林をぬけて(1994年製作の映画)

4.0

配信で。アッバスキアロスタミ監督初期三部作。前作「そして人生はつづく」のスピンオフ。新婚カップルシーンに焦点を当てた、求愛映画。ラストのロングショットの長回しがいい。

そして人生はつづく(1992年製作の映画)

4.0

配信で。アッバスキアロスタミ監督初期三部作。前作「友だちのうちはどこ?」のロケ地が大地震に遭い、出演者の無事を確かめに行くが。。

友だちのうちはどこ?(1987年製作の映画)

4.0

配信で。キアロスタミ初期三部作。間違えて持って来てしまった友だちのノートを返しに行くが。。周りの大人たちがウザい。

薔薇のスタビスキー(1973年製作の映画)

3.4

むかしテレビで。配信で再見。アランレネ作品。実在の人物をテーマに構成された割と社会派もの。ボルサリーノからのハマり所でベルモンドらしい役。全体のトーンや雰囲気も良い。

相続人(1973年製作の映画)

3.3

ベルモンド映画は「大頭脳」あたりからほぼテレビで。ドロンは映画館で観ていたがベルモンドはテレビで良いだろうと。本作あたりが人気もピークだったのでは。ラスト暗殺シーンを繰り返すのが見どころのひとつか。ビ>>続きを読む

ハーフ・ア・チャンス(1998年製作の映画)

3.3

公開時劇場で。劇場で最後に観たドロン&ベルモンド。結果そうなったが、観た当時も何故かこれが見納めだろうと思った。

幸福(しあわせ)(1964年製作の映画)

3.5

配信で。アニエスヴァルダ代表作のひとつ。自然と織りなす色取り取りの色彩が綺麗。愛についての倫理劇。

5時から7時までのクレオ(1961年製作の映画)

3.7

配信で。アニエスヴァルダ代表作のひとつ。パリ散策もの。街を歩いたり車に乗ったり。個人的にはミシェルルグランの演奏しながらの寸劇が観れるのが見どころのひとつ。映画館で上映される短編映画でゴダールとアンナ>>続きを読む

ラ・ポワント・クールト(1955年製作の映画)

3.3

配信で。アニエスヴァルダ長編デビュー作品。モノクロ。南仏の荒廃しつつある漁港を舞台に、そこに住む人々の生活と、都会から戻ってきた倦怠期夫婦の退屈な会話劇。アランレネによる編集がややヌーベルバーグっぽい>>続きを読む

不思議惑星キン・ザ・ザ(1986年製作の映画)

3.8

むかし劇場で。配信で再見。ひじょーに懐かしい「くー!」。さりげないラストシーンがいい。いま観るとマッドマックスサンダードームからの影響もあるのでは?この類いの単館ものは六本木WAVEや渋谷の単館でよく>>続きを読む

テラビシアにかける橋(2007年製作の映画)

3.5

配信で。秘密基地的なファンタジー。思ったよりたのしめた。後半突然のレスリーの事故は悲しい。

ゴースト・ハンターズ(1986年製作の映画)

3.3

公開時劇場で。久しぶりに配信で再見。やはりよく分からないB級アクションなトンデモ展開。SW後にさまざまな映像作品に貢献したリチャードエドランドチームによる当時のSFXは楽しめた。

空の大怪獣 ラドン(1956年製作の映画)

3.6

久しぶりに再見。前半は炭鉱ドラマじっくりと。後半のラドン大暴れシーンは見どころたっぷり。ラストはやはり悲しい哉。

フリードキン・アンカット(2018年製作の映画)

3.6

配信で。ウィリアムフリードキン監督の最新ドキュメンタリー。割とインタビュー多めで見応えあった。アントニオーニとの2ショットが個人的によかった。

セイブド!(2004年製作の映画)

3.3

以前ソフトで。ジェナマローン主演のクリスチャン青春コメディ。スーザンサランドンの娘が好演。オープニングとエンディングにザ・ビーチボーイズの名曲「GOD ONLY KNOWS」がカバーされ印象的に流れる>>続きを読む

ジョーンについて(2022年製作の映画)

3.5

配信で。若い頃に産んだ息子と母親の物語。本作もユペールならではの役柄。空手家などのトンデモ描写もあるものの、思っていたよりたのしめた。

アミューズメント・パーク(1973年製作の映画)

3.3

配信で。ロメロの社会風刺もの。お年寄りにとって恐怖のアミューズメントパークをらしく演出。解説含めトワイライトゾーンやロアルドダール劇場の1話を観ているような。

マーベルズ(2023年製作の映画)

3.5

配信で。ドラマシリーズ、ワンダヴィジョンからのモニカランボーとミズマーベルからの流れ。とびきりおもしろい訳でもないが楽しめた。

ポップスが最高に輝いた夜(2024年製作の映画)

3.9

1984年暮れ英国でボブゲルドフら豪華ロックポップスターによって生まれた「ドゥゼイノーイッツクリスマス」のアメリカ版的出来事の新ドキュメンタリー。初めて知るエピソードも。そして、歴史的ロックイベント<>>続きを読む

コーンヘッズ(1993年製作の映画)

3.6

劇場で。「エレクトリックドリーム」のスティーブバロン監督作品。サタデーナイトライブで有名なコーンヘッズが長編映画化。彼らに乗り切れたら楽しめる。

ミュータント・タートルズ(1990年製作の映画)

3.5

公開時LAで。ピザが大好きタートルズ。「エレクトリックドリーム」のスティーブバロン監督により初映画化で大ヒット。ちょうど「バックトゥザフューチャー3」初日行った前後で観た記憶。

彼方に(2023年製作の映画)

3.7

短編映画。突然の出来事。その後の人生にどう折り合いをつけて行くか。

ラスティン:ワシントンの「あの日」を作った男(2023年製作の映画)

3.8

あの大行進の裏側にこんなエピソードがあったとは。。とにかくコールマンドミンゴの演技が素晴らしい。ラストも感動的。バラクオバマ夫妻プロデュース。

ザ・ユナイテッド・ステイツvs.ビリー・ホリデイ(2021年製作の映画)

3.7

配信で。同時期に制作された凄いドキュメンタリー「Billy」を観ていたので、あまり観る気にはならなかったドラマ仕立て。やはり♪奇妙な果実を歌わせてもらえない状況に追い込む回りの奴等に怒りを覚える。>>続きを読む

ジョー・ベル ~心の旅~(2020年製作の映画)

3.7

配信で。実話ベース。マークウォールバーグ主演のアクション無しのヒューマンドラマ。自殺に追い込まれてしまった息子を理解する為、息子が夢みたニューヨークに向けて歩いて旅する感動のロードムービー。ブロークバ>>続きを読む

シアター・キャンプ(2023年製作の映画)

3.5

配信で。割りかしドキュメンタリータッチな映像で綴る演劇ヒューマンドラマ。「人気シェフのファミリーレストラン」にも出ていたモリーゴードン、アイオウエディバリーふたりが出演。ラストの病院シーンがすき。

Lift/リフト(2024年製作の映画)

3.0

ケビンハート主演の強盗アクション。ケビンハートは人に優しい強盗団のボス役で今回割と二枚目キャラなのだが、これまでの三枚目キャラの方が合っていたような。ストーリーも予想通りオーソドックス。ジャンレノは悪>>続きを読む

シング・フォー・ミー、ライル(2022年製作の映画)

3.4

配信で。ハビエルバルデム演じる売れないマジシャンに拾われ、屋根裏に置き去りにされた歌うワニのライルと、引っ越して来た一家のハートフルコメディ。少年とライルの友情が中心。割と予想通りな展開。

ロバと王女(1970年製作の映画)

3.5

配信で再見。シェルブールやロシュフォールのコンビ、ジャックドゥミ監督×カトリーヌドヌーブ主演の伝承童話コメディもの。いわゆるシンデレラみたいな最後は王子様と結ばれる話。ミシェルルグランの音楽に乗せて歌>>続きを読む

TOVE/トーベ(2020年製作の映画)

3.3

配信で。ムーミン原作作家トーべヤンソンの創作活動と私生活を描いたドラマ。ベニーグッドマンやグレンミラーのレコードに乗せて自由に踊るトーべが印象的だった。むかしよく観たカルピス劇場のアニメ「ムーミン」は>>続きを読む

ウルトラ I LOVE YOU!(2009年製作の映画)

3.4

配信で。サンドラブロック主演のドタバタコメディ。ブロックはなかなかにぶっ飛んだキャラクター。ラズベリー賞受賞のトンデモ映画らしいが個人的には割と笑えた。ブラッドリークーパーとケンチョンがハングオーバー>>続きを読む

幸せへのキセキ(2011年製作の映画)

3.8

配信で。キャメロンクロウ監督脚本によるファミリードラマ。マットデイモン扮する妻を亡くした男が息子と娘を連れて郊外に引っ越すが、そこは閉園に追い込まれた動物園だった。素人ながらも家族と動物園スタッフと再>>続きを読む

ため息に乾杯(2024年製作の映画)

3.0

シッツクリークのダンレビー監督主演のロマンティックコメディ。レビー扮するイラストレーターが、クリスマスパーティの夜に急死した夫が内緒で借りていたパリの部屋を、親友ふたりと訪ねに行く話。パリの街並み。キ>>続きを読む

ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

3.9

配信で。ギャレスエドワーズ最新作。ローグワンに継ぐSF戦争大作。面白い。ギャレスの出世作モンスターズで「アメリカは外から見るとまるで違う」みたいな台詞があったが本作では戦争屋アメリカを巨悪として描いて>>続きを読む

モンスターズ/地球外生命体(2010年製作の映画)

3.3

配信で再見。ギャレスエドワーズ出世作。インディーズながらも良く出来た怪獣もの。改めて見ると割とモンスター登場してた。歩く巨大タコだが。円谷英二も巨大タコ好きだったような。主演は今や売れっ子バイプレイヤ>>続きを読む

クローバーフィールド/HAKAISHA(2008年製作の映画)

3.3

むかしソフトで。ザ・バットマンのマットリーブス出世作。J Jエイブラハム製作。モキュメンタリー発展途上時代の異色怪獣もの。やはりラストが見どころか。