きんゐかうし卿さんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

きんゐかうし卿

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ラブ&ピース(2015年製作の映画)

3.0

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自宅にて鑑賞。怪獣映画で恋愛映画、青春映画でサクセス・ストーリーとジャンル分けし辛い娯楽大作。主題歌であるRCサクセションの往年のナンバー「スローバラード」の歌詞、最後の一行を当てた様な物語で、
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恐怖ノ白魔人(2014年製作の映画)

1.5

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自宅にて鑑賞。仏産、日本劇場未公開作で原題"Aux yeux des vivants(英題;Among the Living)"。序盤から数分で最低限の説明がなされた後、延々とつまらないばかりで
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ディアボリカル(2014年製作の映画)

3.0

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自宅にて鑑賞。独特のテンポと嘗めるが如く滑らかに移動するカメラワーク。登場するクリーチャーはそれ程個性的でもないし、ゴア描写も殆ど目立たない。時間軸が異なる自分が自身を傷付ける等、タイムパラドッ
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ランダム 存在の確率(2013年製作の映画)

3.0

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自宅にて鑑賞。原題"Coherence"。小品な印象は否めないが、アイデア勝負の一作。ミラー彗星の接近を機にシュレディンガーの猫と呼ばれる量子力学上の理論に沿った並行世界もので、まるで精神疾患者
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400デイズ(2015年製作の映画)

3.0

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自宅にて鑑賞。“テオ・クーパー”のB.ラウスと“バグ・キェシロフスキ”のB.フェルドマンとハンサムな二人に加え、狂演が印象的な“ゼル”のT.キャヴァナーと個性的で絶妙な配役だが、彼等を含め他にも
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恐怖分子(1986年製作の映画)

3.0

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自宅で'86年の香港・台湾合作を、デジタル・リマスター版にて鑑賞。三組のカップルの運命が複雑に交錯し、不幸が産まれる物語。黒バックのスタッフロールから始まり、全編に亘り独特のリズムが展開を支配し
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モンスター 変身する美女(2014年製作の映画)

3.5

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自宅にて鑑賞。原題"Spring"。イタリアを舞台とし、作風からもヨーロッパ臭がするが、れっきとしたアメリカ映画。謂わば“アダルト版『ぼくのエリ 200歳の少女('08)』”。ドローンを駆使した
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ゾンビーバー(2014年製作の映画)

2.0

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自宅にて鑑賞。可愛らしいタイトルコールから始まる。女性を含めた登場人物達のひたすら下品な会話の応酬に加え、内容もお下劣。CGに頼らないアニマトロニクスを多用したクリーチャー達。手垢の附いたステロ
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アメリカン・バーガー(2015年製作の映画)

2.0

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自宅にて鑑賞。珍しいスウェーデン産のスプラッター・コメディ。アニメを絡めた凝ったオープニング。“クラケッチ”と云う欧州の森深い外れの田舎が舞台。大した進展やどんでん返しも無い儘、ダラダラと続く。
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スティーヴン・キング ファミリー・シークレット(2014年製作の映画)

2.5

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自宅で鑑賞。日本劇場未公開で、原題"Stephen King's a Good Marriage"。中盤辺り迄はスリラーとして愉しめたが、冒頭から1/3程度で明かされる設定その儘に突っ走した様な
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スティーヴン・キング ビッグ・ドライバー(2014年製作の映画)

3.0

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自宅で鑑賞。タイトル通りS.キングの同名小説を映像化したTVムービー。『ミザリー('90)』では作家が味わう恐怖を丁寧に描いたが、本作はその先のリベンジを焦点にした一筋縄ではいかない復讐譚となっ
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5 FEARS ファイブ・フィアーズ(2013年製作の映画)

2.5

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自宅にて鑑賞。原題"Chilling Visions: 5 Senses of Fear"。五感をテーマに短く纏められたオムニバス作。①SMELL→②SEE→③TOUCH→④TASTE→⑤LIS
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フェニックス・インシデント 襲来(2015年製作の映画)

3.3

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自宅にて鑑賞。日本劇場未公開作。SEやBGMの附いたPOV。'97年3月13日アリゾナ州フェニックスで発生した“フェニックスの光”と呼ばれる怪光現象、エストレラ山で起きた男性四人の行方不明事件を
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アクアノイド(2003年製作の映画)

1.8

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自宅にて鑑賞。日本劇場未公開作。コロコロした薹の立ったヒロイン“バネッサ”のL.ナティーヴォ、終始サングラスがずれた儘のR.ジャージーの“バーノン・ブラックウェル”地方検事、何故かベトナム帽ノン
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ゼロの未来(2013年製作の映画)

3.8

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自宅で鑑賞。原題"The Zero Theorem"。過度にコンピュータに依存した近未来、C.ヴァルツ演じる自閉的な“コーエン・レス”が無(ゼロ)の証明と共に様々な人と接し、心を開いていく物語。
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恐怖の人体研究所(2014年製作の映画)

3.3

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自宅にて鑑賞。日本劇場未公開作、原題"The Atticus Institute"。ドキュメントタッチに徹してた地味乍ら堅実な作りで、圧倒的なリアリティに溢れている。演者達の演技も巧み(中でも“
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悪魔はそこにいる(2014年製作の映画)

1.5

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自宅で鑑賞。日本劇場未公開作で、原題"Raised by Wolves"。BGM・SEの入った似非POV。嘗てカルト集団の殺戮が繰り広げられ、廃墟となったプレーンソング農場が舞台。'73年4月3
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死霊高校(2015年製作の映画)

3.0

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自宅にて鑑賞。原題"The Gallows"。BGMやSEを排除した正真正銘のPOV。'93年10月29日、原題の演目を行う舞台で事故が発生してしまう──丁度20年後となる前夜'13年10月28
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イグジスツ 遭遇(2014年製作の映画)

3.0

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自宅にて鑑賞。SEやBGMの入ったPOV。テキサス州ビッグシキット保護区へ週末を過ごす為、訪れた五人の若者達に襲いかかる恐怖を描く。POVと云う手法を活かした撮影法や表現はPOVに有り勝ちな誤魔
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鮮血ピエロの惨劇(2014年製作の映画)

2.3

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自宅にて鑑賞。日本劇場未公開、原題"Mockingbird"。'95年を舞台にしたSE・BGM附きPOV。序盤からたっぷり間を取った暗転等、全篇独特のリズムが支配する。三箇所で同時進行し、三つの
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デスバーガー(2007年製作の映画)

3.0

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自宅で鑑賞。日本劇場未公開、原題"Drive Thru"。ブランカ・カルネなる街でポルノじみたTVCMを流すファストフード店ヘラ・バーガーのマスコットキャラ“ホーニー”と云うピエロが惨殺を繰り返
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クラウン(2014年製作の映画)

3.5

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自宅にて鑑賞。子供を狙ったピエロのシリアル・キラーと云えばS.キング『IT』の“ペニー・ワイズ”のモデルにもなった“キラー・クラウン”ことJ.ゲイシーだろう。そして福井県の民話で吉崎御坊・願慶寺
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ブラッディピエロ 100人連続切り裂き(2007年製作の映画)

1.3

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自宅にて鑑賞。日本劇場未公開で、原題"100 Tears"。何でもないシーンで流れる妙なBGM。サーカス=ピエロと云う発想が安直で、そのルックスに必然性が欠落している。センスの無い画面と全く感情
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キラークラウン(1987年製作の映画)

3.0

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自宅にて鑑賞。日本劇場未公開のSFホラー・コメディ、原題"Killer Klowns from Outer Space"。いかにも時代を感じさせる画面(マット・ペインティングを前面に押し出した特
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バーニング・ムーン(1992年製作の映画)

1.0

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自宅にて鑑賞。独産、日本劇場未公開作。“聖ペテルセン精神病院”脱走から始まるサイコものの「ジュリアの恋」、敬虔な神父の裏の顔と冤罪をかけられた者の復讐を描くスーパー・ナチュラルものの「純潔」と云
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屋敷女(2007年製作の映画)

2.0

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自宅にて鑑賞。仏産、原題"À L'intérieur"。一方的で憶えの無い気味の悪いストーカーを扱った望月峯太郎の漫画を捩って附けたのかもしれないが、よく判らない邦題。血みどろの不気味なタイトル
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市川崑物語(2006年製作の映画)

3.0

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自宅(CS放送)にて鑑賞。巨匠の人となりを作品を絡め振り返るドキュメント。テロップで解説する手法は市川崑っぽい構成だが、鉤型のテロップに代表される独特の作風や手法等は、具体的に何がどう特徴的なの
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ウェア 破滅(2013年製作の映画)

3.0

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自宅にて鑑賞。舞台は仏だが、れっきとした米国産の人狼もの。恐らく製作側はPOVで作ってたが、物足りなさを感じたのか何等かの理由でBGMを附け、説明的なカットを追加した為、純粋なPOVとは呼べない
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イントゥ・ザ・ストーム(2014年製作の映画)

2.5

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自宅にて鑑賞。BGMが入り、一部よく判らないカットやアングルが紛れたPOV風ディザスター・フィルム。中盤から物語の舞台が二元となるが、緊迫感や臨場感が余り無く、感情移入や作品に入り込む事が出来無
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アフターショック(2012年製作の映画)

3.0

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自宅にて鑑賞。チリと米の合作。観光で訪れた南米チリが舞台のディザスター・パニックもの。突然巨大地震が夜の街バルパライソを襲い、飛び交う怒号と阿鼻叫喚の中、何度も響き渡る津波警報。崩壊した刑務所か
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デビルズ・バースデイ(2014年製作の映画)

3.3

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自宅で鑑賞。SEやBGM附きPOVで原題"Devil's Due"。結婚式前夜~式当日~ドミニカ共和国の新婚旅行で妙な体験~ハネムーンベイビー懐妊後、徐々に異変が……。『クロニクル('12)』の
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浄霊探偵(2015年製作の映画)

2.5

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自宅にて鑑賞。派手な煽りや大袈裟な嚇かし・怖がらせ等の演出は殆ど無く、見所としては神道と邪道の闘いを描く祈祷シーンか。“神矢翔尋”の神島千尋、落ち着いた語り口と圧倒的なリアリティがあると思えば、
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ムーン・ウォーカーズ(2015年製作の映画)

2.8

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自宅にて鑑賞。ベルギー・仏合作。米のアポロ11号(月面有人着陸時)中継映像とS.キューブリックの捏造と云う都市伝説を描くコメディ。オープニングのタイトルバック、サイケデリックなアニメに始まり、衣
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オートマタ(2014年製作の映画)

4.0

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自宅にて鑑賞。ブルガリア・スペイン・カナダ・米合作。2044年、太陽嵐で人口が99.7%に激減し2,100万となり、ROC社はオートマタ"ピルグリム7000"を開発、あり得る世界観を視覚化した作
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マギー(2015年製作の映画)

3.0

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自宅にて鑑賞。濁った色調に低く響く遠雷、さり気無く設定を説明するTVやラジオの音声。ネクロアンビュレス・ウイルスなるものが蔓延したディストピアの中、親娘の物語。葛藤と苦悩の中、行動力が有るのか、
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ゾンビマックス!怒りのデス・ゾンビ(2014年製作の映画)

3.0

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自宅にて鑑賞。オーストラリア産、原題"Wyrmwood(: Road of the Dead)"。全篇、彩度を落とした濁った色調。王道の聖書(終末論)や“ウィムウッド”なるのを持ち出す中、ゾンビ
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