くぅーさんの映画レビュー・感想・評価 - 56ページ目

くぅー

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東京タワー オカンとボクと、時々、オトン(2007年製作の映画)

4.1

樹木希林さん、追悼投稿。

『我が母の記』や『歩いても歩いても』等々、独特の優しい母親像を魅せていたが、何かこのオカンのイメージがとてもハマるんだよなぁ・・・癌を患うってのもあったし。

しかし、いつ
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ミラーを拭く男(2003年製作の映画)

3.7

主人公は定年間近の真面目なサラリーマンの親父、運転中に自宅近くのカーブ・ミラーで、小さいながらも初めて人身事故を起こす・・・が、それが原因で、まるで糸の切れたタコの様に、突如家出をして自転車で全国のカ>>続きを読む

That’s カンニング! 史上最大の作戦?(1996年製作の映画)

3.0

えーと、当時、アムラーな女子に強引に連れられて、映画館に見に行った記憶があります・・・が、内容に関してはノー・コメントです(笑)

エンディングで♪Sweet 19 Bluesが流れ、いい曲だなぁと思
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Mr.Children / Split The Difference(2010年製作の映画)

4.0

my映画館2010#72> ミスチルことMr.Childrenの曲には、やはりそれなりに影響を受けていて、たまたま公開初日に映画館に足を運んだが・・・2,000円の特別料金ながら、地方都市でも入場に行>>続きを読む

ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ(2017年製作の映画)

4.1

"愛は簡単じゃない。だから、愛なんだ。"・・・劇中では名言ではないと語ってますが、この作品を言い得てるのかも。

恋愛はもちろん、家族愛に民族愛に夫婦愛と・・・本作にもいろんな愛が詰まっていて、簡単じ
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人生に乾杯!(2007年製作の映画)

3.9

ハンガリーからやって来た、老い込まれたボニー&クライド的"ワシら達に明日はないのじゃ" (笑)

何気に某ヘブンズ・ドアとか、いろんな作品の既視感はあるが・・・とにかくまったりしたテンポで一線を画し
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R100(2013年製作の映画)

3.7

時々、挿入される“揺れてる?”って台詞が気になりましたね…SとMが行き過ぎてる様な猟奇的な犯罪が増え、不安定な日本を意味してるのかなんて考えるのは深読みしすぎか。

個人的にはいかにものある女芸人の登
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さや侍(2011年製作の映画)

3.8

三作目にして映画監督の松本人志に徹し、前作までとは違う明解な展開で、ベタに小ネタを重ねて行くも・・・個人的にはさほど笑えず、それでも大オチのパターンかと思いきや、全く違う方向での着地に驚きつつも、ニヤ>>続きを読む

しんぼる(2009年製作の映画)

3.6

大日本から大世界へってコトでしょうか…スゴいレベルのしんぼるに達した松本人志に、最後はニヤリとはしましたが。

修行と実践の二つの話は見方を変えるとシュールで…パジャマ男は○様と捉えましたね。

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大日本人(2007年製作の映画)

3.5

拙者は"ごっつええ"ファンだったので、それなりに納得はできる代物にはなってたし…大きく許すのであった(笑)

ALONE アローン(2016年製作の映画)

3.9

my映画館2018#75> 砂漠で地雷を踏み込み、足を外すと爆発する状況下になった兵士が、救出予定までの54時間、孤独な闘いに耐えうるかを描いた・・・いわゆるワン・シチュエーションのスリラーって括りに>>続きを読む

ヒロシマナガサキ(2007年製作の映画)

4.4

広島平和記念資料館と長崎原爆資料館を見学した時、知らず知らずのうちに涙が滴り落ちてたが、全く同じだった。

とにもかくにも力強く訴えて来るドキュメンタリーである。

「戦争を早期に終結させ、日米両国の
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チップス 白バイ野郎 ジョン&パンチ再起動!?(2017年製作の映画)

2.9

のっけから、もう率直に久しぶりにハズレと言うことで(笑)

California HIghway Patrolの頭文字からのタイトルで、あの「白バイ野郎 ジョン&パンチ」のリブート作品ながら・・・何が
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WILD HOGS/団塊ボーイズ(2007年製作の映画)

3.7

黒いレザーにゴツいバイクを転がすワイルドな四大怪優大暴れと思いきや・・・それを逆手に取り、スカした様なマイルドなコメディに終始。

よって、この俳優陣のキャリアを考えたら、物足りなさを感じちまったが、
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泣き虫しょったんの奇跡(2018年製作の映画)

4.0

my映画館2018#74> 一昨年の『聖の青春』に、昨年の『三月のライオン』と、スクリーンでも将棋作品を毎年堪能・・・と書きつつ、実は瀬川晶司の存在は知らず、キャストだけで鑑賞。

で、正直、前述した
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星になった少年 Shining Boy & Little Randy(2005年製作の映画)

4.0

日本初のゾウ使いの少年となった小川哲夢と、ゾウのランディと、その家族の物語で・・・この実話の素材に尽きる作品。

うん、映画としては老若男女をターゲットにしてるがゆえか、割とあっさりの展開に違和感もあ
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四月の永い夢(2017年製作の映画)

4.0

my映画館2018#73> 先週までは予告編も見ることなく全くノーマークでしたが、ふと見たポスターに惹かれて映画館へ・・・これも映画の醍醐味。

で、とても詩的で優しい余韻で帰路に着きましたね・・・た
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さよなら、僕のマンハッタン(2017年製作の映画)

4.0

ちょいと昔、映画のロケ地巡りをしたいがために、ニューヨークはマンハッタンに二度滞在したバブリーな時期がありましたが・・・ヤバい、これを見てベタにまた行きたくなっちまった。

原題は"The Only
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セレンディピティ(2001年製作の映画)

3.7

とにかく甘く素敵なマジックの様なラブ・ストーリーだったのは覚えている・・・スケートリンクと5ドル札に、持ち味全開のジョン・キューザックとケイト・ベッキンセイルの美しさと。

そして、あのニューヨークの
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バッド・ティーチャー(2011年製作の映画)

3.4

思った程にバッドじゃないぜぇえ(笑)

40歳を迎えるキャメロン・ディアズ様が破天荒な女教師に挑んだコメディで…設定には文句なくニンマリ。

いや、某アイドルのPVをパクった様な洗車シーンあたりまでは
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キル・ビル Vol.1(2003年製作の映画)

4.1

BATTLE WITHOUT HONOR OR HUMANITY、そして、恨み節・・・タランティーノ版死亡遊戯を堪能せよ。

もちろん、Vol.1&2をスクリーンで堪能しましたが・・・短めのレビューに
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ザ・キング(2017年製作の映画)

3.8

プライドや正義はさておき、ひたすらに権力に寄り添い、裏では政財界にヤクザもきっちり抑えて、成り上がる検察のダークサイドを描いた、韓国お得意のえげつない大作・・・と言っても、バイオレンス濃度は低く、M・>>続きを読む

下流人生 〜愛こそすべて〜(2004年製作の映画)

3.3

朝鮮戦争後の混乱期に強く成り上がって生き抜こうとする下流(チンピラ)な男・・・義理の姉との恋をベースに、混沌とする時代の流れに呑まれながら、危険と背中合わせのヤクザなビジネスでしのいでいく様を描く。>>続きを読む

旅立ち 〜足寄より〜(2008年製作の映画)

3.9

今朝の北海道での大地震を受けて、思わず本作を投稿_(._.)_

あの松山千春が全国区でブレイクする前の、北海道でのデビューからの活躍と・・・影で支えた恩人のディレクターとの絆の物語で、23歳の時に書
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少年メリケンサック(2008年製作の映画)

3.8

★ガオーッと、かんなさんは大成功です・・・って、つまりは宮崎あおいが最もパンキッシュに可愛くハジけていて、思わすメリケンサック付きの裏拳でツッコミ入れたくなったけど(笑)

うん、クドカンのセンスの良
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犯罪都市(2017年製作の映画)

3.8

2004年のソウルのチャイナタウンで実際にあった、警察による中国系マフィア掃討作戦をモチーフにしたフィクションで・・・韓国作品をそれなりに見てる方は、既視感のあるえげつないバイオレンス物ってコトになる>>続きを読む

執行者(2009年製作の映画)

3.7

1997年以来、死刑執行停止の韓国…その死刑執行の刑務官にあえてスポット当てた作品で、興味深く見入る。

それは12年ぶりに死刑執行という設定で、ある意味掟破りだが・・・新人刑務官を軸に、服役者を獣の
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ケンカの技術(2005年製作の映画)

3.5

とても分り易いイジメられっ子の、拳による成長物語であり・・・懐かしき香港的カンフー作品を彷彿させる師弟関係ぶりにニヤリ。

基本的にはシリアスながら、コミカルな師弟描写を挟み・・・リベンジなバイオレン
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バトル・オブ・ザ・セクシーズ(2017年製作の映画)

3.9

my映画館2018#72> "男女の性別間の戦い"とズバッと直球のタイトルですが・・・1973年の前代未聞のバトルを、今、クローズアップさせたのも納得。

そう、むしろ男女それぞれの価値観、ひいては自
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40歳の童貞男(2005年製作の映画)

3.5

いやまぁ、この妙にインパクトのあるタイトルは何ともだが、それとは裏腹に変に奥ゆかしい純なコメディにニヤリ・・・って、やはり2時間近くは引っ張り過ぎの内容だけど(笑)

タイトルまんまのストーリーで、日
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アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)

4.0

my映画館2018#71> いいっすね、この独自の変幻自在で緩急自在っぷりが、とにかく楽しかった。

うん、キャップらのアベンジャーズ組との距離感もナイスで、このままあまりスケールをデカくせずに行って
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.9

映画鑑賞優先でほとんどゲームをしなくなったし、近未来SFが得意ではないので、迷いに迷って劇場鑑賞スルーしましたが・・・これまた映画好きにはたまらない仕上がりかと。

スピルバーグ監督版アバターで、随所
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マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋(2007年製作の映画)

3.9

ミラクルではなくマジックが詰まってる作品で・・・最近はミラクルな大作が多いだけに物足りなく感じるかもだが、都会に小さく佇むおもちゃ屋だけに、このスケールで正解でしょうね。

ただし、惜しむらくは起承転
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マイ・ブルーベリー・ナイツ(2007年製作の映画)

3.8

my映画館2008#27> 劇中のあのブルーベリー・パイの如く、残された者達のドラマ・・・確かに隠し味の様な余韻が後を引く。

ニューヨークにメンフィスにネバダと、気持ちと距離のエピソードで舞台を変え
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天使の涙(1995年製作の映画)

3.7

フフフッ、あの『恋する惑星』とは似て非なる作品でしたね・・・ウォン・カーウァイ監督は独特のタッチで、深夜の香港で繰り広げられる、原題"堕落天使"達の喜怒哀楽の戯れを楽しませてくれる。

個人的な好みは
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