純朴な高校生が地獄から好きな人に会いにロックする話。ロックだった。
憧れの初恋を引きずったまま大人になった女性が主人公で…、と題材はありがちなものだと思うけどその展開や描写演出がずば抜けて良くてハマった。付箋の表現好きでした。最高。
気軽に観れる映画だった。主人公の俳優のとぼけた感じがよかった。理由が意外とあっさり消化されて拍子抜けしたところある。
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コメディかと思いきや…
ちょっと抜けた2人がどたばたしつつもなんだかんだうまくいく、そんな話を想像してみてました。ええ、ラストまでは…。最後のオチでコメディなのかサスペンスなのか分からなくなったのと同>>続きを読む
破滅が破滅を呼び、いたずらな善意が狂気を起こす。緻密に粛々と進む復讐とそれと相成すようにワンカットワンカットの計算された美しさが不気味で目が離せなかった。
真実の愛にグッときた。がしかし終盤にかけてファンタジーを観ていたつもりがじつはヒーロー物だったみたいな感覚がなぜかどこかにあった。
このレビューはネタバレを含みます
数々の苦難を越えどもまた絶望を抱えたとて今までの轍は確かにそこにあり、見ている人はちゃんと見てくれている。ひたむきに取り組むことを思い出させてくれる。何度観たことか…。
パディントンがとにかく愛らしく奮闘する家族は王道だが楽しい。ザ・ロンドンというような街並みのショットが随所にあり懐かしくなった。