食べてさんの映画レビュー・感想・評価

食べて

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キリエのうた(2023年製作の映画)

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非常に美しい映像。
みんなちょっとずつ気持ち悪い。

夢として見たかったので現実に繋がる話があるのはしんどかったです。その話が辛いのではなく、夢と現のコントラストがキツかった。

わんわん物語(1955年製作の映画)

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子供の頃にわからなかった言葉がたくさんあったのを思い出した。レディと同じように首を傾げていたな。
犬かわいい。

ピーター・パン(1953年製作の映画)

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ひょんなことからどうしても観たくなり鑑賞。
おとなになって初めて観たが、ピーターパンがしっかりと野蛮で残虐で辛かった。しかし、私はこの作品をこどもの頃に何度も何度も繰り返し観ながらもこうやって物事の良
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母性(2022年製作の映画)

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私の解釈がどうも製作側と合わぬようで、コントのような面白さを感じてしまった。それを含めて不気味な作品だった。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

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 私は、この作品を「個人的な宝物」として観ています。溢れて溢れてどうしようもないこの宝物たちを少し言語化できたので、記録しておきます。

 私は手延べ硝子がすきだ。手延べ硝子は手作業で職人が延ばした
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CLOSE/クロース(2022年製作の映画)

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明日と向き合う力が抜けてしまったとき、浮いてどこかへ行かぬよう、記憶の中の大切なひとが私の足首をぐっと掴んでくれる。それらが無くなったらたしかに私も生きていられるかわからない。なんてことを考えた。>>続きを読む

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

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電話越しに「だいすきだよ」と母へ言う父。ふたりは別れても、か細い柔らかい糸で家族として繋がってるのだろう。
このシーンに私は個人的に救われた。

何かが消えてなくなってしまいそうで、ずっとどきどきして
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ヒューマン・ボイス(2020年製作の映画)

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馴染まない部分が多かったので咀嚼しきれてないけれど、とにかく画面に痺れた。

31年目の夫婦げんか(2012年製作の映画)

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メリル・ストリープが可愛くて何度か観ている。
今回はただかわいいかわいいだけではなくて、色々と自分に重ねて思うことがあった。
相手の忍耐強さに守られてることってなかなか気づけないよなあ。

多分また観
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PLAN 75(2022年製作の映画)

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 年はいつの間にか取るもので、私も気づいたら30年生きていた。毎日を必死に過ごしていると、10年前、5年前、3年前、半年前と自分が少しだけ変わっていることに時々気付く。そしてこれは自前の自分との対話力>>続きを読む

X エックス(2022年製作の映画)

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 ひい祖母が会うたびに言う。
「おまえが赤ん坊のときに、飛んできた硬い餅が頭に当たってね。それでもう、(おまえの頭は)だめなんじゃないかって思ってたけれど、よく、よく大きくなって。」
と、私のおそらく
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エンドロールのつづき(2021年製作の映画)

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父と子、母と子、子供と社会の話。
ガラス瓶越しに観る世界。夢中になって何かを追う子供は私には美しすぎて終始涙が止まらなかった。

彼らなりの社会の中で逞しく生きる子供たち。痩せっぽちなワイヤーのような
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名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

まずお決まりのオープリングが最高にクールだった。コナン初視聴者へだけでなく、玄人へのエンタメ性。完璧。

大きめのテーマ、そこへのアンサーのようなキーパーソンの声優設定は痺れた。
作中のジェットコース
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劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

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漫画を爆読みしての鑑賞。
ケンジがめちゃくちゃすき、じめっとした人間みを独自の包容力で抱きしめている。好きにしながら好きにさせる才能はすごく羨ましい。
逆に主人公が嫌い。ドラマ後半になるにつれケンジの
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片袖の魚(2021年製作の映画)

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ボールを投げつけた意味がわかる日がくるのだろうか。

おかえりと言ってくれる場所がある。
それがいちばん現実味を帯びているような気がした。
私たち同じ時代を生きているんだね。


THEATRE fo
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