そしてさんの映画レビュー・感想・評価

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万引き家族(2018年製作の映画)

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瞬間におとずれる 本物の煌めき 簡単に崩れゆく儚さ 人間らしさの全て 子どもたちにとっていつか家族との記憶が拠り所になるだろう

ダージリン急行(2007年製作の映画)

4.3

白くて花いっぱいの葬式 人も動物も荷物もごったに箱詰めにされた三等車 鮮やかな洗濯物 無数の動物 走りながら飛び乗る列車

変なお祈りの方法 多すぎるお洒落なトランク 高級サングラスとスーツ 頭に巻い
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花様年華(2000年製作の映画)

4.5

すれ違う度に移り行く心 男女の機微表す少ない言葉 覗くような美しいカットの数々 鏡によって横に並ぶ2人 印象的なリズム残す『夢ニのテーマ』 トニーレオンが纏う紫煙 マギーチャンの艶やかなチャイナドレ>>続きを読む

ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス(2016年製作の映画)

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知が平等に開かれていることの喜び
選択をするための情報を手にする機会が、
その権利が民にはあること
こんなにも市民の事を考えた公共機関があるのということ 理想のあり方だと思う

映画を観た後に県立図書
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きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

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3人で空が白み始める函館を歩く姿が良かった 友情と恋愛の機微 流動する心 友情も恋愛も根源は同じ感情なのではないかな・そうあって欲しい

ナイトクルージング(2018年製作の映画)

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刺激を別の感覚で知覚・認知すること
違う感覚特性をもつもの達がお互いの認知を擦り合わせようとしていくこと 分かり合えないことが前提にあってもお互いを理解し合おうとする姿勢
視覚がなくても色はある

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

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声を持たない人々の社会的勝利 音声を持たない人が社会的声を持たないということ
恋をしてとりとめない日常の彩度が高まる夜のバスの車窓から見る街の灯り

ビューティフル・ボーイ(2018年製作の映画)

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自分を救うのは自分自身 他人は人を救えない 添い続けることが 唯一出来得ること
優しさの距離を間違えないこと その距離を保つことが優しさである

7月の物語(2017年製作の映画)

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親密さを表わすようなたわいない会話(「料理するときに食べてもらう人のことを考えると料理が楽しくなる でもこれを作ってる時はまさかビーチで食べるなんて」みたいな ) 絵がとても綺麗で恋と友情の狭間 男
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ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

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地球のあちこちで夜を走る人たちの取り留めのない会話 私が朝を待ち望んでいる時世界のあちこちではすでに朝を迎えている事実は心の支えになる

裏窓(1954年製作の映画)

5.0

映画の解釈の視点 を始めて知った作品 何度も見て映像の撮り方にどんな意図あるのかと考えることを求められた映画故にとても思い入れがある いつまででも好きな映画 本当のホラー映画

バハールの涙(2018年製作の映画)

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生きるために戦う人々が生きていることが勝利 存在こそが勝利 戦う雄姿が勝利と唱える場面が印象的だった 恐怖に心を包み込まれないように歌い踊り笑い士気を高める女性の姿が眩く強く儚く思えた
そこに生きてい
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