たーぼさんの映画レビュー・感想・評価

たーぼ

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ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

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雰囲気映画かと思いきや、ちゃんと展開の面白いSF作品だった!
とにかくシュール。
音楽と何とも言えない表情の顔面カットが癖になる。
現実世界のメタファーと時の流れを活かした脚本が面白かった。
まだまだ
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ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

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申し訳程度に人間ドラマのある怪獣プロレス映画。

人間にとってはどっちも味方じゃなくね…?てなったけど、そんなことはどうでもよくてただただ暴れる怪獣にヒャッハーして楽しむ映画だった。
躊躇いなく破壊さ
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キングコング:髑髏島の巨神(2017年製作の映画)

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時代背景が興味深かった。

やり切れなかったサミュエル・L・ジャクソンのキャラがシナリオ上の肝なので彼をベースにした展開。
戦争を背景に人間とモンスターに因縁の関係を持たせたドラマは直近のマイナスワン
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映画ドラえもん のび太の地球交響楽(シンフォニー)(2024年製作の映画)

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怒涛の伏線回収映画
音楽を強調するために対極の状況を描くとか、ドラえもんらしいSFで好き
ただ、音楽映画として観ようとするとそこまでではない印象だった
疲れてたので中盤少し意識飛んでしまったのが悔やま
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アリータ:バトル・エンジェル(2018年製作の映画)

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続きを!作って!

学生時代に原作読んでたけど内容ほぼ忘れてた。
世界観やキャラの設定がしっかり面白くてそこから描かれるドラマも必然的な展開でいろいろ納得いく気持ちよさ。
アリータが強すぎるので彼女の
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M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

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ミーガンのキャラが好き。
マリグナント的面白さ、と思ったら脚本家同じだった。

当たり前にチャッキーやターミネーターを彷彿とさせつつ、お約束的演出は分かってても熱くなる。
それにしてもおもちゃとは思え
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ガメラ 大怪獣空中決戦(1995年製作の映画)

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子供の頃、映画館で夢中になって観た作品をまた子供達と一緒に観れるのは幸せ。
ギャオスのグロテクスな見た目、キャスト陣の演技、SF的設定、リアル路線の演出など、好きなところたくさん。
この頃の日本の雰囲
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

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神木隆之介様々な作品。
演出過剰による滲み出る臭さや、後半少しシナリオ的に納得いかないところもあるけれど、総じて面白かった。
正直期待以上で満足。
子供たちとゴジラを一緒に映画館で楽しめるというのは幸
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ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

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マルタのチェイスシーンが最高。

シナリオはまたこれ?という感じ。
せっかく炎の王国で解き放たれた恐竜達がいるのに、悪い金持ちが築いた閉鎖的環境の崩壊といういつものプロット。
人類の脅威は恐竜ではなく
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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

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動物!!

殺意低めのカンフーシーンだけ微妙だった。
他は2作目を超える創意工夫殺意高めアクションで満足。
どれもこれも痛そうだしちゃんと死んでる感じ。
バイオレンスというか、もはやスプラッタホラーみ
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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

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原作一作目のオープニングムービーを何度も観てた自分としてはあの曲!ってなった。

良くも悪くも超絶王道ハリウッド脚本。
トップガンマーヴェリックを彷彿とさせるプロット。
ある意味この題材に対して最適解
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ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

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アクションマシマシの2作目。

1作目よりアクションシーン多めで代わりにドラマは薄まった印象。
より漫画的で007やMIシリーズのような世界観は楽しさもありつつ少し食傷気味な感も否めない。
ただ、工夫
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ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

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生々しいバイオレンスアクションなマトリックス。

さすが人気作。
ようやく観たけれど面白かった。
丁寧な序盤で共感できる動機と伏線を張り、そこからの情報の出し方が素晴らしい。
予備知識なしで観たことで
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ウィリーズ・ワンダーランド(2021年製作の映画)

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とてもニコラス・ケイジ。

サスペンスホラーに王道の巻き込まれ用心棒シナリオをミックスしたコメディ作品。
とにかくニコラスケイジのキャラ造形が極まっていて、こいついれば何やっても面白い状態。
行動が一
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ネタバレしないことには何も書けない気がして。
とりあえず鑑賞直後に、素直な気持ちで書きたくて。

原作の内容は知らず、ジブリはハウルの動く城までは観てる。
そんな自分にとっては、好みな作品だった。
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RUN/ラン(2020年製作の映画)

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元ネタの事件があるらしい映画。
子供がいると色々考えさせられる側面もあった。

ちょっとした細かい点でのサスペンスな展開がとても丁寧で面白くて、夢中になって見れる。
全然違うけれど行き当たりばったりさ
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怪物(2023年製作の映画)

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期待と違う作品。

クセの強い脚本。
説得力のある演技。
演出による違和感。

感情移入したし、めちゃくちゃ楽しめたし、カタルシスも得られた。
しかし完全に勘違いしていた、この映画の見方を。
咀嚼する
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ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

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伏線を散りばめた群像劇コメディとして楽しめた。
ただ、ミステリーとしてはかなり薄味。
森博嗣の小説みたいな舞台だったので期待とワクワクが大きくなり過ぎてしまい、正直ちょっと肩透かし気味なオチに感じた。
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

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シナリオと大自然が美しい作品だった。

サスペンスやミステリーとして以上に、ヒューマンドラマとして完成度が高かった。
あらゆる舞台装置が登場人物たちのキャラクターを無駄なく作り上げていて、物語の展開全
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凶悪(2013年製作の映画)

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リリーフランキーとピエール瀧がめちゃくちゃ楽しそうに悪人を演じてて、ハマってた。

サスペンススリラーのようで、バイオレンスエンタメで、ヒューマンドラマやってる。
なぜか、黒沢清監督の「CURE」を思
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テトリス(2023年製作の映画)

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ロシアで生まれたメガヒットゲーム。
ゲームに文字通り命をかけた人たちのドラマ。
めちゃくちゃ面白かった。

テトリスはこんな波乱の時代に生まれたんだね。
クスッとしてしまう日本描写を楽しみつつ。
Ni
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

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マリオというコンテンツに触れたことがあればほぼ確実に楽しめるであろう内容。
最初から最後までひたすらエンタメ。
年代がふわっとしてる感じも良かった。
音楽最高。
めっちゃご都合主義だけど、ファミリーム
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サスペリア(1977年製作の映画)

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不思議の国のアリスみたいだった。

映像がとにかく綺麗。
同時代の監督だとデパルマ思い出す印象的なビジュアルの数々。
強い色味のライティング、派手なカラーリングのインテリアなど、目が楽しい。
恐怖シー
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ゴア・ゴア・ガールズ(1971年製作の映画)

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「2000人の狂人」以来に観たハーシェル・ゴードン・ルイスの映画。

野暮ったい演技と冗長な演出に、ちょっとしんどさもあったけれど、画面レイアウトやファッションがオシャレで雰囲気楽しめた。
正直「20
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ゾンビ/ディレクターズカット完全版(1978年製作の映画)

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ゾンビ映画の金字塔。

正直舐めてた。
最初から最後までエンタメ極めてる。
この後に作られた様々なゾンビ作品がやってること、全部この作品に詰まってるじゃん。
いきなりクライマックスな内容とその状況を強
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学校の怪談(1995年製作の映画)

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良質なジュブナイル。
親になった今観てもとても面白かった。
シンプルだけど丁寧な脚本が良い。
物語の導入部分とかめっちゃ良い。
子供達、大人達共にドラマがきちんとあって、物語を通してわずかに関係性が変
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パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

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恋愛SF大好き。

なんか、ありそうでなかった新鮮味のある内容でかなり満足した。
景観の美しさも目に楽しくて。
特殊効果の安さはちょっと気になったけれど、ライトに楽しめる作風には合っていた。

設定と
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

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予備知識ゼロで観て正解。
映画愛を感じる。
映画の中の動物やその業界に想いを馳せた。

違和感を抱く不気味な演出が流石。
冒頭から興味を持続させる情報の出し方がたまらなくうまくて、とんでもない内容のよ
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ピノキオ(1940年製作の映画)

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子供達と再鑑賞。

残酷で、子供向けとしては今だと問題になりそうな描写も多い。
てかかなりホラーな内容。
映画としては冒頭のゼペットじいさん宅の映像で一気に引き込まれる。
影や被写界深度による映像表現
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ベイマックス(2014年製作の映画)

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内容何も知らずに観たら、そっちのジャンルか!と意外だった。
原題だと気づくけど、皆好きなやつでワクワク。
主人公だけ14歳というところもいい。
文化ごちゃ混ぜ都市が目に楽しい。
日本モチーフ多いとこん
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ピーター・パン(1953年製作の映画)

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キャラクターだけ知ってたけれど設定がぶっ飛んでた

ウェンディはヒロインという感じじゃない。
リーダーシップも取れる母性の塊。
いろんな含みを感じる物語が好き。
何より絵が綺麗。
ティンカーベルの光の
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ファインディング・ニモ(2003年製作の映画)

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かわいい子には旅をさせろ。

子供と一緒に鑑賞。
子離れできない親の話、というのはなんとなく知っていて観たけれど、思った以上にハードな導入でビックリ。
お手本のような脚本で最初から最後まで楽しめるエン
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ベイブ(1995年製作の映画)

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懐かしの作品。吹き替えで子供と再鑑賞。
ベイブが可愛かった。
ブラック気味のジョークが笑えて切ない。
素直な心で皆の偏見を解いていくハートフルなドラマ。
それぞれに事情があるのだからコミュニケーション
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トップガン(1986年製作の映画)

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続編を観るために復習。
昔観た時にめちゃくちゃつまらなかった記憶があったのでストーリーに期待せずに観たら映像の美しさが最高だった。

プロットは王道なので悪いわけではないと思うんだけれど、トム演じるマ
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オールド(2021年製作の映画)

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キャッチコピーでバラされてはいるが、設定も知らずに観た方が確実に面白い内容だった。

脚本の完成度が高い。
この設定でここまで面白くできるんだなぁって。
一つの作品の中に様々なジャンルの面白さ、テーマ
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