たこやきさんの映画レビュー・感想・評価

たこやき

たこやき

映画(166)
ドラマ(0)
アニメ(0)

何がジェーンに起ったか?(1962年製作の映画)

3.8

まずは老婆ベティ デイヴィスの怪演。への字口で眉に皺を寄せ現実を恨みながら悪態をつく様はさも何処かにいそうな老婆であるが、同時に若く輝いていた頃への捨てきれない情熱と執着心も持ち合わせている。それに対>>続きを読む

ロスト・ボディ(2012年製作の映画)

3.9

安置所から死体が無くなる…
外は雨。シリアスで大袈裟な演技。
大好物でした。

透明人間(2019年製作の映画)

3.8

古典的な透明人間というお題も現代風に作り直すと、ホラー、SF、サスペンスと要素盛り沢山になるんだなぁと。
ここはああしてこうしてこうなるからここにはこの動きを入れて、と製作陣の試行錯誤が伺えた。
けど
>>続きを読む

グランド・ホテル(1932年製作の映画)

3.6

ルパン三世の様な男爵、お金がある所について行くタイピスト、恋に浮かれる凄く可愛らしいバレリーナ、ジャイアンの様な資産家、病を患った初老の男。
途中までは楽しかったが、男爵の結末は予想だにしなかった。最
>>続きを読む

ゼイリブ(1988年製作の映画)

3.7

サングラスを掛けると隠れて人間として生きているエイリアンが見えてしまうというドストレートB級映画。なんじゃそりゃ。見渡せば町の人は半分位エイリアンだが何故か危機感を感じない。インベーダーゲームをやるよ>>続きを読む

北北西に進路を取れ(1959年製作の映画)

4.2

スパイと疑われた主人公がその人物を追うにつれ沼にハマっていく古典的エンターテイメント。主人公の楽天的なユルさもよい。ラストも素晴らしい👍大満足です。
やっぱり映画っていいもんですね!

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.9

宮崎駿節炸裂☆アートが散りばめられてて全体的に少し暗めの雰囲気。
スッキリしない物を抱えながらもあっという間でした(´∀`*)ノシ

荒野の七人(1960年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

悪党に恩赦を貰ってそれを反故にするの?えぇ…。
しかし悪党は○ホなのか?何故殺さずに?何故わざわざ出向いて銃も返すのか?もしかしたら凄くいい人???何人もの味方殺さてんだぞ?!?!普通なら市中引き摺り
>>続きを読む

127時間(2010年製作の映画)

3.5

ちょっとエグかったな…。生き続ける為に手段を選ばない生への渇望が鬼畜過ぎて。
俺ならあそこで普通にエンドゲームかも。

ウインド・リバー(2017年製作の映画)

3.8

ストーリーもサスペンス性も充分に良いのだが主人公の台詞回しがキザ過ぎてどうにも乗り切れなかった…

アーティスト(2011年製作の映画)

4.1

ある映画スターの没落とその後を描いた白黒、音声なしの映画。ストーリーもさることながら純粋な映画に対する愛や感謝も感じられる温もりのある良作品。
全体的にピュアな感じに溢れており、今の時期にこういう表現
>>続きを読む

黙秘(1995年製作の映画)

4.0

斧がとても似合ってしまうキャシーベイツ。この人は懐深いな。この作品は彼女なしでは成り立たない位作品の根幹を成している。主人公ドロリスは重苦しい不幸を冗談混じりの皮肉に変換して逞しく生きている。
又それ
>>続きを読む

絞殺魔(1968年製作の映画)

3.9

古典的ミステリー。倒錯していく様な展開が素晴らしい。

わが谷は緑なりき(1941年製作の映画)

3.6

白黒だが背景の自然が(セットであろうが)鮮烈に感じる。
ビビッドな自然の美しさに反する死と隣り合わせの苛酷な労働に従事する炭鉱夫の逞しい生き様。
中盤は急いで詰め込んだ昼ドラの様な展開で少々ダレ気味で
>>続きを読む

アメリカン・ヒストリーX(1998年製作の映画)

4.2

人は問題の原因を求めて安易な答えを見出してしまう。その典型がステレオタイプであり差別である。差別という暗い谷底を情け容赦なく見せつけてくる。勿論見てて辛い。
序盤のセリフで- 全ての犯罪は人種が絡ん
>>続きを読む

オー・ブラザー!(2000年製作の映画)

3.7

3人の脱獄囚のコメディロードムービー。ドタバタしてるのは好きなんだけど、もう一つ垢抜けて欲しかった。

TENET テネット(2020年製作の映画)

3.5

皆様書いてらっしゃる通りよく分からなかったです。ネタバレ見てもよく分からなかったです。序盤のオペラハウスの攻防に至っては解説見てもかなりめちゃくちゃで分かるのかって位複雑です。
それを観客にぶん投げて
>>続きを読む

麦の穂をゆらす風(2006年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

アイルランド独立戦争に没入する民兵の葛藤を描いた作品
色々拗れて親友を銃殺刑にするなどまぁ痛々しい。
最終的に兄と弟で意見が分かれてしまうのだが、僕は兄に圧倒的に賛成。停戦時はお互いどこかで妥協点を見
>>続きを読む

情婦(1957年製作の映画)

4.1

法廷物は余り見ないけど凄く面白かった。筋書き通りに見事にハメられたw健康不安を抱える年老いた弁護士と健全ハンサムな容疑者。
ドドドっと展開が凝縮されていく最後は鳥肌モノ!

ニック・オブ・タイム(1995年製作の映画)

3.8

少し古めだけどキチンとエンタメしてて楽しかった。暗殺目論むより全力で応援して乗って当選した方が人生遥かに楽しくなりそうだけどなんでだろ?
ウォーケン様は毎回素晴らしい。こんな悪役も自然で凄く様になって
>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト(1968年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

画面の圧力が凄い…。ストーリーは説明不足で何が何だか分からなかったが勝手に想像して色々分かった。
牧場主の旦那が見込んだ土地を半身付随の親父が殺し屋にシャイアンがやった事にして殺させて自分の物にしよう
>>続きを読む

砂の器(1974年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

前半はストーリー追うのがやっとで少々退屈気味だが、終盤の丹波さんの解説で思い切り心えぐられたw
あんな小さい男の子抱えてお遍路さんなんて…。消えそうな命の灯火を何とか紡いでいこうとする親子の旅路。体に
>>続きを読む

ザ・バニシング-消失-(1988年製作の映画)

3.8

ギリギリまで犯人が信じられなかった…。僕も主人公と同じ心理だったのかな…?
後味悪いけどいい映画

シン・シティ(2005年製作の映画)

3.7

ストーリー見てなくてもずっと漫画の様なノリでドンぱちやってるから飽きない。途中からはちゃめちゃな展開になっていくにつれ監督のノリやジョークの様なものが垣間見れて面白い。
ベタだけどミホがめっちゃカッコ
>>続きを読む

イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

4.0

ナチ関連の話をここまでノリよくアレンジ効かせるなんて凄いなぁ。個人的にはもっと他の隊員活躍して欲しかった!

ビッグ・リボウスキ(1998年製作の映画)

3.9

コーエン兄弟の映画は人間臭い人が良く出てくるが、今回はどうしようもなくやる気のないニートの主人公や勘違いで車をボコボコにされた後も平然とハンバーガーを頬張る短気で単細胞なグッドマンの様な輩などキャラが>>続きを読む

パージ(2013年製作の映画)

3.5

設定がんなアホなって感じでナンセンスすぎて面白かった。娘と母親が見事に足枷になってて、てかこれもまた安易な設定。近所の人がパージする意味がわかんねえ。ていう安心してスリルを味わえるB級映画。こういうの>>続きを読む

きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

4.0

勇気がなく、どうせだめだ、と投げやりになっている背中をall is wellとポンと押してあげると人はこんなに変わっていくもんなんだろうか。映画では見違えるほど別人になっていったがなんとなくそんな気も>>続きを読む

X-MEN:ダーク・フェニックス(2019年製作の映画)

3.8

ターミネーターみたいなの出てきて楽しかったな
マグニートは安定の不安定さ加減。

X-MEN:アポカリプス(2016年製作の映画)

3.6

マグニートに川の掃除して貰ったら凄く綺麗になりそう
アポカリプスは1000回転生したらしいけど、1000回失敗したって事なんじゃねーのかな?それでも自分は万能位に思ってるなんて根性あるなー、てかアホ?
>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.3

ディカプリオ演技まじ凄いな💦w初っ端からグイグイ引き込まれてくw
1人の落ちぶれ気味の俳優が映画の中のドラマで演技するシーンでドキドキする事なんてあるんだなw凄い切り口w皮肉気味のテイストもがっつりス
>>続きを読む

エレファント(2003年製作の映画)

3.1

んー、まぁ言いたい事は分かる。
けど1時間も日常見せられたらかなり退屈

デッドゾーン(1983年製作の映画)

3.7

SFサスペンス。人の手を握るとその人の未来が見えてしまうようになってしまったウォーケン
演技力が素晴らしいなぁ…
情報過多な今の時代にこの映画はちょっと刺激不足かな。昔だったら鳥肌ものだったかも笑