Taigaさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

4.6

「僕、ずっとウルトラマン好きで良かったわ」と思う。

エンドロール眺めながら、物心付く前よりVHSデッキで、ウルトラマン観せてくれていた両親に、感謝したよ。

2022年に大規模なウルトラマンの映画を
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死霊のはらわた(1981年製作の映画)

2.4

スプラッタホラーの金字塔。

遺産的作品とは言え、やはり今現在観て純粋に面白いかと聞かれれば、首を縦に振りづらいものであった。

ストーリーと言えるものもないし、登場人物に感情移入もへったくれもない。
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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

3.9

スコセッシ監督が「マーベル映画は映画じゃねぇ、テーマパークじゃ」と言ってたみたいだけど、これ見て特に納得した感は正直な話、否めない。

IMAX3Dで観たのもあって、別にストーリーが薄いとかでは絶対に
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ONE PIECE ワンピース 呪われた聖剣(2004年製作の映画)

2.5

<REDに備えて>

ゾロの旧友、映画オリジナルキャラクターである、剣士のサガがキーパーソンという事で、ゾロにスポットライトが当てられたストーリーであるが、活躍する場面は割と少なめ。

ゾロの過去が明
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ONE PIECE ワンピース THE MOVIE デッドエンドの冒険(2003年製作の映画)

3.5

<REDに備えて>

賞金3億ベリーを手にする為、何でもありの海賊船レース「デッドエンド」に参加する麦わらの一味たち。
だが、そのレースは優勝候補筆頭の元海軍のガスパーデにより仕組まれていて…。

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ONE PIECE ワンピース 珍獣島のチョッパー王国(2002年製作の映画)

3.2

<REDに備えて>

ひょんなことから、お宝の眠る珍獣島の王と勘違いされてしまったチョッパー。
仮初めの王として、宝を狙って襲い来る悪党に、臆病な彼は立ち向かう。

加入間もないチョッパーにフォーカス
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ガンズ・アキンボ(2019年製作の映画)

2.8

ダークウェブの殺し合い生中継サイト「スキズム」に荒らし書き込みをしたラドクリフが、管理人の怒りを買って強制的にデスゲームに参加させられちゃって〜って話。

銃をボルトで固定されてて、両手の自由が効かな
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ONE PIECE ワンピース ねじまき島の冒険(2001年製作の映画)

3.0

<REDに備えて>

チョッパー加入前夜。
奪われたメリー号を追って、麦わらたちはトランプ海賊団の根城、ねじまき島へ進路を固める。

麦わらの一味とゲストキャラの盗賊兄弟へ集中的にスポットが当てられて
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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

3.9

キリン争奪戦選挙編。

ジョニデのも観たかったけど、リキャストは全く気にならず。
けど作中ではそれっぽい設定付与含め、全く説明ナシ。
戸惑う人もいるんじゃねぇかな。

本編に関しては、仕掛け絵本という
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ONE PIECE ワンピース(2000年製作の映画)

3.3

<REDに備えて>

記念すべき劇場版一作目。
サンジ加入前の麦わらの一味。

主人公の「腹減った〜」に始まり、捻くれ者の少年と、過去に何かありそうなジーさん。
見るからに頭と性根が悪そうな敵の登場。
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パプリカ(2006年製作の映画)

3.3

風邪の時見る夢ッてこんな感じよねー。

インセプション的な話だったんだね、知らなかった。

平沢進氏の強烈なテクノサウンドと共に、街中を闊歩する有象無象のパレード。
奇想天外な夢のパートはメチャ引き込
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エデンの東(1954年製作の映画)

3.7

"旧約聖書"だったり"カインとアベル"の話にも見識が深いと、きっと考察とか面白いんだろうな。

それにしても、戦争によって築かれた地に住みながら、戦争によって得た金は要らんとか、何かにつけて主人公を敬
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モービウス(2022年製作の映画)

2.9

力に目覚める→制御不能のその力に苦しむ→主人公と同じ特性を持った敵登場→ラストバトル

上記の一連の流れが、ヴィランのオリジン系の映画なので、もう致し方のないことなんだけど、構成が「ヴェノム」と酷似し
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KAPPEI カッペイ(2022年製作の映画)

3.9

パロディ元の北斗の拳が好きな私としては、個人的にツボだったので評価高めで。

来る終末の救世主として、その身を鍛え上げた漢たちの、お留守なハートを失恋が打ち砕くという発想が面白いし、少年漫画的なクサい
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うみべの女の子(2021年製作の映画)

3.4

浅野いにお原作マンガの実写化。
閉塞的な海岸町での、センシティブでエロティックな中学生の恋模様が描かれる。

キャスト陣は皆ギリティーンズばかりなのだが、リアリティのある演技で、中2の少年少女たちがそ
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ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

3.5

世界観の説明を伝わる人にだけ伝わる言い方をすると、「GANTZ」のカタストロフィ編。

青い奴らに人間は、家畜同然に飼われちゃたり、虫ケラ同然に弄ばれちゃっておりますが、"知識"を持った主人公の登場に
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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

3.0

純朴な青年を演じていたポール・ダノ。
「ザ・バットマン」のリドラーからのテンション高低差で耳キーンなるわ。

お役立ちラドクリフを使ってサバイバルする話なのかなとか思ってたけど、熱烈片想い系ラブストー
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オデッセイ(2015年製作の映画)

3.6

先月辺りにエントリーシートの受付が終わった、十数年ぶりのJAXAによる新規宇宙飛行士選抜。

なんと今回、文系の諸君も応募可能であったとのことで、アレ?英語さえなんとかすれば、ボクもミッション参加出来
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Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

3.7

ジジイになったら言ってみたいセリフ筆頭「昔…チョット色々あってな」
昔…チョット色々ありすぎたジジイの話。

極めて平凡な家庭生活を営んでいた二児の父親には、家族も知らぬ超暴力的な裏の顔と、誰にも明か
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

4.4

ジョーカーがワンオペで育児したり、スーパーマンが孤独にグルメする話が漫画化される程に平和な国の日本ですが、相対して、金貰っても住みたく無い街ランキング筆頭が「ゴッサムシティ」です。
(空港降り立った瞬
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武器人間(2013年製作の映画)

2.9

ストーリーなんてモノはない。
ただただ武器人間の奇怪なキャラクターデザインを愛でるだけの映画。
だが、それでイイ。

小学生の時、バイオハザード4攻略本のアンデッド図鑑のページを「キメェ…」とか言いつ
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エイリアン2(1986年製作の映画)

4.1

ワタシは2作目の方が純粋に好きですな。

前作はSFホラーであったのに対して、本作はゴリゴリのアクション。
エイリアンの殲滅というミッションで、ヤツらのいるコロニーへと出向くので、終始殺伐としたテンシ
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劇場版 仮面ライダーゼロワン REAL×TIME(2020年製作の映画)

3.6

「仮面ライダーゼロワン」本編終了後のキャラの軌跡も描きつつ、今作の敵となる伊藤英明演じる"エス"の掲げる大義や、そこに隠された悲哀だったりが克明に映し出されているので、シリーズファンとしては新たな発見>>続きを読む

パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)

3.9

結構鬱エンド。
それでいて、解釈によってはハッピーエンドという、胸に残るラスト。

スペイン内戦の渦中に巻き込まれた少女が、現実を逃避するあまり、御伽噺の世界「パンズラビリンス」に入り込む。
少女は自
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ゴーストバスターズ(1984年製作の映画)

3.4

80年代のSF映画の特撮が大好物なんですよね。
ガタガタ忙しなく動くコマ撮りの人形とかとか、たまらなくツボ。

ポップでかわいいゴーストをおじさん四人が大真面目に追っかける話は、滑稽で楽しい。

テー
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.3

新しいスケジュール帳を買ったら、忘れる訳が無いのに真っ先に書き込んでた筈のかつてのパートナーの誕生日や記念日も、いつかは不意に思い出すか出さないかくらいの唯の平日に溶けていくのは、至極当然のようでいて>>続きを読む

ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

4.2

マイケルジャクソン「Beat it」のMVが狂おしい程大好きで、そのオマージュ元となった「ウエスト・サイド物語」も最初観た時、心震えた訳です。

スピルバーグの手によってリメイクされると噂で聞いた時、
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アンチャーテッド(2022年製作の映画)

3.7

超王道アドベンチャー。
友達と空き時間、デートムービーなどに悩んだら、コレ観てくれよなッ!というメッセージを勝手に受信しました。
トムホファンは待ち望んでた事でしょう、私もその一人です。

ゲームに全
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.0

原作は「女のいない男たち」に収録されている50ページ程の短編「ドライブ・マイ・カー」
3時間の長尺も、ゆるりとしたシフトチェンジのように重く感じず、気付いた頃には心地よい終幕を迎えていた。

「喪失と
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子宮に沈める(2013年製作の映画)

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子宮に沈められることなく育てて頂いたことへ感謝すると共に、この様な惨劇が繰り返されない為に、皆少しだけでも考える義務があるとおもう。

ムカデ人間2(2011年製作の映画)

2.6

警察が出てこない癖に、変態ばかり登場する、謎の世界。
麻酔の代わりにバールでド突く、性癖拗らせた、こどおじの話。

主人公の男は「ムカデ人間」のハイター博士に心酔し、現実の世界にムカデ人間を顕現せんと
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ムカデ人間(2009年製作の映画)

3.0

最早説明不要のサイコホラー。
遂に私もムカデ人間を見た側の人間となってしまった。
これからはムカデ人間を見た者としての運命を全うしていこうとする次第。

ストーリーは皆無。
口腔と肛門を繋ぎ合わせられ
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ヘルボーイ(2004年製作の映画)

2.9

監督の性癖が爆発💥

クトゥルフ的触手ボーボーなクリーチャーデザインやら、シェイプオブウォーター味を感じる半魚人のキャラクターやら、視覚的に見て楽しいって感じ。

正直ストーリーは面白いとは感じなかっ
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大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)

2.5

「シン・ゴジラ」のテンションで観に行ってたら、肩落としすぎてリュック背負って帰宅出来なかったかもしんない。

だからこそ、逆にネタバレや前評少し見てから観に行って良かったという謎な現象が発生。
最早ど
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ルパン三世 カリオストロの城(1979年製作の映画)

4.1

ルパンかっこよかったー。

ルパンもジブリも詳しくない上、「あなたの心です」の切り取られたシーンしか前知識が無いから、茹でただけのパスタ程の薄味の感想しか言えん。

ヒーローとして爽やかな活躍を見せる
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ポリスストーリー2/九龍の眼 クーロンズ・アイ(1988年製作の映画)

3.8

シャンデリアの電球をバチバチ火花散らして弾けさせながら、6階から2階までをポールで滑り降り、ガラス突き破って着地する決死のスタントシーンが強烈な前作。

あれで中の人のジャッキーチェンは死にかけたとい
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