awayatさんの映画レビュー・感想・評価

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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

2.5

新海誠は二度と観ない。

その場所の過去を想うとミミズ(地震の原因)を鎮められる、あるいは忘れ去られた場所(廃墟)にミミズが現れるという設定だけど、それだと地震が起こるのには原因があると受け取れる。
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ニュー・シネマ・パラダイス/3時間完全オリジナル版(1989年製作の映画)

4.7

久々に観たけどやっぱり名作だ。

最近はテーマを絞った映画が多いけど、これは人生の映画。印象的なシーンがたくさんあって色んな角度から語りたくなる。

それでも敢えて一言でまとめるならば、これは「慎まし
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.0

展開と演技がクサすぎて無理。安藤サクラこんな下手だったっけ。

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.9

みんな辛いし不安だし悪夢も見るよね。それでも規則正しく強く生きていく。
過大評価感はある。

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

戦争の隠喩とか、同性愛とか、色んな解説聞いたけど、どれもしっくりこない。わからん。

アナザーラウンド(2020年製作の映画)

3.8

トマス・ヴィンターベアなのに暗くないなんて珍しいと思ったら娘さん失われたのですね。。

1%の風景(2023年製作の映画)

3.8

命が生まれるというただそれだけで感動的。意外と人の出産こんなにちゃんと見ることない。暗い部屋で生むのがよい。

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.4

自分を犠牲にして家族へ愛を与えたつもりが、むしろ家族から愛を受け取っていた。both sidesから見ても愛も人生もよくわからない、と。うますぎるだろ。

歌いながら手話し始めたとき、滝のように泣いた
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音楽(2019年製作の映画)

3.8

会話、画、音楽ぜんぶがマッチしていてよかった。
ストーリーも抑揚が効いていてよい。
漫画のよさが生きてる。

エンドロール見てびっくり。
坂本慎太郎、岡村靖幸。

愛しのアイリーン(2018年製作の映画)

4.0

最高。
今はこういうこというとあれだけど、破滅願望を持ったことのある男にしかわかるまい。

ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

3.6

ヒミズといいこれといい、古谷実原作ものはなぜかとても引き込まれてしまう。
たとえ物語としての完成度が低かったとしても。

何でかわからないが、心揺さぶられる。
結局そういうのが心に残る。

愛しのアイ
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寝ても覚めても(2018年製作の映画)

2.5

中高生レベルの恋愛。
映画にするほどの中身はない。
麦という名前はいいね。

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.0

同じ隠喩でも「ああこれは隠喩でしか表現できない感情だ」というすばらしい隠喩もあれば、ただ煙に巻いてごまかすだけの「逃げ」の隠喩もある。
これは後者。

いやいやおれが理解できてないだけか?と思い監督イ
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なぜ君は総理大臣になれないのか(2020年製作の映画)

4.0

誠実で情熱的な人なのに、というかそれゆえに政治の世界で出世できないというジレンマ。

総理大臣にはなれないかもしれないが、ぼくは小川淳也さんのような人を応援したいし、そのような生き方をしたい。

モバイルハウスのつくりかた(2011年製作の映画)

3.8

映画単体として観たらピンと来ないかもしれないが、坂口恭平の本を読んで彼の考え方に興味津々のぼくからしたら、「実際こういう感じで人と話したり、家作ったりしてるのかーー!」とかなり楽しめた。坂口恭平好きだ>>続きを読む

シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

3.9

アイアンマンの監督が「自分の撮りたい映画を撮りたい」と、アイアンマン3の撮影を断り自ら製作・監督・脚本・主演を務めた作品。

自分の道へと一歩踏み出すシェフと監督自身の人生が重なるという強い思い入れが
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.0

映画を見終わってからもずっと心の中に三上(役所広司)がいる。
久しぶりに映画館で観た映画がこれでよかった。
西川美和に外れなし。

偏見と無関心の世間と、人情と思いやりの極道が対照的に描かれるが、実際
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かぐや姫の物語(2013年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

何度も観ている大好きな作品。
そしてこれからも何度も見返すであろう作品。

自然の美しさに比べ、人の世は欲にまみれて醜い。
しかしそれでも生きるに値するのだと最後に姫は気づくもあとの祭り。

ラスト、
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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.5

期待値を上げすぎてしまったか、ちょっと肩透かしだった。

エンディングなどややひねりがあるも、大筋では不幸な経験が積み重なって悪役が生まれるという陳腐なストーリー。

ただ主役の演技はちょっと感動する
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マダム・イン・ニューヨーク(2012年製作の映画)

4.0

笑えて泣けて、心に残るメッセージもたくさん出てくるインド映画最高!!
そして最後はお決まり、気持ちいいエンディングからのダンス!!
あーいい映画見たーーと気持ちよく感傷に浸れる。

お互い尊重し合うこ
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Cowspiracy: サステイナビリティ(持続可能性)の秘密(2014年製作の映画)

4.3

「ダーウィンの悪夢」や「おいしいコーヒーの真実」を超えるオールタイムベストドキュメンタリー!!

化石燃料の何倍も地球温暖化に寄与しているのが畜産だったという衝撃の事実。
嘘だと思うでしょ。いやこれが
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灼熱の魂(2010年製作の映画)

3.5

衝撃的な展開に驚くが、奇跡的な確率がいくつか重なっているせいで、そんなことないやろ〜と感情移入できず。

ドキュメンタリー風な淡々としたタッチ自体は好きだが、間合いの取り方に緩急がなく感動しにくい。

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