tairarさんの映画レビュー・感想・評価

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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

3.9

原作未読。
シリアスとコメディのバランスがちょうどいい。

序盤はどうしても「あの」と 「幾田りら」 がチラつくけど、見ていくうちにその先入観が抜けて純粋に「おんたん」と 「かどで」として見れた。

マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

4.2

評価高いので期待して見てみたらその通りの面白さだった。前3部作見て臨んだけどあえてそこまでする必要はなかった。アクションはもちろんだけどドラマ部分もかなり好き。

マッドマックス/サンダードーム(1985年製作の映画)

3.3

思っていたほど悪くなかった。
「なんだそれ」と思うところは多々あるが、所詮マッドマックスなのでそこまで真面目に見るものでもない気がする。
世界観がすごく好き。

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

4.5

齢21にして初めて見た。感傷と郷愁が溢れ出すいい映画だった。
どうせならデカい画面で見ればよかったなと後悔。

バービー(2023年製作の映画)

4.3

国際線の飛行機で何気なく見たけどこんなに面白いとは。

北村紗衣のレビュー(ネタバレ含む)も面白い。
https://www.gqjapan.jp/article/20230810-barbie-mo
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窓ぎわのトットちゃん(2023年製作の映画)

4.7

泣いちゃった。
原作未読で全然内容を知らなかったせいもあるが、完全に期待を超えてきた作品だった。
キャラクターを丁寧に描く映画はやっぱり面白いね。

マッドマックス2(1981年製作の映画)

3.9

1作目は結構退屈だったのだけど、今作はかなり楽しめた。

ストーリーはすごく単純で特別面白いというわけでもないのだけど、間延びせず割とテンポ良く進むのでストレスは感じない。96分だからそもそもそんなに
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.6

ゴジラはいい。怖い。
でも人間ドラマが気に入らなかった。
安藤サクラはやっぱり素晴らしい。

耳をすませば(1995年製作の映画)

4.7

こういう温かい映画は良いよね。
立花隆の演技は最初違和感あったのだけど、観てるうちになんとなくクセになる。
でも、自転車の逆走は心配になっちゃうわ。

3-4x10月(1990年製作の映画)

4.6

96分のコントを見せられたような映画。かなり笑った。かなり好き。
劇伴無いのに退屈しない。すごく没入感があったけど、それは北野武の手腕なのか、それとも単純に僕がハマっただけなのか?
北野武の2作目とい
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うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー(1984年製作の映画)

3.9

今まで見てきたアニメ映画にはない独特の空気感があって面白かった。
いろんなところでこの作品が言及されるのもなるほどな、という感じ。

その男、凶暴につき(1989年製作の映画)

4.7

痺れる映画だった。

僕は映画を分析的に語る技量を十分に持ち合わせていないので、そう言うしかない。
何もかもが乾いている映画なのに、それでいて面白い。すごい。
そりゃあ世界のキタノになりますわ。

アウトレイジ(2010年製作の映画)

3.6

「全員悪人」という謳い文句に嘘はない。ある意味ホラー。

北野映画は人の死に様がすごく呆気ないというイメージがあるのだけど、本作も同様。
印象的な「画」が多くあるのもやっぱり北野映画。

面白いんだけ
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Kids Return キッズ・リターン(1996年製作の映画)

4.7

今まで見てなかったけど、こんなに良い映画だったんだ…。
てっきりエンタメ全振りの青春映画かと勘違いしていたが、全然そんなことはなかった。

生きることは難しい。たが、それでも前を向いていたい。
そう思
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風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

3.8

映画を真剣に見始めたのがここ1,2年なので、知ってるふりしてエアプしている名作がかなり多い。この『風の谷のナウシカ』もその1つ。おそらく小学校低学年の頃に見たっきりなので、全く内容を覚えていなかった。>>続きを読む

ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

3.7

誰かが誰かに耳元で囁くシーンが多かった。
渋かった。

アングスト/不安(1983年製作の映画)

4.0

想像していたよりもハマる映画だった。

次第に狂気を晒していく、とかではなく、主人公は最初からヤバい。明らかに普通とズレている。
終始不穏な空気が漂う映画で、そのせいなのか食事シーンも全く美味しそうに
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13日の金曜日(1980年製作の映画)

3.4

面白い…わけではない。

が、レザーフェイスとジェイソンの違いを堂々と語るためには絶対にこのシリーズを見なければならない。

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

3.8

ブラピのカッコよさに惚れきれるかどうかがこの映画を楽しめるかどうかに直結する気がする。

僕はあまりカタルシスを感じきれなかった…。

しかし、面白いのは間違いない。

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.8

高揚するタイプではなく、しっとり系のミュージカル映画という感じだった。

オープニングにすごい引き込まれたのだけれど、そこからは割と退屈だった。が、半分超えたあたりから面白くなったので、その点は良かっ
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.4

改めて見てもやっぱり面白い。
映画に求めるドキドキ、ワクワク、ハラハラが濃縮されているように思う。
B級映画っぽいエッセンスも感じる。

インターステラー(2014年製作の映画)

4.3

異次元の映画体験を楽しめる作品だった。
難しいお話をちゃんと大衆映画にしちゃうノーランの手腕はスゴイ。
SFわかる人に憧れちゃうよね。

グレムリン(1984年製作の映画)

3.7

言わずもがな、ギズモが可愛い。

基本的にはコメディ映画だと思うのだけれど、ちょいちょいグロかったりするのが面白かった。

劇中に出てくるいくつかのクラシック映画はスピルバーグのチョイスなのかな??

ブラック・スワン(2010年製作の映画)

3.8

すごく強烈で、痛くて、怖い作品だった。
冒頭から緊張感がすごい。

監督は影響を受けてないと言ってるらしいけど、どことなく今敏の『パーフェクト・ブルー』のエッセンスを感じてしまう。

クレジットを見る
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仁義なき戦い(1973年製作の映画)

3.7

初鑑賞。まさに「仁義なき戦い」が繰り広げる話。

この手の映画をあまり観てこなかったため、菅原文太と梅宮辰夫は名前と顔しか知らなかったのだけど、この映画で彼らが演技をしている姿を見ることができた。
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七人の侍(1954年製作の映画)

4.0

この時代にこんなに面白い映画があったことに驚かされる。あらゆる描写にリアリティを感じた。すごくわかりやすいのに、色々と考えさせられる場面も多く、単純な物語で終わらせないのも素晴らしい。

ただ、方々で
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.8

公式サイトすらないってすごいよね。

すっごく綺麗な画でよくわかんない物語が展開される点で『スターフィッシュ』に近いものを感じた。

時をかける少女(2006年製作の映画)

4.0

むかーし観たはずだけど全く内容覚えてないので、今回のリバイバル上映が実質の初鑑賞。

これだけ有名な作品なので当たり前かもしれないけれど、安定の面白さでした。

今度見る時は夏の田舎の平屋のテレビでア
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スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

4.5

とんでもなく楽しかった。
ゾクゾクとワクワクが詰まった映画でした。
最高の映像と最高のストーリーと最高の音楽に心を掴まれました。

機動警察パトレイバー THE MOVIE(1989年製作の映画)

3.9

この辺の時代のアニメ映画は見る度にその作画に驚かされます。

同じ押井作品の『攻殻機動隊』が良かったので観てみましたがやっぱりこっちも面白かった。

現代にも通じるメッセージ性を持つ作品。

ちょっと
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

4.2

久々に見たけどやっぱり好きな映画。
いつ見ても胸が高鳴り目頭が熱くなる映画。
なんといっても曲が良すぎる。

パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

4.0

2度目の鑑賞。
初見と同様、見終わった後には謎の疲れが残る。

いい意味で実写映画っぽさがあるが、同時にアニメーションならではの演出や表現があり、そのバランスの良さがすごく好きな作品。

こっちの方が
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お遊さま(1951年製作の映画)

3.8

最近買った映画本で取り上げられたので鑑賞。

この時期の映画作品はほとんど見たことはないのだけど、特に予備知識が必要な訳ではなく、難しい台詞もなく、楽しめた。

なるほど、確かに冒頭シーンの演出はすご
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.1

未知の映画体験を味わえた映画だった。

強烈なストーリーだけど、それが美しい映像と幻想的な音楽の中で描かれるので、どこか神々しさを感じてしまう。

日本人にとっては、この映画に欧米人が感じるほどの怖さ
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