TaiRaさんの映画レビュー・感想・評価

TaiRa

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映画(3488)
ドラマ(26)

ドゥ・ザ・ライト・シング(1989年製作の映画)

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ネットもスマホもない時代に「アメリカで黒人が生きる事」がどういう事か、世界に知らしめる重要な役割を担ってたと思う。

30年前から何も変わっていないというより、スパイク・リーが言うように「1619年に
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バトル・ロワイアル II〜鎮魂歌(レクイエム)〜(2003年製作の映画)

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一作目と続けて観ると演出の必要性を如実に感じる。深作健太の作品として観てる。

まず、前作の終わり方を完璧と思ってる立場からすれば続編は全く必要ない。映画って全ては具体だけどラストだけは抽象であって良
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バトル・ロワイアル(2000年製作の映画)

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WOWOWでやってたので、ながら再見しようと思ったらガッツリ観ちゃった。

やっぱり世代的に(ドンピシャではないけど)思い入れ深いよね。初めて観たの中学生の頃だったな。その時は怖いもの見たさもあったし
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コンテイジョン(2011年製作の映画)

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機は逃してるけど一応観とこうと思って。

確かに今観るとよく調べたんだなって分かる。2020年現在の日常。2009年の新型インフルエンザはそれ程ひどい状況にならなかったけど、もしスペインかぜ級にヤバか
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イノセンス(2004年製作の映画)

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攻殻づいてるから久々に観直してしまった。何回も観てるけどあんま覚えられない。

押井が脚本書いたら押井の話にしかならない感じがヤバい。ネオ・ノワールとしてはビジュアルもムードもカッコいいし好きなんだけ
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攻殻機動隊 S.A.C. SOLID STATE SOCIETY 3D(2011年製作の映画)

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観たのは2006年のオリジナル版。神山版でこれだけ観てなかったし、SACの新作一応観たいので。

現実の社会問題を取り込む脚本は今回もしっかりしてて、何ならシリーズで一番露骨にやってる。少子高齢化社会
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学校の怪談(1995年製作の映画)

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幼少期の思い出に「テケテケでギャン泣き」があるドンピシャ世代。

改めて観ると子供向けにしては怖過ぎるだろと思う。普通にサッカーボールのとこから怖かったし、寺田克也デザインのクリーチャーとかキモ怖い。
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翼に賭ける命(1957年製作の映画)

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カラーを経てのモノクロがまた素晴らしいよダグラス・サーク。「殺し」のないノワール。

エアレースって複数機でやる場合もあるのか。危な過ぎ。あのレース映像はモノホンだからこその迫力があっておっかない。曲
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心のともしび(1954年製作の映画)

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何か凄い話だな。凄いの話だけじゃないんだけど。

いきなりモーターボートぶっ飛ばしてるオープニングからしてヤバい。007の始まり方みたい。湖の事故から医師の死に至るまでのスピード感ある場面転換、無駄の
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僕の彼女はどこ?(1952年製作の映画)

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この密度で90分ないって凄い速さだな。サーク流ミュージカルコメディ。

独身老人の大金持ちが自身の遺産を初恋女性の家族に与えようと思い付き、身分を隠してその家族の中に入り込む。貧乏な生活(と言っても中
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(2012年製作の映画)

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初めて観た。2012年は人生で一番金なかったからパスしたけど、こんなタイミングまで取っておくとは思わなんだ。

まず最初に画面サイズ変わってて「ん?」ってなる。前2作がビスタだったのに急にシネスコ。も
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(2009年製作の映画)

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11年ぶりの再見。らしくない事せんでもいいのにって初見時も思ったし今回も思った。破綻前提の幸福見せられてもなんかね。

学園ラブコメって『エヴァ』の重要な要素でもあるんだけど、それが破壊される前提だか
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(2007年製作の映画)

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約13年ぶり2回目。『エヴァ』自体まともに観たの10年ぶりくらいだ(Q観てない)。

中二の夏休みが終わって2学期初日、校庭で始業式が始まるのを待っている時に「エヴァ観に行こうぜ」とキノ(木下)と翼に
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見えざる敵(1912年製作の映画)

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リリアン&ドロシー・ギッシュ姉妹の初出演作。グリフィスのスタイル、この時点で完成してる。

兄が仕事に行き姉妹が家で留守番してる間に、悪いメイドが仲間を呼び出して強盗に入るサスペンス映画。『暗くなるま
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スージーの真心(1919年製作の映画)

5.0

映画ってグリフィスがリリアン・ギッシュ撮る為に完成させた芸術形態なんだなって。もう映画ってこれだけで充分でしょ。

リリアン・ギッシュという女優、いや存在そのもが尊過ぎて堪らない。ただただ彼女に魅了さ
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漂流教室(1987年製作の映画)

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大林宣彦の基準で考えればこのくらい普通だよな。まぁ狂ってるけど。一応原作読んでます。

ファーストカットから何故か『サイコ』のシャワー受けショットの真似とかしてて(成功してないけど)開始2秒で混乱させ
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アンカット・ダイヤモンド(2019年製作の映画)

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『こち亀』の両津や『ドラえもん』ののび太が調子に乗って酷い目に遭う回あるじゃん、そういう感じ。ダイヤモンド関係ない。

多動なアダム・サンドラーが一秒もアクセル緩めず最高純度のクズ男を披露してる。編集
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12モンキーズ(1995年製作の映画)

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ウイルスで世界滅びそうなのでウイルスで世界滅ぶ映画観た。

ギリアムって普通の映画作ったらちゃんとヒットするのにね。脚本は『ラ・ジュテ』の翻案だから一定の面白さは確約されてる。正常と異常の境目をフラフ
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戦火を越えて(1965年製作の映画)

5.0

チヘイーゼはおじいちゃんロードムービーの名手なの?何その狭い枠。

息子が戦場で負傷したと知り、軍病院へお見舞いに向かうゲオルギーじいさん。遠路遥々やって来たが息子はもう退院して前線へ戻っていた。ゲオ
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パプリカ(2006年製作の映画)

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何となく観直してみたら割と見落としてた要素も多かった。ただ忘れてただけかもしれないけど。

今敏はよく分裂の話やってるけど、これはそれが色んな形で出て来る。学生時代に友人を裏切ってしまった刑事のトラウ
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戦争のない20日間(1976年製作の映画)

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アレクセイ・ゲルマンは後期作品みたいなカオス系撮る前は割と普通だったのか。

戦争映画だけど戦場の場面は最初と最後だけで、メインは休暇の数日間。戦争のない日常に帰った主人公の話。悲惨な戦場と全くかけ離
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スウィング・キッズ(2018年製作の映画)

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インド映画くらい要素盛り盛りで面白かった。ちゃんと戦争映画。

朝鮮戦争時の捕虜収容所で異なる立場のメンバーによって構成されたダンスチーム、それぞれのドラマが程よく配されていてキャラの立たせ方も良かっ
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木と市長と文化会館/または七つの偶然(1992年製作の映画)

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政治論争コメディだからずっと論争してる。当たり前だけど。今観てもちゃんと問題が地続きで面白い。

左派の市長が地方再生の目的で文化会館を建設しようとする。この事業成功させれば次の選挙で党に推して貰える
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美しき結婚(1981年製作の映画)

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いい年して10代みたいな言動しか出来ない困ったやつ、そんなやつは結構いる。

画家の愛人やってたけど、急にバカバカしくなって誰かと結婚する事にした院生のサビーヌが、親友に紹介された弁護士を結婚相手に勝
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飛行士の妻(1980年製作の映画)

5.0

出て来るやつ、ろくでもない人ばっか。でもそんなもんか。パリだし。

学生くんが年上の女と付き合って、経験も浅けりゃ思慮も浅くて、いつもウザがられていて、女の元カレは既婚者の飛行士で、突然いなくなったと
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名もなき生涯(2019年製作の映画)

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マリックが自分の為だけに映画作ってた時期すら喜んで観てたくらいなので、これはちょっと物足りないぞ。

スコセッシの『沈黙』と併せて観ると良いんじゃないかな。二人ともカトリックでテーマも近いし。いつもの
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ルカじいさんと苗木(1973年製作の映画)

5.0

めっちゃ傑作。ロードムービーの最高峰だし、ジイちゃんと孫の映画としても最高。

梨の木が枯れてしまい落ち込んだルカじいさん、孫と一緒に梨の苗木を求めて町へ出る。最初、描かれてる田舎の暮らしぶりから、時
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殺しの烙印(1967年製作の映画)

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10年ぶりくらいに観直したけど、ちゃんと意味分かんなかった。話は分かるのにね。

記憶してたよりカッコ良さとは縁遠い宍戸錠と記憶通りカッコいい真理アンヌ。これに尽きる。ハードボイルドよりナンセンスなテ
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嘆くな!(1970年製作の映画)

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ダネリアって「おもしろうてやがて悲しき」な作風で好きだな。

開業医の主人公が町にいるデタラメな奴らと酒呑んで、歌って、踊ってどんちゃん騒ぎしてる話。陽気な前半と寂しい後半の対比を春から冬にかけて、四
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抱きしめたい(1978年製作の映画)

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『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の雷って使い回しだったんだな。ゼメキスがこれ撮ったの26くらいなのね…。

記念すべき最初の「製作総指揮:スティーヴン・スピルバーグ」映画でもあって、もうこの時期から
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ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ(2018年製作の映画)

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観客が一斉に3Dメガネかける瞬間とタイトル出た瞬間が一番面白かった。

一作だけで判断するのも可哀想だからあれなんだけど、ビー・ガンはあんまだね。普通に映画としてつまんないし、アート映画としても凡庸で
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スケアリーストーリーズ 怖い本(2019年製作の映画)

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ジュブナイル・ホラーとしては近年で一番良いんじゃないか。良く出来た『イット』みたい。

前作の『ジェーン・ドゥの解剖』ほど怖くないけど、恐怖描写はちゃんと工夫もあるし楽しめた。ジリジリと距離を詰められ
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ドミノ 復讐の咆哮(2019年製作の映画)

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冒頭10分くらいで映画らしい部分が終わっちゃう。だけど楽しい。デ・パルマだから。

刑事二人が犯人を追う冒頭の場面が如何にもデ・パルマ。『めまい』の冒頭部分だけ真似するんだっていう。この場面でもそうだ
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ハスラーズ(2019年製作の映画)

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よく考えたらコロナショックで株価急落してるタイミングで観たのちょうど良かったのかもな。

『グッドフェローズ』フォロワーの作品って大量にあるけど、一番肝心な「選曲の良さ」を踏襲出来てるのは滅多にない。
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

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前作も今作も家族に起こる悲劇を描いた場面は良いんだよな。そこ以外はいつも微妙だけど。

まず長いよ。映画にして語りたい事とそれに適した時間を見誤ってる。これかなり単純な物語だし、最初から言いたい事はっ
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翔んで埼玉(2018年製作の映画)

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ながら見程度でいいかなと思ったけど、割りかし笑えたのでちゃんと観た。

ストレートにコメディやってる前半は結構楽しい。やっぱ具体的な地名出されるギャグは笑ってしまう。「西葛西」とか爆笑しちゃった。東京
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