taka181さんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

革命前夜(1964年製作の映画)

3.0

話の筋は追えても字幕がいちいち入ってこない。。イタリア美女の破壊力と、映画キチガイの「ロッセリーニなしじゃ生きていけないぜ」って台詞はお気に入り。

静かなる男(1952年製作の映画)

4.5

ルパン三世カリオストロの城で、ラストにお爺さんの「なんと気持ちのよい連中だろう」という台詞があるが、今まさにそんな気分です。素晴らしい!

ギミー・デンジャー(2016年製作の映画)

4.0

結婚式で流すプロフィールムービーみたい。最高のプロフィールムービー。死んだメンバーに捧げられてるけど。ストゥージーズの音楽は血管にくる。高血圧。Raw Power。

大砂塵(1954年製作の映画)

3.0

うーんわからん。至極普通。やっぱり私はヌーヴェルヴァーグの連中と相性が悪いのでしょうか。。

ミスミソウ(2017年製作の映画)

3.0

痛い痛い痛い痛い!痛すぎてちょっと笑っちゃいました。押切先生すみません。久しぶりにバトルロワイヤルみたくなってきた。

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.0

ラヂオの時間!これラヂオの時間ですよね!って今更か。面白かったです。

うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー(1984年製作の映画)

4.5

「80年代は何もなかった」終わりなき日常もしくは平坦な戦場の始まりは、おそらくこんな、一見すると陽気な装いだったんだろう。夢は醒めるという時代への予言。うる星やつら観ると、牛丼食いたくなって仕方ないで>>続きを読む

ポエトリー アグネスの詩(うた)(2010年製作の映画)

4.0

私に詩心があれば、もっと輝いたに違いない傑作。主人公設定とストーリーの深い溝を埋めていく。やっぱりイチャンドン凄いです。

CURE キュア(1997年製作の映画)

4.5

世紀末の空気。地下鉄サリンから酒鬼薔薇聖斗事件の、あの時代の空気。子供ながらにも覚えている。あの空気は新世紀とともに薄らいだ気がするけど、それは時代が良くなったということでは決してなかったのでした。そ>>続きを読む

アメリカン・ヒストリーX(1998年製作の映画)

4.0

宮台真司が言うように、宗教も教育も親の躾も洗脳なら、主義も差別も洗脳だろう。そして免疫と脱洗脳こそ重要だろうと。しかし現実に家族や友達がこうなっちゃったら、自分に何ができるんだろうか。。そのことがどん>>続きを読む

ザ・スリッツ:ヒア・トゥ・ビー・ハード(2017年製作の映画)

3.5

当時の映像とか証言はいいのだけども、ちょいと懐古すぎやしないかい。とも思ったけど、遺言なら仕方ないわ!勉強不足なんで、大地の音、ちゃんと聴きます。

夕陽のガンマン(1965年製作の映画)

4.0

面白い!マカロニウエスタン。正統派ウエスタンをまず知らんけど。これはつまり、カンフー映画におけるジャッキーチェン的転換ではないか。カンフー映画もよく知らんけど。格好いいのはもちろんながら、脚本もよく練>>続きを読む

ブルックリン(2015年製作の映画)

4.5

人生とは選択だ。選択肢が偶然であれ運命であれ、迷いながら揺れながら、自分で選択して生きるしか幸せになる術はない。ハイフィデリティでもたぶん同じ事を言ってた。ニックホーンビィ本当に好きだ。シアーシャロー>>続きを読む

牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版(1991年製作の映画)

4.0

途中まで若者的実存の云々がテーマかなと勘違いしていて、確かに素晴らしいが我々にはガキ帝国がある!とか思ってたら結局全然違った。最近みた昔のTV番組で西部邁が「失恋なんてのはその個人にしたら戦争と同じく>>続きを読む

パターソン(2016年製作の映画)

3.5

毎日を同じように過ごす男と、毎日少しずつ違うことに取り組む女の、美しい夫婦生活が見られただけで大満足です。大オチの永瀬正敏。

勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

3.0

なんだろうね。時々すごく良かったのに、すぐに引き戻される。こんなに弱くはなれないし、これを笑う人間にもなれないよ。松岡茉優は上手だと思いました。

マルティニークからの祈り(2014年製作の映画)

3.5

正当な怒りをマスコミとネットユーザーが持つことで変えられるっていいことだ。チョンドヨンが流石です。

俺たちに明日はない(1967年製作の映画)

4.5

昔から大好きな映画を久しぶりに観たら、ちょっと印象が違った。不全感からの脱出、変身にスカッとする物語とみるか、人生そんな簡単じゃないよという教訓とみるか。自分も随分歳をとったものだなあと。とはいえ、私>>続きを読む

ノーザン・ソウル(2014年製作の映画)

3.5

74年のトレインスポッティング。それなりにグッとくるけど、もっと音楽にのめり込んでもよかった。しかしアメリカのブラックミュージックでアジアが生んだブルースリーみたく踊るイギリスの白人キッズって構図はど>>続きを読む

早春(1970年製作の映画)

3.0

全盛期の銀杏ボーイズに熱狂しきれなかった理由と同じに、これを手放しで称賛できない人間です。少なくとも、ちゃんとバッドエンドでよかった。

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.5

誰もが17歳をテーマに選ぶ。その他の差異よりそこに関心がある。擦り減った年齢からは、美しくも頼りなくもみえました。

パンとバスと2度目のハツコイ(2017年製作の映画)

4.0

狙ったようなゆるふわ感はまあいいとして、とにかくこの監督は正直だなあと思った。仰ること、よくわかります。男の子はみんな、くるりの東京が好きですよ。

パーティで女の子に話しかけるには(2017年製作の映画)

3.0

この設定、本当のカルトとかじゃダメだったのか。私にはパンクとの食い合わせが悪かったです。ゲロを吐いてもエルファニングは美しい。

四月の永い夢(2017年製作の映画)

3.0

美しいなとは思う。けどなんか、NHKみたいだとも思ってしまった。いやNHKでいいんだけど、心の準備不足だった。部屋で読んでためぞん一刻の文庫本、あれは象徴だったんだと思いました。

レディ・バード(2017年製作の映画)

3.5

完全な同世代。保守的な校風やら、出身地を近くの大きな街に言い換えるあるあるも同じ。性別と国籍は違うけど。あっちの家族ものは、子も対等な個人が前提だから、余計にグラっと来る。でもね、なんか、20センチュ>>続きを読む

ゆれる(2006年製作の映画)

4.0

上手いなあ。とにかく脚本の構成が魅せます。

バーニング 劇場版(2018年製作の映画)

3.8

メタファーの読み方。締め方は村上春樹らしくないけど映画としてはこれで良いのでしょう。監督、流石です。

風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

4.0

土鬼や森の人が出てこないナウシカ。それでも有り余る傑作。色がたまらなく良いです。

3-4x10月(1990年製作の映画)

4.0

野球、ヤクザ、沖縄。見逃し三振人間の妄想なのか、どうなのか。ぜんぜん台詞がない石田ゆり子が可愛いです。

サッドティー(2013年製作の映画)

3.5

脚本の妙。特にアイドルファンが登場してから段々との面白増し感、よかったです。

愛・アマチュア(1994年製作の映画)

3.5

2作目にしてすっかりルーマニア人女優に恋をする。

BULLET BALLET バレット・バレエ(1999年製作の映画)

3.5

若い頃の神様はブランキージェットシティーで、特に中村達也に惚れ込んでました。むせかえるような90年代末期感の塚本晋也。残念、10代で見たかったです。

シンプルメン(1992年製作の映画)

3.5

ソニックユースで踊るルーマニア人の女の子が可愛いです。

息もできない(2008年製作の映画)

4.7

なんという。。傑作。何も言えない。胸がグラグラする。

ハウスメイド(2010年製作の映画)

3.0

なんだよ。もっとエロエロドロドロなのかと。ただチョンドヨンがやっぱり良い。

真珠の耳飾りの少女(2003年製作の映画)

3.5

再見。このころのスカーレットヨハンソン様の美しさといったら。