「神との間は平和だ。人間と戦ったのだ」
「一人を殺せば殺人者だが、100万人を殺せば英雄。数によって神聖化される」
不況であっさりクビを切られた元・銀行員が、脚の悪い妻と幼い息子の生活を守る為、有閑>>続きを読む
ロックンロールの寓話
ロックンロールなウェスタン
熱い。
線の細い マイケル・パレ は「そんなに強くないだろ、おまえ」という印象だったが、
観ている内に忘れる孤高のヒーローっぷり。
ファッションセ>>続きを読む
娼婦 × 凶暴凶悪ポン引き × 風俗取締班 の命がけの鬼ごっこのLAの一夜。
80年代を考えれば中々熱い。
夜の風俗も印象深い。
血生臭い作品を見過ぎたり、筋肉脳みそ作品を見過ぎたり、自分の映画を観る目が荒れてきたな、と思った時はチャップリン作品でリセットするのが良いのですよ。
笑いを取れなくなった老コメディアンと踊れなくなっ>>続きを読む
「どんな話にも3つの側面がある。自分の言い分。相手の言い分。そして真実。誰も嘘はついていない。共通の記憶は微妙に異なる。」
「みんな仕事を持っているが、楽しんでいる人は少ない。」
元・売れない役者で>>続きを読む
デヴィッド・リンチ版は大して面白いとは思わなかったが、グロテスク趣味とキャラが立っていた印象深い作品ではあった。
ヴィルヌーヴ版は知った顔がゾロゾロ出てくる豪華ぶりと、監督独特の空気感というか雰囲気>>続きを読む
ストーリー的には特に取り立てるようなものはないが、アクションシーンは充分以上に見応え有り。
お金も大分掛かっていそうな。
殊更無表情を装うわざとらしさではないクールさが、プロらしいリアルさを感じる。>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
こういう捻くれた話は好き。
男がいきなり「私が少女だった頃…」とか話し出して驚く。
察しの良い人なら初っ端の「整形」でオチに気付くだろうし、中盤の「矛盾から産まれた子」の台詞で確信を持つだろうけど、>>続きを読む
ハイスペックな逆関節の悪魔…怖い…気色悪い…良い意味で…
何となくネタは透けて見えてたりするが、映像センスとカメラワークが気に入り、飽きずに観られた。
超常かサイコか、と思っていたらバトルアクショ>>続きを読む
血みどろで痛々しくて気色悪い。
ソレが悪いわけではないが、ユーモアが欠如している分、
オリジナルシリーズよりも印象が薄く、その他のスプラッターの中に埋もれる。
このレビューはネタバレを含みます
エコーロケーションや、高速移動(?)の時の滲むようなエフェクトが面白い。
脚本的にはオーソドックスで特に目新しい要素があるわけで無いが、過剰な期待をしなければそこそこ楽しめる。
とはいえ、
ポスト>>続きを読む
予備知識なしで観たので、前半はスリラーなのかホラーなのかミステリーなのかオカルトなのか判らず楽しめた。
オープニングのおどろおどろしさは最高 (悪趣味ではあるが)。
ムードは好きなのだが、虚仮威しの>>続きを読む
人の皮を被った恐竜の私立探偵物。
原作とは全くストーリーが違う。
まぁ、原作は映像映えしにくそうだし、こちらのストーリーの方が一般受けしやすいだろうね。
とは言え、探偵っぽい要素も少ないし、恐竜らしい>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
才能の無駄遣いとか
芸は身を滅ぼすとか
年長者の言葉には耳を傾けろとか
因果応報とか宿命とか
そういったお話。
セットが素敵。
いつも通り感情を面に出せない(出さない?) ブラッドリー・クーパー >>続きを読む
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「きみを愛している。すべてのマルチバースで」
やはりライミ監督、そこかしこ演出がホラー。
別バースとは言え、X-MEN、ファンタスティック・フォー、インヒューマンズ、キャプテン・カーターの合流は楽>>続きを読む
社会主義の監視社会での生き様だろうか?
直接の監視対象である主人公だけでなく、誰もが感情を抑えての希薄な表情なのが怖い。
それ故、主人公の発露的な笑顔がとても印象的。
「その言葉を30年待ったわ」
「だから私はサスペンスの巨匠と呼ばれているんだよ」
『サイコ』制作の裏側。
シルエットがソックリっぽくて笑う。
女性の見方が曇っている御大の目を開かせるのが奥さんの>>続きを読む
腫瘍の辺りから(ブラックコメディ?)との疑念が。
低カルシウム血症の凄絶過ぎる最期に変な笑いが込み上げてくる。
「驚き」とは無縁だが、ラストに明かされる想像の及ばなかった「動機」は流石シャマランと>>続きを読む
前作をキッチリ踏襲しつつ、王道中の王道だった前作を更なる王道にパワーアップ。
前作では味の薄かった「実戦での緊張感」も遙かに上乗せしてきた。
男同士の友情・KAWASAKI・ドッグファイト・不可能任>>続きを読む
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スリランカを舞台に爆弾を5ヶ所(4ヶ所?)に爆弾を仕掛けたテロリストと警察との攻防戦。
2013年の作品としても台詞作りが大雑把で古臭い。
スピーカーフォンで犯人と繋がっている時に警察内部の会話が筒>>続きを読む
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時代の流れか、血なまぐさい。
刺したり撃ったり殴ったり殴られたり撃たれたり刺されたり。
それでも死ななかったヤツは意外に元気だったり。
にしても、シリーズ一番の愛されキャラ=デューイ を中盤で殺して>>続きを読む
もはやスプラッターホラー!
前作の終わらせ方でキレイで終わったのに…
ちょっと恥ずかしいくらいの王道中の王道。
何の意外性も無いが、出来は悪くない。
MTV風作品の走りと言っていいのかな?
ノリとスピード感とヤンチャ時々マジメ。
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ミステリーって難しいよね。
隠せばアンフェアと言われるし、隠さなければ読まれてしまうし。
ジャッキーが目立てば目立つほど、根拠も無しに「財産狙いの旦那との共犯」を考えてしまう。
(この辺りを省き過ぎ>>続きを読む
いつの間にか仕事もプライベートも惰性化していた平凡で退屈な教師4人。
人にとってベストな状態は血中アルコール濃度 0.05% と聞き、「…じゃあ、仕事前に飲んでみる?」というお話。
マッツ・ミケルセ>>続きを読む
置いてきぼりったー!
心を病んだ帰還兵と新興宗教教祖との出会い。
単に熱心な信者を増やしたかったのか? 判らない。
この難しそうな若者に挑戦したかったのか? 判らない。
純粋に傷つき病んだ精神を救>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
高い評価を築いていた双子の兄弟婦人科医。
自然に役割が分担されていた完璧な双子だったが、双子である事を隠して一人の女性を共有した時から、二人の差異が表面化し、徐々に自己同一性が破壊されてゆく…
まる>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
追憶のSFハードボイルド。
もしくは、令和の『ある日どこかで』
設定も雰囲気も好きだし、ヤツの記憶の中の彼女との会話など、グッとくるシーンもある。
が、全体的に展開が些か御都合的かつ強引で、ちょっと>>続きを読む
ルーミス先生そっくりやないかぃ!
いきなり哲学とか群像劇とか、根源的な悪とか暴走する正義とか、
色々試してみたかったんだろう感。
第二次大戦末期、ドイツ軍起死回生の奇襲突出作戦に翻弄される米軍のお話。
今観ると倒れゆく兵士の大袈裟っぷりがちょっと笑えたりする。
かなり大味ではあるが3時間弱を飽きさせないパワーはある。
多数の戦>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
狂気の発露と進行。
エロスへの嫌悪と恐怖心と妄想。
家族写真の彼女は何を視ているのか?
ラストに明かされた、その視線の先にある彼女の心を破壊した物の正体に戦慄。
兎とジャガイモと目。
このレビューはネタバレを含みます
崖っぷちで崖っぷち。
敵男が見事な クズ田クズ男 でカタルシスを期待させられる。
蛇とかGPSとかオチを軽々と想像させるが、それなりに緊張感のあるシーンもある。
このレビューはネタバレを含みます
まぁ、ネタなんだけど、振り切れていないなぁ。
終盤のシリアスな展開も、何の意味も無く終わらせてしまうし、
インフルエンサーと店長のキャラ設定も笑いに繋がっていないし。
「サスペンス」というよりも「オカルト」に近いかな?
ジェローン・クラッベの怪しげな演技が嵌っている。
脚本もきっちり出来ているようで、幻想一つもちゃんと伏線になっているのは、なかなか気持ち良い。