文句無しに面白い。政治や背景はともかく、一人の船長がとった行動という軸にしぼって描いていて良かった。救出したあとの船長の様子をちゃんと描いているのが良かった。
このレビューはネタバレを含みます
映像はキレイ。ただしオリジナリティが薄い…まんが日本昔話の映画版としか言えない。まぁ古くから伝わるおとぎ話や昔話をジブリクオリティで映画化すれば、それなりの水準はいくでしょうぐらいの評価しかできない。>>続きを読む
トムハーディの強さがあまりよく伝わらなかった。というか屈強な最強兄弟という風には見えなかった。ゲイリーオールドマンの出番が少ない…
地味な良作。アウシュビッツをいかにドイツ人自身が裁くのか、知らなかった史実に再びスポットライトを当てる役割を果たすのにうってつけな映画。主人公はイケメン過ぎるかな。
他のレビューにもあったが、意味不明のようで、実は相当シンプルな話。人生では何が一番大事なのか。そして無意味なこと(ゼロの法則)は所詮、無意味なのだ。
サイバー攻撃とアクションの合体。マイケル・マン監督らしく、リアリズムと銃撃戦はかっこいいが、内容としては平均レベル。ただ間違いのない仕上がりで佳作といったところ。尺はやや長いかな。
8月15日の玉音放送までに至る政府と軍部の終戦へのやりとりを描く。宮城事件も。淡々としていて、美化するわけでもなくてよかった。ただ、シーンがコロコロ変わってせわしなかった。
自分たちで旧作へのセルフオマージュしちゃってる痛い感じ。
アライズシリーズより人物描写があって、面白かった。が、攻殻やっぱりもっと深いテーマに支えられてほしい。アクション&電脳戦だけよくても攻殻ではない。
センス抜群。超シュール。ストーリー云々より映画としての完成度高い。エマストーンが可愛い。
どれほどの脚色がなされていようとも、実話である。淡々とした作りがよかった。
オーランドブルームが渋い演技。犯罪映画だけど、設定がちょっと大げさかな。。普通の評価。
たまにはこういうスリラー、ホラー系を見ても良い。お約束な悪魔払いでクライマックを迎えるベタさ、これはこれでセオリー通りでいいかも。ストーリーも雑でなく、しっかりとしていてこのジャンルの映画としては過不>>続きを読む
beforeシリーズの3作目。会話だけで楽しめる映画って本当にすごいと思う。恋人の距離から、夫婦の距離になり、男女の現実、夫婦の現実を議論しなくてはならなくなった二人だけど、最後はイーサンが初めて列車>>続きを読む
圧倒的な映像とは裏腹に、ストーリーは超薄っぺらい。単純すぎる。何がこの映画の魅力なのかわからない。途中からラッセル・クロウが超冷徹野郎になって感情移入できず。
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ポールハギスの最新作。これもう日本側のプロモーションが悪い。明らかに見る側を混乱させる。結局は、リーアム・ニーソンの過去と苦悩を描いていたなんて、なかなかわかりにくい。ただ、引き込ませるものがあった。>>続きを読む
レズの美しい愛という宣伝文句だが、仏題はアデルの人生ということで、それ以外の要素もある。退屈はしなかったが、3時間って長すぎ…
ジョニーデップが電脳世界へ。どうするかと思ったら、辺境の町で、自分の世界を作り出すという程度の実は規模感ちっちゃい映画。フツー。
一部クスッと笑える場面も、まぁ映画じゃなくてテレビでいいよなレベル。最後のほうは脈絡なく、至極つまらなかった。
隠喩が多かった。象徴・記号がちりばめられている感じ。
複製された男は主人公が作り出した妄想なのか、クモ人間とは・・・
このレビューはネタバレを含みます
ドラマ版はそれなりに面白かったけど、映画版は飛躍したドラマの延長の感じ。演出も仕掛けもワンパターン化していて、先に展開が見えてしまった。真木よう子はどんな役やらしても真木よう子にしか見えないんだな。。>>続きを読む
事件の真相ではなく、あの日実際に関係者がどう動き、感じたのかに迫ったドキュメンタリータッチの作品。ケネディ大統領の人気、彼の死がもたらしたとてつもない喪失感を伺いしれた。
押井守。攻殻2。演出が間延びしていて、スピード感はゼロ。はらはら感もゼロ。ぐだーっと流れていく時間。ただ、主人公たちに魅力があり、台詞ややり取りはすばらしい。
押井守監督作品。背景描写はないが、理解はできる。さびしい刹那的な映画。
釣りと自然と親子と兄妹。ジョセフゴードンれビットが子役で銀幕デビュー。じっくりじっくり。
東ドイツを騙し続ける息子。悲劇的なようで、ほんわかストーリー。最後は悲しい。演出などなど単調だが秀作。もう少し短くても。
ポーランドの労働組合「連帯」の指導者を描いた作品。
巨匠ワイダ氏の作品。だが全体的に抑揚がなく退屈で、長大な映画だった。脚本のせいなのか、演出のせいなのか、主人公ワレサに魅力を感じなかった。ただの半生>>続きを読む
トムクルーズ主演。ヒトラー暗殺計画を企てたドイツ軍将校らの話。
トムクルーズだからあまり期待していなかったが、思いのほか真面目で重厚な作りで秀作だと思う。そもそもこんな史実を知らなくて、とても勉強にな>>続きを読む
トムクルーズのSFアクション映画。ありがちなテーマ設定。特筆すべき点なし。
なんで見たんだろう。原作を読んでないので何とも言えないが、まず物語の設定として、弟が月に行くという設定はリアリティがないというかしらけてしまう。演出も全体的に平坦で、感情の揺さぶりがない。そして上映時>>続きを読む
ボスニア紛争を題材にした映画。戦争の無意味さ、国連の御都合主義などを皮肉も込めて描く。シュールな佳作。最後がチーンだった。
ジャックケルアックの自伝的小説の映画化。堕落してるけど、刺激を求めて放浪する生活を繰り返す、ロード―ムービーで映像も美しい。ただ、価値観としてはあまり共感できないというか、身近に感じないので、雰囲気を>>続きを読む
ソ連のアフガン侵攻で、アフガン支援に奔走する米下院議員の話。ジュディアロバーツ、全然綺麗じゃないけど、切れまくりの政治エンターテイメントとして非常に面白い。故フィリップシーモアホフマンの憎めないキャラ>>続きを読む
ユングとフロイト、そして精神患者の女性をめぐる話。精神科医だけど、患者と危ない関係に。。とはいうものの淡々と葛藤が描かれていく感じで、可もなく不可もない仕上がりに。
テレスマリック。。。叙述的・詩的な作品で映像はきれい。だけど、ストーリーが「なんとなく」しか分からず、これはエンターテイメントではなく、アート作品だ、という監督の自分勝手な声が聞こえてくる。この監督が>>続きを読む