Takasakaさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

Takasaka

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ビバリーヒルズ・コップ3(1994年製作の映画)

3.4

ジョン・ランディス大好き、遊園地が出る映画大好きだけどまあ不評も納得出来る
オーケストラに無駄にアレンジされたテーマ曲とか、タガート退場の代わりにこんなやついたね程度のどうでもいいキャラクターがグダグ
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.5

久々に小説の映画化っぽい映画を観た
映画的な演出が見所がない訳じゃないけど、犯人も巻き込まれる人間も何もかも理屈まみれというか精神的な背景に裏打ちされていて、全てに無駄がなく良く出来たお話すぎる
その
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ビバリーヒルズ・コップ2(1987年製作の映画)

4.3

ビバリーヒルズコップマラソン完走しましたが、2作目の完成度が突出してる
トニー・スコットの映画としても「マイ・ボディガード」以前ではベストだと思う(ガチャガチャがネクストレベルに突入する以前期)
ロー
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search/#サーチ2(2023年製作の映画)

3.7

前作より脚本のクオリティが高い
画面越しの人間の信用の出来なさ、プロフィール写真の不気味さみたいなのがうまくサスペンスになってる
昔キャットフィッシュというマッチングアプリでプロフィール写真詐欺(人種
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スクリーム6(2023年製作の映画)

3.9

これが劇場公開スルーとかもったいない
舞台装置に凝った見せ場が多く楽しめた
ジェナ・オルテガはやはり華がある
殺す側も殺される側もアグレッシブすぎ生命力ありすぎでスラッシャーとしてどうなの…とか思った
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ハロウィン THE END(2022年製作の映画)

4.0

感想書きそびれたけど、久々に映画館へ駆けつけて鑑賞
ゴードン・グリーンの三部作中では一番好きだし良くできた最終作
テーマ曲からの怒涛のフラッシュバック
のエモさにはちょっと笑った
過少評価されすぎだと
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オンリー・ザ・ブレイブ(2017年製作の映画)

3.8

いまだにマーヴェリック観てないけど、とても良かった
体育会系かつプロフェッショナルな男たちがパール・ジャム聴いたりする世界観が好きなだけかもしれない
Even Flowな映画で普通に感動

24アワー・パーティ・ピープル(2002年製作の映画)

3.6

撮影ロビー・ミューラーだ
こういう解像度低めのデジタル映像をフィルムの質感に寄せず開き直る感じが懐かしい(ドグマ95とか)
最近この辺の音楽聴いてるので観たけど、ドキュメンタリー風の尖った作風で面食ら
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赤ちゃん泥棒(1987年製作の映画)

4.3

スラップスティック南部文学
真の人情は社会的常識、倫理から離れたド級のバカを通してこそ描けるものなのだと思う
コーエン兄弟の良いところ

チアーズ!(2000年製作の映画)

4.2

これも実質満点にしてしまう映画
映画史的に突出した映画ではないかもしれないけど、突出した魅力と元気がある
ミュージカルも観てみたい
アントマンは一作も観てないけど、これと「恋は邪魔者」だけでペイトン・
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ヘル・レイザー(1987年製作の映画)

4.0

10数年振りに観たけど素晴らしい一作目
カット割りが独特すぎて途中まで観づらかったけど…
かなり世界観がSMっぽい、というか性的なホラーファンタジーって印象
クライヴ・バーカーの小説もまた読んでみよう
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

5.0

剥離骨折した翌日に何観るか考えて思い付いたのが10数年ぶりのコレ
気分にぴったりで大正解
フィンチャーといえば「ゾディアック」こそ最高だと考える者としては正直表現に時代を感じるというか、バキバキではあ
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グレート・ボールズ・オブ・ファイヤー(1989年製作の映画)

4.3

陽性の50sポップな世界観に合っているのかどうなのか微妙なウィノナ・ライダーと頭のおかしい犯罪者みたいなデニム・クエイド
伝記映画としてはアンバランスな居心地の悪さだけど、傑作だと思った
「エルヴィス
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ミッドナイト・ラン(1988年製作の映画)

4.3

今さらながら初めて観たけど、めちゃくちゃ良い映画なので万人におすすめしたい

炎のデス・ポリス(2021年製作の映画)

3.8

安定のジョー・カーナハン
アメリカ版昔の室賀厚
つまりざっくりタランティーノフォロワーの流れにあるが熱い映画を撮る男
刺客のトビー・ハスがジョン・ウォーターズにしか見えない

下妻物語(2004年製作の映画)

4.3

懐かしいものを観たくて再鑑賞
間違いなく日本映画でもっともY2K的な時代を感じる映画だと思う
深キョンと土屋アンナの存在そのものが時代精神の体現であり素晴らしい演技
中島哲也の演出は今以上に全カット見
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ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

3.4

ジャネール・モネイが相変わらず素敵 
名探偵にありがちなキャラクター造形(愛嬌あるキレ者気取りのぶりっこみたいなやつ)が苦手だと再認識
人気者気取りだけど俺はお前のそのキャラそんなに好きじゃないよ、と
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シーズ・ソー・ラヴリー(1997年製作の映画)

4.2

「きみに読む物語」と二本立てでバランスを取りたくなる
個人的にはこっちの方が好き
カサヴェテスなラブコメ映画

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.3

「ガンパウダー・ミルクシェイク」は全然ダメだったけど、これはそれなりに楽しめた。
思ったほどタランティーノフォロワーでもなく、デビット・リーチの映画。
新幹線である必要は感じなかった。

俺は飛ばし屋/プロゴルファー・ギル(1996年製作の映画)

4.1

レーナード・スキナードの名曲Tuesday's Goneがかかる回想シーンから始まる幼稚でくだらないギャグの連続でもなんか染みるアダム・サンドラー映画。
所謂Y2K的なアメリカのファッションスターで
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バルスーズ(1973年製作の映画)

3.2

問題作としてカルト化している映画だけど、日本のポルノ映画って凄かったんだなという感想
女が出てないシーンの方が最底辺のロードムービーという感じで圧倒的に良い

パリ13区(2021年製作の映画)

3.4

性欲やそういった諸々の煩悩が介在する関係性に支配されたくないので夜出かけるのやめて、家で映画観たのに選択を完全に誤った…
たぶんそういう話をしたかった訳ではないと思うが、吃音のハンディキャップをスタン
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劇場版 おうちでキャノンボール2020(2022年製作の映画)

4.0

自分にとっても思い入れの強いテレキャノ最新作、劇場で見逃してUNEXTで鑑賞。
見逃した、というより正直もはや自分にとって表現としてのテレキャノ的なものが必要ないと感じていたのが正直なところ。
自分が
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アダム・サンドラーは ビリー・マジソン/一日一善(1995年製作の映画)

3.8

純粋な白痴というフォレスト・ガンプ的なストーリーはほとんどどうでもよく、ただ文字通り小学生レベルの悪ふざけをしたかっただけっぽい。
アダム・サンドラーのベストのひとつ。
ブリジット・ウィルソンが漫画み
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バーバリアン(2022年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

気が利いた風のエンディング曲でゾワってきた
大ネタすぎて萎えるし、最近こういうの多くないですか
曲は最高だけど
業界の性暴力を描く現在性あったりと良くできた学生の映画って感じで、誰が野蛮人なのか?と問
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ブラック・フォン(2022年製作の映画)

3.6

スコット・デリクソンが腕のある監督だと思ってないが、これは良かった
微かにドヤ顔で廊下を歩くシーンなど的確な作りで良い物見たという気持ちになれる
タイ・ウエストの「X」と比べると時代感のなさなどディテ
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フォーエバー・パージ(2021年製作の映画)

3.4

シリーズ通して極限状態の設定に頼りすぎてサスペンスとアクションの演出がイマイチな印象は拭えないが、西部劇にシフトした作りは面白い。
バック・トゥ・ザ・フューチャーPart3パターン。
馬がいること、カ
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キング・オブ・スタテンアイランド(2020年製作の映画)

3.6

観たかったジャド・アパトー×ピート・デヴィッドソンの映画がNetflixに登場。
過去のアパトーのコメディ映画と比べると、ピート・デヴィッドソンのパーソナル(エモな病み感)強めでインディー青春映画っぽ
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.3

なんとなく苦手意識あってスルーしたエドガー・ライトの最新作
恐怖を追体験しているだけで、二人のヒロインの間でほぼ共感が存在しないのが脚本の欠陥だと思った
図書館とかいくわりに伏線もほぼないし
オチもど
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ベリー・バッド・ウェディング(1998年製作の映画)

4.0

根っからの陽性な人(ピーター・バーグ)が作った滅茶苦茶に不謹慎なコメディ映画という感じで、全盛期キャメロン・ディアスはじめ役者の魅力もあり、この時代の突出したコメディ映画だと思う
なんで評価が低いのか
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ワン・フロム・ザ・ハート(1982年製作の映画)

4.2

美術と撮影の強度が凄すぎるけど、どうしてもセット撮影の息苦しさは否めない
贅沢なアメリカンナンジャタウン
ここまで画面にネオンサインが溢れた映画もないと思うので最新のリマスターでリバイバル上映したらウ
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スター80(1983年製作の映画)

4.3

タイトルである車のナンバーのスター80、あのボブ・フォッシーが監督脚本で実際の殺害現場で撮影までするなど背景込みですべてが異常な執着と空虚さに満ちていて鬼気迫るものがある
ニューシネマ的な哀愁など微塵
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レイジング・ファイア(2021年製作の映画)

3.5

バキバキなアクションと撮影は良いけど、ドラマ部分に何度目だよという惰性感が漂う
そんな既視感も最新の香港映画集大成という感じで楽しめた

少女暴行事件 赤い靴(1983年製作の映画)

4.5

歌舞伎町のディスコナンパ殺人事件がモデルということで脳内で尾崎豊「ダンスホール」がどうしても流れてしまう青春映画の傑作
最近茨城までバイクで行ったばかりなので、時代も景色も当時とは大違いだけど沁みた
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