坂井真紀ほど、やさぐれた女役が似合う人はいないと思う。
社会から逸れて、不安で、でも行き場がなくて、なんて若い時の焦燥感とは違った感覚で、痛いほどノン子の苦しみが伝わってくるんだけど、なんだろう。魅力>>続きを読む
まっさらな紙に書き殴るかの様な映画。
決して雑とかではなく、観ていて胸の内をエグられる感じで、言葉に出来ないし、言葉にする意味もない、それでも言葉にしなければいけない感じして…
ラストの東京のシーン>>続きを読む
超絶モテ男が大富豪の未亡人に恋をする。最初はチャラついていた男も、その女にヌカぼれする。
運命の歯車がイタズラに噛み合わない展開の中で、ラストシーンは爆笑アンドその周りの状況とは相反するロマンスにグッ>>続きを読む
閻魔大王に『自分は地獄行きの人間です』と申告する老紳士、好々爺風のこの男がどんな悪行三昧をしてきたかと半生を聞いてみると、女性と数知れずの浮名を流してきていて、皆んな幸せになっていると。お前は地獄行き>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
シャイロンや、この映画で描かれている人々の苦悩や葛藤に、とても胸に刺さるものがあった。
ゲイとかセクシャルマイノリティという言葉の強さよりも、社会や環境に左右されず、自らが心から愛する人に対しての強>>続きを読む
アンテナ、当時の携帯はまだアンテナがあったなぁと思った。
アンテナは誰かと繋がっている、主人公が幼い時に起きた事件は、神隠しかなんなのか、わからないが物語が進むにつれて、糸口が見えてくる。
人と人>>続きを読む
映画の日に鑑賞、劇場は満席だった。國村準が出ていたからだろうか。
冒頭、國村準が釣りをしている。釣り針にミミズをつけている。
主人公の警察官が飯を食っている、韓国映画は飯がうまそうだ。
食べ方はあん>>続きを読む
僕たちは言葉を持っている。言葉は、声として発生され、それは空気を震わせ相手に伝わる。コミュニケーションといわれている奴だ。
この映画の主人公は声を持たない子供たちの教師をしている。
子供は無垢だ。>>続きを読む
音から作る映画、そんな映画を観てきた。
この作品の前作、アナザサイドの方も観ているけれど、こっちの方がよっぽど映画だと思った。
七里圭監督の作品は『眠り姫』という大傑作がある。
人がいない作品、実>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
『雲の上』『国道２０号線』『サウダーヂ』等を制作してきた空族最新作『バンコクナイツ』を観てきた。
情報量の多さと、登場人物の怪しくまた濃い人間関係を正しく捉えられているかわからないけど、その３時間に>>続きを読む
千葉映画祭にて『襟売ってよ』『母がる』に続いて鑑賞。
『襟売ってよ』が意味不明過ぎて、感覚的にも乗れなかったけど、連続して大河原監督の作品を鑑賞している内に次第に引き込まれていき、最後はニコニコ(ニ>>続きを読む
日本では初上映以来25年間ほとんど観る機会のなかった本作。マーティンスコセッシが激賞し、世界中のアーティストに影響を与えたとされている。
この映画の素晴らしさは何度となく耳にしてきたが、ようやく観に行>>続きを読む
『好き』についてをテーマに作品作りをしてきた今泉監督の最新作。
今回の作品では、『好き』というテーマを更に掘り下げ、人間の『存在』について描いていたと思う。
人が死ぬのと、誰かがいなくなって生死が>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ミュージカルって、観ていてとても幸せな気持ちになって、心が踊って訳もなく涙が出てくるんです。『ラ・ラ・ランド』も冒頭の夢と希望に溢れるミュージカルシーンで、少し涙が出そうになった。
ミュージカルでも、>>続きを読む
冒頭、バンドのツアーバンが畑に突っ込んでいて、何事かと思うと、ただの居眠りの事故。柔らかいコーンか何かの畑に突っ込んでるから、みんな気付かずに寝たまま。エンジンかけっぱなしでガス欠。それで２人の男女が>>続きを読む
探偵バディものという、とても大好物なジャンル。リーサルウェポンを彷彿とさせる凸凹コンビっぷりや、チャイナタウンの様に背後には人々の生活に浸透した“必要悪“の様な存在が現れる。しかし、映画全体はこれでも>>続きを読む
飛び飛びで観てしまったので、きちんとしたことは言えないのですが、２人のダメそうな男が何やら犯罪の計画に携わろうとしていて、その輪をかけてダメそうな男がきっかけとなって、犯行が露見してしまう。
一見簡単>>続きを読む
知られざる北朝鮮内部を“ドキュメンタリー“という程で映し出された内部の世界。
そこは自分が想像していたよりも、普通で、メディアでよく目にする様な貧しくて飢餓に喘ぐ人々はいない。
もちろんそれは、この>>続きを読む
観ていて、うーん、と思って、ここに色々書いたけど、よく考えたら、3Dで観ないと面白くないのかもしれないと思い、全て消しました。
3Dで観よう。
