TKSDさんの映画レビュー・感想・評価

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映画(139)
ドラマ(11)

ブロークバック・マウンテン(2005年製作の映画)

4.0

ヒースレジャーとジェイクギレンホールの演技に引き込まれる切ない一作。

特にヒースの年を重ねていくにしたがっての頑固さと寂しさが降り積もったような演技は圧巻でした。
邪道な見方かもしれませんが、イニス
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ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

3.7

儚い一作。

画面は暗く、終始陰鬱な雰囲気。
レプリカント達はただただかわいそう。フランケンシュタイン的な悲劇を感じます。
和テイストを絡めた文化のごった煮感が面白い。

ルトガーハウアーのやり切れな
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ツインズ(1988年製作の映画)

4.1

80年代のファンタジーな空気感に乗せた、優しい一作。バディもの、カルチャーギャップもの、家族ものでもあります。

かなり久し振りに観ましたが、すごく良かった!何度かホロリとしました。
僕は現実にはいな
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テッド(2012年製作の映画)

3.8

奇抜そうな設定とは裏腹に、バディものと最近のコメディ映画の文法をキッチリなぞった手堅い一作。

演出は軽快。ジョークも軽快。
どぎつい下ネタばかりなのかと思いきやそうでもなく、結構ウィットがあって良か
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.0

カッコよすぎるホアキンジョーカーを堪能できる一作。

ジョーカーとなる前のホアキンがあまりにもかわいそうであることも相まって、ジョーカーと化したあとのホアキンがメチャクチャカッコよくてセクシーでビック
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スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐(2005年製作の映画)

4.0

哀しくも盛り上がる、ベイダーファン増加必至の一作。

もっとアナキンの葛藤を見たかったけど、もともとそっち側の属性が強い人間だったということで納得。もろもろ誕生の瞬間はすべて感慨深いものがありました。
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スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃(2002年製作の映画)

3.7

とにかく続きが気になる一作。話の組み立て方も旧三部作が意識されていて面白いです。

アクションはエピソード4よりずっと良くなってました。すごく情報量が多いのに見やすい。これって結構難しいことだと思いま
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スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス(1999年製作の映画)

3.6

あっさり風味な一作。もっとも、エピソード4もあっさり目だったので、ここから盛り上がっていくのでしょう。

リーアムニーソンもユアンマクレガーも良かったが、やっぱりハリソンフォードがいないとちょっと寂し
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.0

タランティーノワールドが炸裂する粋な一作。彼こそミスター温故知識。

ブラッドピットがカッコよすぎます。むしろ昔よりカッコいい。イングロリアスバスターズの時もカッコよかったが、本作の方がカッコいい。
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スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還(1983年製作の映画)

4.0

あっぱれな一作。エピソード1の製作までに15年以上間が空くのも納得する終わり方でした。

3作目ともなると、スターウォーズのテーマがかかるだけでテンションが上がります。映画史に残る名曲ですね。ダース・
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スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲(1980年製作の映画)

3.8

次作への助走をキッチリつけながら、前作とは違った魅力を見せる一作。

耐え忍ぶ展開の中で人間関係をじっくり描き、それでいて全体のテンポは崩さないという、巧みな作り。
リマスター版で見ているのもあるでし
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ミリオンダラー・ベイビー(2004年製作の映画)

3.9

寂しく、やるせなくも、目を背けられない一作。

身内のことを思い出す展開で、感情移入をできるだけ避けている領域の話だったので、一歩引いて観てしまいました。それでもモ・クシュラは卑怯な反則技。思わず涙し
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レスラー(2008年製作の映画)

4.2

行き場をなくしたどうしようもない男の、惨めで神々しい生き様を容赦なく描いた一作。

男と女とプロレス界の闇と優しさをとことん描き出すところは流石のダーレンアロノフスキー。

本作の主演はニコラスケイジ
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リービング・ラスベガス(1995年製作の映画)

4.0

美しい。身勝手な男が妄想するおとぎ話でしかないのに、美しい話でした。

どうしようもない男がどうしようもない信念(思い込み)にすがりつく話が本当に好きです。巻き込まれる側はたまったものじゃないんですが
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スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望(1977年製作の映画)

3.7

長年意味もなく敬遠していましたが、友人にコンプリートBOXを借りたのでついに鑑賞。

オビワンはアレック・ギネスだったのか…突然の名優出現にテンションが上がりました。というぐらい何も知りませんでした。
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バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3(1990年製作の映画)

4.2

シリーズを通じて、バディものの最高峰な一作。

脚本・演出の素晴らしさはもちろん、マーティとドクのキャラクターが最高です。
キャラクターの良さが脚本・演出を輝かせるのか、脚本・演出の素晴らしさがキャラ
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バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2(1989年製作の映画)

4.2

2015年でも街にビートイットが流れる。
ここが一番リアルだと感じた一作。

小さい頃に劇場で観て以来の鑑賞。
もっと陰鬱でスッキリしないストーリーだと思い込んでいて、長いこと見ないでいました。
とん
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天気の子(2019年製作の映画)

3.7

雰囲気を感じることが楽しい一作。
強いメッセージ性は感じませんし、あっと驚く展開があるわけでもない。それでも、2019年前後の新宿の雰囲気を鮮明に感じ取れましたし(街並みの再現度は抜群)、雨上がりの匂
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

3.9

誰もがやり直せない一発勝負を日々生きていることを実感する124分。

なかったことにしたい愚行や失言はたくさんあります。でも本当になかったことにできてしまったら、他人を思いやれないかもしれません。
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グッドナイト・ムーン(1998年製作の映画)

3.7

ママ達の清々しいぶつかり合いに思わず目を細める125分。

前半かなり世知辛い感じで進んでいきますが、二人の関係からしたら仕方ないのかも…。 このシチュエーションはなかなかにハード。ジュリアロバーツの
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ANIMA(2019年製作の映画)

3.7

UKの魅力あふれる15分。

映画というかMVでした。
奇妙でキレキレな動きのトムヨーク。
トムが本作以上に踊り狂う、Lotus FlowerのMVを久しぶりに観たくなりました。
ナナメの動きはどこか
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アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)

3.6

図鑑の鳥達のインパクトが強すぎた一作🦉🦅🦆🐓パンフレットはすごくオシャレでした。

実話ものとしての再現度を強調したかったのかもしれませんが、全体的に装飾がなさすぎて、自分のアンテナでは強いメッセージ
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ゲーム・ナイト(2018年製作の映画)

3.7

小気味よい展開が楽しい一作。

ベースはコメディタッチのサスペンスですが、ドタバタを通じて浮かんでくるパーティ仲間、兄弟、不器用な隣人との人間模様が面白い。
みんなキャラがいい感じで立っていて、ホーム
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オール・ユー・ニード・イズ・キル(2014年製作の映画)

3.7

スターにはスターの演技があることを実感した一作。
戦えないトムクルーズの怯えた演技が新鮮でした。イケメン度合い70%減。
それが強くなるにつれていつもの頼もしくカッコいいトムクルーズに戻っていきました
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摩天楼はバラ色に(1986年製作の映画)

3.7

マイケルJフォックスがフレッシュな一作。

展開は強引だが明るいノリにはむしろピッタリ。ニューヨークの街並みの雰囲気は当時からあまり変わっていないようです。
80年代ポップ&ロックスの全盛を感じさせて
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ポリス・ストーリー 香港国際警察(1985年製作の映画)

4.1

技術的にもモラル的にも今はもう撮ることができないし許されないであろう、80年代香港アクションの傑作。ロストテクノロジーな一作。

今まで何度も観たし、出演者が生きて撮影を終えたことが分かっていてもヒヤ
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グレート・ウォリアーズ/欲望の剣(1985年製作の映画)

3.8

ロボコップやトータルリコールやスターシップトゥルーパーズを撮った鬼才ポールバーホーベンは、近未来の舞台でこそ一番輝くと認識した一作。大ブレイク前夜といった雰囲気。

中世ヨーロッパという現代から見てモ
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星の王子ニューヨークへ行く(1988年製作の映画)

4.0

世知辛い世界に、これ以上ないほど明るく控えめで礼儀正しい人がいたらどうなるか見てみたい…という願望を全力で叶えてくれる一作。
良作80年代コメディの特長を全て備えているかのような明るさ、テンポの良さ、
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キャスト・アウェイ(2000年製作の映画)

3.6

孤独な一作。

絶海の孤島での孤独はもちろん辛いが、それ以上に…。やせ細った姿と相まって余計に痛ましい。
もう少し続きを観たかったです。

俺たちは天使じゃない(1989年製作の映画)

3.6

若かりしデニーロとショーンペンがコメディで共演する贅沢な一作。
高尚なことは分からなくとも、肌で大切な事を感じて居場所を見つけていくショーンペンが特によかったです。
終盤の見せ場はその後の活躍を予感さ
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レゴ(R)ムービー2(2019年製作の映画)

4.0

笑えてホロリ、極上エンタメ健在の一作。

レゴムービー独自の物語構造が前作ですでに明かされているため、前作のインパクトにはどうしても及ばないものの、すでに明かされた独自の物語構造を十分に生かしていまし
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

3.7

主張の強さとエンターテイメントのバランス取りの難しさを感じる一作。

笑いを組み込んではいましたが、決して笑い事にはしないスタンスでした。そのために笑っていいのかどうか戸惑うことがありました。冗談を言
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スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

3.9

映像はきらびやかで見せ方も多彩だが、ストーリーにもう一声パンチが欲しかった一作。

と言っても、ストーリーはまったく悪くなく、むしろしっかりまとまっています。
ただ、脚本がフィルロードということで、あ
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ダークナイト ライジング(2012年製作の映画)

3.7

映像と音楽はとても良いが、リアルさゆえの違和感も目立つ一作。

展開の強引さについてはノーラン監督の過去作にも散見されるので、そこは気にせずノッていけばよいのでしょう。

ただ、シリアス路線なのに血が
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はじまりへの旅(2016年製作の映画)

3.8

クロコダイルダンディー的なカルチャーギャップコメディーかと思いきや、モロに社会との軋轢について考えさせられた一作。

ヴィゴの説得力が凄いです。行き過ぎたインテリタフガイ役がハマりまくっていました。
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ダラス・バイヤーズクラブ(2013年製作の映画)

4.0

感傷的な表現を抑えたことによって、かえって心に沁み入る一作。

悲嘆にくれたり、誰かを糾弾したりと、同情を引くような描き方はいくらでもできたと思います。しかしそういうものを排して、主人公がひたすら日常
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