たかやさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

たかや

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劇場版ポケットモンスター 水の都の護神 ラティアスとラティオス(2002年製作の映画)

3.0

ラティアスが可愛い。
いつものナイスガイサトシがいつも通りポケモンと共に都を救うお話。

水の都が確実にベネチアの街並みで素晴らしい。行ったことがないので、行きたい。

CGの部分のヌルヌル感が気持ち
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

5.0

泣いた。大好き。
糞ガキ二人がフェラーリと闘うお話。

別に車が特別好きというわけでもないはずなのだがたまらん。地面すれすれのカメラで映し出されるレーシングカーにアホほど興奮した。

理屈じゃない。俺
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夜の手配師 すけ千人斬り(1971年製作の映画)

2.5

村山新治『夜の手配師』と間違えて観たんだが、つまらん。
梅宮辰夫がコールガールの元締めをするお話。

早い段階で間違えたことに気がついたが、梅宮辰夫が見たくてみてしまった。普通の人情ものでビックリ。
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殺しの分け前/ポイント・ブランク(1967年製作の映画)

3.5

無駄にカッコいい。
裏切られて奪われた金を取り返すために復讐する男の話。

冒頭のタイトルバックからして渋すぎ。リー・マーヴィンのズームだけでもう大満足で話なんて正直どうでもいい。

顔にかかるネオン
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

2.0

全てが説明的で粗悪な映画。
半地下に住む家族が金持ちに寄生するお話。

初めてチェ・ウシクが家庭教師として家に行くシーンで坂道を撮る。「これだけ身分が違います」と説明ショットが入ったことでおや?と思っ
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トスカの接吻(1984年製作の映画)

3.0

ほっこり。
老いた音楽家達が集まる場所を撮ったドキュメンタリー。

お爺ちゃんお婆ちゃんは芸術家だからか、過去の自分達が大好きで可愛い。50年前の自分達が最高だと信じているのだ。

過去の自分達を演じ
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ブルータル・ジャスティス(2018年製作の映画)

4.5

結構面白い。
強引な逮捕で免停食らった刑事が賭けにでるお話。

ザラーという男は落語家なのか?というぐらいなんでもない会話が楽しいのだが、ゆったりドライブしている感がある。

かと思えば一気に暴力へア
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A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

5.0

観たことないものを観た。
死んでしまった旦那が、妻の元へ帰って来るお話。

生温かい感覚がずっとあるのは、明かりのせいなのか、纏う布のせいなのか。

二周目が始まった瞬間に鳥肌が立った。イカれてるとし
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白い指の戯れ(1972年製作の映画)

3.5

面白い。
普通の女がスリに惚れたせいでスリ集団の仲間入りするお話。

銀行でお金を下ろした男を待ち伏せ、集団で死角を作り、カバンをカミソリで穴をあけて奪う。
別にスムーズではないが異様にカッコいい。
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ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)

1.0

なんにも意味のない手持ちカメラで酔って1時間で断念。
今のところ面白いところは何もない。得たものは吐き気だけ。

手持ちカメラと主観の切り替えを頻繁にするのが気にくわない。
臨場感など皆無。

喜劇 女は度胸(1969年製作の映画)

4.5

好きだ。渥美清が本当に素晴らしい。
息をするように話す。これが全て台詞だとは思えないが、どちらにせよ愛さずにはいられない。

渥美清と花沢徳衛が何度か喧嘩をするわけだが、序盤にカメラはフィックスで、無
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SHADOW/影武者(2018年製作の映画)

3.5

なかなか良い。ザ・影武者なお話。

話はさておき、風で揺れる髪と大きな布、そして寝盗られを覗き見し、それがバレる。
何処かで観たと思えば『菊豆』と同じなのだが、監督の性癖か。

中学生の考えそうな傘の
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喜劇 女は男のふるさとヨ(1971年製作の映画)

4.0

止まらない。
坂道を転げ落ちていくようなお話。

ストリップ小屋のお話なのにエロを出さない。なんならエロで自殺を止めてしまうなんて、笑って泣ける。

倍賞美津子より緑魔子がむちゃくちゃ良くて、特にお金
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悲しみは空の彼方に(1959年製作の映画)

4.0

人間臭さが凄い。
そして黒人差別の表現で落ち込む話。

印象的な程に鏡が登場するが、どのシーンでもあきらかに自分が見れていないのがよい。

そしてなんといってもファニタ・ムーアとスーザン・コーナーの別
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温泉みみず芸者(1971年製作の映画)

4.5

アホすぎて面白い。
蛸壺の名器を持つ池玲子が芸者として有名になり、一家でSEX三本勝負をするお話。

池玲子とセックスをした男が昇天して腹上死し、霊柩車のカットというのに笑うのだが、腹上死の天丼で死ぬ
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The Witch/魔女(2018年製作の映画)

2.5

ずっと予告を観ているかのような映画。主人公が無双しまくっている状況で、続編をやる意味はあるのか。

マンマ・ローマ(1962年製作の映画)

4.5

傑作。
元娼婦の母親といつまでも童貞な伜の話。

『アッカトーネ』もそうだったが、娼婦と夜がめちゃくちゃ美しい。今回は最高にカッコいい移動撮影が素晴らしい。

初めて新しいアパートに着いて窓を開けると
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不良少女 野良猫の性春(1973年製作の映画)

3.5

面白い。
恋人と東京に行くはずが、ぶっ飛んだ見た目で一人東京に行く片桐夕子のお話。

手持ちカメラのカットは全部いいのだが、パンツを足で脱ぐカットや、ヤクザの子分がお風呂屋に来た際の汗ばんだ口とこする
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ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

2.5

前作同様に本当にどうでもよくて、何もない。
相変わらず雨が好きなのに、雨の偽物感が凄い。

キアヌのガンアクションは本物で、画面内だけでなく、画面外の相手を撃ち殺すのも納得する。

後は、ルビー・ロー
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サンダーボルト(1974年製作の映画)

5.0

最高。オールタイムベスト入り。
車と友さえいれば何処へでも行けてしまいそうなお話。

派手な柄シャツを積んだ車で逃走して、強盗するためにみんな日雇いで働く。こんなもん面白いわな。

そして夢に見た車を
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アッカトーネ(1961年製作の映画)

4.5

傑作。働いたら負けを体現するクズのお話。

奇しくも道に立つ娼婦のショットが一番決まっている。

仕事へ行った日の夜にクズ側の自分の葬式に出るというのが馬鹿馬鹿しくて好き。
「もう少し明るいところに埋
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濡れた週末(1979年製作の映画)

3.5

まぁまぁ。
不倫の沼から抜けられない女のお話。

終始ゆっくりと時間が流れていて、決定的な瞬間は感じないのだが、二段ベッドで抜け殻がセックスしているという感覚が良い。

ラストのワンピースを着た宮下順
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牝猫たちの夜(1972年製作の映画)

4.0

面白い。
トルコ風呂で働く売れっ娘嬢のお話。

ロマンポルノにしては明るい。
お店から家に帰ってまず服を脱ぐ桂知子が、次の日の朝も全裸で掃除機をかける。まるで身体を売る職場でだけ、服を着るかのようで面
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わたしのSEX白書 絶頂度(1976年製作の映画)

4.5

傑作。
昼は採血係、夜は娼婦のお話。

姉の誘いから逃げる弟が自慰する姉を押し入れからライトで照らしたり、病院に行けばナースの服が透けて見てたりと意味不明で面白い。

そして弟の友達の手術と、姉の初3
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昼下りの情事 古都曼陀羅(1973年製作の映画)

4.0

面白い。
飼い主のために若い男に抱かれる女の話。

お見合いで蜘蛛を可愛がる山科ゆりから、普通のデートに驚いていたら、濡れ場になって鍋が置かれたテーブルの下から帽子と共にカメラの前に出てくるカットが最
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ダーク・スター(1974年製作の映画)

3.5

くだらないけど憎めない。『ミクロの決死圏』と二本立てで観たい。

もう正気を失ってる人間達の会話とか、どう考えてもビニールボールなエイリアンとかユルユルで凄い。

と思って観ていたら、あのラスト。『エ
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ザ・ファブル(2019年製作の映画)

2.5

いまいち。
伝説の殺し屋の岡田准一が普通に暮らそうと奮闘するお話。

重要なアクションシーンで毎回スローにして誤魔化そうとする辺りに実力の無さを感じる。

佐藤浩市、向井理、山本美月はなぜこうも微妙な
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切られ与三郎(1960年製作の映画)

5.0

この世で一番面白い映画。
市川雷蔵が何度も愛されては裏切られるお話。

カメラワークも決まってるけど、何より空間設計がカッコいい。

カットを割って、道を歩く市川雷蔵の後ろ姿のショットだけで最高。
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