タカユキカトーさんの映画レビュー・感想・評価

タカユキカトー

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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.5

どこを切ってもおしゃれな映画。
絵、音、セリフ、間、シュールさ、ありえなさ、ギャグ、出演者の顔。
話自体はなんてことないけど見れてしまう映画ならではの表現。
極まっているので、雰囲気映画 = つまらな
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セッション(2014年製作の映画)

2.5

人が人でなくなる(鬼か神のような何かに近づく)ことで、歴史に残る素晴らしいアート、エンターテイメントが生まれる。
これはひとつの事実だと思う。
過去に実際に起きたことをもとにした普遍的で面白いテーマ。
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ブレックファスト・クラブ(1985年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

スクールカーストを描いた最初の映画ということで、当時は新鮮なテーマだったのでしょう。
今見てもキャラは立っている。

80年代のパンク・ニューウェーブのファッションがかっこいいと思っているので、クレア
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ウィジャ・シャーク 霊界サメ大戦(2020年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

アホアホで楽しかった。
サメがかわいい。
ティファニーの車洗うシーンは何?
占い師の水晶がピカピカするのもかわいい。
持ち主が唐突、声のエフェクトがウケる。
お父さんの演技が面白くて全て持っていってた
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グリーンブック(2018年製作の映画)

3.3

全ての表現がソフトでちょっと美しくまとまりすぎている気もしたが良かった。
才能だけではどうにもならん、勇気が世界を変える的なやつ、実話だから説得力がある。

50年以上経っても差別など色々な社会問題は
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翔んで埼玉(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ただただ楽しい小ネタ祭り。
二階堂ふみの演技が最高。
宝塚ノリ〜戦国時代ノリ〜現代と雰囲気が変わっていくのは人の成長の過程みたいで、百美の成長と重なって良かった。
個人的には宝塚ノリが楽しかったからず
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市民ケーン(1941年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

人はうまくいくこともいかないことも色々あって成長する。成長してもトラウマにとらわれて生きていくよね。

記憶は呪いである
昔見た少女をなぜか覚えている
歌を歌える人は歌えるし、歌えない人は歌えない
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東京物語(1953年製作の映画)

4.6

家族とは何か、色んな世代の目線から語る。
終始登場人物と一緒に過ごしているような感じがした。

尾道、東京、熱海の景色
部屋の中の写し方
当時の服の形の美しさ
さりげなく盛り上げる音楽
現在と変わらな
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ピンポン(2002年製作の映画)

3.0

軽いけど面白い。
地味な部分だけど、音楽の使い方がもうちょい良ければ色んな違和感が少し減りそう。
坊主で眉毛全剃りの中村獅童が見た目怖くて最高だった。
一人称「わたし」だし。
「笑止」も面白かった。

下妻物語(2004年製作の映画)

4.8

前半、コメディに笑ってるうちにいつのまにか下妻物語の世界に溶け込める。
後半「自分らしく素直に自由に精一杯生きよう」という、シンプルながらも芯の強いメッセージが心に残る。
子供は共感、大人は忘れかけて
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アメリ(2001年製作の映画)

2.8

アメリの性格が嫌で見るのが辛かった。
自分がコミュニケーション不足なのがコンプレックスで重なってしまったからなのかも。
景色がきれいだったのだが、フィルターがかった色が時代を感じてしまい楽しみきれず。
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バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3(1990年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

いや〜スッキリ!
いつも通り当時の景色、音楽、ファッションが楽しい。
まさかドクの恋愛とは。
ホバーボードが役に立つとは。
マーティも彼女のところに落ち着き、腰抜けのクセも克服し、安心。
未来は自分で
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戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

言葉が聞き取りにくすぎる。字幕を入れてほしい。
サ行が全部ノイズになっている。
映像のリマスターも汚め。
前半〜中盤かなりダラダラした間、展開。
など、苦痛な要素が多い。
坂本龍一の演技がひどい。重要
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時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

4.1

因果応報
人は変われない
ファッションと内装
常に潜在意識にある欲としてのエロ
暴力の魅力
全ての映像が美しい

意外と深く考えず感覚で楽しめた。映画である意味がありすぎる映画。

雨に唄えば(1952年製作の映画)

4.9

音楽と絵が完璧。
雨のシーンとブロードウェイのシーンが素晴らしい。
俳優の顔、女性の衣装はあまり好みでなかったけど全然関係なく楽しめた。
雨だって美しく見える、そんな時のことを忘れたくないよね。

はじまりのうた(2013年製作の映画)

2.5

DIYで心を込めて面白いアイディアでアルバムを作る、音楽に正直でいることで救われる、と音楽を作る理想を描いた作品に感じた。

ただ自分の中で完結するような考えでなく、もっと人とのつながりを大切にしない
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

前半はB級ながらもそこそこちゃんと面白い。だからこそ違和感が印象に残り後半につながる(そこそこってとこも含め)
テレビ局のうさんくさい人たち、家族愛、みんなで作る面白さ、絵のきれいさ、謎がわかる気持ち
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

3.4

車!銃!爆発!女!力を合わせて悪を倒せ!
コートニー・イートンが出ててテンション上がった。
大迫力のアクションなので映画館で観たかったなー

サマータイムマシン・ブルース(2005年製作の映画)

3.3

2005年に大学生だったから正にこんな生活で懐かしかった。
「楽しすぎる」
「独特の寒さ」
「全然写真のことわかってないのにロマンチックな世界にいる先輩」

演劇ノリも、ミュージカル映画と思えば楽しい
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俺たちに明日はない(1967年製作の映画)

3.0

アメリカンニューシネマの草分け的な話を聞いて見てみたので、展開の軽さ、のほほんとした空気に肩透かしをくらいつつも…
最後の方は気分がのってきました。
これもひとつの青春。

フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

4.5

どんな気分でも最高と思えそうな、完璧に近い映画。
歴史を見せ、人生を見せ、刺激があり、平穏もあり。
登場人物が全員魅力的で演技も上手い。
バス停で語るシーンも、飽きずに見られるアクセント。
フォレスト
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天使にラブ・ソングを…(1992年製作の映画)

4.2

自分を信じてまっすぐに生きる。
良いことばかりで希望がありまくる。
悪役がマジで悪いので同情の余地がない。
作中通してずっと絵がとてもきれい。
主人公と刑事の顔が良い。
そしてとにかく何より歌うシーン
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ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

4.1

テーマが良かった。
憧れの時代は素敵、だからこそ今を生きようという。当たり前なポジティブになれるテーマを面白おかしく美しく描く。
最初の風景でもうパリを好きになる。
最後の締め方でワクワクする。
シン
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ダーククリスタル(1982年製作の映画)

2.9

人形の動きや表情がすごい。
お話は王道ファンタジーで良かった。
テンポ感がもっと良かったらとも思うけど、人形でこれをやりきった部分に拍手。
ヒロインがいないのか…と思ったぐらいのタイミングでヒロイン登
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