日本公開は『序章』よりこの『葉問』のほうが先、と言うのは周知のこと。
『序章』敵役の池内博之の描き方は、それほど反日感情剥き出しというわけではなかったが、まあ仕方ない。
しかしこの『葉問』、香港のレジ>>続きを読む
「世界一ハイキックの美しい役者」ドニー・イェン!
およそ10年前に製作されたこの作品は、ドニー・イェンの集大成を収めるべくして登場したと思う。殺陣の全てに気合が漲っておりやる気満々。
しかし、ブルース>>続きを読む
小さい身体なのになんと堂々とした佇まい。『湯を沸かすほどに熱い愛』のときは突かれたネコのような声だったのがここでは一変、腹の底から突き出てくるような太くて通る声で、ものすごい人数のエキストラを恫喝して>>続きを読む
オープニングは最高!
冒頭、いきなりガシッと首根っこ掴まれた感じで、何やら傑作の予感がビシビシ。しかしあとが続かなかった。
音楽はジャズを基底とした、とってもイカしたスコアが続くが、主人公二人のあんま>>続きを読む
なんだろ、この映画?
寝たよ、途中で。
途中で寝た映画なんぞ数え切れない。
体調が悪いとき見に行ったら大抵寝る。それでも寝たことが悔しくなる作品はまた足を運ぶ。しっかり見て、それでも面白くないときも多>>続きを読む
シリアスな予告編なのに「コメディです」って言ってるから、良いかもって思ったボクがバカだった。
こういう友達が集まってワイワイ言いながらテキトーに作った作品が面白かった試しがない。観客の知識量だけに依存>>続きを読む
『エイリアン』シリーズと言っても「3」までしか見てない。どれもエイリアンというキャラクターを使っているだけで、作りそのものの趣は違っている。だからシリーズとして存続できたのだろう。
ワタシは最初の『エ>>続きを読む
「反戦映画」と言うものについて考えてみた。
戦争体験者の大林宣彦監督は、塚本晋也監督との対談の中で「戦争で死んでいく者たちを美化してはいけない。」と語っている。
見る者はそれが正しいと思ってしまうから>>続きを読む
冒頭、The Jon Spencer Blues Explosionの"Bellbottoms"にヤラれた。スッカリ忘れてたけど、久しぶりにCD聴いちゃいました。
とにかく使われてる曲がことごとく、イ>>続きを読む
大根仁監督はテレビサイズの画作りをする人だと、テレビ版の『モテキ』を見てからそう思い込んでいた。
今回この作品を観てそれは確信に変わったが、それでもキャラクターの掘り下げ方は見事。
特に編集長役の松尾>>続きを読む
是枝裕和監督は、ドキュメントチックなシーンの積み重ねで物を語っていくのが抜群に上手い。
しかし最近は、物語の内容に重点が置かれているような感じがする。
この映画などは完全にミステリー。
ただ、だとした>>続きを読む
少なくとも、エンターテイメントとしての日本映画は韓国に相当大きく水を開けられているように思う。
日本映画が世界に通用するのは私小説的で内向的な作風のものばかり。これはお家芸と思っているので特に異論はな>>続きを読む
黒沢清監督のB級ホラー節が随所に散りばめられていて、いつものごとく全編ザワザワと胸騒ぎのする作品。
なのにどこかトボけていてユーモラスでもある。
宇宙人が地球を侵略に来る。何故?なんてことがどうでも良>>続きを読む