takeruさんの映画レビュー・感想・評価

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ジャックは一体何をした?(2017年製作の映画)

3.5

1回では追い切れない…
どうやら共産主義 (赤狩り?) のメタファーらしい。そう聞くと確かに少しだけ納得。
奇才すぎるけど、でもわからないなりに不思議な雰囲気がなんか癖になる、そんな作品。

父として(2023年製作の映画)

3.7

11分では到底足りないヘビーなテーマ。
自分も含め、みんながほんの少し考え方を変えようとすれば、それだけでも世の中全体で何か大きく変わるんじゃないか、と思う。

「前に進み続けなきゃいけない」「闘いに
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ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

4.3

ちょっとだけハラハラしてて、何となく影というか憂いがあってしっとりした感じで、でも小気味良いテンポで、すごく心地よい2時間だった。ヘルシンキで朝が来て終わるのも良い。

夜更かししたいときとかにまたみ
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枯れ葉(2023年製作の映画)

4.0

戦争の報道とかパブのうるさい音楽とか、周りは騒がしいのに当の2人もその関係も静かすぎて、でもふとした瞬間の表情とか動きにドキッとしたり、あっという間に引き込まれた。
清々しく色々捨てまくるのに、拾った
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グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

4.3

“It’s not your fault” これは泣く。シンプルに良い映画。
ここまで真正面に想ってくれる大人と友達がいたら、そんな素敵なことはないなあ。そしてそういう人を作っていくのも自分の努力が必
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逃げきれた夢(2023年製作の映画)

4.1

認知症ってのはひとつの要素に過ぎなくて、それによって今までの人生をえぐられていく、なかなか重い映画だった。
良かれと思って取ってきた言動が、時間が経ってからすごく無責任でおざなりなものだった、と気付か
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tick, tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!(2021年製作の映画)

4.3

30歳はとっくに過ぎたけど、いまだに感じることが散りばめられ過ぎててなかなかグッとくるハードな映画だった。自分にもこういう人生があったんだろうかとたまに思ってしまうし、実際にそれを選択できた人は本当に>>続きを読む

(2023年製作の映画)

3.7

終わってしまえばしょうもないのに、凄まじい量のセリフ、ハリーの必死さ、みんなの緊張感に、短いのにすごく体力使った。ドタバタ劇すぎて面白かった。

ネズミ捕りの男(2023年製作の映画)

3.4

4部作で個人的に一番しっくり来なかった。ので、もう1回ちゃんと観ようと思う。
パントマイムとかネズミが動き出すところとか、エグい話してるのにコミカルになってしまう不思議さ。

白鳥(2023年製作の映画)

3.7

寓話を読んでるみたいな、なんか不思議な感覚になる17分だった。安定のテンポで流れてしまいそうだけど、細部のこだわりはすごいし、割とダークな内容だし、ラストはちょっと衝撃。

ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語(2023年製作の映画)

3.9

これこそまさに真の"映像化"と言うべきか。
ウェス・アンダーソン作品てすぐわかるのに、全部違う感じにおもしろいのがほんとすごい。
小気味良いテンポであっという間の40分。

あの頃輝いていたけれど(2022年製作の映画)

3.9

ベタでシンプルだけどあったかい、とてもいい映画。
ラストシーンがたまらない、みんなに幸あれと願いたくなる。
エンドロールの最後も粋で良かった。

Jonas/ジョナス(2018年製作の映画)

3.5

なかなかに辛い、体力のいる映画だった。
ラストは良く捉えるべきか、悪く捉えるべきか。。。

この世に私の居場所なんてない(2017年製作の映画)

3.5

鬱々とした前半からの、怒涛すぎる後半、だいぶびびった。賛否両論ありそうだけど、個人的には嫌いじゃない。面白かった。

クソ野郎ばっかりだけど、やっぱり死ぬのは嫌だよね、って映画でした。
イライジャ・ウ
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ちひろさん(2023年製作の映画)

4.0

これくらい流れに身を任せながら、自分の足で生きていけたらカッコいいなあ。人間は浮くようにできてる、ってのはいい言葉だ。

有村架純がいい味出しすぎててたまらなく良かった。色々あるけど優しい世界で、前向
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