キネペンyiyiさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

キネペンyiyi

キネペンyiyi

映画(293)
ドラマ(0)
アニメ(0)

蛇の道(1998年製作の映画)

-

黒沢監督に望んでいるものが観れて満足。

マジで後半何処に連れてかれてるんだっていう不穏さ、目が離せない。

復讐 THE REVENGE 運命の訪問者(1997年製作の映画)

-

わかりやすい仕草の演出。
銃の使い方。

繋ぎのスムーズさなど、比較的わかりやすい黒沢映画。

(1960年製作の映画)

-

切り返しでカットを割る意義の最高峰を観たラスト。
しびれた。

凄いところに到達しているラスト。

カット割りの基本を突き詰めすぎて、もはや華麗でスタイリッシュなカットの連続。

ほぼ限定された空間な
>>続きを読む

魚影の群れ(1983年製作の映画)

-

時代遅れの男と女。漢
画面の気合いが今の映画と違いすぎて、ある意味絶望しますね。

海ってこんなにダイナミックに撮れるんですね。

相米さんの映画の中でも長回しと身体の過激さはそのままに、それぞれの印
>>続きを読む

ホットギミック ガールミーツボーイ(2019年製作の映画)

-

とんでもない映画ですな。
商業映画のしがらみの中で山戸結希監督の作品は、世界の中で勇気を振り絞る力を与えてくれます。
正直、何故主人公が主体性をある程度持てたのかは疑問ですし、自分では理解しきれない演
>>続きを読む

永遠と一日(1998年製作の映画)

-

最後のエモーションは受け取れた。

何故か濱口竜介の映画を思い出した。

秋津温泉(1962年製作の映画)

-

オシャレで洗練されまくっているカットが沢山あった。

岡田茉莉子さんは確かに化け物級の演技ですね。

様式美の映画なので、音楽が主張しすぎているのもご愛嬌。

一人の男を救う事に命をかけるって、凄まじ
>>続きを読む

乱れる(1964年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

大人だと感じました。

しかし成瀬さんは相変わらず容赦のない映画つくりますなぁ。

最初の留置所のような所から帰ってくる、二人の道での会話と動き方が何故かとても印象に残った。
物語自体がグッと面白くな
>>続きを読む

MIND GAME マインド・ゲーム(2004年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

改めて見ると大画面を想定したスペクタクルな描写が多い。
映画だなと。

想像力を爆発させ、全世界の人間の存在をありえない勢いで肯定する。

「その中にいたい」という西のセリフ刺さるなぁ。

自分の人生
>>続きを読む

泥の河(1981年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

音楽が情緒的すぎる気がしたが、ありきたりになってしまうタイミングを少しずらしていた。
ただの移動シーン、歩いたりしているところなどにつけていて好感が持てた。

客観的な画が多く、アップもあるが、そのア
>>続きを読む

ジョゼと虎と魚たち(2003年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

いや、2000年代の邦画の雰囲気ってこれだよね、好きです。
深夜にまったり観て、衝撃受けちゃうやつ。

ジョゼが画面に出てくるだけで、映画の強度が上がっていく前半。
再会してからは物語自体にドライブが
>>続きを読む

砂の女(1964年製作の映画)

-

確かに映像で表現していた。
砂、砂の付いている体の部分のクローズアップ、、昆虫、汗、祭りの様相、変な角度からの顔の変なクローズアップ、長回しなどなど。

眠気と戦いながら観たので、リベンジの必要あり。

丹下左膳餘話 百萬兩の壺(1935年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

山中さんは元々コメディの人だという話もどこかで聞いたので、本領はきっとこういう映画なのでしょう。

でも、後期のペシミズム的視点も、しっかり入っている気がした。

子供が親を失う、屑屋や、矢場の人々や
>>続きを読む

ラブホテル(1985年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

個人的にどん底まで落ちた男女が共鳴する話は大好き。

そして撮影があの篠田昇!

相米さんの長回しの過激さ(余りに引きすぎ、俳優に体張らせすぎなど)が鳴りを潜めて物語を語ること、人物の内面に寄り添うこ
>>続きを読む

サンライズ(1927年製作の映画)

-

人間の心の中を可視化した、大傑作。
皆、それぞれ日常は違えど、心の中ってこんなにドラマチックだよねって映画です。
登場人物達に名前が付けられてないことの一つの意味なんじゃなかろうか。
見終わった後一人
>>続きを読む

死んでもいい(1992年製作の映画)

-

ちょっとねぇ。
演技と長回しが成功してる凄さはわかる。
再会してからの川の船着場と宿の長回しと、車のシーンの長回しは素直に驚く。
でも、話が自分にとってはわけわからなさすぎた。

男女ってムズカスィ。

オルエットの方へ(1970年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

あの意味なく輝かしい日々の後の、「彼がここにいた証」とか「楽しかったよ」とかのセリフを強調せずサラッと撮ってしまうのは凄いとしか言いようがない。
そしてあの最後ジョエルの表情、凄すぎて圧倒される。
>>続きを読む

フィーバー・ルーム(2016年製作の映画)

-

これ映画の未来の一つの可能性を切り開いたかも。
確実にここではないどこかに連れてかれた。

初アピチャッポン。
衝撃

霧の中の風景(1988年製作の映画)

-

初テオ・アンゲロプロス
これがマジカルリアリズムってやつ?
違うか。

唐突に幻想的なシーンが入ってきて、
久し振りにその様なファンタジックな作品を観たので慣れないまま終盤まで行ってしまった。
もう一
>>続きを読む

動くな、死ね、甦れ!(1989年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

このエネルギーは凄い。
やはり自分は、人物が現実世界で放っているエネルギーがそのままスクリーンに表れていると錯覚させる映画が好きなのだと再確認。
話の筋を追い越してしまう人物の勢いとエネルギー。

>>続きを読む

日本のいちばん長い日(1967年製作の映画)

-

午前10時の映画祭ファイナルにて
ずっと観たかった映画。
期待が大きすぎたかも。
ハイテンション演技に少し疲れてしまった瞬間もあった。
でも、一人一人、天皇までにも熱い人間性を持たせるのは流石の一言。
>>続きを読む

僕たちは希望という名の列車に乗った(2018年製作の映画)

-

体制側の追い込み方、とても上手。
自分の考えを持つ=国家の敵って恐ろしすぎ。

人間性を信じる映画

CURE キュア(1997年製作の映画)

-

とても知的。
今の時代の狂気。
人と人の間に流れている得体の知れない感情を映してしまった映画。
当たり前だけど、良い感情だけが伝染するわけではないよね。

無意識で起こっている恐ろしい事を見せつけられ
>>続きを読む

恋人たちは濡れた(1973年製作の映画)

-

長回し繋がり。
昔の性春。
実は今の無気力感と少しだけ通じる部分があるかも。いやないか