Taketoさんの映画レビュー・感想・評価 - 18ページ目

プリズナーズ(2013年製作の映画)

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「メッセージ」も見たので再見。ミステリとしてはやっぱりよくできていると思います。しかし初めて見た時あまり好きではないなというところは今回もやはり好きではなかったです。
ミステリとしてはよくできてい
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スリー・キングス(1999年製作の映画)

3.5

ストーリー展開のテンポ感や演出が良くて見ていて面白かった。戦争映画だけれど、暗くはなくコメディ要素も多く、エンタメ作品として仕上がっていると思った。
頭の悪い兵士の役をやっているのがスパイク・ジョー
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イントゥ・ザ・ウッズ(2014年製作の映画)

2.9

そんなに面白くなかった。展開の盛り上がり方が微妙だからなんかふわふわしていて見応えがなかった。

ドニー・ダーコ(2001年製作の映画)

3.3

いわゆる難解映画。
自己犠牲という意味では、「バタフライエフェクト」ににているんじゃないかなと思った。

アメイジング・スパイダーマン2(2014年製作の映画)

3.3

エレクトロの電気のエフェクトとかスローモーションの使い方とか凄く戦闘シーンがカッコいい。マークウェブ監督はMV出身という事もあるのかその戦闘シーンでの音の使い方とかが印象的だった。
前作のスパイダ
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Dolls ドールズ(2002年製作の映画)

3.7

三組の男女が登場する物語。
この映画を見ていて日本って美しいなと思った。凄く映像が美しい。
物語の中には四季の流れが入っているのだけれど秋から冬に変わる演出は、美しすぎる。
菅野美穂の演技が凄く良か
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バウンド(1996年製作の映画)

3.6

ウォシャウスキー兄弟がマトリックスを撮る前の作品。
マフィアの愛人であるヴァイオレットがマフィアのシーザーを裏切り、お金を盗もうと計画する内容。凄く王道の内容に見えるけれど、そのヴァイオレットがレ
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バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

3.5

一言ででいうと「最高にクール」な映画。映画のタイトルからバックで流れるドラム。全てがカッコいい。
全編長回しというのには驚いたけれど今までになかったわけではない。
ヒッチコックが何十年も前に「ロー
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マイ・マザー(2009年製作の映画)

3.5

映像が母親を愛しているが、同時に殺したい程嫌いという矛盾した感情をしっかり表現していてよかった。
思春期の頃にある感情を凄くうまく伝えいると思った。

コーヒーをめぐる冒険(2012年製作の映画)

3.3

周りの人間とイマイチ馴染めない主人公の物語。
おそらく、この映画は今のドイツ人の等身大の若者を描いているんだと思うのだけれどドイツ人じゃないし、ドイツ人の歴史に詳しいわけでもないから、なんとなく主
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プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命(2012年製作の映画)

3.6

大学の先輩に構成が凄いから見ろと言われて見た作品。物語は、3部構成になっている。
最初は、見ていて犯人と犯人を逮捕した警官のその後の視点という2部構成なのかな?と思っていたら3部の展開に驚いた。
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ウェイキング・ライフ(2001年製作の映画)

3.3

主人公の青年が色々な哲学的な話を色々な人から聞く物語。
登場人物達が何か一貫した内容を話すわけではなくそれぞれが考えてる事を話すだけの物語。
映画の中で登場するリンクレイター監督本人が話す内容が「6
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デッドマン(1995年製作の映画)

3.0

あまり、こういう言い方したくないけど雰囲気映画だった。モノクロで凄くオシャレに見えるけど物語的によく分からない。
あの雰囲気ひたれるか、または映画の中に出てくるウィリアムブレイクについて知っているとも
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ストラッター(2012年製作の映画)

3.5

サブカルはとりあえず見たらいいんじゃないかな?と思う作品。
映画の中で出てくるDante&Zombiesの曲が凄くカッコよかった。
映像は終始ジム・ジャームッシュぽかった。

アメリカン・ハッスル(2013年製作の映画)

3.9

話も二転三転するし、登場人物の感情の揺れ動きがストーリーの展開によく合っていて面白かった。
テヴィット・O・ラッセルの作品は、前作のアカデミー賞作品賞にノミネートされた「世界にひとつだけのプレイブッ
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凶悪(2013年製作の映画)

3.8

 すごく面白かった。ヤクザ物の内容なのかと思ったら、社会派サスペンスな内容で見ていてワクワクした。中盤より少し前ぐらいから事件の全貌がどんどん分かっていく展開も良かった。
 見所はピエール瀧とリリーフ
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浮雲(1955年製作の映画)

3.1

 人生のタイミングというのは大事だなぁ〜と思った。
主人公の男女がなぜなかなか別れないのか?と言う質問に監督が「相性が良かったから」と答えていることに笑った。
この時代の映画は理想の男性像、理想の女性
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暗くなるまで待って(1967年製作の映画)

3.5

 今見ても新鮮に思えるサスペンスだった。物語のほとんどが主人公の家の中で進んでいくけれど、見ていて飽きて来ない。
 オッドリーヘップバーン扮するスージー役の目が見えないという設定を活かしてのラストの展
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アメリカン・グラフィティ(1973年製作の映画)

3.2

 高校を卒業し大学に行く前の4人の男達のある一夜を描いた話。
 見ていて思ったのはグレッグモットーラ監督の「スーパーバット」に似ていると思った。「スーパーバット」も「アメリカン・グラフィティ」と同様に
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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

3.4

 暗号解読というミステリー的な要素はあるけれど、異常にそれが難解になっている、という感じではなくどちらかというとアランチューリングの半生を描いた映画だと思う。その彼の人生における秘密が映画を見ていく流>>続きを読む

カポーティ(2005年製作の映画)

3.3

 ベネットミラー監督の初監督作品。ベネットミラー監督最新作の「フォックスキャッチャー」を見て他の作品も見ていたので借りてきました。語り口は「フォックスキャッチャー」と似ていて、淡々とあまり多くを語らず>>続きを読む

ビフォア・ミッドナイト(2013年製作の映画)

3.6

 一昨目から18年。長年連れ添った夫婦にのような雰囲気が見ていて感じられてすごいと思った。とくにギリシャでの三組のカップルと一緒に食事をするシーンのイーサン・ホークとジュリーデルピーの掛け合いは魅力的>>続きを読む

ビフォア・サンセット(2004年製作の映画)

3.4

ビフォアシリーズ3作一気見をしてのだけれど、9年という月日はすごいんだなぁ〜と思う。
 前作と同じような演出で相変わらず会話の内容が面白い。

ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

3.5

 映画の中での出来事だけをあげると、主人公が運命的な形でヒロインと出会い、お喋りして、セックスして、惜しみあいながらも別れる。そんな感じで、ストーリー自体はコテコテな恋愛映画な感じもするけれど、そんな>>続きを読む

キャスト・アウェイ(2000年製作の映画)

3.3

 あんましサバイバル映画は見たことがないから面白かった。食べ物がなくなったり、歯を無理矢理抜いたりバレーボールに血で顔を描いて「ウィルソン」と呼んで一人で会話したり極限状態だけれど映画の中の雰囲気は絶>>続きを読む

赤ちゃん泥棒(1987年製作の映画)

4.0

 コーエン兄弟の名作だと思う。
カメラワークも斬新。コメディ要素も爆笑させるわけじゃないけれどクスッと笑わせるのがすごくいい。ハイの家に刑務所仲間が押しかけてきたシーンで、ハイが驚いて起きたときに何故
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マジック・マイク(2012年製作の映画)

3.3

 男性ストリッパーの物語だけれど、一人の人生での葛藤という普遍的なものも織り交ぜられていて普通に楽しく見れた。
 チャニング・テイタムのダンスもよくて男の僕が見ていて普通にカッコイイと思うぐらいかっこ
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マイ・ルーム(1996年製作の映画)

3.6

 ダイアンキートンは優しい性格ということもあり長い間寝たきりの父親の介護をしている。はたしてそれが幸せなのか、それが自分の人生なのか。僕は正直そんな人生嫌だと思う。それについてダイアンキートンは自分の>>続きを読む

ドッペルゲンガー(2002年製作の映画)

3.1

 黒沢清監督の印象は「叫」のイメージが強いからか、ドロドロした感じを期待して見たけれど、そういう感じはなくてわりとコメディな感じだった。
 暴力を振るうシーンで使っている武器がレンチだったりそんなに殺
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