あつしさんの映画レビュー・感想・評価

あつし

あつし

続・猿の惑星(1970年製作の映画)

3.4

ここまで1作目の地続きで始まるとは。

そのわりに、前作主人公 テイラーの出番はほとんどなく、実質主人公交代となったのも不思議。

猿のサウナシーンは笑った。

唐突なミュータントという名の新人類登場
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ゴーストバスターズ/フローズン・サマー(2024年製作の映画)

4.1

前作「アフターライフ」が大好きなので、待ちに待った続編。

予告や設定がとんでもなく面白そうだっただけに、それらの要素をうまく利用できずに中途半端になってしまったなーという印象。

冒頭の下水ドラゴン
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

3.9

Part1は劇場で鑑賞した時に、眠気との戦いで集中できなかったというトラウマもあり、今回もだいぶ警戒していたが、なんと1度も眠くならなかった!
(もともと、ドゥニ・ヴィルヌーヴ作品には眠気を促される体
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プレステージ(2006年製作の映画)

4.4

マジックは3つのパートで成り立っている。
最初のパートは「確認(プレッジ)」
2番目は「展開(ターン)」
どんなマジックにも3番目がある。
もっとも難しい、人はそれを「偉業(プレステージ)」と呼ぶ。
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シックス・センス(1999年製作の映画)

4.0

どんでん返しものの代表作と言っても過言ではない本作。
ずっと観たかったが、長らく配信もなかった状況で、待望の配信開始でようやく鑑賞。

ぶっちゃけ有名すぎるオチなので、概ねの内容も知っていたけど、ラス
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あの夏のルカ(2021年製作の映画)

3.9

ピクサー作品は普段あまり観ないので、アニメーションのクオリティーにまず驚き。

イタリアの景観がアニメーションとマッチしていて見応えあった。

ひと夏の友情を描いた王道的物語で良い。

EDで井上陽水
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π〈パイ〉 デジタルリマスター(1998年製作の映画)

3.7

配信にない本作が、デジタルリマスター版で上映されるということで劇場で鑑賞。

"数字"に捉われた男の、狂気的なまでの探究と暴走を描いた作品。

物語の概要は理解できたものの、細かい描写や宗教的観点との
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ひらいて(2021年製作の映画)

4.0

山田杏奈ちゃん目当てで鑑賞。

やさぐれメンヘラキャラの山田杏奈が最高だったし、濡れ場など、かなり体を張った演技を魅せていたので、びっくり。

意図はわからないけど、手をアップに映したカットが多いのが
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ゴールド・ボーイ(2023年製作の映画)

4.6

サイコパスVS天才少年というプロットだけでドンズバだったので、友達に教えてもらってから楽しみで仕方なかった作品。

最後までノンストップで楽しめて、2時間があっという間と思えるほど、邦画のサスペンスと
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犯罪都市 NO WAY OUT(2023年製作の映画)

4.1

本シリーズのフォーマットは1作目から変わらずなので、安心安定の面白さ。

本作では、三つ巴の戦いが繰り広げられたので、見応えは今まで以上にあったように思う。

日本人キャストもいい味出してた。

今ま
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14歳の栞(2021年製作の映画)

4.7

去年くらいから気になっていたが、劇場上映オンリーの作品であり、今年も再上映してくれるということで、念願の鑑賞。

とある中学校の1クラス35人全員に密着したドキュメンタリー映画。

冒頭、ナショナルジ
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最後まで行く(2014年製作の映画)

4.3

去年、日本リメイク版が話題になっていた本作。
まずは韓国オリジナル版を鑑賞。

ハラハラドキドキする展開が満載で、ノンストップな面白さ!

日本版がどのようにアレンジされているのか楽しみ。

砂の惑星(1984年製作の映画)

3.7

相当端折られているんだろうけど、「DUNE」という作品の全体のストーリーの概要と設定を把握するにはちょうど良い映画だった。

ドゥニ・ヴィルヌーヴ版の1作目を劇場で観た時は、眠気との戦いで何にも理解で
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ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

4.4

「キングスマン」のマシュー・ヴォーン監督ということで、期待大だった本作。

マシュー・ヴォーン節の効いた安心安定のスパイアクション映画でした。

二転三転するストーリーも見応えあった。

序盤の入れ替
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シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

4.0

究極の飯テロ映画。

「アイアンマン」キャストが友情出演しているのも感慨深い。

ジョン・ファブロー、料理する時の手つきとか上手すぎてカッケェ。

キューバサンド食べたすぎる、絶対食べよう。

マダム・ウェブ(2024年製作の映画)

3.6

散々言われているけど、"本格ミステリー・サスペンス"と銘打ってるのに、その要素がゼロだったな。

肝心の予知能力の演出が分かりづらいし、何度も同じシーン見せられるのもしつこく感じてしまった。

メイン
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男はつらいよ(1969年製作の映画)

3.8

「男はつらいよ」シリーズのマラソンスタート。

1作目から寅さんの哀愁と不器用でぶっきらぼうだけど、憎めない感じが全開だった。

倍賞千恵子が美人すぎる。

作品を重ねるごとに、どんどん好きになってい
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梟ーフクロウー(2022年製作の映画)

4.4

試写の口コミ評価が高かったので気になっていた作品。

サスペンスとしての脚本のクオリティが高すぎる。

主人公が盲目というハンデキャップを負ってるのもあって、中盤以降は終始緊張感がヤバかった。

奥さ
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ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア(1997年製作の映画)

4.4

「知ってるか?天国じゃ、みんなが海の話をするんだぜ。」

ずっと気になっていた本作をようやく鑑賞。

余命宣告された主人公2人が、死ぬ前に見たことのない海を見るために、逃亡していくロードムービー。
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.8

独特な世界観すぎて、監督ファンが多いのに納得。

奇妙な音楽も印象的だし、キメラ獣とか秀逸すぎて笑った。

エマ・ストーン演じるベラの、幼い立ち居振る舞いから、急激に大人に成長した姿を、違和感なく演技
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メジャーリーグ(1989年製作の映画)

4.3

子供の頃に観たはずだけど、全然覚えてなかったー。

まさかインディアンズが舞台だったとは!

あまりにも夢物語でフィクションが過ぎるけど、めちゃくちゃ笑えて面白すぎた。

あの個性的なメンバーが一致団
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猿の惑星(1968年製作の映画)

3.9

今年公開の新作に向けて、シリーズのマラソン開始。

古典中の古典ですな。

オチは既に知っていたけど、そこに至るまでの流れも十分面白かった。

そもそも、1968年にここまでの特殊メイク施されてるの凄
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ソウルメイト/七月と安生(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

近々公開される韓国リメイク版が気になっているので、オリジナル版を鑑賞。

途中、ずっとモヤモヤしながら見ていたけど、ラストに色々と回収されて腹落ちする終わり方で良かった。

1人の青年に振り回された挙
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フィールド・オブ・ドリームス(1989年製作の映画)

4.2

「ねぇ、父さん。キャッチボールしない?」

オードリー若林がこの作品を大好きでラジオでもよく話すし、MLBでもとうもろこし畑から登場演出をやったり、いまだに擦られまくってる偉大な野球映画。

アメリカ
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エクスペンダブルズ ニューブラッド(2023年製作の映画)

3.7

あまりいい評判は聞かなかったので、ハードル下げていた分、それなりに楽しめた。

ジェイソン・ステイサムのバチボコ無双アクションシーンが、無限に見れたのは満足度高い。

ガランとかいう新キャラは、おしゃ
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犯罪都市 THE ROUNDUP(2022年製作の映画)

4.0

1作目に続き、安心安定の面白さ。

強力班のメンバーはわりと変わっちゃって、前のメンバーが結構好きだったので、そこは少し残念。

最終決戦の舞台が、トイレの次はバスの車内という、場所大喜利っぽくなって
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南極料理人(2009年製作の映画)

4.1

南極観測隊員のおじさん達の戯れと、極上に美味そうな飯テロシーンがふんだんに詰め込まれた至極の映画。

ロケはどうやったんだろう、本当に南極に行ったのか?

最深部の氷を採取して、30万年前の気候情報を
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ナイト ミュージアム(2006年製作の映画)

4.0

子供の頃に観て以来で懐かしかった〜。

しかし、話は全然覚えてなかったので、めちゃくちゃ楽しめた。

今となっては有名な、意外な俳優陣がたくさん出てきてそこも見どころ。

終盤は、こんな「ホーム・アロ
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レザボア・ドッグス デジタルリマスター版(1992年製作の映画)

4.3

タランティーノ作品を映画館でリバイバルするとなると「パルプ・フィクション」ばかりのイメージだったので、この作品を上映してくれるのありがたい。

あのオサレすぎるOPを映画館で観られただけでも元取れます
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笑いのカイブツ(2023年製作の映画)

3.8

オードリーとツチヤタカユキの関係性は薄っすらと知っているレベルでの鑑賞。

岡山天音の狂気的な演技がひたすら圧巻でした。
こんな憑依の仕方してたら、プライベートまで狂っちゃいそう。

ツチヤが劇場配属
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アクアマン/失われた王国(2023年製作の映画)

4.3

1作目がDCEU映画の中でもトップレベルで大好きなので、待望の続編。

ヴィランも含めて目立った新キャラは出てこず、基本的に1作目のキャラクターのみで物語が展開されていった続編としては珍しいタイプ。
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.9

役所広司の寡黙ながら、自然な演技が素晴らしい。

名前も知らないし、会話もしないけど、毎日のように顔を合わせる人ってなんか少しだけ特別な存在だよね。

私の地元である"幡ヶ谷"のトイレは汚いって言及さ
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天使のくれた時間(2000年製作の映画)

3.9

贅沢しなくても、小さな街で家族と一緒に暮らせる幸せな時間を大切にする、ケイトのマインドが凄く響いた。

ジャックの異変に唯一気づくのが子供で、別人だと気づいてからはエイリアンだと思って接してるの好き。
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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

4.0

王道恋愛ものかと思って観てみたら、かなりコメディ色とキャラクター強めの作品で楽しめた。

ここまでオタクのキャラの演技がハマる松岡茉優しゅごい。

妄想癖が強いゆえに、被害妄想も激しいという、かなりめ
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エクスペンダブルズ3 ワールドミッション(2014年製作の映画)

3.8

スタローンとハリソン・フォードの2ショットとかアツすぎるな。

ブルース・ウィリスも引き続き出てほしかったが。

個人的に、メル・ギブソンはヴィランのイメージが強くなってきちゃってる。

本シリーズは
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ゴーストワールド(2001年製作の映画)

3.8

コメディ中心の映画かと思っていたら、終盤はわりと重めの話で、解釈しきれない要素もあった。

15歳のスカヨハ、スタイル良すぎるし、大人っぽすぎてヤバい。

イーニドのメガネをところどころで変える仕草や
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