たけさんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

キツツキと雨(2011年製作の映画)

4.6

映画なんて誰でも撮れる。でも挑戦しようと頑張る人たちはとてもとても偉大で、ワンカットにどれだけの苦労があるのか。クスクス笑えるホッコリ映画の中に、おっ!と思わせるシーンが沢山。さすが沖田修一。真面目に>>続きを読む

朝が来る(2020年製作の映画)

3.8

"愛する人との間に子を授かる"
当たり前のことのように感じてしまっていたけれども、どれだけ難しく、どれだけ奇跡的なことなのか。自分がもしこの映画のような境遇に陥った時、同じように強く生きていけるだろう
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カールじいさんの空飛ぶ家(2009年製作の映画)

4.0

冒険をするのに歳は関係ない!身体の節々が痛むお爺さんでも人一倍の知識がある、世の中のことなんてなにも知らない子どもでも人一倍の元気がある、そこに人一倍の勇気が合わさればどこにでも行ける!

ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!(2007年製作の映画)

3.2

エドガーライト節炸裂。こんなアホ映画誰が見るねん!ってゲラゲラツッコミながらちゃんと楽しみました。スタイリッシュでグロくてイギリス映画はオモロいなあ。

JUNK HEAD(2017年製作の映画)

4.2

スゴいしか感想が出てこない!あれだけの世界観をほぼ1人で創り上げたとは考えられないぐらいスゴい!スゴすぎる!アクションありグロあり笑いあり涙あり。出てくるキャラクター全員が愛おしいのは監督の映画に対す>>続きを読む

楽園の夜(2019年製作の映画)

3.4

キタノブルーと韓国ノワールの融合。美しい済州島の風景と残忍なヤクザの暴力描写に酔いしれる。ソナチネ観なくては。

ノマドランド(2020年製作の映画)

3.2

この映画を観てもノマドの生き方には憧れないけれど、自分たちみたいにただ会社に行って家に帰るだけの生活を繰り返しているだけの生き方では、一生見ることができない景色や一生できない経験をしている。

人生は
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ノーカントリー(2007年製作の映画)

4.2

コーエン兄弟監督作
音楽が全く無いからこそ緊迫したシーンの息遣いとか足音とか間の取り方にハラハラさせられた。殺し屋シガーを演じるサラサラヘアのハビエル・バルデムは夢に出てくるレベルで怖かったです。太も
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隔たる世界の2人(2020年製作の映画)

3.0

人種差別はなくならない。
でも諦めてはいけない。

ハウルの動く城(2004年製作の映画)

3.4

「なぜ?ぼくはもう充分逃げた。ようやく守らなければならないものができたんだ。それは、君だ。」

彼女と僕のいた場所(1995年製作の映画)

3.2

ノア・バームバック処女作
時間を持て余したアンニュイな文系学生達の日常、その意味のない日常にこそ意味があるんだぞ〜、ラストの遠回しな告白シーンが素敵

完璧な他人(2018年製作の映画)

3.3

男性がAndroidで女性がiPhone
っていう例えが秀逸でした

まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

4.9

君の言っている"普通"は
何かを諦めるための口実

他人の悪口を言うことが
浮気をされても許すことが
人への愛を伝えないことが
夢を諦めることが
世の中の"普通"なら
自分は"普通"じゃなくて良いや
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I am Sam アイ・アム・サム(2001年製作の映画)

3.8

Lucy in the sky with diamonds
LSDについて語っているのではなく
人への愛を唄っている
あの歌詞のように愛している

サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~(2019年製作の映画)

4.2

メタルミュージックに眠る
一瞬の繊細な静寂が描かれていた

聴力を失った自分の人生を受け入れられないルーベンの葛藤が、主演の演技力と音響効果で、恐怖を抱いてしまうぐらい痛感させられた

アメリカン・ヒストリーX(1998年製作の映画)

4.3

憎しみは人生の荷物
下ろしてみると楽になれる
本当は必要じゃないものばかり

辛く切ない人種差別のお話
エドワードノートン渋い

ミナリ(2020年製作の映画)

4.8

人間は自然と同じように破壊と再生を繰り返し、強く逞しく成長する。現代においては何をするにも"計画"や"前提"が必要。しかし、小さなきっかけでそんな理想は全て崩れ去る。それに真っ向から抗うのではなく、">>続きを読む

12モンキーズ(1995年製作の映画)

3.6

「俺たちの過去は映画を観るのと同じようなものだ。映画そのものは同じはずなのに、観る自分が変わって、違う映画に観える。違うことに気付く。」

サイコキネシス 念力(2017年製作の映画)

2.1

地球に飛来した隕石によってエスパーになってしまったおっさんの話

明日への地図を探して(2020年製作の映画)

3.1

最後の時に向かって時間は失われていくけれども、得るものもある。毎秒が奇跡そのもの。奇跡が積み重なって人生になる。時間が経てば全てを得る。そし最後には得た全てを失う。それでも価値がある。人生には価値があ>>続きを読む

すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.2

「シャブ打ったみたいや〜!」
とても分かるこのセリフ!シャブなんて打ったことないけどね!人に褒められるために頑張っているわけではないけれど、それでも人から褒められたり必要とされたり認めてもらえるのはと
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フィフス・エレメント(1997年製作の映画)

3.5

若かりしブルースウィリスは今と変わらずどんな映画でも銃ぶっ放して血だらけで、若かりしミラジョヴォヴィッチは今と変わらず美しくアクションバッチリで、若かりしゲイリーオールドマンは今と変わらずとんでもない>>続きを読む

ガンズ・アキンボ(2019年製作の映画)

3.5

映画館で久しぶりに頭空っぽぶっ飛んでる系映画を観れて大満足!ダニエルラドクリフくんはもう完璧にハリーポッターの呪縛から解き放たれた!周りの個性的なキャラに埋もれない主人公さすが!ヘタレだったのに終盤か>>続きを読む

ザ・コール(2020年製作の映画)

4.4

久々にこんなに引き込まれる映画観た!最初は展開についていくのに必死だったけれど中盤からのタイムパラドクスバトルは手に汗握る!韓国ホラー映画良〜🇰🇷

パク・シネあんなに大きくなって涙

ミッドナイト・スカイ(2020年製作の映画)

3.3

いつの時代も可能性を信じて
皆同じように宇宙を見ている