たけさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

窓辺にて(2022年製作の映画)

3.7

人と人との繋がりは
"信頼"で成り立っている

こうあるべきという考えを
真っ向から静かに否定する作品

世界には完璧な人は1人もいないけど
きっと悪い人も1人もいないんだ
自分ももっと良い人になりた
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

3.8

立派な音楽や詩を残せなくとも
"優しいこと"は偉大である

誰よりも優しかった父や母や妹は
偉大な音楽家や有名な詩人よりも
おれの記憶に永久に残り続ける

真実の行方(1996年製作の映画)

4.3

罪が証明されるまで人は無実
生まれながらに人は善だと信じてる

王道法廷映画かと思いきや
最後にひっくり返すノートンの怪演
空いた口が塞がらなかった

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

4.0

愛の炎は決して目には見えないが
静かに力強く心の中で燃え上がる

表情の機微な変化で
全ての感情が読み取れるのは
愛がなせる魔法

秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

4.6

"今度"はもうないんだよ

秋の森で出くわすのは幼き日の母
地続きに続く過去と現在

祖母が亡くなったことへの動揺から逃げ出してしまう母も、当然に一人の人間であり、逃げ出してしまうほどの愛が過去にある
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ベルファスト(2021年製作の映画)

4.3

子供たちの悩み事は、宗教や戦争やお金のことではなくて、宿題や映画や気になるあの子のことで充分、そんな世界が理想で、そんな世界が続けば良い

映画館で観る映画だけがカラーに映るのは、いつの時代も映画が夢
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ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016年製作の映画)

4.9

希望を信じて最後まで戦う
コールサインはローグ・ワン

決して歴史に名を刻まれることは無い
無名の英雄たちが繋いだ希望

フォースは我と共に
我はフォースと共に

ピノキオ(2022年製作の映画)

3.3

困ったときや疲れたとき
欲に負けてしまいそうになったとき
この台詞を必ず思い出そう

『いつだって自分の良心に従うんだ』

アニメ版を観たくなった!

ターミナル(2004年製作の映画)

4.4

『人は皆 何かを待ってる』
『あなたは何を?』
『君だよ 君を待っていた』

相手を想うことは"待つ"こと
寛大で、優しく、愛がある

スピルバーグとトムハンクスからは
学ぶことがいつも沢山ある

ハリー・ポッターと炎のゴブレット(2005年製作の映画)

4.5

暗く困難な時が待っている
正しきこととた易きことの
選択を迫られるだろう

だが忘れるでない
君には愛すべき人たちがいる
独りではないのだ

闇の帝王復活は呼吸すら忘れてしまう

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人(2004年製作の映画)

4.9

困った時にはもう一度元に戻って
やり直してみると良い

アルフォンスキュアロン監督なだけあってダークな雰囲気と伏線回収がお見事!ハリポタシリーズで一番好きな作品!いたずら完了!

ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還(2003年製作の映画)

3.1

指輪の重荷を背負うことはできないが、
あなたを背負い運ぶことならできる

LotR三部作完走

ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔(2002年製作の映画)

3.6

物語の主人公たちは
決して道を引き返さなかった
何かを信じて歩み続けた

この世には命を懸けて戦うに足る、
尊いもので満ち溢れている

ロード・オブ・ザ・リング(2001年製作の映画)

3.0

小さなものでも
未来を変えられると信じて

ハリーポッターと同じテイストかなと思ったらかなり大河ドラマ的で初手しっかり理解していないと後々ついていくのが大変そう…原作ファンが多いのも納得だけどかなりと
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ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

3.5

愛は時に壮絶な痛みを伴う
でも何も感じないよりもずっと良い

Sweet Child O’ Mine

みんなのヴァカンス(2020年製作の映画)

4.8

一夏の経験が人生の縮図となる

どこの国も夏は希望に満ち溢れ
人々は何かを求めて旅に出る

休みなんてずっと続けば良いのに
でも終わりがあるからこそ美しい

ズル休みもたまには良いかもね
夏の終わりに
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

4.1

今まで起きたこと全てが
君をこの場へ導いた
これは運命だ

原作読んでたのにすっかり内容忘れていたけど映画を観始めたらハッ!とさせられた!自らの行いは自らに降りかかる伊坂幸太郎の"因果応報"劇そのまま
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オリーブの林をぬけて(1994年製作の映画)

3.4

ジグザグ道三部作の第3作

僕が君を幸せにしたい
その想いが僕の人生なんだ

ラストショットの疾走
どんな結末なんだろう

そして人生はつづく(1992年製作の映画)

4.1

ジグザグ道三部作の第2作

死んだ人がもし生き返るならば
人生をもっと大切に生きるようになる

苦しい困難にぶち当たったとしても
それは全ては神のご意志

悔やんでいる暇はない
ワールドカップも結婚も
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友だちのうちはどこ?(1987年製作の映画)

3.8

ジグザグ道三部作の第1作

子どもの気持ちが分かる大人になりたい。この映画を観て、子どもの頃の悔しさだったり迷いだったり不安だったりを思い出せる自分はきっとまだ大丈夫。

恥ずかしながら無知だったアッ
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.6

おれは絶対に不可能を撮る

映画の起源は黒人と馬の2秒間の連続写真。見る側と見られる側は、虐げる者と虐げられる者。いつの時代も人間はいつも傲慢で裁きを受けてきたが、また歴史は繰り返される。

ジョーダ
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天使の涙 4Kレストア版(1995年製作の映画)

4.7

どんな物にも期限があるそうだ 
彼女のジョニーへの思いも 
早く期限切れになれば良いのに

支離滅裂なようで
実は全てが繋がっている人生

サイレンサーも付けずに
銃撃音が鼓膜を震わせる

香港のネオ
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恋する惑星 4Kレストア版(1994年製作の映画)

4.8

パスワードは『一万年愛す』

失恋から立ち直るには
新たな恋に出会うこと

『恋する惑星』に生を授かった我々
人目は気にせず、恋は盲目

バズ・ライトイヤー(2022年製作の映画)

3.3

チームのあるべき姿は
自分の弱さを受け入れること
仲間の力を信じること

ハニーボーイ(2019年製作の映画)

3.9

現実の世界じゃ
真実は腐り切ってる

生き続けるのは
物語や寓話や夢だけだ

そんな"嘘"を欲するうちはガキだ
大人なら自分で本物の物語を作れ

ペイ・フォワード 可能の王国(2000年製作の映画)

3.4

善意を受け取ったら「次に渡せ」
簡単なようで難しいこと
臆病な人ほど躊躇ってしまう
一瞬の勇気を振り絞れ

とんび(2022年製作の映画)

3.6

一生後悔をしない奴なんていない

一度した過ちを繰り返さないように
与えられた愛を忘れないように
日々懸命に生きていきたい

アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

4.9

みんなハッピーエンドが好き
でも現実は大抵そうはいかない

光と闇が時にぶつかり合う世界
良くも悪くも我々はそこで生きていく
恐怖に怯える夜もあるだろう

だからこそ僕は君のそばにいる
3000回君を
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アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

4.4

僕は決して傷付かない
君をただ感じるだけ

歪んだ正義であっても信念を貫くサノスを前に屈するのみのアベンジャーズ。鑑賞後の虚無感は映画の歴史でも随一では。

コロンバス(2017年製作の映画)

4.8

身近にあると価値を見失ってしまう
そうならないために愛を言葉にする

言葉で表現するのは難儀だが
努めることがそのものへの敬意であり
自身を見つめ直すキッカケにもなる

小津へオマージュを捧げただけあ
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ライトハウス(2019年製作の映画)

3.8

疑念が人を狂わせる
自分自身を偽るな、示せ

ウィレムデフォーとロバートパティンソンの怪演どちらも負けず劣らず

僕と頭の中の落書きたち(2020年製作の映画)

3.9

ありのままの僕を
愛してほしいとは決して言えない

でもありのままの僕を知ってほしい

マイティ・ソー バトルロイヤル(2017年製作の映画)

3.5

国は場所じゃない、人なんだ

監督の手腕により見事に盛り返したソーシリーズ。コメディとアクションに全振りしていて頭空っぽで楽しめる。

雨に唄えば(1952年製作の映画)

3.5

辛い時こそ笑顔で
雨の日こそ外で唄って

サイレントからトーキーへ移る映画の歴史を鮮やかに表現。人間の身体一つでここまで魅了されるとは。