タキさんのドラマレビュー・感想・評価 - 3ページ目

ドラフトキング(2023年製作のドラマ)

3.8

ドラフト会議をこれまで一生懸命見たことはなかったが、誰もが知っているスター選手より7巡目や8巡目の下位に誰を指名するかがスカウトマンの腕の見せ所だし、下位にもなると指名されるかされないかで大きく人生が>>続きを読む

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それってパクリじゃないですか?(2023年製作のドラマ)

3.3

知的財産権に関するお仕事ドラマ。
知らない世界を覗き見るのはなかなか楽しいものだが人間関係やストーリー展開はありきたりでよく言えば安定感はあるが悪く言えば見るべきものはたいしてない。月夜野は開発商品の
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名探偵ポワロ シーズン8(2001年製作のドラマ)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

「白昼の悪魔」はポワロの肥満解消のためにミスレモンに強制的に送り込まれた療養の島で殺人事件が起こる。マズイ食事に辟易したポワロが俄然イキイキとして事件解決に乗り出す。真犯人は早めに分かってしまったが、>>続きを読む

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名探偵ポワロ シーズン7(2000年製作のドラマ)

5.0

「アクロイド殺人事件」は原作の叙述トリックをどう映像化するかなかなか難しかったとは思うが、ラストのジャップ警部のいつにない活躍ぶりがよかった。探偵業を引退して田舎暮らしを始めたものの、野菜作りは上手く>>続きを読む

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アストリッドとラファエル 文書係の事件録 シーズン1(2019年製作のドラマ)

4.0

大胆でおおらか、時にガサツなパリ市警のラファエル・コスト警視と自閉スペクトラム症で膨大な資料の記憶力と犯罪学の知識をもつ犯罪文書係アストリッドのバディもの。ミステリ部分も面白かったし、ラファエルとアス>>続きを読む

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アリスの棘(2014年製作のドラマ)

3.6

のだめっぽくない上野樹里の気合いの入った顔面と伊達のハラにカッコよく刻まれたosanaiの文字が面白すぎて結局最後まで見てしまった。最終回、藤原紀香演じる伊達の覚醒に期待したものの真の黒幕の語りがなん>>続きを読む

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眠れる森(1998年製作のドラマ)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

やたらアリバイ主張するのがかなり怪しく早々に真犯人は分かってしまったが、うまくミスリードを誘う展開でラストまで飽きずに見られた。しかしそうするとどのタイミングで国府はあの人が真犯人だと分かったのか、国>>続きを読む

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名探偵ポワロ シーズン6(2000年製作のドラマ)

5.0

ジャップ警部からポワロへのクリスマスプレゼント。そしてなんとジャップ警部がポワロ邸にお泊まり。ヘイスティングスの恋が成就し、ポワロとワンコの心温まる交流とサイドストーリーがオタク好み。
謎解きよりヘイ
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ロング・ナイト 沈黙的真相(2020年製作のドラマ)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

地下鉄の手荷物検査を逃れようとする中年の男。取り押さえようとするとバッグの中身は爆弾だと叫ぶ。かけつけた公安の刑事との緊張感あふれる一瞬、男は取り押さえられる。爆弾処理班が開けたキャリーバッグには青年>>続きを読む

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やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる(2018年製作のドラマ)

3.7

滑舌が素晴らしく弁舌さわやかな神木くんにぴったりのドラマだった。田口弁護士の場の空気を(あえて)よまない強さがステキだった。
教師志望者がどんどん減っている現状、緊急課題として教師の過重労働や非正規雇
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フェンス(2023年製作のドラマ)

4.5

沖縄の米兵が犯人だと思われるレイプ事件の取材をするうちに主人公のキィは沖縄の問題に直面する、と書いてハッとする。
これは沖縄の問題ではなく日本の問題なのだ。この自分の中の無意識とまず戦わなくてはならな
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犬神家の一族(2023年製作のドラマ)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

何度も映像化され、擦られまくっている「犬神家の一族」のリメイクとあらばフツーにやっていたのではその意義は見当たらない。吉岡秀隆版犬神家では一族への恨みではなく愛情にまつわる殺人でありラストの数分で佐清>>続きを読む

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おんな太閤記(1981年製作のドラマ)

3.4

太閤秀吉目線ではなくその妻寧々の物語としているが、そこは橋田壽賀子先生お得意のホームドラマという仕立てになるわけでめずらしく義母とは仲が良かったが、初回から口汚く秀吉をののしる寧々の妹ややとか秀吉の姉>>続きを読む

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空から降る一億の星(2002年製作のドラマ)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

風間公親教場0の放送にあわせてキムタク主演ドラマの再放送。
近年の北川悦吏子氏の脚本に登場する情緒不安定で不可解な行動をするキャラクター設定がミステリと意外と親和性が高く、昔よく見た韓国ドラマっぽいス
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TOKYO MER~走る緊急救命室~(2021年製作のドラマ)

3.7

椿は喜多見の経歴の謎にかかわる人物がゆえにラストの方にしか出てこなかったが、それまで作り上げた喜多見の骨太なキャラクターといきなり対決するにはテロリストとしてのキャラクターの厚みが薄くバランスが悪い。>>続きを読む

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ひとりぼっち ―人と人をつなぐ愛の物語―(2023年製作のドラマ)

2.9

石井ふく子がプロデューサーをつとめ「橋田壽賀子先生を偲んで」というコンセプトということですべてにおいて渡鬼仕様。角野卓造やえなりかずきは主要キャストだがストーリーに直接関係のない通りすがりの客にも渡鬼>>続きを読む

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101回目のプロポーズ(1991年製作のドラマ)

4.8

放送当時は昔の彼と同じ顔の男がでてきたあたりでリアリティのなさにスッ冷めて急速に面白くなくなった。今見ると全然そんなことはない。逆に「顔が好き」という生理的にどうしようもない「好き」にリアリティを感じ>>続きを読む

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名探偵ポワロ シーズン5(1993年製作のドラマ)

5.0

ヘイスティングス大尉とミスレモンが帰ってきた!
すべて50分ほどの短編だったが、ミスレモンに彼氏ができたりベルギー警察時代の血気盛んな若かりしポワロも見られて楽しかった。グランドメトロポリタンホテルで
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スタンドUPスタート(2023年製作のドラマ)

3.5

ストーリーは都合が良すぎるところもかなりあったがひとつのパッケージとしてよくまとまっていて、主人公がかなりのスキルを持った人物という設定だけにストレスなく安心して見られる。
大友康平と反町隆史がビタ
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罠の戦争(2023年製作のドラマ)

3.4

戦争シリーズもここまで来ると様式美の域に。ベタな展開で先は読めるが、草彅剛だからこそ最後まで引っ張っていけた。最終回に、ないとさみしい「わ、し、づっ」が聞けてよかった。しかしファーマー犬飼、いったいな>>続きを読む

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舞いあがれ!(2022年製作のドラマ)

3.5

子ども時代の五島編、大学時代のなにわバードマン編から航空学校編へのバトンはキレイに渡されたが、ネジ工場を営んでいた父親の急死で(リーマンショックで入社が延期にはなっていたが)航空会社の内定を辞退し母親>>続きを読む

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青い鳥(1997年製作のドラマ)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

今見ると北から南へロケーションが多くてずいぶんお金がかかってそう。キャストも適材適所で鈴木杏は子役時代から上手い。山田麻衣子は演技はいまひとつだけど雰囲気は抜群にいい。
男に依存して生きていこうとする
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女神の教室~リーガル青春白書~(2023年製作のドラマ)

3.2

模擬裁判など面白い回もあったが、予備校と決定的にどこが違うのかロースクールの存在意義は?と問われると「仲間がいる」「人の気持ちを思いやれる」では回答として弱い。藍井先生も司法試験の救世主みたいな扱いだ>>続きを読む

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本日も晴天なり(1981年製作のドラマ)

3.7

1981年(昭和56年)から1982年(昭和57年)にかけて半年間放送されたNHK連続テレビ小説28作目。
日本橋人形町染物屋「吉宗」の個性豊かな面々、その中でもやはり津川雅彦と宮本信子は上手い。威勢
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100万回言えばよかった(2023年製作のドラマ)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

『100万回生きたネコ』をモチーフに生き残った人々がどう生きるかがテーマ。
この物語の最終回は第9話だったと思う。

『直木が前に言ってた。無事でいることに罪はないって。りおちゃんが生きてくれてまた話
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リバーサルオーケストラ(2023年製作のドラマ)

3.8

タイトル通り、ポンコツオケがリバーサル(逆転)する展開で水曜日の夜にゆったり見られるドラマだった。本宮議員(津田健次郎)のいやがらせもドラマのトーンに合っててクスッと笑えるレベルでちょうどいい。初音は>>続きを読む

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大奥(2023年製作のドラマ)

5.0

気高く美しくなによりめちゃくちゃ強そうな富永愛の吉宗でまずバーンとカマしてきて磐石の貫地谷しほりの加納久通!これ以上はないキャスティングに初回からシビれた。水野編は映画化されているがNHK版は演者が素>>続きを読む

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星降る夜に(2023年製作のドラマ)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

冒頭、ソロキャンプで出会い、一星から鈴へのいきなりチューから泥酔でコトに及ぼうとするっていうシチュエーション、鈴が吐いたのでそれ以上のことはなかったと記憶してるけど、これは恋愛でもなんでもない一歩間違>>続きを読む

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ぼんくら(2014年製作のドラマ)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

町方同心井筒平四郎とその甥弓之助が鉄瓶長屋で起こった殺人事件から端を発した一連の事件を追う。悪事を働く人間を町方自ら成敗するというわけではなく、そんな生き方をしている人間にはきっとそのうち天罰が下るだ>>続きを読む

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大病院占拠(2023年製作のドラマ)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

色々ツッコミどころはあるけれど、土9(今は土10)の日テレドラマだしこのクオリティは致し方ないにしても、武蔵三郎役に櫻井くんはいただけない。日テレの都合はわからんでもないが絶望的に似合ってない。
キャ
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東京ラブストーリー(1991年製作のドラマ)

3.8

カンチとリカのセリフでモノマネでよく使われるシーンは覚えてたけどあとはけっこう忘れてた。いやもしかしたら全話見てなかったのかもしれない…。やたらみんな恋愛体質だし不倫や浮気とか結婚当日に逃亡とかあんま>>続きを読む

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ブラッシュアップライフ(2023年製作のドラマ)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

第1話のダラダラと続く女同士の会話、少々退屈ながらあとで怒涛の伏線回収になってずっとニヤニヤできるという仕掛け。麻美は徳を積んで人間に生まれ変わることを目指しているのだが、毎回やらねばならないミッショ>>続きを読む

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腐女子、うっかりゲイに告る。(2019年製作のドラマ)

4.2

タイトルほどの軽さはない。後半はかなり重い内容。オタクの姐さんの分かりやすい無神経さも友人や親からの思い込みの無神経さも実は同じ地平にあるのだと感じる。
「安藤くんは自分が嫌いでみんなが好き」という三
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探偵ロマンス(2023年製作のドラマ)

3.8

大正浪漫の退廃的かつ虚無的雰囲気が画面から伝わってくる。やや抒情的すぎてわかりにくいところもあるが、そこは江戸川乱歩的世界観にどっぷりと浸る装置だと思って身を任せることにする。かと思うと子供の頃よく読>>続きを読む

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これっきりサマー(2020年製作のドラマ)

5.0

2020年の夏。コロナで甲子園もフェスも無くなった夏。甲子園出場確実と言われていた高校球児と友人と行くフェスを楽しみにしていた女子高生の交流を描く。たった10分のドラマながら、彼らがコロナで失ったもの>>続きを読む

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大河ドラマが生まれた日(2023年製作のドラマ)

3.8

大河ドラマ第1作目「花の生涯」制作陣の奮闘を描く。
テレビに俳優を貸し出さないとする五社協定の中のキャスティング、主役の降板騒ぎ、撮影時間の短縮に知恵を絞り、最終回の桜田門外の変のロケーション問題、次
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