ミスドーナッツさんの映画レビュー・感想・評価

ミスドーナッツ

ミスドーナッツ

映画(403)
ドラマ(0)
アニメ(0)

落下の解剖学(2023年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

タイトル回収的なことはうまいし、予想とは違う展開に終始戸惑いましたがこれはこれであり
見張りのお姉さんが言った「心を決めるのよ」的な事が本質なのかなと。真実はどっちでも良くて事実を決め切る難しさが題材
>>続きを読む

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

4.5

とっちらかってるストーリーと見せかけて繊細に緻密に描いてると見せかけてとっちらかってた笑
コメディでコーティングされ続けてるけど、脳内ホラーをこんなにカオスにできるとは流石アリアスター

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

カメラワークと嫌な音楽が素晴らしい
麻酔医とかが出てくる影響で神経毒とかそういうやつかなと思ったら概念的な話でより怖かった
途中の、フェアかどうか分からないけど正義に近づいてはいる。みたいなセリフが結
>>続きを読む

X エックス(2022年製作の映画)

4.4

単純にホラーでありながらも、老いと共にくる身体や容姿の劣化に対する恐怖がホラー的に混ざってるのは凄い。
老婆のお色気シーンはなんか怖いという事を初めて知った笑

過去のない男(2002年製作の映画)

4.5

重要なのは現在だと思わされるし、主人公の男が前向きに人生を歩み始める姿はまたいつか見たいと思える
出てくる人物をキュートに描くのがうまいなあ

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.5

当時は好みじゃなさそうと思ってスルーしたけど、やっぱ宇宙系SFはかっこいい笑
まだまだゆっくり展開してハリポタぐらいじっくりやって貰っても大丈夫なぐらい次が楽しみ

浮き雲(1996年製作の映画)

4.5

悲しい事が何回も続いたら色々やる気失せちゃうけど、女性は力強く乗り越えて、男性は1人で抱え込むとこが一貫性あって良かった。ハッピーエンドはそんな好きじゃないけど、流石にハッピーエンドで良かったわ笑

ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ(2019年製作の映画)

4.6

心のルーツやアイデンティティが崩れそうになるのは最悪でそれが世の中の差別や格差に蔓延してる事なんだろうけど、その人の周りがどう支えてくれるかがもっと重要なのかな
結論として何も解決してないところに、現
>>続きを読む

ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー(2017年製作の映画)

4.5

ライ麦畑でつかまえては読んでないけど、サリンジャーの人生が映画的すぎて本読みたくなった笑
周りの雑音がうるさいのは今後も変わらだろうから悲しい

パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

4.4

ロジック云々はさておき、恋愛映画として撮りつつ、ループを絡ませるのは面白かった。
確かに愛とインスタントな恋愛との区別ってその時の熱量じゃ分からないものだよなあ笑

つみきのいえ(2008年製作の映画)

4.3

今を生きるためには積み重ねが大事なんやな〜
画のタッチが良い

枯れ葉(2023年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

渋い映画と思ってたら、おちゃめおバカさん映画でした笑
ストーリーがどうこうは無いけど出てくるキャラクターたちが愛おしくてたまらん
最後のチャップリンもうまくオチてました笑

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

4.5

画のこだわりが良い。個人的にはエレベーター乗ってる画が1番好きだった。
人それぞれのグランドブタペストホテルがあるよなあ。と感傷に浸るとこまでがセットですね。

アアルト(2020年製作の映画)

4.5

アアルトの人生がとても映画的だった
建築は芸術だけど社会の求める建築がコスパ優先で相性悪すぎてしんどかったろうなあ。
現代も土地柄関係なく同じ家同じビルが建ってて、アアルトはそういうの嫌だったろうなあ
>>続きを読む

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

耳が聞こえない弊害を粒立てずに、日常的なシーンに盛り込まれてるのはいい意味で映画的じゃなくて良かった。
なにかこういう映画は障害について描きがちだけど、この映画は日常をしっかり描くことで、主人公の生活
>>続きを読む

岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

4.4

岸辺露伴シリーズの実写クオリティ高く満足
木村文乃可愛すぎる…
あとルーヴル美術館の内装のカットえぐい

ブルックリン(2015年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

日本でもよく起こる都会に染った後の田舎の心地良さにやられるあの感じが国をまたいだらギャップでかいよな。
心の動きが分かりやすく表現されてて良い。
どっちの選択肢がいいとかではないと思うけど、結婚せずに
>>続きを読む

あしたの少女(2022年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

なかなか珍しい感じ?韓国映画の1ジャンルとして学歴社会が描かれるけど高卒での就職については。
社会構造のどうしようもなさと人の性を昭和で煮詰めた感じ。
わんわん泣いてた親すら就職にしか興味なくてダンス
>>続きを読む

行き止まりの世界に生まれて(2018年製作の映画)

4.6

もう他のドキュメンタリーは見れないかもなあ
それぞれ人生に向き合う大変さを理解してスケボーやってるって考えるとラストのキアーとザックの笑顔もなんか切なくなるなあ。
ザックの後半の独白は長年撮ってきたか
>>続きを読む

海辺のポーリーヌ(1983年製作の映画)

4.5

恋愛観を語るシーンとか観ながら気恥ずかしくなるけどなんか面白い。
バカンス系の映画で恋愛ダラダラしないのは良かったかな。
フランスって感じ

その男、凶暴につき(1989年製作の映画)

4.5

なんかめっちゃ面白い。たけしがただ犯人追っかけてるの長々撮ってるのおもしろすぎ。

A2(2001年製作の映画)

4.5

その頃の情勢がわかりやすい。
なんだかなあ。やるせないよなあ。

「A」(1998年製作の映画)

4.5

もう見たくない作品に入りました。
見てよかったとは思う。。。

LAMB/ラム(2021年製作の映画)

4.2

禁断の医療系は神の領域とか言うけど、当たり前だけどリアルは人間と自然とで地続きの中にある事を考えると、無くも無いかもしれない笑
むしろこの後人間が結局やり返すまでがテンプレであり人間

海へ行くつもりじゃなかった(2017年製作の映画)

4.5

営業抜け出すシーンだけ引っかかるけど、他はギリギリ地続き感あって妙にリアルで好き。
長尺で見たかった。

滲み(2023年製作の映画)

4.2

わからん。というのが正直なところ
次に期待

地球の静止する日(1951年製作の映画)

4.3

今観るとチープな印象が強くなるけど当時は面白かったんだろうなあ
進んだ宇宙の文明と地球との比較で分かりやすかったけど矛盾に近いものは多々あるから、目をつむって素直にメッセージだけ受け取ると良作に思える
>>続きを読む

>|