ミスドーナッツさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ミスドーナッツ

ミスドーナッツ

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滲み(2023年製作の映画)

4.2

わからん。というのが正直なところ
次に期待

地球の静止する日(1951年製作の映画)

4.3

今観るとチープな印象が強くなるけど当時は面白かったんだろうなあ
進んだ宇宙の文明と地球との比較で分かりやすかったけど矛盾に近いものは多々あるから、目をつむって素直にメッセージだけ受け取ると良作に思える
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ベネデッタ(2021年製作の映画)

4.6

意外とコメディとして描かれてて、宗教映画と身構えていた分拍子抜けだった。もちろんいい意味で。
この世の全ての無意味な伝統のクソ喰らえ感が良かった。
結局重んじられた伝統は芯を食うと袋叩きに合うから、乗
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遭難者(2009年製作の映画)

4.6

不器用はこうあるもんなあ。目の前のチャンスをプライドが邪魔して逃したりして、でもそんなことわかってるのが余計悔しいんだろうなあ。上手い描き方してるなあ。対比的なヴァンサンも良いね

女っ気なし(2011年製作の映画)

4.7

ストーリーに大きな波がなくても仕草や表情でキャラを立たせて深みを出していく感じが良いですね
やはり重要なのは休暇なのかもしれない。。

秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

4.7

カットの画の美しさが異常
ワンシーンワンシーン表紙を飾れるぐらい美しい
子供たちも可愛すぎる。
登場人物それぞれが壁とちゃんと向き合ってるのが上手く描かれてる非常に素晴らしい作品

マルケータ・ラザロヴァー(1967年製作の映画)

4.4

この時代の鬱々としたどうしようもない感じがひしひしと伝わる。その中にも愛とか宗教とか信じるモノを各々の解釈で捉えたがってるのも見ててしんどい笑
好きな内容ではなかったけどよく出来てる

WANDA/ワンダ(1970年製作の映画)

4.5

虚無感を描ききったなあって感じ
無気力丸出しに生きて、倫理観も何もわかんなくなって
こんな映画をどうやって生み出したか分からないけど、1つの映画として完成させてる事が凄い

キングス・オブ・サマー(2013年製作の映画)

4.6

夏にピッタリ
映像が綺麗だし所々のスローモーションが結構好きだった
それとオチがかなりいい。短めだしコメディ要素多いし人に薦めやすい1本発見した

セリーヌとジュリーは舟でゆく(1974年製作の映画)

4.6

自分の知らない映画のおもしろさを感じた
この年代のフランスの色使いもいいし、インテリア等々も結構好み
現実と夢?幻覚?を行ったり来たりするけど最初は何やってるのかマジで意味わかんなくて焦った。だんだん
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わたしは最悪。(2021年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ここ最近多い、ジェンダーや家族観、年代間のズレを色々かいつまんで恋愛映画ベースに仕上げた感じかな〜
社会と自分との価値観とのズレは分かりやすく描かれてて、恋愛観のズレは表情メインの表現であえて口にしな
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ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地、ジャンヌ・ディエルマン/ブリュッセル1080、コルメス3番街のジャンヌ・ディエルマン(1975年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

序盤のワンカットの長さは退屈な長さで、中盤はワンカットが短くなって見てて凄い焦る。終盤はまたワンカットが長くなるんだけど序盤とは違って全く目が離せないし次のカットが気になってしょうがない。
200分を
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アメリカから来た少女/アメリカン・ガール(2021年製作の映画)

4.6

良くも悪くも家族の在り方を示しているようないい映画
やっぱり時代背景の知らない国の映画は面白いなあ。流行病や家族一人一人のアイデンティティが絡み合うリアル感の強い表現のうまさがあった

TITANE/チタン(2021年製作の映画)

4.6

凄いの観たなあという感じ
愛を感じるものには人から人も含めて多かれ少なかれ狂気性を孕んでいることを改めて感じた
昨今の性と愛に関してまた考えてみないといけないし、考え方のアップデートをしないとこの映画
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.6

やっと見れた
舞台描写も心理描写も繊細で滑らか
フランシスハに描かれる女性観もかなり好きだったが、この作品の少し過去の時代背景に合わせた感じもかなり好みだった
女性でも強く生きるんだ的な現代で表現され
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MEMORIA メモリア(2021年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

久しぶりにこんな意味わからん映画観た
花の病気とか、音響の人とか、バンドとか、人骨の件とか、諸々、回収しない伏線だらけな気がする。全ては何かに起因してるようなミスリードのためかな。オチのための
結局幻
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MEMORIES(1995年製作の映画)

4.6

一作目は世界観が鬼のように良かった。これで二時間引っ張ってもいいぐらい観てられる。
二作目はドタバタ感が世にも奇妙な物語。細かいとこの説明は省いてスピーディに物語進めるからみやすい。
三作目はもっと観
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パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

西部劇っぽさは最初の最初らへんのみかな。悪い人がどんどん出てくる陰湿なストーリーでした笑
いまいち掴めないとこもあったけどジメジメしてて好きでした。

スパイの妻(2020年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

遅ればせながら
スパイ(高橋一生)の妻(蒼井優)、もしくはスパイの妻(蒼井優)どっちともとれるような感じなのかな面白い。終始題名が頭をチラつく映画でした
騙したり騙されたりだけどどっちも方向性が違うだ
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春原さんのうた(2021年製作の映画)

4.6

喪失感が主なテーマで理解し難い部分も多々あるけど、現実は良くも悪くもゆっくり動いていることがわかる
難解というより示されていない部分があるので自身で噛み続けることが大切なのかな

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.5

あー劇場で見たかった
カットしないのもすごいけどこの没入感は演技力の高さもあるんだろうなあ

さがす(2022年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

登場人物ごとに時系列いじってて観てて普通に面白い
ここに来る人は二通りいるって犯人のセリフが物語を綺麗に進めていった感じあるな二分化というかなんというか
佐藤二朗は二分化すると悪い方に行ったけど娘のお
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WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

4.5

内容もさることながら構成が新しい
wavesの訳を波って意味で使ってるならほんとにそうで、明るい内容の後に嫌なこと起こりそうでハラハラした
この年代の危うさを描くの上手い
A24マジで外れないなあ

SKIN 短編(2018年製作の映画)

4.5

こういう映画って結局観ても僕らはどうしようもないんだよね。道徳の授業受けたあとと同じで
ただ現実に起こりうる話だってことは知ってて損は無いのかな

きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

4.4

若い頃の堕落しきった何の目標もないような若者の表現はまあよくある展開だとして、3人のややこしい関係とそれぞれが抱えてる問題、主人公の何一つ決断しない感じが良くも悪くもダラダラ交錯してる。多分見てて面白>>続きを読む

街の上で(2019年製作の映画)

4.6

まさかのコメディでかなり笑っちゃった
演技上手い人ばっかり集めたのか、そういう素を出せる様な脚本なのかわかんないけどかなり魅入ってしまう。
現実の現実離れした話って感じで自分が同じような年齢の時どうだ
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コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

4.7

毎週末観たいほどある
有りそうなとこから無さそうなとこまで珈琲と煙草の織り成す空間が非常に心地いい
No problemが一番好きだった。明日誰かを電話で呼び出そうかしら

アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

結局グラウンド映さないのが良かった
ただ言いたいことはわかるけど端はやっぱりもっといるし、なんだかんだ青春なら端ではないかなあ
青春映画としてはかなり良いとは思う

ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

4.7

まじ面白かったわ笑
予想以上に皮肉りまくった映画でした
こういうの観たいなあと思ってたど真ん中ストレートでした。実際ありそうだしコロナ禍の現在にも共通すること沢山あって終始良かった。

偶然と想像(2021年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

ドライブマイカー然り、人の芯に触れるような長回し会話劇は凄く見応えある
会話ってエロいよね、みたいなセリフはまじで興奮したなあ
最初の想像シーンがインパクト強すぎて、他の話もどこが想像か探しちゃった

ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)

4.5

説明から展開からオチまで完璧と言っていいほどよく出来てる。
当時観れなかった作品だったからほんと観れてよかった
色んな人にオススメしたい

アンカット・ダイヤモンド(2019年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

終盤近くまで主人公のゴタゴタを見させられる
ラストの大掛のための助走と考えたら割に合うかもしれない
要するにギャンブルがアンカットダイヤモンドで、やってみないと分からないという普通のことを上手く表現し
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