まるさんの映画レビュー・感想・評価 - 18ページ目

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シグナル100(2020年製作の映画)

1.0

映画を本気で作ったスタッフキャストには申し訳ないが、対価として払ってるお金を返して欲しいです。

ご都合シーンが多いのは100歩譲っているので良いのだが、80分の短い尺なのにテンポも悪く、エロティシズ
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.0

ナチス兵に憧れる弱虫のジョジョは家の壁でユダヤ人の女の子を見つける。頼りは空想のお友達ヒトラーのみ。 

争いは誰かに先導されるのではなくラビットのままで。本作は『チャップリンの独裁者』の匂いを漂わせ
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.3

ポン・ジュノの映画が帰ってきました。カンヌの大好きな貧困問題を抱えブラックコメディー満載で。

下がることは簡単だが上がることは努力しても難しい。なにかチャンスや政治が変わらないことには。かなり痛烈に
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男はつらいよ お帰り 寅さん(2019年製作の映画)

3.0

『男はつらいよ』シリーズはチャンネル回すタイミングで少し見たり、1本丸々は『相合い傘』しか見たことないのだが、やはり心に染みました。

懐かしい四角い顔の言葉がいつまでも心に残るんです。このような作り
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ラッキー(2017年製作の映画)

3.0

現実主義の90歳おじいさんは死を直前に感じ死に対して恐怖を知る。

主演のハリーディーンスタントンの半自叙伝です。本作が遺作だと思うと彼にとって一つの答えが導いたような映画であり、まのあたりできたのは
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昼下りの情事(1957年製作の映画)

3.5

探偵の娘のオードリーはプレイボーイのゲイリークーパーに恋をする。

面白かったです。
ワイルダー調で情事を軽快なリズムで描く。ロマコメをやらせれば抜群な演出力だからこそ見てて苦はないが歳が離れすぎてい
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野獣処刑人ザ・ブロンソン(2018年製作の映画)

2.0

狼よさらば…あのチャールズブロンソンが帰ってきた!!!と思いきや激似のブロンジーさんでした!!

ブロンソン激似のブロンジーが世に蔓延る悪を成敗していく。『デス・ウィッシュ』シリーズを100分の1に薄
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マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

4.2

名誉よあれ!

2人の見事な自然な演技が泥沼の喧嘩合戦で大爆発する。まるで本当にある家庭のようだった。好きだったところが一番嫌いになる。
子供の為に戦ってるはずが子供の言葉はほぼ裁判で役に立たないため
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2人のローマ教皇(2019年製作の映画)

4.0

人間味の溢れるローマ教皇の2人を描く。深き罪を互いに許そう。

派閥が大きく違う2人が意見をぶつけ合いまくるが結論は両方出てるので譲らせない。お互いを知ることで互いに理解する。かなりの演技合戦で2人の
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ルディ・レイ・ムーア(2019年製作の映画)

3.5

エディ・マーフィ最高の演技!ラップの界の父であるエンターテイナーの伝記映画。
夢を諦めない町の有名人が主演映画を作る。

エディとも重なる伝記映画でもあり人情に訴える素晴らしい作品です。どんなにクソと
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イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり(2019年製作の映画)

3.5

『博士の彼女のセオリー』キャスト再び共演。
この物語に与えられた背景の空に気球と2人のドラマ性がきちんとマッチしている。緩急は本作を一般娯楽に徹した素敵な一本。二人の息のあった演技で空の旅へと誘う。

ヒックとドラゴン 聖地への冒険(2019年製作の映画)

4.2

シリーズ完結!三本にも及ぶ長いヒックとトゥースの友情の旅は終着駅を最高の形で迎えた。
3から新規の方を見捨てないシンプルな愛の物語。骨組がかなり丈夫で悪い点を言得る部分が無い。
本当に面白くて楽しい映
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らせん階段(1946年製作の映画)

2.0

ハンディを持った若い女性を狙う殺人犯。次の標的はある屋敷に働く声が出せないメイド。

様々な道具をしっかり使い、条件もうまく使う。影と光を使い重厚なサスペンスへ。短い尺ながら怖い怖いお話でした。

三十四丁目の奇蹟/34丁目の奇蹟(1947年製作の映画)

3.5

このサンタクロースは本物?

素敵でした。

おじさんは本物のサンタクロースを名乗るが妄想癖だと思われ挙げ句の果てにはサンタは実在することを証明する裁判に。
法定ドラマでもありこのおじさんは本当にサン
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ファンボーイズ(2008年製作の映画)

2.0

少し昔、はるか彼方でもない銀河系で。

時はファントムメナス公開6ヶ月前、SWオタクの友達は余命僅か。そうだルーカスフィルムに潜入してファントムメナスを見よう。

SW小ネタ満載な上ご本人登場までルー
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ラスト・アクション・ヒーロー(1993年製作の映画)

2.0

魔法のチケットで映画の世界と現実の世界行き来で出来るようになったら?

『カイロの紫のバラ』をコミカルにアクション化して大事な人間関係を無しにしたような映画。頭空っぽならクリスマスに見ても苦にならない
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ちいさな独裁者(2017年製作の映画)

2.0

『會議は踊る』の「ただ一度だけ」か刺さる映画。

カツベン!(2019年製作の映画)

3.5

映画がまだ無声だった大正時代。映画の内容を上映中説明する活動弁士がいた。

私は鑑賞前は活動弁士の繁栄と『ジャズ・シンガー』以降のトーキーが普及して活動弁士が翻弄される姿を描くのかと思いきや違いました
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

3.0

ファンとして見たいものが詰まった作品ではあったのは間違いないです。
また、JJが『最後のジェダイ』という負の産物を前半の展開の早さにはうんざりしますが、軌道修正してゴール地点まで持っていったことには称
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マイル22(2018年製作の映画)

1.0

『ローン・サバイバー』、『バーニング・オーシャン』、『パトリオット・デイ』に続くピーターバーグXマークウォールバーグ4度目のタッグ。

素晴らしい3本に後に続いた4度目のタッグは失敗に終わった。90分
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ジュマンジ/ネクスト・レベル(2019年製作の映画)

2.0

面白くないです。本作におけるテーマ性は0に等しい。ハリウッド映画なのに現代社会における問題も無く、普遍的な冒険活劇になった。

『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』は1作目のファンタジーから監
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

4.0

無謀な挑戦に二人のならず者が挑む。

車自体が過去の遺産になりつつある現代は西部劇だと例えれる。西部劇に近い映画だったのだ。エンジンをふかす精密な音、迫力満点の映像は映画館ならでは。超娯楽作がオスカー
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