この俳優誰だっけ？とずっと考えながら観てた。普通にマーク・ラファロだった。(クロロホルムと聞くとトムブラウンのネタを思い出すよね)
このレビューはネタバレを含みます
今度は今度、今は今。
すばらしき世界とこの作品の役所広司さんは人間が極まっている感じがして俳優として別格すぎるので国宝に認定しましょう！
自分の中のウエストランド井口が「やめてくれ〜、シネスコの手持ちはやめてくれ〜」ってずっと叫んでた。(シネスコの手持ちで映像酔いしなかったことがないくらい三半規管が弱いのが悩みです…)
存在は知っていながら見る機会がなく今まで生きてきたのでDVDを購入して見ました。自分が生涯で何度も見返すべき映画だと思いました。
悪かったとは言わないけど原作がとても好きなのでもっと適任がいたのではないかと思わずにはいられない。
監督と音楽が同じタッグなのでほぼだが、情熱はあるだった！マイベスト宮本信子
観終わって、自分も殺し屋になったような目つきと足取りで新宿を掻き分けて帰った🚶ｽﾀｽﾀ
映画というフォーマットの中を自由に泳ぎながら世の中の窮屈さを描くことにおいてジャファルパナヒの右に出るものはいない(本人が望んでそうなったわけではないかもしれないけど…)
映画もまたバカ丁寧に塗り重ねて紡いでいく芸術であるということを思い出させてくれる素晴らしい映画でした。
レンタルビデオ店の圧倒的物量に押しつぶされないように映画を見続けていた世代が終わり、真の映画監督や映画俳優が生まれる土壌はもう潰えてしまったのかもしれないとこの映画を観ながら思っていました。渋谷のTS>>続きを読む
