たくまさんの映画レビュー・感想・評価

たくま

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市子(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

失踪した市子を捜索していくことで彼女の隠された過去が語られていく。

杉咲花の演技力がすごい。表情のアップが多かったこともあってとても印象的だった。無戸籍、貧困、ヤングケアラーなど抜け出すどころか酷く
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

原爆を開発したオッペンハイマーの苦悩を描いた映画。

映像も音楽も良く、ノーランらしい表現の伝記映画は新しさを感じた。特に音楽で切迫感がより表現されていたと思う。クラシカルなパートとテクノのようなパー
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

2回観た。

宮崎駿の半自伝映画。

NO SMOKING(2019年製作の映画)

4.0

「キーワードは自由。自由に触れると心が踊る。」
「もしかしたら君はすごいかもしれない。売れてなくてもね。」

サン・ラーのスペース・イズ・ザ・プレイス(1974年製作の映画)

4.0

ミュージシャンSun Raの人種差別についての映画。場面が次々に変わっていく構成のため、ストーリーは追いづらいが、場面場面で当時の時代性や人種差別が垣間見える。劇中のジャズとハッとさせるようなシリアス>>続きを読む

不思議惑星キン・ザ・ザ(1986年製作の映画)

5.0

未知の惑星に転送されてしまった地球人が帰る方法を探す話。

ソ連の体制を比喩で表現するシュールなSFの世界観に引き込まれた。検閲を潜るためにあえて間接的な表現がされているらしいが、それが丁度良くファン
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

5.0

妻を亡くした舞台俳優の物語。

言葉とそれ以外のコミュニケーションによって他者との距離感が非常に細かく描かれているのが印象的だった。

自分をコントロールしすぎると、無意識に自分が納得しやすい方法でコ
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

主人公2人の6年間の恋愛を描いた映画。

過去に遡りながら描かれることでより切ない気持ちになった。長尺のカットで淡々としていたから余韻がすごい。

ナイトオンザプラネットに影響を受けているようで、刹那
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青い春(2001年製作の映画)

3.5

これといった夢もなく、現実が突きつけられる高校生の日々。

花が映される綺麗なシーンと暴力的なシーンのコントラストが印象的だった。
松本大洋らしい間とシュールさが面白い。

惑星ソラリス(1972年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

精神を物質化させる惑星ソラリス。主人公は、亡き妻が物質化され、愛について想いを馳せる。

劇中では、水が象徴的に使われる。流動的で不定形、永遠に同じものが存在することはなく、変化していくような人との関
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死霊館(2013年製作の映画)

2.0

個人的には直接的に見せすぎない余韻のあるホラーが好きなので、趣味からは外れた。

タクシードライバー(1976年製作の映画)

4.5

帰還兵でタクシードライバーをしている主人公は世直しを決意する。

綺麗なネオン街と荒れる街、一方では犯罪者でありながら、視点を変えれば救世主ともとれる主人公、暗い車内と綺麗な音楽。これらの対比によって
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

4.0

あるホテルのコンシェルジュを巻き込んだ老婦人殺害の一部始終。

カメラワークや美術のデザインがどこまでも統一されていて素晴らしい。話自体はシリアスだけど、コミカルにいいテンポで進んでいくので引き込まれ
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東京ゴッドファーザーズ(2003年製作の映画)

4.0

クリスマスの東京、1人の捨て子を取り巻くドタバタ喜劇。

血縁もそれ以外の関係も同様に大切。
起きてること自体はシリアスだけど、要所要所面白くて笑っちゃう。

エレファント(2003年製作の映画)

3.0

コロンバイン高校銃乱射事件を元にした映画。

銃社会がどうという話よりかは、いじめを傍観したことの責任の話のように思えた。

音楽(2019年製作の映画)

3.0

描かないことによる表象

いいレビュー
https://cinemarche.net/column/eigamichi-44/#_2020

ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

2.5

母国が伝わらない土地で、精神的に迷子になる話。

旅行中だけでなく、結婚や恋愛による制限や悩みからいつでも迷子になる可能性があるのではないか。

野村訓市が若かった。

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

4.5

90年代、クールな世界に憧れた少年が成長していく話。

人によって違うだろうけど、多くの人が「あの時、あの時代の記憶」を重ねて共感できる映画だと思う。
憧れ、楽しさ、嫉妬、成長。若いときの雑多な感情が
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レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

3.0

強盗内輪揉め映画。

時間軸が編集されてるだけで、話の納得感がだいぶ上がってる気がする。

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