せいみーさんの映画レビュー・感想・評価

せいみー

せいみー

きっと、それは愛じゃない(2022年製作の映画)

3.8

恋愛結婚が主流になる日本や欧米において、親が結婚相手を選ぶことや、宗教によって制限がかかることは、一見本当の愛ではないのではと思う。
しかし、日本や欧米の出生率の低下や離婚率から恋愛結婚だけが本当の愛
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スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望(1977年製作の映画)

4.0

スターウォーズをしっかり見たのはこれが初。流石の作品。
未知のSFの世界に見事に引き込まれてしまう。これが1977年に公開されたとは。当時の人々からしたら衝撃だろう。

ストーリー、配役、演出、全てす
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ぼくたちの哲学教室(2021年製作の映画)

4.2

「ベルファスト」を少し観てから行ってよかった。
憎しみや争いの傷跡が未だ残る町。
そこの男子校で長く務める校長先生は、ストア派の哲学を実践し、子どもたちに傷跡を残さないように、自分たちで考え正しい道を
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.8

すっごい考えさせられたけど、もっと大人にならないとわからないのかな。

エンターテイメントとしての面白さはそこまで感じず、宮崎さんの個人展覧会みたいな印象を受け、なんだか説教くさく感じてしまった。
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アナと雪の女王2(2019年製作の映画)

3.6

うーん。
前作以上にストーリーに疑問が残った。
音楽、映像はやっぱりすごいですね。

ウーマン・トーキング 私たちの選択(2022年製作の映画)

4.2

『ウーマントーキング』
Filmarks試写会にて。

この映画は2010年に自給自足の生活をするコミュニティ内で起きた、連続レイプ事件を基にした映画。
このコミュニティの女性は、眠らされ知らぬ間に暴
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生きる LIVING(2022年製作の映画)

4.2

試写会にて。

目まぐるしい情報と変化にまみれる現代にこそ沁みる一本。

黒澤明監督の「生きる」は未視聴だったが、とても楽しめ感動した。

死の淵に立ち、初めて生に向き合った主人公のウィリアムズ。
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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

3.8

ハリーポッターの美しい魔法世界に連れて行ってくれる映画を未だに観れることは幸せ。

魔法動物たちがかわいすぎ。

ハリポタより大人の話だし、政治も大きく関わっているから仕方がないけれど、もう少し盛り上
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いのちの停車場(2021年製作の映画)

3.4

うーん、大した感動はしなかったけれど、最後はとてつもなく重く、苦しいテーマを投げつけられました。

これから避けていけない問題。しっかり考えなければ。

Dr.コトー診療所(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

2023年劇場一本目。
ドラマからだいっすきな作品。
とても楽しみにして鑑賞。

まず、与那国島の雄大な自然が現代撮影技術で映され、何度も聞いたドラマ音楽を映画館の音響で聴けて大感動。
そして、ほぼ全
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.7

綺麗だけど、少し不気味な感じがした。

男女二人が運命的な出会いをしてから分かれるまでの5年間を描いた映画。

ストーリーも流れも演技も映像も素晴らしかったと思う。

現代の若者の恋愛の温度感というか
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モリコーネ 映画が恋した音楽家(2021年製作の映画)

4.0

filmarksの試写会にて。
映画音楽の巨匠にして、歴史に残るマエストロ、エンリオ・モリコーネの生い立ちから晩年まで、作品を通して語られるドキュメンタリー。

恥ずかしながら、しっかり知っていた映画
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天気の子(2019年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

やっぱり映像はきれいで、日常の生活の美しさを描くのが上手いなと思いました。音楽もいい。

ただどのキャラにもそこまで感情移入できなかったです。

あと夏美さんの声優がちょっと合わないかなと、、、

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.5

小さい頃からウルトラマンが大好きでした。
現在大人になり、またウルトラマンが見れるのは嬉しいですが、いまいち盛り上がりにかけたのかと。

変に大人向けにしてしまったのか、バトルが少ないように感じました
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RRR(2022年製作の映画)

4.6

ちょっとすごすぎた。
後で詳しく書きますが、きっとうまくいく(Three idiots)並に感動して、マッドマックス以上に興奮した。
私の中でアクション映画歴代No.1。
観ていてあれほど熱く暑くなっ
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ビー・ジーズ 栄光の軌跡(2020年製作の映画)

3.9

Filmarks試写会にて。
ディスコもバブルも経験がなく、ビージーズはgleeできいていいなーと思っていたくらいだったが、今回で衝撃を受けた。
ディスコのイメージしかなかったが、彼らは60年代からず
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生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)

3.8

趣里さんの演技がものすごいです。

「生きてるだけで疲れる」
そうだよなと思うけども、社会に適合しなくて本気で疲れ苦しんでる人ほどはわからない。
彼らの苦しみをわかりたいし、なんとかしたいと思うけども
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トップガン(1986年製作の映画)

3.7

うーん、なんとも言えぬ。
私にはしっくりは来なかった。
世代の違いかな。

でもかっこいい。

マイスモールランド(2022年製作の映画)

4.3

Filmarksの試写会にて。

とてもリアルでとても重い作品でした。
世界最大の国を持たない民族であるクルド人。そして難民申請がとても厳しい日本。その中で家族だけでなく周りのクルド人のことも面倒見な
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.4

これはミュージカルではなく、人間ドラマでした。
とても主人公に共感でき、後半は涙が溢れました。
いい作品でした。

THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

試写会にて鑑賞。
前ダークナイト三部作が素晴らし過ぎたためというのもあるが、とてもがっかりした。

まずバットマンがかっこよくない。リアルにこだわるのはとてもいいことだと思うが、変なところで失敗したり
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ミラベルと魔法だらけの家(2021年製作の映画)

3.8

久々に見たDisny作品。
顔の表情や色彩などが最後まで丁寧に描かれていて、こんな繊細なアニメーションに進化したのか!と驚いた。
やっぱりいい話。
王子王女の典型的な愛の形から、姉妹や家族と多様な愛の
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.0

ちょっと思い出すだけでも、その人の一部になるんだな。
恋や愛って繋がりで、離れてしまっても繋がっていた事実はその人を形成する。
ああ、恋っていいな。

ブータン 山の教室(2019年製作の映画)

4.1

昔ながらの価値観と生活を大事にし続けるルルナには、人間の幸福の本質が詰まっている気がした。
人間の幸福には発展はいらないのか。発展することと幸福は共存できないのか。そんなことを考えさせられた。

グレタ ひとりぼっちの挑戦(2020年製作の映画)

4.2

とても、とても心打たれました。

日本では彼女への心無い誹謗中傷が多いです。そのような人たちにこそ見てほしい。
彼女はただ一人の家族や動物、自然を愛する女性です。心無い発言には傷つき苦しみます。

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