岡田拓朗さんの映画レビュー・感想・評価

岡田拓朗

岡田拓朗

戦争映画、人間のリアルな感情の移り変わりを描いた映画、喜怒哀楽が激しい映画、人間の本性が見え隠れする映画、葛藤を描く映画、を観て色々と思い巡らせたり、考えたり、思い悩んだりするのが好きです。好きな俳優は満島ひかりとオダギリジョー。基本的に良さげなものや好みのものを厳選して鑑賞しているので、2.9以下はつけません。

映画(334)
ドラマ(82)

オーバー・フェンス(2016年製作の映画)

5.0

オーバー・フェンス

誰もがその場所から飛び立てるのを信じてた

やっぱり現時点で、人生で最も好きな作品。
映画が好きな方であれば、本当に心の底から出会えてよかったと、生き方が変わるような衝撃や深みを
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響 -HIBIKI-(2018年製作の映画)

3.7

響 -HIBIKI-

私は、曲げない。
少女の名は響。「天才」とは彼女のための言葉。

確固たる信念を軸として持っていて、個性を貫き通し、世の中に蔓延る様々な不条理や矛盾、どうでもいい建前などのイケ
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

3.9

シングストリート 未来へのうた(Sing Street)

キャッチコピー
「君といれば、無敵。」
「君の夢は、僕の夢になった。」

あまり鑑賞しないジャンルですが、満を持して鑑賞。

決してキラキラ
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そこのみにて光輝く(2013年製作の映画)

4.1

そこのみにて光輝く

すべての終わり、愛の始まり。

とても心に残っていた作品だったので再鑑賞。

重い、重い、暗い、重い、それでも今を真剣に生きる、希望が少し見えてくる、また閉ざされる、でも自分たち
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きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

4.1

きっと、うまくいく(3 Idiots)

あなたの人生が光り輝くヒントがきっとある!
大学時代の親友3人が織りなす、至高の人生感動エンターテイメント

初のインド映画。
キャッチはなんかダサいけど、邦
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寝ても覚めても(2018年製作の映画)

4.2

寝ても覚めても

愛に逆らえない。
違う名前、違うぬくもり、でも同じ顔。
運命の人は二人いた。

2015年に「ハッピーアワー」がインディーズ作品ながら国際映画祭で数々の賞を受賞し注目された濱口竜介監
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SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年製作の映画)

4.0

SUNNY 強い気持ち・強い愛

青春と、再会する。

一人旅でお疲れのところ無事大阪に帰って来て、映画の日の土曜日に鑑賞しないわけにはいかないと思い、昨日レイトショー行ってきました。
疲れ吹っ飛んだ
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検察側の罪人(2018年製作の映画)

3.9

検察側の罪人

一線を、越える。
正義は罪か?
犯人未明の殺人事件。対立する二人の検事。
正しいのは、どちらの正義かー

原田眞人監督最新作。
木村拓哉×二宮和也のW主演。
『別册文藝春秋』(文藝春
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悪人(2010年製作の映画)

4.0

悪人

なぜ殺したのか。
なぜ愛したのか。
本当の「悪人」は誰か。

起こった事実だけではその人の本当の姿はわからない。
そこに至るまでの背景やその人の心境、状態、過去、そして今。
表には決して見えて
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.4

カメラを止めるな!

映画史をぬり変える"ワンカット・ゾンビサバイバル!"……を撮ったヤツらの話。

この映画は本当に二度始まります。
ネタバレしたら楽しさが半減するので、完全にネタバレはなしでレビュ
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Mr.インクレディブル(2004年製作の映画)

3.6

地上波でやっていたので流し見で鑑賞。
やっぱりピクサー作品はすごいなー!
何がすごいって家族で観れるような設定や作りで、子供にとっても大人にとってもおもしろい。
それだけでなく大切なことを伝える作品が
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レオン/完全版(1994年製作の映画)

3.9

凶暴な純愛。

完全版を鑑賞。
とても渋くてクールなかっこよさを感じられる作品だった。
それだけでなく、意外とヒューマン要素も盛り込まれていてアクションシーンは予想よりは少なかった。

レオンとマチル
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ビリギャル(2015年製作の映画)

3.8

改めて鑑賞。
1回目鑑賞したとき、こんなに泣いたっけってくらいに感動した。
最近かなり涙腺が緩い。感動ですぐに涙が出る。
背景を考えたり、自分に置き換えたり、こんな想いなんだろうなってことをイメージし
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バケモノの子(2015年製作の映画)

3.7

金曜ロードショーにて鑑賞。

お互いの反骨精神から生まれる相乗効果と絆、現実と非現実のバランスと景色の対比と再現性、美しさが印象的。しかも守破離の体現。

社会やコミュニティの中で生きているにも関わら
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八日目の蝉(2011年製作の映画)

4.0

八日目の蟬

21年前の誘拐事件。
犯人は、父の愛人。連れ去られたのは、私。
私はその人を本当の「母」だと信じて生きてきた。

類い稀ない綺麗な景色に呼応するように降り注がれる綺麗で美しい純粋な愛情。
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息もできない(2008年製作の映画)

4.3

息もできない

二人でいる時だけ、泣けた。
愛を知らない男と、愛を夢見た女子高生。傷ついた二つの魂の邂逅。

彼らが歩んでいる道は人生なのか、そもそも本当の意味で生きられているのか、日々がどう見えてい
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志乃ちゃんは自分の名前が言えない(2017年製作の映画)

4.2

志乃ちゃんは自分の名前が言えない

これはなかなかの傑作だった。
悩んで鑑賞した作品は基本的にハズレがなくて、むしろ想像を超えるほどの傑作であることが多い。
迷ったらやっぱり鑑賞すべきだなー。

不器
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時をかける少女(2006年製作の映画)

3.8

地上波で鑑賞。
待ってましたー!
(ながら鑑賞なので薄っぺらいレビューですみません。笑)

タイムリープ×青春のマッチ度合いと相乗効果が素晴らしい。
どこまでも真っ直ぐで眩しいくらいの全力投球と元気な
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潔く柔く(2013年製作の映画)

3.6

人としての優しさや純粋さが詰まっていて、総じて美しい作品だった。

過去の境遇が似通ってる2人が出会うことで、徐々に過去の取り返すことのできない後悔から解放されていき、閉ざされていた、隠れていた想いに
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キサラギ(2007年製作の映画)

3.9

これはすごい!
密室での会話劇だけどとてつもなくイメージできて、数多のどんでん返しな展開がさらなるおもしろさを助長し、最後に感動の結末に持っていく、かと思いきや…!?

古沢良太の脚本が際立ちすぎてて
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ピンポン(2002年製作の映画)

3.8

この星の1等賞になる!!

懐かしの観たかった作品をやっと鑑賞。
コメディ要素満載の青春卓球映画かと思いきや、その要素ももちろんあるが、思った以上に人間ドラマが深く描かれていた感動もできる作品だった。
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ルームロンダリング(2018年製作の映画)

3.6

ワケあり物件、浄化します。

設定と内容が変わっていておもしろい。
幽霊と聞くと基本的にホラーを想像するが、ワケあり物件をなかったことに浄化するためのルームロンダリングを軸に、幽霊と共存してそもそも幽
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gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

4.0

いちばん大切なのは、<愛する>才能。

感動するに決まってた。
特別な子だからと言って特別扱いしない、こんな人生を歩むべきだということを押し付けない。

その人の人生や選択を、いくら家族だとしても、近
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昼顔(2017年製作の映画)

3.5

愛と依存は紙一重。
内容は不倫が良い悪いの次元じゃなくて、溺愛する人に会えなくなることを悟ったときの人の壊れようとか、きっぱり別れることを後回しにしてきたがゆえの惨劇とか、愛へのどうしようもない執着と
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海街diary(2015年製作の映画)

3.8

家族を捨てた父が、のこしてくれた家族。

家族を作ることにおいて、血の繋がりなんてのはさほど重要ではない。
どう関わろうとしていくか、その心持ちが大事で、お互いが受け入れ合いつつ、気を許せる関係で自分
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ズートピア(2016年製作の映画)

3.8

人間の存在しない動物だけが暮らす世界を創り、その中でもし人間世界で世界中の人が同じ場所で暮らすことになればどうなる?を間接的に描き、そうなったときに起こり得る(いや今も実際に大都市で起こっているかもし>>続きを読む

パンク侍、斬られて候(2018年製作の映画)

3.9

パンク侍、斬られて候

世紀のハッタリ合戦。
最後に斬られるのは誰だ!?

町田康の原作を、石井岳龍監督×クドカン脚本×綾野剛主演で映画化された作品。
石井岳龍監督といえばのキャスト陣(綾野剛、染谷将
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北朝鮮をロックした日 ライバッハ・デイ(2016年製作の映画)

3.5

試写会にて鑑賞。

うーん、可もなく不可もなくって感じかなー。
ドキュメンタリーっぽい感じやけど、あまりにも普通すぎるし、ラスト意外とあっさり終わっちゃう感じ。

北朝鮮をロックした日という題名に結構
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.4

ワンダー 君は太陽(Wonder)

やさしさの半分は勇気でできている。

今までたくさんの映画を鑑賞してきたけど、こんなに涙が溢れた映画は初めてかもしれない。
本当に冒頭からずっと泣ける。
考えたり
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空飛ぶタイヤ(2018年製作の映画)

3.8

空飛ぶタイヤ

2000年代に起きた三菱リコール隠し事件を基に、池井戸潤が書いた小説「空飛ぶタイヤ」の映画化。

池井戸潤作品と言えば、「下町ロケット」や「陸王」、「民王」など、原作がドラマ化される印
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Vision(2017年製作の映画)

4.0

Vision(ビジョン)

世界は、美しい。

今年一美しい映画と言える。
河瀬監督らしさが溢れている。

(河瀬監督にとっての)自然と人との理想的な関係や自然の美しさ、自然と対峙しつつ共生していく人
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HURRY GO ROUND(2018年製作の映画)

4.0

HURRY GO ROUND

hideの没後20年を機に、矢本悠馬をナビゲーターにhideの真相に迫るドキュメンタリー映画。

なぜ彼は今もなお、多くの人の中で生き続けるのか。
特に地上波で見かける
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.6

万引き家族

レビュアー試写会にて鑑賞。

是枝監督らしい「家族として生きること」を軸に、あらゆる人の内なる感情や生活にスポットを当て、生きる上での不条理と大切なものを細かく描き切り、鑑賞者に色んなこ
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友罪(2017年製作の映画)

4.1

友罪

犯してはいけない罪を犯してしまった罪悪感をいかに背負って生きていくか。
その罪は重ければ重いほど、関わる人が多ければ多いほど、優しい心を持っていれば持っているほど、罪悪感として消えることなく残
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孤狼の血(2018年製作の映画)

4.3

魂に焼きつく暴力とカタルシス。
.
白石監督と予告とキャストでとても楽しみにしていた作品。
公開初日に鑑賞。これは傑作。
.
白石監督らしいギリギリまで見せる暴力描写と混沌とした世界の中で考える正義と
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ホース・ソルジャー(2018年製作の映画)

3.7

ホース・ソルジャー

9.11アメリカテロ同時多発後、これ以上の被害を出さないために、テロリスト集団タリバンを抹殺するために立ち上がった真実をもとに描くまさにアメリカ的な英雄賞賛物語。

映画としては
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