GATSさんの映画レビュー・感想・評価

GATS

GATS

https://filmaga.filmarks.com/writers/108
一応ライタア。

映画(872)
ドラマ(8)

クライ・ベイビー(1990年製作の映画)

4.1

クイアーの感覚と、ブルース、ロック。最後のカットのシークエンスにはなぜかはわからないのだが泣けるものがある。

やっていることは普通なのに、演出やキャラクターが面白いので、監督という仕事は実に素晴らし
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モアナと伝説の海(2016年製作の映画)

2.8

ディズニーには珍しい音楽、まさかの初のラップでは。

名前がモアナでなかったので驚きを隠せない。ドイツにいるからか?英語だったが。

MIND GAME マインド・ゲーム(2004年製作の映画)

3.3

昨日の今日も、今日の明日も、少し楽にしてくれそうな、何でも肯定してくれる映画。

なんと言うかこのフィロソフィーは嫌いではないが、楽観しちゃえばいいよなって言うところに落ち着いてしまうのがなんか割りと
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ロープ(1948年製作の映画)

4.0

内容は全くシアターで観られる劇なんだが、スゴすぎ。
効果的なアップや、開けるか開けないかの間、深く絞られた画の動き、最後の引き等あちらこちらで計算された画に声が漏れる。

欲望のあいまいな対象(1977年製作の映画)

4.0

男性の女性に対する欲望と違いというあまりにも普通のよくある話なのに、よくわからない二人一役というこのカオスと不条理、本当にアホらしいのに、癖になるしつこさ、くどさ。
バカだなー

赤い影(1973年製作の映画)

3.5

どう考えてもおかしいはずの演出が虚構を生み、恐怖を滲ませる。
何故かシークエンスの合わないモンタージュで語られる訳だが、それによってよりいっそう不条理と不安を煽る。
水の怖いこと。

犬ヶ島(2018年製作の映画)

3.2

愛は伝わるし嫌いではないんだが、確かにこれは何を言っているかさっぱり。
小道具や衣装などの細部にユーモアを加えるのがウェス・アンダーソンの良さの一つであると思うし、この作品でも確かにそれらは認められる
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アザーズ(2001年製作の映画)

3.0

暗闇のライトといい、外のブルーといい、画面に美しさはあるものの何せ中盤が落ちる。グダッているという訳でもないんだが、飽きる。

見せない良さを出して、(このオチの場合)最後には登場するという演出はまあ
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13 ラブ 30 サーティン・ラブ・サーティ(2004年製作の映画)

3.0

これはもうノリと雰囲気でやり過ごした映画としてみれば面白い、ただ余計なことは置いといて、衣装やショートコントが繰り返される演劇的なものを見る目で見てもストーリーは地味でクリシェ、新しさもない。
音楽も
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ファインディング・ドリー(2016年製作の映画)

3.0

浅くも誰にでも理解できるようなユニバーサルな要素を入れることで、理解させる安定的な作りがディズニーにはある。
まあ泣いた、がんばってる子ども。

ナイスガイズ!(2016年製作の映画)

3.3

あらゆるゴズリングが墜落する映画。
コメディとして面白く、二人がいい感じに機能してはいるんだが。

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.4

夏の北イタリアやプールや庭での会話など、ロングショットにいくらなんでも執着を感じるが、ラストのそれも含めて、とても美しい。

ただどう考えても、あの風景やラストのカットに、中途半端なインディーズ音楽っ
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ブルックリンの片隅で(2017年製作の映画)

3.0

やや期待外れ、特に序盤がまあ長い。
無駄なカットが多く長い、飽き飽きする。
ガンを煩った父親の存在や、ドラッグアビュース等、ゲイの苦悩、飽き飽き。

だがしかし、このストーリーや主人公の状況、言い訳説
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ブルーに生まれついて(2015年製作の映画)

4.0

マイルズを規格外な存在だという前提で配置し、彼の歴史や曲を一切流さないことで、チェット・ベイカーの不安を促すように思うが、Born to be blue結局これ。

ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)

2.9

CGはすごいと思うし、なんか映像もすごいことになってるんだけど、内容がとにかく浅すぎ。
ちょっと東南アジアがトレンドになってるからって、こういう使い方はダメ。
アクションもちょっと弱い。
ダメだよこう
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ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

4.1

左右、上下に分割され交わることのない関係性。

ラストのスコアとあの表情。
そして後に来る沈黙、時間経過のあるカットと、外された指輪。
一瞬、めんどくさいサスペンスかこ思ったらとんでもない作品だった。
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IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

1.5

見せない怖さではなく、敢えての敢えて、または裏の裏、見せる怖さ。
いや、さすがにやり過ぎ。

恐れが表面化され可視化される、みたいなモティーフはまあ理解できる。ただ、さすがに大人たち殺したらあかんやろ
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マザー!(2017年製作の映画)

3.6

ジェニファー・ローレンスに執拗にイラつかせ、カメラまで寄ってある種、ただの狂気的なホラージャンルかと思わせる前半。

とにかくこれがどのような映画かということを、口説いくらいに伝えて置いて、さらっと今
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ペット(2016年製作の映画)

2.8

ダックスフンドの動きだったり、ポッシュな猫のフラッフィな動きが凄いですよこれは。

クローバーフィールド/HAKAISHA(2008年製作の映画)

1.5

全編POVで、パニック物。

エイリアンの存在はせめて最後まで溜めて欲しいところだわ。

そもそも自由の女神の顔面が崩れ落ちた広告出しちゃってるのはいいけど、また映画で落としちゃう。それが特に大した映
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10 クローバーフィールド・レーン(2016年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

前作を観ていないので、何とも言いようがない。

長回しやアップなど、緊張感持ってくるのはいいんだが、これ必要か?この閉じ込められた話。
これこの"クローバー・フィールド"シリーズじゃなかったら、もう結
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.6

今作に全く関係はないが、正直ギレルモ・デル・トロの映画を一作品も観てない。

確かにこの作品だけで、この監督の異端的な性表現や性癖的なものには驚かされるが、なによりあの怪物のギョロっとした、またはヌメ
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バトル・オブ・ザ・セクシーズ(2017年製作の映画)

3.4

フェミニズムが盛んな映画産業に乗っかったって酷い聞こえ様だが、映画産業だって頑張るぞって応援です。

70年代に沿って作られた音楽だったり、黄色のトーンにしまった衣装なんかは嫌いじゃないし、まあ普通に
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

2.0

マイノリティを一種の性格や特徴だと捉えるところは納得できるんだけれど、これは絶対的にステージシアターで観せていただきたい。

"俺は俺〜"とか自信満々に歌われても、結局センター取るのはオーストラリアの
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ラッキー(2017年製作の映画)

3.3

皺を刻ませた偏屈なハリー・ディーン・スタントン。
セリフに頼りって、ドヤって顔でアップ、こっちもアァソウカってなる映画。

近松物語(1954年製作の映画)

4.5

「お前の今の一言で、死ねんようになった。」

家の梁や、縦横に並べられた扉の線。これらがうまいこと空間を作り、奥行きを作る。
日本における家族観、禁断の恋、ロードムービーかよって逃亡劇。

長谷川一夫
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砂漠のシモン(1965年製作の映画)

3.6

残念なのが、このシモンという男や、それにまつわる宗教的な話を全く存じあげない。

が、ブニュエルの無宗教的なアプローチからみた、キリスト教を小馬鹿にし、信徒さえ変な目で見るような、彼らの気まぐれな性格
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皆殺しの天使(1962年製作の映画)

4.6

やっとみたブニュエルの代表作。

部屋から出られないののは何故か、というとサスペンスだが、そうではなく、部屋から出られないのということがもう当然のよう仕向けられ、配置され、動かされるチェスの駒たちの不
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ハイ・ライズ(2015年製作の映画)

1.8

原作は面白いんだろうが、全く理解できない映画だった。

いらないストーリーや説明のつかないカットが多すぎるし、このカオスを資本主義の否定と象徴を意図した映画なら、もう結局最悪。

音楽の入れ方、曲と画
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ハッピーエンド(2017年製作の映画)

4.2

皮肉なハネケが考えそうなタイトルで、一体どんなハッピーエンドを魅せてくれるのか、割と時代に向き合った作品だった。

ハネケは、生と死、若者と老人の対比を好むように思うが、これもそういった類と言ってまず
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The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ(2017年製作の映画)

2.3

シビルウォー下、南部の女子学校に戦争を逃げ出した北部の白人がやってくる。
外部からの侵入によって、孤独化していた女たちの好奇心が爆発する、らしいのだが、なんかその割に孤独が説明不足だし、その好奇心がも
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男性・女性(1965年製作の映画)

3.8

映画と哲学。表面と内面。

カメラはジャン=ピエール・レオを追い続けているようだが、このインタビュウ形式の映画では、当時の人々の考える政治や恋愛、哲学の本質をついているようにも思う。

ミス19歳にイ
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