TakuYamamotoさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

TakuYamamoto

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オオカミの家(2018年製作の映画)

3.8

23-288-67
アップリンク吉祥寺
コロニア・ディグニダについての前知識があると、映画の解像度があがる。
ただ、そんなもんなくても(むしろ無い方が)、得体の知れないぞわぞわ感が高まるかもしれない。
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(2021年製作の映画)

3.7

23-287-67
アップリンク吉祥寺
「オオカミの家」同時上映。
えも云われぬ不穏さ。映画によるチリの反魂の術。

悪い子バビー/アブノーマル(1994年製作の映画)

4.0

23-286-66
新宿武蔵野館
一歩部屋から出たら、街が荒廃していてびびった。荒みすぎちゃう?徹底的に容赦なく、それでも優しさはある。装飾剥ぎ取った、剥き出しの人間。ユーモアもちゃんとあるし。えらい
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ロビンソンの庭(1987年製作の映画)

3.7

23-285
U-NEXT
映像センスが凄い。
冒頭のボロアパートの間取り、小物のカラーリング。
終盤、クミがチャリで爆走する坂道と、上に電車と街が配置されたショット。あれ凄い。そんでラストはモネ。
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ジャンクフード(1998年製作の映画)

3.7

23-284
U-NEXT
盲の婆ちゃんのシークエンスは粗い画質。
ガンギマリの飯島みゆき。
血と牛乳。
ちょんの間の赤い蛍光灯。
場末のガイジンbar。
町田康のどうにかなる。
DJ KRUSHの音
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アイスと雨音(2017年製作の映画)

3.7

23-283
U-NEXT
オールワンカットなんだけど、現実と演劇、時間をミックスさせて、転調のタイミングでMOROHAのラップをぶっこむやり方で、話をぐいぐい進めるのが凄い、よう思いついたな。

処刑人(1999年製作の映画)

3.6

23-282
U-NEXT
むっさ久々に観た。
やっぱウィレム・デフォーが最高。

現代やくざ 人斬り与太(1972年製作の映画)

3.7

23-281
U-NEXT
赤文字のクレジット、キレキレのカット、多用されるローアングル。躍動感半端ない深作欣二の演出。文太兄いの外道なんだけど憎めない謎キャラ。冒頭とラストに登場する赤飯がたまらない
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ニューオーダー(2020年製作の映画)

3.7

23-280
U-NEXT
格差社会を極限まで煮詰めたらこうなるっていう映画。冒頭のカットバック、緑色の強烈なイメージから、SFかと思いきや、全くそんなもんじゃなかった。どえらい。

神は見返りを求める(2022年製作の映画)

3.7

23-279
U-NEXT
なんとなくシニカルなブラックコメディかと思って観た。ムロツヨシと岸井ゆきのっていう先入観があったのかも。良く考えたら、吉田恵輔がそんなん撮る筈ないわな。ラストカットに痺れた
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0課の女 赤い手錠(1974年製作の映画)

3.6

23-278
U-NEXT
カット割りが目まぐるしく、映像の外連味が凄い。ラーメンと牛丼の交互食いで魅せる三原葉子!大物感が異次元丹波哲郎!主人公が実は全く役に立っていないので、しゃあなしで全方向に活
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怪談一つ目地蔵(1959年製作の映画)

3.5

23-277
U-NEXT
影の使い方とか、回転を効果的に織り込んだ演出が秀逸。
地蔵の一つ目が光った、と思いきやそれは蛍で、飛び立った蛍を捕まえようとすると女の首が池から出てくるシークエンス、ベタだ
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天安門、恋人たち(2006年製作の映画)

3.7

23-276-65
新宿武蔵野館
「ロウ・イエ監督特集上映」
安保闘争の頃の日本とダブる空気感。
暗闇の不鮮明さ、エロ、手持ちカメラ、ボートのシーンとかの急に大胆になるカメラワークが安定のロウ・イエ節
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任侠秘録人間狩り(2005年製作の映画)

3.3

23-275
U-NEXT
界隈の人らが、部活ノリでワチャワチャしてるのを愛でる映画。微笑ましく観ました。

ザ・キラー(2023年製作の映画)

3.7

23-274-64
アップリンク吉祥寺
任務しくったんでケジメ取らされた殺し屋が、ある種の逆ギレによって報復を決行する話であり、プロの殺し屋としては格好悪いこと甚だしいのに、フィンチャーのスタイリッシ
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ブレインデッド(1992年製作の映画)

3.8

23-273
頭おかしい。
グチャドロでど低能で悪趣味全開なのにポップ、という狂った作品。
神父がカンフー使いでむさくそ強いとか意味不明過ぎて脳が沸きました。
これに補助金を出したニュージーランドも、
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幻覚(2005年製作の映画)

3.7

23-272
U-NEXT
シャブ×密室山荘×幽霊×ヤクザ×森羅万象×竹内力!なんちゅう組合せ。ラーメンと寿司とソフトクリームの組合せみたいなもんで、普通に考えればドC級Vシネにしかならない筈なのに、
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仕掛人・藤枝梅安2(2023年製作の映画)

3.6

23-271
日本映画専門チャンネル
一作目だけ観て、本作は劇場で見逃してたところ、確り日本映画専門チャンネルでやってくれました。あざます。ハゼ鍋が旨そうでね。
一作目同様、原作のエピソードミックスで
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キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

3.8

23-270-63
吉祥寺オデヲン
200分超えのど長尺なので、用心してビールも入れずに観た。けどこれ飲んでも良かったかも。派手さはなく、むしろ抑制された画面、演出を貫きながら、全くダレることなくラス
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謝肉祭まで(2021年製作の映画)

3.4

23-269
U-NEXT
美術が良い。もっそい演劇的。なので、映画である必然性をあんまし感じなかった。
円井わん、味があってほんまいい。

竜二(1983年製作の映画)

3.9

23-268-62
テアトル新宿
たまらん。
金子正次の上目遣いのギラギラした目。ドスのきいた声。堅気になったことに浮かれ、旨そうにビールを煽り、しかし浮わついた気持ちは永続きせず、先のないチンピラ稼
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シック・オブ・マイセルフ(2022年製作の映画)

3.7

23-267-61
アップリンク吉祥寺
こうなりたい、こうありたい、こう視られたいっていう自分像と、現実とのギャップが肥大化して、行き着くとこまで行き着いたヒロイン。なんと空疎。これ刺さる人、結構いる
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ネズラ 1964(2020年製作の映画)

3.0

23-266
U-NEXT
何というか、リキ入れるポイントがへんてこというか、オープニングとエンディングに全力を注いで、本編を安っぽい再現ドラマにしていて、本来ならもっとこう鼠、ノミ、締め切り、予算…
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ぐしょ濡れ美容師 すけべな下半身(1998年製作の映画)

3.5

23-265
日本映画専門チャンネル
川瀬陽太のすっとぼけた味わいが良い。ひょっとしたらラスト血を見るんじゃないかと冷や冷やしたが、まさかの清々しいブルーのパンティからのでっかい虹で締めてくるとは。

ヒンターラント(2021年製作の映画)

3.7

23-264
U-NEXT
兎に角美術と映像の拘りと癖が凄い。歪んだ建物、斜めの床、人工的な悪夢の世界。
あと、本作でFilmarks1000マーク。やったー。

夫がツチノコに殺されました。(2017年製作の映画)

3.5

23-263
U-NEXT
まさかの着ぐるみつちんこから、つちんこ関係ない底辺の人らがわらわらして涼川絢音が人間性を回復する(喪失する)物語。そういえば今日ハロウィンやった。

ボーイズ・オン・ザ・ラン(2009年製作の映画)

3.7

23-262
U-NEXT
銀杏BOYZの主題歌がラストに流れて、よっしゃ来たーって気になる。タクシードライバーにはなれない、そこらへんの名もない僕らの話。そら堪らんですよ。観てたら何か、歯の詰め物取
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フリークスアウト(2021年製作の映画)

3.7

23-261
U-NEXT
フリークスサーカス団対ナチス!というだけでごはん三杯いけるお膳立て。おさげの感電少女が可愛い。磁石人間のチンコが巨根とか、ディテールが素敵。人間大砲もミュンヒハウゼン的で楽
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くるりのえいが(2023年製作の映画)

3.7

23-260
U-NEXT
初期メンバーのやりとりが尊い。
新作アルバムのレコーディングに併せて、かつてのMVもインサートされてて、これがまた良い。佐藤征史から、ポジティブな意味にせよ「焼き直し」って
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道で拾った女(2023年製作の映画)

3.8

23-259-60
K's cinema
悲壮なんだろうけど。
悲壮感のない、夢みたいな、ひとときのロードムービー。とにかく、いまおかしんじの映画みたら、何か無性に缶酎ハイが飲みたくなる。本作でヒロイ
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神田川淫乱戦争(1983年製作の映画)

3.7

23-258
DVD
これはいかん!
画面を縦に二分する神田川、橋を渡らず、川を越えて乗り込む女子コンビ、その横移動。朗らかな音楽。すっとぼけたモノローグ。素晴らしい。
ラストも最高。

(2006年製作の映画)

3.5

23-257
DVD
窓からビューンって飛び去る幽霊。
これだけでもうスンバらしい。

狼は天使の匂い(1972年製作の映画)

3.8

23-256
U-NEXT
ハードボイルドフレンチアクションかと思ったら全然違った。
冒頭のルイス・キャロルによる「我々は眠りに就く前にむずがる年老いた子供に過ぎない」って文句が全編に貫かれてる。
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シャニダールの花(2012年製作の映画)

3.5

23-255
U-NEXT
「生きてるものはいないのか」をより内向的にしたような作品で、当時の石井聰亙の終末感みたいなものが感じられる。
女体から咲く花ってモチーフなので、もっとエロに振って欲しかった
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たまもの(2004年製作の映画)

3.8

23-254
DVD
全編ほぼ台詞なし、佇まいと目線とセックスシーンだけで映画を成立させてしまう林由美香の圧倒的存在感。やばい。

バタリアン2(1987年製作の映画)

3.3

23-254
U-NEXT
あれ?こんなんやったかな…昔金曜ロードショーで観たの、完全に記憶喪失してたけど、あのテーマソングバンバン流れてた記憶あるんやけど。