Tallowさんの映画レビュー・感想・評価

Tallow

Tallow

「映画は2時間前後の仮想人生」駄作、傑作問わず、作品を見るとこで自分以外の物の感じ方を理解できるようになれると信じています。
キモになるネタバレはせず、観てない人は観たくなり、観た人はほくそ笑む。簡潔な文章の練習のために始めた鑑賞記録。鑑賞メーターの過去ログは飛んでしまいましたが、気がつけば10年経ちました。文章全然上手くなってねー^_^
端的にいうと「微笑ましくない」映画が好みです。
ベストムービーは例のごとく今年(2019年)に見た映画限定で更新しました。

映画(409)
ドラマ(2)

アラジン(2019年製作の映画)

4.6

ディズニーアニメの中で最愛の一本「アラジン」の実写化。出張の旅の途中で字幕版を鑑賞。
劇場で観る予告編は更新されるたびに「おいおい、大丈夫か!?」感を煽り続けてくれていたので正直なところかなりハードル
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ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)

4.4

気がつけば4ヶ月弱振りの劇場鑑賞。候補はたくさんありましたが、良くても悪くても問題作品が見たかったので即決でこの作品でした。
トリアー監督作品で150分越えってことは体感時間で8時間くらいを予想してい
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アラジン(1992年製作の映画)

4.5

金曜ロードショウにて。
ディズニーアニメ史上最高傑作。かつてはDVDを購入し、月一の頻度で観ては日々のストレスの様なものを完全に消し去ってくれる自分の生活に欠かせない作品でした。些か狡猾なアラジン、少
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ANTIPORNO アンチポルノ(2016年製作の映画)

3.3

日活ロマンポルノリブートシリーズ第3弾。
ここ最近の園子温監督作品の中では監督が「買われた」感が比較的少ないのはとても好印象。かつての監督の製作スタイルである「家賃(を払う為の)映画」にとても近いよう
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いつだってやめられる 闘う名誉教授たち(2017年製作の映画)

4.0

「馬鹿と天才は紙一重」シリーズ完結編

物語の結びに向けて笑い要素は少なめですが、それでも有り余るカタルシス。3本とも単体としても充分な娯楽要素を満たしているので順番まちがえて観ても楽しめます。脚本、
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いつだってやめられる 10人の怒れる教授たち(2017年製作の映画)

4.0

いつになってもやめられない物語。
オーシャンズが一流だとすれば二、いや三流のクライムムービー。

前作を上回る面白さ。最高の頭脳らしくそれぞれ個性的な神経質っぷりが笑いを誘います。一般的なイタリアンジ
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クリード 炎の宿敵(2018年製作の映画)

3.9

観てる側のモチベーションを完全に支配する音楽がズルい!!
三試合構成はシリーズ初なのではないかな?このシリーズでは必須ではありますがファミリー要素が多かった様に感じます。もちろん新しいシリーズなのでロ
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拷問男(2012年製作の映画)

3.6

シナリオは王道パターンですが、グロ量と痛量はトップクラスのボリュームです。序盤の「誰が拷問男なのか?」の段階でエンジニアリング的な器具作成のカット、娘の成長過程や人物相関図を短い時間でうまく描写できて>>続きを読む

ロッキー4/炎の友情(1985年製作の映画)

3.4

クリード2の予習も兼ねて鑑賞。
スポーツに政治を持ち込んでおいて「みんなは変われる」って言う不埒な作品ですがロッキーバイアスによって形になっています。国を誇りに思って闘うのはカッコいいけど相手を憎んで
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バイオハザード III(2007年製作の映画)

3.5

1、2、3一挙放送の最後だけ鑑賞。シリーズ中一番アクションとドラマのバランスが良い3。ミラの初々しさこそ無いですが、ククリナイフのアクションシーンは最高です。4で本格的に牙を剥くウェスカーが出てくるた>>続きを読む

イット・カムズ・アット・ナイト(2017年製作の映画)

3.3

映画の世界では珍しく潜伏期間が数日あるウィルスパンデミック作品です。数日間の潜伏期間に起こる人間の疑念を描こうとしているのですが、感染から発症までの時間がほとんど省かれているのが残念ですね。
結局追い
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テリファイド(2017年製作の映画)

3.6

ダイレクトなまでにグロいの見せてる割にチラ見せの怖さがボヤけなかったり、脚本の雑さ加減も感じますが面白いのは一定の基準以上のクリーチャー造形の丁寧さができている点に他ならないと思います。
金属食器の新
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スターリンの葬送狂騒曲(2017年製作の映画)

2.9

スターリン死後のおじさんたちのすったもんだ。
スターリンがどの様に悪いやつで、どの様に凄いやつなのかはあまり描かれてい無いので「リストに載るぞ」の怖さもふんわりしか伝わってきませんね。
ソ連なんて言葉
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ヘイト・ユー・ギブ(2018年製作の映画)

4.0

人種差別が主軸の作品ですが、アメリカ警察が嫌われる理由映画。
多くの被差別者はどんなに怒り、叫んでいでも現状に巻かれる状況を飲み込むしかないと根っこの部分では諦め気味ですが、ラスト、スター(役名)は闘
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グラウンド・デス(2018年製作の映画)

3.2

取材で地下深くのトンネル工事現場に来たリー。
ところどころ閉塞感のある現場で火災発生。「ここの中なら安全」と言われ2人の作業員の居る圧力カプセルの中に避難するも……

なんとも息苦しい作品です。閉所恐
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ゲヘナ(2016年製作の映画)

3.0

面白くないわけではないけど中盤のパートがいちいち長くて眠気を誘います。大自然の美しさとかこの作品に必要あるのかな?と思うカットとか「せっかく来たんだし…」感。若干の貧乏くささを感じます。スタジオ撮影だ>>続きを読む

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

4.5

「籠の中の乙女」「ロブスター」から通算3本目のヨルゴス・ランティモス監督作品。序盤は薄気味悪さは控えめだなぁと見ていました。ただ。なんとなく倒錯気味な雰囲気だけは感じます。暗闇の中の平均台をすり足で歩>>続きを読む

いつだってやめられる 7人の危ない教授たち(2014年製作の映画)

3.6

3作あるけど面白ければ…と思い第1作を観賞。これはシリーズ全部見たいですね。
インテリ合法ドラッグクライムコメディ。2コママンガ的「フリ」→「オチ」のスピード感が楽しいですね。薬屋襲撃シーンとか馬鹿馬
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.2

パルムドール受賞納得の傑作。明確な「幸せ」がそこにはあったので万引きを断罪したくなくなります。
一流の俳優が多数出演していますが、無駄遣い感が一切ない点が高評価の多さに繋がっているような気がします。
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.4

母親の熱演感父親の不憫感のコントラストが良いですね。
悪魔崇拝的なホラーでいうとサスペリアと同時期の作品で、微に入り細に入りよくできていますが、個人的にはこのジャンル、嫌いではないですが、持っていかれ
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グッド・ネイバー(2016年製作の映画)

4.2

内容に関しては触れません。ネタバレ厳禁の作品は数あれど、ここまで緻密かつ奥行きのある脚本が抜群に冴えています。何の賞も取ってないのが不思議です。
ミスリードを誘うパッケージすらつや消しになります。是非
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スリーデイズ・ボディ 彼女がゾンビになるまでの3日間(2013年製作の映画)

3.5

再鑑賞。パッケージ、タイトルにあるようにゾンビなる3日間のお話です。
最初にスクリーンに映し出される美形の主人公の女の子の姿をしっかりと頭に焼き付けてください。

絶 対 忘 れ ま す
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ライフ・オブ・ザ・パーティ(2018年製作の映画)

3.4

「天才メリッサの元気が出る映画」
純粋なアメリカンコメディは普段あまり観ないのですがなかなか楽しげ。自傷ネタ満載で誰も傷つかないのも良いですね。
日本人キャストとか想像するとこれまた楽し。
古典的です
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クワイエット・ボーイ(2015年製作の映画)

3.2

スペインかと思いましたがイタリア作品なのですね。クズさ加減容赦なし…^_^
中でもお母さんが相当キてますね。綺麗ですが引くレベル。
ネタバレは極力少なくしたいのですが、「字幕」と「吹替」はどの様な事情
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ババドック 暗闇の魔物(2014年製作の映画)

3.6

絵本で姿が描かれて名前がついているとホラーやクリーチャーものとして捉えてしまいがちですが、単純にストレスからの不眠による幻を題材にしたサイコ作品。
ホラー映画と期待すると肩透かしにあいますね。サイコ作
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インサイド(2016年製作の映画)

3.0

面白いとは思うけど突き抜けているかと言われれば何も突き抜けていませんね。
鏡の破片装備からのバスルーム出てからはどう考えても銃装備タイミング多数あるのになぁ、銃社会国家が舞台だし、そうでなかったとして
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ドリーム(2016年製作の映画)

3.9

宇宙計画でロシアに溝を開けられ窮地に追い込まれたNASAを支えた3人の天才たちの物語。
声をあげないと勝ち取れない国ですね。
サラッと描かれてましたが彼女たちの日常生活てつきまとうじくじたる気持ちを思
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死霊館のシスター(2018年製作の映画)

2.0

いざという時役立つ武器選手権
キリストの血vsショットガン

眩しいほどにB級ホラーでした。
セット動かすよりカメラ動かす方が安上がりですもんねぇ、でもその画角の中で演じる役者がそれを理解しきれていま
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レディ・バード(2017年製作の映画)

4.2

公開当初パッケージの煌びやかに着飾られた少女とタイトルをみて「女チャーリー・パーカー」=ジャズの映画かと思っていましたがどうやらそうでは無さそう…位の前情報のみで鑑賞。
「意識は高いが現実が追いつかな
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スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

4.5

中3日で二度目の鑑賞は字幕版3D+MX4Dで。
グエンの印象が若干変わりますね。
遅ればせながら4D初鑑賞。最先端の映像を最先端の再生機器で観ると言う意味ではベストなチョイスだった様に感じます。これま
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テルマ(2017年製作の映画)

2.8

問題の根源がなかなか見えて来ず、ホラーなのかスリラーなのかサスペンスなのかを保留されたまま80分くらい進みます。ま、青春描写が主たる内容ですが冗長さを感じてしまいます。更にハラハラっと謎が解けていく訳>>続きを読む

ヴェノム(2018年製作の映画)

3.6

サム・ライミスパイダーマン以来のヴェノム。
素早いテンポのストーリーに合いの手の様に差し込んであるヴェノムのセリフがいちいち面白い。あの凶悪な姿からは想像できないくらいファンキーな奴。話せばわかる悪役
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ライフ・アフター・ベス(2014年製作の映画)

3.3

ウォームボディ〜男女逆転
感染系ではないので無尽蔵に増殖するゾンビではないのが見る集中力を続かせてくれますね。「屋根裏とスムースジャズが好き」という新たなゾンビルールを投入しましたが、さて浸透するかど
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デーモン・インサイド(2018年製作の映画)

3.6

ジャケ借りしましたが、割と当たり作品でした。
サイコパス発動してから最初の美人カップルを思い出せなくなるほど表情が豹変します。
カナダ版「冷たい熱帯魚」の様相ですが、でんでん越えなりませんでしたね。殺
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ファースト・マン(2018年製作の映画)

3.5

デイミアン・チャゼル監督作品といえば、うまくいけば楽しい事がうまくいかず、どうにもならずに苛立つ主人公を求めてしまいます。
なのでドラマ的には必然的にパーソナルな物がハマる監督の様な気がします。が、し
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ドント・ヘルプ(2017年製作の映画)

3.4

緊張感、恐怖、翻弄、音、造形、どれも一流ではありませんが総合的に映画としてバランスの取れたハイクオリティB級ホラー作品でした。
この手の作品にはこの言語が座りがいいですね。しっかりトドメをさしてくれる
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