ちかミさんの映画レビュー・感想・評価

ちかミ

ちかミ

映画(591)
ドラマ(12)

ザ・レポート(2019年製作の映画)

3.7

「ゼロ・ダーク・サーティ」「スノーデン」を思い起こすポリティカル・スリラー。CIAが隠蔽していた、ムスリムへの非人道的な虐待の真実に迫る。実話ベース。

9.11で失墜した権威を取り戻すべく、テロリス
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英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン 2018/2019「ドン・キホーテ」(2019年製作の映画)

2.5

キトリがちょっとイメージと違いました。
バリエーションは流石に上手いけれど、まるでコンクールの演技のよう。

踊りの巧拙は勿論大事ですが、それ以上のサムシングが欠けていて、ドンキの話の面白さはあまり感
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アド・アストラ(2019年製作の映画)

3.8

太陽系の端っこまで行かないと当たり前のことに気がつけなかった男の話。

海王星の軌道付近で取っ組み合いの親子ゲンカするのは超おもしろいです!
この作品はSFかと言われれば違うかなー笑

ブラッドピット
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失くした体(2019年製作の映画)

3.8

切断された手が街並みを彷徨う。
手が物に触れるたび、蘇る過去の記憶。

本来あったであろう場所、世界、幸せから断絶されてしまった絶望から未来を見出せるのか。
静から動への転調が素晴らしくラスト引き込ま
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僕たちのラストステージ(2018年製作の映画)

4.0

ローレル&ハーディの映像はyoutubeなどを探せば見つかりますが、半世紀以上前のコントが面白いかと問われれば、正直面白くはない。

本作は、最晩年を迎えたコメディアン2人の友情と絆を、彼らの予備知識
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ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方(2018年製作の映画)

4.0

カリフォルニアでエコファームを運営する夫婦のドキュメンタリー。

死んだ土地に水を引き土壌改良を進め、自然のライフサイクルに沿った農場を作り上げるまでを描く。

生態系を学び、害虫やコヨーテ、カリフォ
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アナベル 死霊博物館(2019年製作の映画)

3.0

アナベルの女子会。

アナベルが戯れに女の子達を驚かしてキャッキャうふふのパジャマパーティー。

みんなカワイイ❤

好きにならずにいられない(2015年製作の映画)

3.9

自分の世界に閉じこもる童貞中年男性の恋物語。

大きな体に優しい心を持つフーシは、職場ではからかわれ、子供と遊べば誘拐犯と間違われる。自分を閉ざし孤独な毎日を過ごす。

恋愛未経験のフーシは少し優しく
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魂のゆくえ(2017年製作の映画)

3.5

カルヴァン主義の牧師が発狂する話。

信仰、環境問題を絡めた体ですが、結局は、たかだか自分のことばかり思案していていいご身分だなあと思いました。
苦悩して罪を背負って自殺して天国行けてよかったねー☆
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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.2

ネタバレあり。

なんていうかフツーでした。

セーフティネットにこぼれる社会弱者。自己責任論と理解されない病、偽善に格差社会。希望はことごとく絶たれ・・
希望がない故に救われた男の話。

ええーー?
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The Souvenir(原題)(2019年製作の映画)

3.5

ジョアンナ・ホッグ監督の自伝的メモワール。A24配給。

「レディ・バード」でも思いましたが、自伝は予備知識なしだと分かりにくい部分があるのは確か。

設定がパーソナルでも、映像作品である以上普遍性が
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Mid90s(原題)(2018年製作の映画)

4.0

スケボーとヒップホップがクールだった90年代のL.A。
13歳の男の子がローカルのスケボーチームと仲良くなり、タバコ・アルコール・ドラッグ・女の子を知るようになる。

少年の兄ちゃんの部屋には、ヒップ
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

4.5

これはスパイク・リー監督の最高傑作だと思う。

「ドゥ・ザ・ライト・シング」と異なるのは、あくまでも娯楽映画として成立している点。KKKはかなり誇張してマヌケに描かれているし、際どい人種ジョーク満載で
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.0

「リアル」「共感できる」との声が多い作品のようですがマジですか?どんな異世界にお住みなのでしょうか?

空っぽの女が自分を埋めるためにしょうもない男に依存する話。

甲斐性なしのマモちゃんは、執着する
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エリック・クラプトン~12小節の人生~(2017年製作の映画)

3.5

収録されたエピソードは有名なものばかりで新たな発見はないけれど、年代順に並べられるとやはり圧倒的な質量を感じさせる。

最高のギタープレイとは裏腹に、常に欠落部分を抱える甚だ不安定なメンタルの持ち主だ
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サラブレッド(2017年製作の映画)

3.5

ランティモスっぽさが漂うダークなティーン・コメディ。会話劇メインの単調な展開に眠気を覚えつつ鑑賞。ただし主演2人はひたすらカワイイ!大分病んでますが…。

代理殺人プランはヒッチっぽいし、ティーン女子
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クロール ー凶暴領域ー(2019年製作の映画)

3.4

モンスター(ワニ)パニック映画。
自宅バスルームで「最強の捕食者」巨大ワニと戦うwww

驚かせてくれるし、笑わせてくれるしで、みんなでキャッキャしながら観られて楽しかった。
デスロール待ちからのガブ
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ハーダー・ゼイ・カム(1973年製作の映画)

4.0

45周年リマスターがいつの間にかリリースされており再見。

本編は70年代前半のブラックムービー、そのジャマイカ版で今更どうこう言べきものではないけれど、「シャフト」「スーパーフライ」同様サントラが素
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プライベート・ウォー(2018年製作の映画)

3.5

伝説の戦場ジャーナリスト、メリー・コルヴィンのバイオピック。最前線での危険極まりない取材を天職とし、2012年シリアで命を落とすまでを描く。

取材に向かうモチベーションは「世界に戦場の現実を伝える」
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デトロイト・メタル・シティ(2008年製作の映画)

3.5

好きな男性のタイプは?と聞かれると「インテリ眼鏡」と答えていますが心の中では「本当は白塗り」と思っている私は早くジョーカーを観たいけれど行けないフラストレーションをクラウザーさんで晴らす。

音楽がち
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トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

3.4

CGすごいなー、すごいなーって言ってたら終わった。

スカートを捨て自立する女。
「役割」を捨て生き方を選ぶ。。
うるさいうるさいうるさ〜い!!これトイストーリーでやる意味ある?
そんな人間目線の説教
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フリーソロ(2018年製作の映画)

3.8

アレックスはとてもストイックで、ユーモアのセンスもある魅力的な人物。自身のメソッドを持ち、繰り返しルートを確認し偉業を達成する。

それにしてもクライマーの世界は常人には理解し難い。一体何故命を賭けて
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Support the Girls(原題)(2018年製作の映画)

3.5

舞台はフーターズのようなスポーツバー&グリル。店の売りは3B(boobs、brews、big-tv)という所謂「ブレストラン」。

マネージャーのリサ(レジーナ・ホール好演)は、バイトの女の子や常連客
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.5

ダニー・ボイルの軽快な演出が良く、ファン向けの細かいくすぐり満載で楽しかった。

なかなか「Let It Be」を歌えない下りや、エド・シーラン(本人!)との作曲勝負で「Long And Windin
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Her Smell(原題)(2018年製作の映画)

2.5

設定は90'sグランジ/パンクシーン。架空のバンドShe Somthingの崩壊と再生のドラマ。

前半は、バンドの成功がフラッシュバックで挿入される以外は、楽屋のシーンがメイン。リーダーのベッキーが
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天国は、ほんとうにある(2014年製作の映画)

1.0

牧師の子供が臨死体験し天国に行ってきた話。実話ベース。
割と本気で気持ち悪い。
幼い子供を偶像として祭り上げて言葉を広める新興宗教みたいになってしまっていて、真面目なクリスチャンはこの作品を見てどう思
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ゼイ・シャル・ノット・グロウ・オールド(2018年製作の映画)

4.0

帝国戦争博物館に所蔵されるWWIの映像をリストアし、カラー&3D化。音声は軍人のインタビューを被せたかなりの労作。監督は「ロード・オブ・ザ・リングス」のピーター・ジャクソン。

WWIは史上最も死者が
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ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

3.0

2008年11月に起こった「ムンバイ同時多発テロ」に基づくドラマ。イスラム過激派グループの凶行により170名余りが犠牲となった凄惨な事件。

実際の映像を一部使用しドキュメンタリーっぽく見えるけど、メ
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ハミングバード・プロジェクト 0.001 秒の男たち(2018年製作の映画)

2.5

「ハミングバード・プロジェクト」とは、ストックマーケット上の数ミリ秒のアドバンテージにより、巨額の富を稼ぎ出すのが骨子。具体的プランは、カンザス~NJを直線で結ぶファイバーケーブルの設置。

一攫千金
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しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス(2016年製作の映画)

4.0

孤児院育ちのため愛情表現の仕方も分からない無骨で粗野なエベレット(実は繊細で優しい)と重度のリウマチを患い孤独なモード(実は奔放で自由で強い)。
亭主関白なエベレットのもとで、なんやかんや好きに生きる
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娼年(2018年製作の映画)

1.0

娼夫がエチーしてるだけの映画。
実質もなければ品位もない空っぽ作品。
女性を知らない男性が思う女性の性欲って感じでアホです。
娼夫なのに最後まで下手くそでビックリしました。
あんな下手っぴが有料・・・
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Echo In the Canyon(原題)(2018年製作の映画)

4.0

「フォーク・ロック」発祥の地、ローレル・キャニオンにスポットを当てたなかなかマニアックなドキュメンタリー。

ホストのジェイコブ・ディランが、1964〜65年当時を知るミュージシャンとのインタビュー、
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シークレット・サンシャイン(2007年製作の映画)

3.9

信仰は人を救えない、それどころか更に苦しみを与えてしまうことがあることをサラッと描いてしまっています。
ラストに本質とも言えるような救いが用意してあり、なかなか懐の深い作品だなあと思いました。

宗教
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ベン・イズ・バック(2018年製作の映画)

2.5

ジャンル的にはファミリードラマなんだろうけど、犬が消えてから一気にスリラーへと転調し、なんだか散漫な印象。

この家族のとって付けた感(特に父親)、ジュリア・ロバーツ演じる母親の毒親っぷり、ヤバイ筋と
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ブルーノート・レコード ジャズを超えて(2018年製作の映画)

3.5

ブルーノートといえば、やはりフランシス・ウルフのモノクロ写真、ジャケットのアートワークと切り離しては考えられない。一般のジャズのイメージを決定付けたレーベルだと思う。

レーベルヒストリーを駆け足で紹
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ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

4.5

2000年以降のアレン作品では、本作と「ブルー・ジャスミン」が好き。

パリを舞台とするアレン版「バック・トゥ・ザ・フューチャー」的プロットで、ヘミングウェイ、ピカソなどをイジるギャグが冴えてます。
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