ちかミさんの映画レビュー・感想・評価

ちかミ

ちかミ

リスペクト(2021年製作の映画)

3.0

幼少時から72年の「Amazing Grace」まで。キャリアの中から主要部分をつまんで、人種問題はじめ現代のトピックに寄せた感じ。

アレサ役は、やっぱりこの人しかいないと思わせる熱演でした。ただ、
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ザ・ビートルズ:Get Back(2021年製作の映画)

5.0

欠けていた古いパズルのピースが全て埋まった気持ちよさ。

TV特番を契機にバンドの結束を固め、再起を図ろうとするポールの目論見が空回りし、険悪な雰囲気が漂うトゥイッケナムは,映画同様に観ていて辛い。
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PASSING -白い黒人-(2021年製作の映画)

3.8

メインは黒人女性2人で設定はジャズエイジのNY。passing=白人振りという意味。

「黒人医師とハーレムに住む女性」「白人レイシストと結婚した奔放な女性」二人は高校のクラスメイト。

対照的な立場
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tick, tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!(2021年製作の映画)

4.0

「イン・ザ・ハイツ」に続くリン=マヌエル・ミランダの最新作。
ジョナサン・ラーソンの自伝的ワンマンショウ「チック、チック…ブーン!」を中心に据え、その作家性にフォーカスした作品。

20代の全てを捧げ
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まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

2.0

全員変やし全員普通だと思いまーす。
みんなすごいなーと思うしみんな凡庸だなーとも思いまーす。
それが普通です。それだけの事です。

小泉孝太郎ハマり役。

パンとバスと2度目のハツコイ(2017年製作の映画)

1.0

「ちょっとづつずれてんだよなぁ」
この作品の事やろがと思ってしまいました。本当はちょっとどころではないズレっぷりだと思いました。

エモい認定されてるものって総じてきもちわるー。趣味に合わない。
エモ
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サンドラの小さな家(2020年製作の映画)

3.2

観ていて思い出したのはケン・ローチ作品。夫のDV、離婚調停、親権争いという重いテーマで、主人公の決意の象徴がDIYの家というお話。

アイルランド人気質「メハル」は、日本人には理解しやすい気がします。
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魔女がいっぱい(2020年製作の映画)

1.5

人間をキュート&シャイニーなネズミに変えてくれるなんて天使かよと思いました。いいなーいいなー。
副反応の高熱で頭が動かなかったから最後まで観れたようなものでした。

ウィリーズ・ワンダーランド(2021年製作の映画)

3.0

明らかに低予算でカルト狙い。脚本、カメラワーク、音楽どれをとっても二流感満載。なんでこんな映画に出演するんだろうと思いましたが、プロデューサーのクレジットにニコケイの名前が!多分こういうの好きなんだろ>>続きを読む

ビルド・ア・ガール(2019年製作の映画)

3.4

ワーキングクラスの冴えない16歳女子が、音楽ジャーナリズムの世界を知り成長するコメディ。ビーニー・フェルドスタインがすごく良かったです。とても高校生には見えないけど…。

スノビッシュな音楽シーンで毒
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.4

聴覚障碍者家族のドラマで、元はフランス映画「エール」。

笑いあり恋愛あり涙あり。程よくまとまった作品なので、サンダンス観客賞には納得。

健常者は障碍者の世界を理解できないし、逆もまた然り。クライマ
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フリー・ガイ(2021年製作の映画)

3.5

ゲームのモブキャラがAI化して、リアル世界に影響を及ぼし、ゲームのパクリ疑惑を追求していく話で、ベースにはロマンスあり。

「トゥルーマン・ショー」のメッセージ抜き版という印象で、ライアン・レイノルズ
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おんなのこきらい(2014年製作の映画)

1.8

可愛くなりたいからと髪を伸ばせばラモーンズになってしまうし、男受けするネイルを考えてもウルヴァリンの爪しか思い浮かばなくてカワイイを作ることすらできない私からすれば、可愛いを体現できるだけで充分存在価>>続きを読む

Driveways(原題)(2019年製作の映画)

3.7

亡くなった姉の家を売りに出すため、遺品の片づけに来た母子。9歳になる少年コディが、隣に住む老人と交流し、成長していく人情話。

妻に先立たれ食事はオートミールばかり。日中は公民館でビンゴするくらいしか
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Everybody's Talking about Jamie~ジェイミー~(2021年製作の映画)

3.0

LGBTうんぬん、自分らしさうんぬん、、はもうお腹いっぱい。

ただ、自分らしさを突き通すと嫌われ者になるということ、自分本来のものを押し出して通る程社会は甘くないということも描写していて、周りへの配
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イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

4.2

「ハミルトン」に続き、リン=マニュエル・ミランダの大ヒットミュージカルが映画化。監督は「クレイジー・リッチ」の人で、ミランダはかき氷屋でカメオ出演しています。

ワシントンハイツのヒスパニック街が舞台
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マシュー・ボーン IN CINEMA/ロミオとジュリエット(2019年製作の映画)

3.5

家同士の対立から生まれた悲劇という原作をすっ飛ばし、近未来の更生施設が舞台。斬新な振付けとダンサーたちの身体能力の高さはホントすごい。

クラシック版のバルコニー甘々シーンのようなロマンティックさに欠
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Pig(原題)(2021年製作の映画)

3.7

オレゴンの山林でトリュフハンターを営むニコケイが、拉致られたトリュフ豚を奪い返すべく街へと出向く。

久々に正統派の重厚な演技が堪能できる作品で、ニコケイの実力を再認識。とはいえ、途中でブチ切れて暴れ
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サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)(2021年製作の映画)

5.0

1969年「ハーレム・カルチュラル・フェス」のドキュメンタリーで監督はThe Rootsのクエストラブ。

ウッドストックのテーマが反べトナム戦争だったのに対し、こちらは反人種差別。当時社会の変革期に
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寝ても覚めても(2018年製作の映画)

1.5

冒頭から朝子が「バク!」と呼ぶたびに「大和田…」が脳裏をよぎり、最後までちゃんと真面目に観れるのだろうかと不安になる。

一目で衝動に駆られて恋に落ちてしまうパターンと、徐々に人を知って好きになってい
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ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

4.0

前作を遥かに超える娯楽大作で楽しい!
それぞれキャラ立ちは申し分ないし、ギャグかなり多め。
やっぱりマーゴット・ロビーが最高に良い。制作が数年後だったら、多分演じられなかったと思う。

悪党とはいえ、
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獣の棲む家(2020年製作の映画)

3.0

ネタバレあり。

テーマは移民で手法がホラー。移民の人たちが背負っているモロモロを「ゴースト」として表現した着想がよい。

それにしても、奥さん強すぎるわ。

バーブ&スター ヴィスタ・デル・マールへ行く(2021年製作の映画)

3.0

おばちゃんがフロリダではっちゃけるコメディ。
話はテキトーで「スパイキッズ」「オースティンパワーズ」程度。主演2人のトークが楽しい。

バナナボートやパラセール、スキューバもいいけれど、やっぱり深海の
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ロマンスドール(2019年製作の映画)

3.0

「南極2号」ではなく「そのこ1号」を作る話。

あざとさは気になりましたが、笑いありキュンあり切なさありで楽しめました。

美人。。。は無理だけど清楚(風)と料理上手と夫を立てるとスケベはイケそうなの
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バクラウ 地図から消された村(2019年製作の映画)

3.8

開始30分は何の映画か分からず、UFOが出現したのでB級SFかと思いきや、後半は完全に西部劇。近未来というより70年代っぽく、辺境感や部族っぽさが効いてました。

村を襲撃する理由は一応説明されるけど
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フジコ・ヘミングの時間(2018年製作の映画)

1.0

私がクラシック音楽に求めるのは「良い気持ちにさせてくれる」「何かが心に残る」ことなので、彼女の演奏を求めることは今後も無いなと確信しました。
演奏に興味を持てないのに、その演奏家の「人生」に興味を持て
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とっととくたばれ(2018年製作の映画)

3.4

タランティーノが開拓したジャンル「ヴァイオレンス・コメディ」のロシア版。

恋人から父親殺しを頼まれハンマー一丁で自宅に殴り込むが、相手が警察の猛者で返り討ち、という発端。

ネタバレになるので以下伏
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コンクリート・カウボーイ: 本当の僕は(2020年製作の映画)

3.2

主人公は放校になった15歳の不良少年。母にも見放されフィリーに住む父親の元に送られる。友人の手引きでギャングになるか、カウボーイになるかの二択が並行しつつ話は進む…。

黒人カウボーイ・コミュニティが
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荒野にて(2017年製作の映画)

3.4

父子家庭でネグレクト。相当クソだった父親が不倫してサモア人に刺され死亡。一人ぼっちになった16歳の男の子が伯母を訪ねて荒野を彷徨うロードムービー。

相当悲惨な境遇には同情するけれど、個人的にはブシェ
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聖なる犯罪者(2019年製作の映画)

4.0

主人公の性格が不思議。快楽主義と神父を夢見る敬虔さが同居していて、どちらが本音か分からない。

村での事故については真摯に対応するが、禁欲的な生活からは程遠い。主人公にとってキリスト教とは、自己肯定の
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さよなら、私のロンリー(2020年製作の映画)

3.0

一風変わったファミリードラマ/コメディ。

詐欺・窃盗などを教え込まれ、通常の家族とはかけ離れたというか、虐待されてきた主人公を演じるのは、エヴァン・レイチェル・ウッド。

詐欺の片棒を担ぐメラニー(
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アンモナイトの目覚め(2020年製作の映画)

3.5

英ヴィクトリア朝時代に、ジェンダーと階級を超えて愛し合った女性2人。監督は「ゴッズ・オウン・カントリー」のフランシス・リーで、陰鬱なイギリスの風景が今作も良かったです。

内容は、ほぼケイト・ウィンス
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Saint Frances(原題)(2019年製作の映画)

4.5

主人公は大学をドロップアウトした34歳ウェイトレスで、仕事にうんざりしている。とあるパーティで知り合った年下の男と付き合い、妊娠する。

主人公はノータイムで中絶を選択。理由は「こんなひどい世界に子ど
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どん底作家の人生に幸あれ!(2019年製作の映画)

3.7

ディケンズの古典「デイヴィッド・カッパーフィールド」何度目かの映画化で、監督は「Death Of Stalin」の人。

登場人物の描き分けがハッキリしていて、主役が引き立つ作りが良いです。ギャグのセ
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Canvas(原題)(2020年製作の映画)

2.0

私は趣味なし人間なので、何か趣味が欲しいなぁと思いました。

クワイエット・プレイス 破られた沈黙(2021年製作の映画)

3.5

ネタバレあり。

終始テンション高かったですが、ホラーとファミリー映画が同居しているため、前作の方が怖さは上。

家族の状況は絶望的だけど妙な安心感があって、多分誰も死なないだろうなと予測がつく。
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