ちかミさんの映画レビュー・感想・評価

ちかミ

ちかミ

映画(738)
ドラマ(20)

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

3.4

久々にハリウッド制作の豪華な映画を観たという印象。衣装と役者の豪華さには感服しました。

話はそもそも古典なので当たり前に良い。原作に内包されていたフェミニズムを強調した脚本が、グレタ・ガーウィグらし
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もう終わりにしよう。(2020年製作の映画)

4.1

面白かったけど、だいぶ悲しいお話でした。
脚本と構成が素晴らしい!
予備知識一切なしでの鑑賞をオススメします。以下ネタバレあり。

インテリだけど生きるのが上手くいかなかった男性の妄想と自意識、記憶、
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ブルータル・ジャスティス(2018年製作の映画)

3.7

非常に丁寧に作られたB級クライムもの。脇役のキャラ設定にも時間を割いており、複雑なストーリーながらミスリードすることはなかった。

メイン2人の会話はハードボイルドを意識しており、時にユーモラス。64
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ひかりをあててしぼる(2015年製作の映画)

1.0

エリートバラバラ事件がベース。

主演女優の演技が下手でヤンクミみたいだったので真似をしながら鑑賞。

DVと共依存。メンヘラメーカー。

女を殴るどうしようもないダメ男がモテる風潮は意味不明だけど、
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Looking for Johnny ジョニー・サンダースの軌跡(2014年製作の映画)

2.0

ロッカーは見た目が大事。ギターを構えた佇まいがとてつもなくカッコよかった故ジョニー・サンダーズの伝記。

現存する素材に乏しく、関係者のインタビューで埋めた構成に正直ガッカリ。史実的に、マルコム・マク
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行き止まりの世界に生まれて(2018年製作の映画)

4.0

「mid90's」同様、スケボー少年が題材。こちらの方が苦く切ないのは、フィクションとドキュメンタリーの違いだと思う。

本作のテーマは家族。親との折り合いが付かず、スケボーに逃避する若者3人。ロック
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First Cow(原題)(2019年製作の映画)

3.8

「Meek's Cutoff」で知ったケリー・ライヒャルト(ライカート?)監督の最新作。開拓時代のオレゴンが舞台で、スローテンポの長回しを多用した作風は同じ。

腕利きのコックと中国人が、バターミルク
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In Fabric(原題)(2018年製作の映画)

3.7

曰く付きの「死のドレス」を巡るホラー・コメディ。

夫と別居中の主婦が、ブラインド・デート用にデパートのブティックに出掛け、問題の赤いドレスを買う。主婦にはジワジワとドレスの呪いが振りかかる…。

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打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(2017年製作の映画)

1.0

「巨人のちんこ、下から見るか?横から見るか?」どうしてもこのフレーズを思い出してしまい最低な気持ちです。

何を言うかが知性、何を言わないかが品性。全部だめだー。

アングスト/不安(1983年製作の映画)

4.0

殺人に憑りつかれている精神異常のドSが一家を殺害する話。

演技のテンションが強烈なので全編緊張感が途切れず、観終わった後の疲労感は「クライマックス」に近かった。

プログレ以上、テクノ未満なクラウス
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エンドレス・ポエトリー(2016年製作の映画)

3.7

己を知り自分らしくありのままで生きる。

全編感情表現は詩で綴られる。映像は過激で奇抜で独特。と言いたいいところだけど、こういう前衛アートとか詩とか表現方法が古くて何世紀前?と思ってしまった。
小人症
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病院坂の首縊りの家(1979年製作の映画)

2.5

ジャズバンドのボヘミアンぶりに時代を感じ、集中できず。

Never, Rarely, Sometimes, Always(原題)(2020年製作の映画)

5.0

ペンシルヴェニアに住む17歳の女子高生が、中絶のためNYに行く。経験人数5人、現状セフレ2人。望まない妊娠で親には相談できず、同じスーパーで働く従妹が売り上げをパクッたお金が全財産。

いざ産婦人科で
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コール・ミー(2009年製作の映画)

3.4

主人公の骨格がロバートフリップに似ていて、早く太陽と戦慄パート2を弾いてくれないかなーと待っていましたがそのまま終わってしまいました。

あの頃、君を追いかけた(2018年製作の映画)

1.0

台湾男子の好きな女の子に対する屈託の無いストレートな陽キャ感と優しさは、世界でも群を抜いていると思う。

上面だけそのままリメイクしても足元にも及ばないし意味もない。

僕らの先にある道(2018年製作の映画)

3.2

あ・・共感できず。

恋人の出会いから別れまでの長い10年。
本当にお互い愛していても、タイミングや小さなかけ違いで別れてしまう。
再会した時『もしも、あの時、ああしていたら』を考えてしまう。

そー
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ワイルド・ローズ(2018年製作の映画)

4.0

冒頭、プライマル・スクリームのカバー曲でテンションが上がり、グラスゴーのネーちゃんがナッシュビルに殴り込むサクセスストーリーだと勘違いw

ムショ帰りのシンママが、カントリーシンガーの夢と家族の狭間で
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Palm Springs(原題)(2020年製作の映画)

3.8

「俺たちポップスター」のアンディ・サムバーグ主演。結婚式当日がタイムループする話で「恋はデジャ・ヴ」を思い出す。ヒロインも一緒にループするのが面白い。

「昨日も今日も明日も同じ」毎日繰り返されるルー
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軽い男じゃないのよ(2018年製作の映画)

3.7

女を無意識に見下してる痛いおっさんが、男女の立場が逆転したパラレルワールドに来てしまう。

日常で何気無く行われる言動に、女性差別が蔓延していることをエゲツなく、丁寧に描写しています。
何が「女性差別
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The Beach Bum(原題)(2019年製作の映画)

3.8

天才詩人ムーンドッグが妻の死を契機に創作を再開するプロセスを描く。

一見破天荒に見える行動は、創作の源でもある。自分自身を解放することで、詩が湧き出てくるらしい。確かに普通のサラリーマンの書いた詩は
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The Go-Go's(原題)(2020年製作の映画)

3.6

作曲・演奏を全て手掛け、全米No.1を獲得した唯一の女性バンドThe Go-Go'sのドキュメンタリー。

LAのパンクシーンから「Beauty and the Beat」に至る前半が面白い。レアなビ
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VETERAN ヴェテラン(2019年製作の映画)

3.4

VFW=Veterans of Foreign Wars

「ドント・ブリーズ」がメチャ怖かったステファン・ラング主演のスラッシャー映画。

ベトナム戦争・朝鮮戦争上がりの退役軍人が集うバーに、盗んだ
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負け犬の美学(2017年製作の映画)

3.8

犬映画②

45歳、49戦13勝の弱小プロボクサー。
二人の子供がいて娘の夢のためにピアノを買ってあげたいが、そんな金もない。
家族を養うために、チャンピオンのスパーリングパートナーに立候補する。
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エンツォ レーサーになりたかった犬とある家族の物語(2019年製作の映画)

3.6

犬映画①

犬の視点で語られるワンコと飼い主一家の家族ドラマ。
中盤のベタなドラマはダレてしまったけど、わんこが可愛いから別にいい。
終盤のトラックを走るシーンは最高に良かった。このシーンを見れただけ
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

4.1

身も蓋もない言い方をするならば、18世紀のLGBTモノで、女子2人の関係が1枚の肖像画に結実する話。

「君の名前で僕を呼んで」のコルセット付きというレビューにウケましたが、当たらずと言えど遠からず。
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顔たち、ところどころ(2017年製作の映画)

4.2

フレンチニューシネマの巨匠アニエス・ヴァルダが、写真家/アーティストのJRとコラボしたドキュメンタリー。

フランスの片田舎に出向き、現地の人々を取材。巨大サイズに引き伸ばした写真を建物に貼る。

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WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

3.7

前半は、レスリング部の有望株としてトレーニングに励む兄が、肩の故障と恋人の妊娠により転落する様を描く。ぐるぐる回るカメラワーク、トレント・レズナーによるノイズが入り乱れ、結構シンドかった。少し酔ってる>>続きを読む

シー・フィーバー 深海の怪物(2019年製作の映画)

3.0

「Underwater」でハズしたのに、また海モノを観ました。こちらはタコではなく、イカ的な何か。

船を転覆させるのではなく、スライム状の卵で徐々に船内に侵入。人に寄生する厄介なヤツで、為す術もない
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ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

4.0

勉強ばかりしてた真面目女子(=Booksmart)2人が、陽キャの卒パに繰り出す。

2人のキャラは「自己中」と「臆病」でやや難あり。パーティに出向く理由は、勉強一筋の私とパリピのあの子がなんで同じイ
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ヴァスト・オブ・ナイト(2019年製作の映画)

3.5

撮影期間は17日間。超低予算で制作されたらしいですが、アイデア次第で面白い映画は作れるという見本のような作品。

50年代の古典SFを下敷きにしたミステリーで、会話劇メイン。観ていて思い出したのは「ギ
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ハロウィン(2018年製作の映画)

3.0

78年オリジナル版のリメイクで、ブギーマンとローリー40年振りのリマッチ。

古典的なホラーに徹しているので、ほぼ予想通りの展開。ブギーマンが何を考えているか全く不明なのがコワイ。

クライマックスで
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ランボー ラスト・ブラッド(2019年製作の映画)

1.5

ランボーの世界観はプロレスと同じ。

悪は悪で、決して善に変わることはない。世界は理不尽なことばかりで、弱者は永遠に弱者のママ。ランボーが悪を叩くことで、観客はカタルシスを得る。「怒りを忘れるな」とい
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存在のない子供たち(2018年製作の映画)

4.1

12歳の少年が「自分を産んだ罪」として両親を告発する。

貧困、虐待、親から子に継がれる負の連鎖はどこにでも起こっている普遍的な問題。

貧困、児童労働、宗教、性的搾取、人身売買、避妊・中絶とヘヴィな
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