建築家では無い、ちょっと変わり者の郵便屋さんがコツコツとたった1人で娘のために「宮殿」を作る、今も実存するシュヴァルの宮殿が誕生するお話。
フランスのガウディとも言われるシュヴァルは、パンが作れれば宮>>続きを読む
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実際にあった各地の震災と絡めたところが、地震て本当はこんな風に起こってるのかもと、ありそうで無さそうな?無さそうでありそうな?ファンタジーに仕上がっている。ひと昔前だと、女子高生が突然家出したらお金が>>続きを読む
ゴヤの名画が盗まれた実話なのですが、ハートウォーミングコメディに仕上がっている。村上春樹のNHKの受信料を徴収する親子の話を(題名は忘れたけど)思い出した。受信料未払いってどの国にもある問題なのね。奥>>続きを読む
舞台はブラジルだけど主人公はアルゼンチン人?目が見えなくなってきた老人が隣人や出会った若い女の子に助けたり助けられたりして、昔の恋人からの手紙を通して終の住処へ辿り着く
奥さんを亡くした老人が、約束を果たしにバスで最後の旅をするロードムービー。
奥さんとの回想シーンを織り交ぜながら、イギリスの美しい景色と民族問題など盛りだくさん。そこまでしなくてもと思う所はあるけれど>>続きを読む
ムーミンの生みの親トーベ・ヤンソンの物語。ムーミンも独特の世界観だけれど、トーベ自身も自由と言うか、本能のままに生きた人だった。けれど生活のために油絵を捨てて書いたイラストや小説が身を結び、社会的地位>>続きを読む
本編の後に未公開シーンが収められていたのだけれど、4時間撮れた物からカットしただけに未公開シーンも長かった。
本編は観客に想像をお任せする部分が多く、未公開シーンを見るとそこまでカットしなくても良かっ>>続きを読む
ひと夏の海辺の出来事
若さと危うさと脆さ
ロッド・スチュアートの「Sailing」がはまってた
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甥のジェシーは、くるくるの髪で可愛い見た目なのだけれど、不安定な心で大人を試したり、悪気は無いけどグサリとくる質問を並べたり、天使と悪魔を行ったり来たり。良い大人であろうと接する伯父は手を焼くのだが、>>続きを読む
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クセ強豪華俳優陣でとある団地の日常を描くと思いきや、まさかのSF⁉︎
団地のおばちゃん達が井戸端会議してるシーンは、昔のキンチョーのCMに見えてきたw
主役の夫婦が漢方薬屋を廃業したって設定が好きで、>>続きを読む
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今は亡きリバー・フェニックスとキアヌ・リーブスの美しい瞬間を残してくれてた作品。
彼の生い立ちなども知ってガス・ヴァンサントはオファーしたのだろうか。マイク役は、若くしてドラッグ中毒で亡くなるリバーの>>続きを読む
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離婚した母が1人息子を連れて実家へ戻り、少年はちょっと変わった家族と共に成長して行く。やがて小説家になった主人公が書いた自伝小説を映画化した作品。
人生で初めて映画館で見た作品だと思われる。暗い館内で見たメドゥーサが怖くて、衝撃を受けた記憶だけが残り、ストーリーはほとんど覚えていなかったけれど、後にTV上映で作品名が判明した。
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音楽が良いとの事だったのでIMAXの劇場にて鑑賞。
設定は良いと思うのですが、所々に漂う美女と野○感。竜のキャラクターデザインやお城でのダンスシーンなどは、もう少し他にあったのでは無いだろうか?
Be>>続きを読む
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雨の日にピッタリな題名だったので観てみた。
ティモシー・シャラメは好き嫌いは別として、冴えないボンボンの大学生役ハマってたと思う。この後お兄ちゃんは、変な笑い方の婚約者と別れるんだろうな。みんな自分の>>続きを読む
菅田将輝はコウちゃん役にピッタリでした。
気のせいか重岡大毅の途中ナチュラルにカミカミだったよね。
何だこの爽やかさ。現実には存在しない(しなかった)から映画で青春楽しませてもらいました
結局ルオランとルーメイどちらか分からなかったのは私だけ?どこかにヒントがあったのか?もう一度見なきゃと思わせるためなのか⁉︎
リョウが乗ってるバイクや時計などの小道具などは好きな世界観でした。
追悼の気持ちで三浦春馬作品を
役者さんは何時迄も時が止まったままキラキラ輝いて生きていて、改めて映画って素敵だと思いました。
この作品は三浦春馬が、まだ声変わりもしていない少年で、設定は16歳だけど>>続きを読む
まだ自分が何者なのかも分からない少年たちと、少女たちの精神年齢の差。でも数年も経てば大人になってしまう貴重な少年時代のホロ苦さが歯がゆい
胸騒ぎの恋人では、片思いの彼を思うシーンでマシュマロが降ってきて、この映画では幸せな2人にカラフルな洋服が降ってきて、別れのシーンでは沢山の枯れ葉が降っていた。
グザビエ・ドランの頭の中には映画を撮る>>続きを読む
グザビエ・ドラン バウンド トゥ インポシブルを見てからだと、衣装などドランのこだわりを感じさせる作品。
モテる人ってこう言うズルいところあるよねって最後のシーンw
1人ドラン祭りで先ずはデビュー作マイ・マザーから。
10代ってなんか分からないけどイライラしてて、大人と子供を行ったり来たり。母も更年期で情緒不安定。それでも全てを受けとめて欲しいのはやっぱり母なんだ>>続きを読む
子供には愛が残ってるけど、お金があればまともな生活ができるのか。子供は施設に入れば幸せになれるのか?色々なジレンマに苛まれハッピーなストーリーではない
キャストが53年の時を経て、撮影されただけあって、ジャン・ルイのボケ具合がリアルに感じた。若かりしアンヌの美貌は今も色褪せないが、80代のアヌークも驚異的な魅力を放っていて、惚れ直してしまう。夢か思い>>続きを読む
撮影場所が地元だと聞いて観てみた。
そこ此処に見覚えのある風景
色褪せないのは浅野温子のファッションと可愛さ
長さを知らずに見始めたので、途切れ度切れ。再チャレンジして観るとする
子供の頃に思っていた大人に自分が追いつかないアラサー。でも大丈夫、それ乗り越えると、子供の頃の自分が思ってた大人像の方が間違ってて、多様性の時代が来るよって、あの頃の自分に教えてあげたくなるから。乗り>>続きを読む
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パラサイトを見た後に続けて鑑賞。
半地下感はこの作品にも、犬を飼うのはお金持ちで、それを殺したり食べちゃうのは貧困層なのだけれど、殺す側から飼う側になる男性ですが、また心が折れたらどうなるのか…?
水害で汚水が吹きこぼれてきたトイレで、タバコを吸う妹。お金持ちの親子が気付く嫌な匂いで、消せない格差社会を色濃く映しだしている。2つの生活が交差するドキドキ感がすごい