のりまきさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

それから(1985年製作の映画)

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漱石じゃあない。

この映画で見るべきはカメラと着物。
ド派手な組み合わせで当時はやっていた柄物を組み合わせた、かなりビジュアル系な組み合わせを違和感なくしっとり見せたカメラ。
確か古着を漁ってという
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トップガン(1986年製作の映画)

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トニスコが、当時兄ちゃんに出来なかった「大衆に大ウケする」を見事成し遂げた記念碑的な映画。
べたなキャラにべたなストーリーで、「コクピットでヘルメット被ってると誰が誰かわからない」問題をクリアし、派手
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ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー(2008年製作の映画)

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前回恋がかなったヘルボーイはとってもライト。それ惚気?はい惚気ですよね?って感じでイチャイチャ。すっかり大人になったリズの凛々しいまでの姉御っぷり!
その代わり純情エイブが、エルフの姫君と悲しい恋をす
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アナと世界の終わり(2017年製作の映画)

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ゾンビとミュージカル、両方好きなので見てみたら、全くダメ。両方とも中途半端。「国語と数学が得意!」って言ってる子が45点と55点とってるみたいな。それ得意っていう?
自分の子供のでてない学芸会は見ませ
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ワンダー・ボーイズ(2000年製作の映画)

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小説家のグラディはもう七年も新作を書いていない。学生を教えながら学長と不倫をし、ヤクをきめている。学長のパーティーで出くわした銃を持った学生を宥めるためにこっそり主の寝室に忍び込み、秘蔵のモンローのジ>>続きを読む

ボウリング・フォー・コロンバイン(2002年製作の映画)

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アメリカは銃と建国以来切っても来れない仲。それをこういう形でシンプルに「なんで?」と言ってくれるのは極東の島人にはとてもありがたい。
また、こういうやり方で自分の考えを世に普及させるやり方もあるんだよ
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フライトナイト/恐怖の夜(2011年製作の映画)

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自分が吸血鬼に欲しいものを持っていなかったので・・・。
まず、ガンガン走って追っかけてこないで。物理的に襲ってくるのナシ。ガツガツしすぎ。こっちが必死こいて逃げてるのを見て「へら~」って笑っててくれな
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フライトナイト(1985年製作の映画)

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ホラー番組「フライトナイト」に夢中な高校生チャーリー。ある日、隣人がおかしな動きをしているのに気づいた。警察に通報してもわかって貰えず、逆に隣人にマークされることに・・・。
この作品の魅力は主人公サイ
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幸せの始まりは(2010年製作の映画)

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いいかげんな恋人と付き合っていた女性が不器用な男と出会って次第に心惹かれていくというベタベタなストーリーだが、主演3人が可愛い。ソフトボール選手であるという設定が全く効いていないヒロインは性格もかなり>>続きを読む

冷たい雨に撃て、約束の銃弾を(2009年製作の映画)

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マカオで暮らしていた娘夫婦と孫が何者かに殺された。フランスから飛んできたコステロは復讐を誓い、3人の男を雇う。犯人を追い、香港へ飛ぶが見つけた相手は・・・。そしてもうひとつの問題が・・・。かつて戦場で>>続きを読む

アイリス(2001年製作の映画)

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大恋愛の末に結ばれた、才気溢れる作家アイリスをジョンは崇拝していたが、彼女はアルツハイマーにかかる。どんどん言葉を失い、思考力を失っていく妻を必死で介抱するが、次第に手に負えなくなっていく。ただ描けば>>続きを読む

ハーモニーベイの夜明け(1999年製作の映画)

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このタイトル『ショーシャンク』を意識しすぎ。カリスマ性のある主人公が非道な所長が牛耳る監獄から脱獄?という大筋は似ているがテーマは全く違う。
そもそもホプキンス演じる博士が投獄されているのは精神病棟。
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アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017年製作の映画)

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アリソン・ジャネイは素晴らしかった。

ほかの点はちょっと・・・。
マーゴットは健闘していたけれど、そもこのトーニャの言い分を描くというのがかなりビミョー。言ってる内容もかなりビミョー。
アリソンの演
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メリー・ポピンズ リターンズ(2018年製作の映画)

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エミリーのメリーポピンズは、より原作に近い感じ。ツンとしてる。

シングルファーザーになったマイケルは桜通りのあの家で銀行員として働きながら子育て。でも融資切れで家を取り上げられそうになり・・・。その
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ペット・セメタリー(2019年製作の映画)

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旧作とは違う気持ち悪さ。
「子供、可哀想」とか「親、可哀想」とかいうところ一切無し。おぞましさメイン。

1番怖かったのは事故のシーン。

個人的には娘がのっけっから振り切ってる状態「ママは私が嫌いみ
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主人公は僕だった(2006年製作の映画)

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くそ真面目な国税局員ハロルドは幻聴に悩まされている。自分の思考行動を解説する声。誰かが自分を主人公に小説を書いている?
声から逃れるために自分を縛っていた規則から少しずつ外れていくハロルド。憧れの女性
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オールド・ボーイ(2003年製作の映画)

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すごく評判が良くてドキドキしながら見て、ハマらなくてガックリした作品。
主人公が汚いのや、暴力描写がドギツイからでなくて、話が陰惨で泥臭いからでもなくて、オチと描き方が嫌いなの。
筋は嫌いじゃないけど
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フラッド(1998年製作の映画)

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洪水の街で現金300万ドルを巡っての三つ巴。

セットで街を作って水没させるという大金の使い方をするも、前年の『タイタニック』と比べ水の使い方にダイナミズムがなかったせいか本国でも大ゴケした残念な作品
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運び屋(2018年製作の映画)

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また娘に謝ってる。(今度は本人)

妻にダイアン・ウィーストを持ってくるあたりね。もう、ね。

ダイアン・ウィースト上手い。旦那の放蕩を、全て妻の人徳でチャラにするっていうアレですかね?
でもね、許さ
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イノセント・ラブ(2004年製作の映画)

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スリーサムものなので、許せない人は回れ右。

幼い頃敬愛していた兄を失ったボビーは母、父を立て続けに亡くし、親友の家に引き取られる。共に育つうちに親友のジョナサンは友情以上の感情に捕らわれ罪悪感からN
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バンブルビー(2018年製作の映画)

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一生懸命「あの頃」を演出しようとしているがそうでもない。

でもとにかくヘイリーとバンブルビーが可愛らしくて、可愛らしくて。

本当にそこにいるように感じる。ヘイリー演技上手すぎ。

イカとクジラ(2005年製作の映画)

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ジェフ・ダニエルズが嫌味なインテリ(落ち目ただいまの職業高校教師)、ローラ・リニーが我の強い母(新進気鋭の作家)になり離婚劇を繰り広げる。振り回される、父寄りの兄ウォルト16歳、母寄りの弟フランク12>>続きを読む

ブラック・ダリア(2006年製作の映画)

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撮るとか言ってたフィンチャーが『ゾディアック』の方に行っちゃったので、デ・パルマにお鉢が回ってきた作品。引き受けなきゃ良かったのに。
そもそもが無理難題。デ・パルマの得意分野とは似ているようで全然違う
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遠い空の向こうに(1999年製作の映画)

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閉塞した炭鉱町で育ったホーマーは、スプートニクの打ち上げに触発されてロケット作りに熱中する。しかし寂れつつある炭鉱の存続に腐心する父は理解を示さず、自分の跡を継ぐことを強要する。世界に羽ばたこうとする>>続きを読む

トワイライト 葬られた過去(1998年製作の映画)

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ポール・ニューマンがスーザン・サランドンのギャラがとても少ないことに気づいて「じゃあ分けてあげるよ」と助けてくれたのはこの映画。「彼は本当に素晴らしい人」とべた褒め。

ナイロビの蜂(2005年製作の映画)

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「テッサ」

フェルナンド・メイレレスの手腕の見事さ!
妻の疑惑をひとつずつ晴らすごとに愛を再確認していく男に、女に振り回されることにかけちゃ天下一のレイフ・ファインズ。面白いほどTシャツが似合わない
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ジャックはしゃべれま1,000(せん)(2012年製作の映画)

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出版代理人のジャックは口先だけで世渡りをする男。相手をおだてあげたり煙に巻いたりで上手くやってきた。本を出版するためにグルのシンジャにあった日に家の庭に謎の菩提樹が!
ジャックが一言発すると葉っぱがハ
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ヒストリー・オブ・バイオレンス(2005年製作の映画)

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3年前街にやってきたトムはバツ1コブ2の美人と恋に落ち結婚、ダイナーの主人として幸せな生活を送っている。しかし、ある日強盗が入り、凶暴な犯人たちは従業員の女性を傷つけようとした。その時トムが見事な手並>>続きを読む

9か月(1995年製作の映画)

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なんか変な感じだなーと思っていたらフランス映画のリメイクだそうな。なるほどね。と胸落ちするようなおフランスな話。これがフランス映画だってら面白いんだろーなってネタばかりなんだけど、ヒュー様だとお寒いか>>続きを読む

モーリス(1987年製作の映画)

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日本でも昔っから大人気のこの作品。さもありなん、見事に「恋」を活写しているんだもの。相手に触りたくて、至近距離にいたくて、なのに周囲も相手も許してくれない。クライブがあんなに逃げ回らなけりゃモーリスだ>>続きを読む

ラストキング・オブ・スコットランド(2006年製作の映画)

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あれあれ『人食い大統領アミン』って映画あったよなって思ったら『アフリカ残酷物語 食人大統領アミン』だった。こちらは未見だが、実録物でありながらあまりの内容にスプラッタ扱いの作品だったと記憶している。>>続きを読む

ドミノ(2005年製作の映画)

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トニスコだし、キーラだし、ルーシー・リューもいるしと、家人とトライして、2人ともものの15分で脱落した思い出の映画。
画面にやられて瀕死になった。殺虫剤かけられたゴキブリみたいになったから、もしかした
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聖トリニアンズ女学院 史上最強!?不良女子校生の華麗なる強奪作戦(2007年製作の映画)

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アナベルは叔母が校長をする全寮制高校へ転校。そこは枠からはみ出した女の子が自由を謳歌する学校だった。ところが財政の問題で学校の存続は風前の灯火。生徒たちは金策のために『真珠の耳飾りの少女』を盗む計画を>>続きを読む

風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

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すごくよくできてるんだけど原作の方が面白いんだよね、悔しいことに。

1度見ても損は無い。見たことない人は是非。

「焼き払え」はとてもよく使わせてもらった。宮崎アニメの傍若無人な女の人、本当にチャー
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the EYE 【アイ】(2002年製作の映画)

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盲目の主人公は角膜移植により光を得る。しかし同時にありえないものを見るようになる。幽霊。そして死者を連れてゆく黒い影。理由を知るために彼女に好意を寄せる医者と角膜提供者の住んでいたタイへ飛ぶ。彼女の目>>続きを読む

モンスター・ハウス(2006年製作の映画)

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怖い家の話は色々あるが、これはもうどストレートに家が人を食べる。顔に見えるんじゃなく本当に顔っていう。
主人公のDJの向かいの家のおじいさんは敷地に入ったおもちゃを決して返してくれない偏屈じじい。しか
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