コンスタンティノープルとマダガスカル
催眠術ネタですがエンディングはとにかく秀逸
ゲラッゲラ笑わせてもらいました◎
だいぶしんどい作品でした
団欒なんて美しいものはなくて、コンビニ飯を貪るだけ
家族の風景なんて美しいものもなく、家で起きる全てが地獄の諸行
そんな地獄を産み出した当人には自覚もなく、罰として生きて苦>>続きを読む
中島監督作は松子ぶりだったので楽しみにしていたんですが、己をストレートに込めきってて感心しました笑
派手で娯楽で中二でホラーで胃もたれ起こしそうでしたが松たか子登場でもうダメでした笑
この灰汁の強>>続きを読む
脇役ミュージシャン率が妙に高いキャストでしたね
伊丹十三が役者してるのもみたことなかったので妙な感じでした
このレベルのメンヘラって存在するんすか…てレベルの粘着力でしたが大原麗子さんお綺麗でした、>>続きを読む
ドニーイェンの歯並びの良さにちょっと狂気を感じなくもないが縁あって観ました
詠春拳の達人葉問さんがならず者道場破りや日本軍と訳あって闘うんですが、基本的にスマートでいざ闘う時やスイッチ入ったときとの>>続きを読む
朝イチ向きの映画ではないかもしれないがせっかくなので映画館で
ひたすら水をくみ染み込むばかりの土地に撒き僅かな作物で生活を営む
山羊も草を食みアヒルも餌を食べ人もモノを食べる
環境音ごとは録ってはお>>続きを読む
華やかなキャストで~ってところでちょっと敬遠してたんですが、むしろそのキャストらが全員持ち味全開で結果大満足しちゃいました
広瀬すずは役者人生を今後どう進んでいくかは分かりませんが、彼女の十代の瑞々>>続きを読む
前回観たときレビューしてなかったのか!
年末が近づくと何故か無性に観たくなる、たまたまCSで放映されていたので勿論観賞
良くないところがないんだけど、今回はウィテカーのパートがグッときました、あの>>続きを読む
仮設トイレの暗闇の中、主人公の弛緩した表情が全てなのか
あのモヤーンとした空がずーっと張り付いてる感じが堪らない
緩いところはホントに緩みきってて笑っちゃうんだけど突然の暴力で一気にサーっと感情の波>>続きを読む
町山撰ということで
実際のカウボーイの経験談からこの作品は着想を得て作られたらしく、小綺麗さは皆無(主人公だけは若く綺麗)で砂嵐にまみれながら大量の牛を引き連れて北へ進む
スタンピートで踏み殺され、>>続きを読む
任侠モノにしては妙なエモさがあり中々のヒット、人物の描写が多かったからかな
健さんの目が恐ろしいのと鶴田浩二の顎の演技はいつもイイですね
指詰めのシーンが唐突にカッコよかったりラストの鏡がトンでもな>>続きを読む
タイトルで観るの決めたんですけどヴィスコンティは初かな、イタリア語の耳馴染みが最近良い
とにかく1855年?というものを生で見てるような気分になれるくらいセットも街も田舎も美しくて単純に感動しちゃう>>続きを読む
溝口作品鑑賞はニ作目
いつも4kリマスターの鮮やかさには度肝を抜かれますが今作も60年以上前の作品とは思えぬクッキリスッキリヌルヌル具合でした、見やすくてありがたい
悲恋であり逃走劇でもあり結構盛>>続きを読む
三船がにゃあにゃあワンワンいう
にしても三橋さんがギラギラのブリブリで笑ってしまった
淡島さんのチャキチャキぷりも良い
おらあ飛びっちょするぜ!とどぶろく三升!が頭にこびりつきます
劇画漫画をまん>>続きを読む
ちょっとゴツい仲代さんの勝海舟にまずテンションが上がったんですがチョイ役だったのが残念笑
竹中直人ってか東洋人てやっぱ顔デカイんだなと思いつつ喜八との相性は想像通りでした笑
にしても真田さんがやっぱ>>続きを読む
序盤の寅さんはいつになくむちゃくちゃでなんとなく不穏な感じがしつつも要所でやっぱり笑かせてくれます
寅さんの話を大人しくみんな聞く風景が本当に好き
葬式もいつものダブルなのか寅さん
柴又駅でのさくら>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
主要キャラを画面内に配置させたらフェリーニに勝る構図みせてくれる人はそういないと思う
モラルドはいつもどこか面白くなさそうで良い
最後、乗った電車からグイドと簡単なお別れをししゃがみこむ
見送る列>>続きを読む
あれをあれしてのように会話に「あれ」が執拗に出てきます、監督はそこに何を込めていたのか
そんなことは抜きにしても終盤のやりとりがどれも秀逸、一対一のやりとりが抜群だった
観察する阿部ちゃんと池松さ>>続きを読む
ミュージカル映画と謳われてる割にミュージカル部も想定値を下回り、ストーリー的にもイマイチ入り込めず、ただ「映える」映像をみせられただけな印象
エンディング部が特に釈然としない
これは受け手の偏りに起因>>続きを読む
シャープでキレッキレなたけしさんだけでも満足
テレビで見る芸人ビートたけしからこの凶暴凶悪なたけしさんを観た当時の人らは自分が受けた衝撃より強いものだったんじゃなかろうか(これより前から役者業もやって>>続きを読む
こんなに青い夜が沖縄にはあるのか?なら行ってみたい
まったく眼の笑ってない武さんがおどけてるのが歪だし、漣さんの恫喝も良い
海辺でのやりとりは基本的に秀逸でエンドロール明けとの対比が刺さる
高橋との>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
旧フランス領アルジェリアのカスバを舞台に遠いパリのことを思う作品
ジャンギャバン男前です、スリマンと堂々とやりあうが序盤に言われた通りになってしまった、ニクい
瀕死で戻ったピエロの復讐シーンとエンデ>>続きを読む
天皇亡き後の黒澤組作品
自然や景観の美しさがまず良い
で宿屋の大部屋である、貧しい流浪の人たちが長雨で足止めをくらいゴタゴタと寄せ集まるあのカンジ、たまらんですね
振る舞いがとても気持ち良くはある>>続きを読む
志村喬の若者を制しつつのイビりが良いです笑、良い上司
50年代の映画だからなのかは不明ですが画の質感が厚塗りというか軽薄さがない
松本清張モノとしては余り評価される内容ではないみたいですが、なかな>>続きを読む
緊張感はあるしスリの技巧をフォーカスした撮影など面白い点も多いが80分でやりきってるかといわれると話の部分はやや弱く感じた
エンディング、男女の話なんて案外そんなもんだったりするがなんだか釈然としない>>続きを読む
カナダの画家モードルイスの半生を描いた作品
邦題しあわせの絵の具ってほんわかなタイトルになっちゃってるけど、そんな生易しい映画でもないかと笑
モードやエベレットに対する世間の目はあまり優しいモノで>>続きを読む
豊島区の一角に居た熊谷守一の一日を描いた作品
希林さんが亡くなったのもあり観てきました、山崎さんも希林さんとほぼ同期らしく長生きしてほしいなと思ったり
ゆっくりとしていて静かな映画なんですけどばか騒>>続きを読む
一時間弱で映画として成立させるあたりは流石と思いました
こちらの集中力のせいか台詞がイマイチ入ってこなかったんですがヒッチコック的な演出はある程度堪能出来たかと
終盤がね…なんかぐしゃっとしてしま>>続きを読む
タイトルがまず良い
若かりし頃の釜足さんみれるだけでもありがてえ…って感じですが成瀬的喜劇、ここでもやっぱり金の話笑
サイレントの手法をまだ引きずってる所も込みでほのぼのとして良いです
話としては>>続きを読む
冗長に感じてしまう部分が多く感じた、編集により時間をかけることのできた海外版の方が上映時間が短いらしくなんとなく納得
それでもやはり黒澤天皇、画力の説得力は他の追随を許さずオープニングから思わず唸ら>>続きを読む
サリーホーキンスにオールデンエアエンライクと良い役者を見抜く才もあるんだなあと
ウディアレンご本人登場しないのでイマイチしっくりこない部分もあったんですがケイトブランシェットの堕ちっぷりは見事
そ>>続きを読む
昭和のスタアは顔面の濃度から何から何までとにかく全てが濃いのでオールスター出演となると、こちらが要求するような出演時間になりようもなくああ!もう退場かよ!となってしまうのが惜しいところですね笑
とは>>続きを読む
冒頭の夢こと茶番には毎度爆笑してしまいがちですが今作も中々の傑作です笑、寅やの面々が次々とあの有名な巨大鮫に…笑
肝心の本編は宇野重吉扮する日本画家と太地喜和子演ずる龍野の芸者とのお話
これもいつも>>続きを読む
原田美枝子のデビュー作で家城巳代治の遺作
十代半ばの暴走気味な無垢さが目に痛いのだが今時分はこんな直球な感性の子供も少ないのかもしれないなと思ったり(それでも何かとオカシイ主人公なんだが)
にしても>>続きを読む
優しい世界を地でいくといいますか、若い夫婦が大人たちに励まされ諭され成長しながら生きていく、そんな時代の作品
三船にほら元気出せよって酒ダバダバ注がれたら元気でるよなと笑
津島恵子が妙に出来た姉であ>>続きを読む
老いても美しい上原謙
郵送で届く脅迫フィルムなどツッコミたくなる要素は多々ありますがイマイチ緊張感に欠ける世界をかけた闘い笑
海底軍艦の僕の考えた最強の戦艦感も強烈です
人物への迫りかたとか意外な手>>続きを読む