田中さんさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

田中さん

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真実の行方(1996年製作の映画)

4.0

今でこそ売れっ子のエドワードノートンだけど、自分はこの映画で初めて出会った。なんていい役者なんだ。一気に沼に落ちてしまった。あんまり法定サスペンスは好きじゃなかったけど、まんまとしてやられたよね。苦手>>続きを読む

127時間(2010年製作の映画)

3.8

極限まで追い込まれて半狂乱になる人の状況を描かせたらダニーボイルは天才だよね。しかもあの狭い隙間で一本映画を作っちゃうからやばい。止血方とか勉強しとこう。

恋する惑星(1994年製作の映画)

3.6

これを機にブエノスアイレスとかみたけど、正直これ以上の名作はなかった。空気感やホテルカリフォルニアや暗い色調やフェイウォンの可愛さがイイ◎ショートカットの似合うツンデレな女の子っていいよね

アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)

3.0

共感できるーって言うと語弊を生んでしまうけど、原来男という生き物は元気な子孫を残すために若い子を好む傾向にあるのだよ、と言い訳をしておく。と前置きしておいたところで、ケビンスペイシーに共感できます。キ>>続きを読む

硫黄島からの手紙(2006年製作の映画)

3.2

父親たちの星条旗のついになる作品だっけ。敗戦しGHQによる支配を受け、軍事力を持たない極左(?)になった日本で、平和主義こそ正義という思考のみに縛られているので、加瀬亮が美化されて写りがち。でもお国の>>続きを読む

ムーラン・ルージュ(2001年製作の映画)

4.0

絢爛豪華な映像や懐かしい名曲で彩られるザ・ブロードウェイなミュージカル映画。話は単純明快なのですごく入ってきやすい。この映画にインスパイされてアブサン飲んだけど、何あのお酒w洗剤じゃんw

海の上のピアニスト(1998年製作の映画)

2.5

戦場ピアニストとして雇われて一度も陸に上がったことがない、という男のお話、だっけ?なんとかなピアニストがこの頃のブームだった気がする

南極料理人(2009年製作の映画)

3.2

南極大陸の壮大さと対照的にそこで繰り広げる細々とした地味なストーリーのゆるさに癒される。個人的に松尾スズキがシャワーに入るシーンが好き

ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

おじいちゃんがしてくれた昔話というなの御伽話が全部ほんとだったんだ!って話だったと思う。ティムバートンのとんでも設定とブラックユーモアを交えたストーリー、映像の美しさも相まってエンタメとして高い水準の>>続きを読む

人狼 JIN-ROH(1999年製作の映画)

3.5

人狼ゲームが流行ったけど、自分の中では人狼はこっちなんだよな。特殊部隊のアーマーと地下の攻防戦がとてつもなくカッコいい。当時安保闘争とか日本赤軍とかの知識があればもっと楽しめたのになぁ

ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

3.0

独特!キューブリックとか観てるみたいになった。これはさ、考えちゃダメなんだと思う。世界観に酔いしれて、強めの酒をかっ喰らいながら観るのが正しい見方な気がする

おもひでぽろぽろ(1991年製作の映画)

2.8

細部にまでこだわってる感じがひしひしと伝わってくるけど、そこまで必要かなぁって思った。昭和の田舎の風景だけを叙情的に描いて他をあっさりさせた方がより感情的に際立ったかもしれない。

ノートルダムの鐘(1996年製作の映画)

3.8

ディズニーではいちばん好きかも。自己肯定感が自分自身低いからなおさら共感できるのかな。報われない誰も幸せになれないけど、それがいい。フロロにさえ同情できてしまう

夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

4.0

情報量多すぎアンドスピード感!それがたまらなく好き!過剰なデフォルメなのにアートとして、イラストレーションとして成り立っているのがすごい!

かぐや姫の物語(2013年製作の映画)

3.0

美しくて儚い。わびさびを感じるジャパニーズイラストアートって感じ。

風立ちぬ(2013年製作の映画)

3.0

あえての時代作りがすごい。つくりものではないリアリティがある

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.0

能年ちゃんの声が最初違和感あったけど、だんだん慣れてきて、感情が入ってきた頃にアノ日がやってくる。恐ろしく切ない…

アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

3.8

なにかと話題のAKIRA。2020年の東京五輪が予言されていたり、中性子爆弾的なものだったり…そういう都市伝説的なもの無くしても、近未来の荒廃した都市で生きる若者たちがカッコよすぎる。金田は超人的身体>>続きを読む

天空の城ラピュタ(1986年製作の映画)

4.0

たまらない。恋も冒険もサスペンスも全部詰まってる。ロボット兵の強さの衝撃。この映画はたまらない。すまんがこの映画をしまってくれんか…わしには強すぎる

モンスターズ・インク(2001年製作の映画)

3.0

否応なしにいいんだよね。しかも石ちゃんと田中がまた演技演技してなくて逆にいいんだよ

風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

4.0

映画観て、原作読んで映画はその一部だと感じて、また映画観る。このループ。やっぱり中二設定好きなんだなって気付かされる。

魔女の宅急便(1989年製作の映画)

3.5

もはや説明不要だけど単純に素敵な話。魔法とか魔女とか、大それたものじゃなく生活のすぐ隣にあるのが良いのかも。それこそウルスラの画力と同価値で魔力があることがいい!あとパン屋の旦那に山ちゃんを充てる贅沢>>続きを読む

もののけ姫(1997年製作の映画)

3.8

思考優先で評価。自然と人間、権力と鉄とか色々思いを馳せさせてくれる。神武東征や桃太郎の話など、興味があ理すぎる自分にとってはこのストーリーはいい肴になる

ハウルの動く城(2004年製作の映画)

2.5

そういえばハウルは観てないなぁっておっさんになって初めて観たけど、正直うーーーんってところ。

となりのトトロ(1988年製作の映画)

3.8

小学校の時、風邪で学校を休むたびビデオに撮ったトトロを観てた。今ではほとんどのセリフが言える。問答無用で殿堂に入れざるを得ない。

千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

3.8

オマケの夜かシネマンションで「尋」が水深を意味すること、千尋が千になったことで川の記憶を奪われたことを話してて、うわぁって眼から鱗が落ちた。釣りするからヒロはめっちゃ使ってたのに。おまけに古事記とかが>>続きを読む

サマーウォーズ(2009年製作の映画)

4.0

もう言わずもがなだよね。おばあちゃん最高です!よろしくお願いしまぁぁすって叫んじゃう

ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008年製作の映画)

3.5

おじいちゃんスタートで赤ちゃんゴールっていうとんでも設定なのに、自然に観ることができるのは監督、脚本の手腕でしょう。物語が進むにつれて出てくる、「ってことは、え、どうなるの?」にちゃんと答えてくれるか>>続きを読む

ライフ・イズ・ビューティフル(1997年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

「これはゲームだよ」っていうお父さんの姿すごく記憶に残ってる。ガス室のシーンとか、本当に目も当てられない。どんなに暴力を振るわれても、敵は必死だと諭す姿は本当に泣ける。

英国王のスピーチ(2010年製作の映画)

3.5

チックを持つ子供を知っているが、あれって精神状態にすごく影響されるんだよね。事故とかでなっちゃう人もいるし、生まれつきの人もいるけど、主人公のように精神的な安定がいちばんの特効薬という場合も多いと思う>>続きを読む

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

3.5

今公開されている映画のように、描写全てを理解できるように説明するシーンを挿入したら、キューブリックの作品は6時間じゃ足りないんじゃないかな。見る側に解釈を委ねる姿勢はアートであると言える。

フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

3.5

存在自体があげまん(?)のガンプがもたらす、さまざまな群像劇。人生を全て肯定的に捉えるストーリーはほっこりします

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

3.2

少年期は見るもの全てが目新しくて、ただのゴミでも世紀の大発見の如く想像力とドラマを勝手に創造してしまう。それは大人になった今では取り戻すことができない宝物だって事を改めて知らされる。ノスタルジィに浸り>>続きを読む

グリーンマイル(1999年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

名作ともてはやされてハードル上げ切った状態で観たからかもしれないけれど自分的にはまらなかったなぁ。マイケルクラークダンカンは見るからにイイ人そうだし、悪いものが虫みたいにしてブァーって出るのはちょっと>>続きを読む

セブン(1995年製作の映画)

4.8

言わずと知れた名作!七つの大罪についても神曲についてもカンタベリー物語についてもこの映画きっかけで知ることになった。独特の陰鬱とした濁色で統率された映像や、モーガンフリーマンやブラピの渋い演技も相まっ>>続きを読む